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可愛いを独り占めするのは、心苦しく思います……ので
第384話:単なる愚痴だな! ※読み飛ばしても、本編に全然支障無いです
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題名にもありますが、本編には殆ど関係無いまさしく愚痴です。
舞台もゲーム内ではありません。
イライラすると思うので、読まなくても全然支障無いです。
────────────────
「と、言うわけだ」
職場の休憩中にペットカフェの進捗状況を同僚のメガネに報告する。
こいつもペットカフェを楽しみにしている一人だからだ。
「その店がなければ、すぐにでも開店できんのか!何とかしろ!お前の友人の力で!!」
いやいや、馬鹿だろ、お前。
「運営が放置しているものをどうしろと?」
「だよな~」
二人でフッと笑ってしまった。
「何なに?何の話ですか?」
同僚の女子社員が声を掛けてきた。
オタクを自称する彼女は、ゲームではなくドールとかいう物にハマっている。
かなりリアルな物で、関節が動いたり、目玉がガラスだったり、1体何万から何十万もするそうだ。
ゲーム内の話だけどと前置きし、件の店の話をした。
「それ、同じような事をする人が私の知人の同級生にいますよ~」
どこにでもいるのか、あれほど酷いクズ人間が!
「えっと、学生時代は長編の漫画を借りたら、そのまま借りパクして売っぱらったんだとか」
「え?それは貸した人もすぐに返してもらわないのが悪いような……」
「それが本当は、違う長編漫画との交換のはずだったんだって。それでいつまでも返ってこないし、交換の漫画も貰えないから『返して』って言ったら『1回貰った物だから返す義理はない』とか言って拒否。『交換でしょ』って言ったら、そんな話してないって」
うわぁ、最悪だな。
「しかも交換なんて聞いてないって言い出して『聞いたか否かを今になってあれこれお話しするのはお互いになんの益もないので、これ以上の言及はいたしません。』って、手紙を渡されたんだって!」
それは……お前が言う事か?って感じだな。
「ドール関係にも進出してるんだけど、帽子とボアウィッグ交換の約束だったのに、帽子を受け取ってそのままらしいです。あと、普通のウィッグを受け取って、代金払ってないです。たかが3千円だからって、私の知人達は諦めちゃってます」
達!?被害者は複数人!
「しかも先述の知人は、家をリフォームする際に引越し作業手伝って貰ってて。リフォームだから引越って2回するじゃないですか!それで手数料と足代を1回目に先渡ししたら、2回目の当日ドタキャンしたんですって!信じられます?」
「信じられないな。当日ドタキャンって、人間としてどうなんだ?」
「遊びのドタキャンとは違うからなぁ」
「ですよね!なのにお金も返さず、謝罪もなかったそうです」
マジで駄目な人間だな。
「その後、知人の方が携帯クラッシュして連絡取れなくなったけど、偶然Twit○erで見つけて連絡したら、本人だと証明出来ないから返金しないって言われたそうです」
「二人にしか判らない話とかしたら良いんじゃないか?」
メガネが当然の事を言う。
「そんなのしてますよ~!私、Twit○erのやりとり見せてもらいましたもん。最終的に返金には応じてたけど、今度はWeb銀行口座なんて捨て口座には入金したく無いってゴネてましたよ!」
銀行口座って、Webだろうがちゃんと本人確認や審査があるって知らないのだろうか?
プリペイドカードとかと勘違いしてるのか?
まぁ、この同僚と同い年ならあり得るか。まだ20歳そこそこだったか。
「え?ドール関係の知人の同級生ですから、私の母より年上ですよ?」
うちの母親と同じくらいの年齢の人の話だった。
「最終的には、手数料を引いた金額が振り込まれたそうです。『正直、この歳になってこんなやり取りすると思わなかったよ…』ってメッセージ付きで!」
お前が言うか?って俺なら言う。間違いなく言う。
ペットカフェの話をしていたはずなのに、妙に疲れた休憩時間になった。
クズはどこにでも居るって事だな。
同僚女子は、スッキリした顔をしていたがな!
舞台もゲーム内ではありません。
イライラすると思うので、読まなくても全然支障無いです。
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「と、言うわけだ」
職場の休憩中にペットカフェの進捗状況を同僚のメガネに報告する。
こいつもペットカフェを楽しみにしている一人だからだ。
「その店がなければ、すぐにでも開店できんのか!何とかしろ!お前の友人の力で!!」
いやいや、馬鹿だろ、お前。
「運営が放置しているものをどうしろと?」
「だよな~」
二人でフッと笑ってしまった。
「何なに?何の話ですか?」
同僚の女子社員が声を掛けてきた。
オタクを自称する彼女は、ゲームではなくドールとかいう物にハマっている。
かなりリアルな物で、関節が動いたり、目玉がガラスだったり、1体何万から何十万もするそうだ。
ゲーム内の話だけどと前置きし、件の店の話をした。
「それ、同じような事をする人が私の知人の同級生にいますよ~」
どこにでもいるのか、あれほど酷いクズ人間が!
「えっと、学生時代は長編の漫画を借りたら、そのまま借りパクして売っぱらったんだとか」
「え?それは貸した人もすぐに返してもらわないのが悪いような……」
「それが本当は、違う長編漫画との交換のはずだったんだって。それでいつまでも返ってこないし、交換の漫画も貰えないから『返して』って言ったら『1回貰った物だから返す義理はない』とか言って拒否。『交換でしょ』って言ったら、そんな話してないって」
うわぁ、最悪だな。
「しかも交換なんて聞いてないって言い出して『聞いたか否かを今になってあれこれお話しするのはお互いになんの益もないので、これ以上の言及はいたしません。』って、手紙を渡されたんだって!」
それは……お前が言う事か?って感じだな。
「ドール関係にも進出してるんだけど、帽子とボアウィッグ交換の約束だったのに、帽子を受け取ってそのままらしいです。あと、普通のウィッグを受け取って、代金払ってないです。たかが3千円だからって、私の知人達は諦めちゃってます」
達!?被害者は複数人!
「しかも先述の知人は、家をリフォームする際に引越し作業手伝って貰ってて。リフォームだから引越って2回するじゃないですか!それで手数料と足代を1回目に先渡ししたら、2回目の当日ドタキャンしたんですって!信じられます?」
「信じられないな。当日ドタキャンって、人間としてどうなんだ?」
「遊びのドタキャンとは違うからなぁ」
「ですよね!なのにお金も返さず、謝罪もなかったそうです」
マジで駄目な人間だな。
「その後、知人の方が携帯クラッシュして連絡取れなくなったけど、偶然Twit○erで見つけて連絡したら、本人だと証明出来ないから返金しないって言われたそうです」
「二人にしか判らない話とかしたら良いんじゃないか?」
メガネが当然の事を言う。
「そんなのしてますよ~!私、Twit○erのやりとり見せてもらいましたもん。最終的に返金には応じてたけど、今度はWeb銀行口座なんて捨て口座には入金したく無いってゴネてましたよ!」
銀行口座って、Webだろうがちゃんと本人確認や審査があるって知らないのだろうか?
プリペイドカードとかと勘違いしてるのか?
まぁ、この同僚と同い年ならあり得るか。まだ20歳そこそこだったか。
「え?ドール関係の知人の同級生ですから、私の母より年上ですよ?」
うちの母親と同じくらいの年齢の人の話だった。
「最終的には、手数料を引いた金額が振り込まれたそうです。『正直、この歳になってこんなやり取りすると思わなかったよ…』ってメッセージ付きで!」
お前が言うか?って俺なら言う。間違いなく言う。
ペットカフェの話をしていたはずなのに、妙に疲れた休憩時間になった。
クズはどこにでも居るって事だな。
同僚女子は、スッキリした顔をしていたがな!
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