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オマケ集
3月3日は小春日和
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※間 に 合 い ま せ ん で し た
───────
───────
若草の月3日。
3月3日は、桃の節句!雛祭り!
女の子の成長をお祝いする日だ。
前世じゃ、妹のために7段のでっかい雛飾りを、父さんと2人で組み立ててた。
「灯りをつけましょぼんぼりに~♪」
「お花をあげましょ桃の花~♪」
「五~人囃子って、順番どーだっけ?」
「とりあえず、真ん中を太鼓のマクベスさんにすれば、バランス取れそうですよ。」
今は小梅と時雨のために、詩音が作ったマスコット雛人形を並べている。
毎年、五人囃子から下が解んなく成るんだよなぁ。
「右大臣と左大臣って、どっちがどっち?」
「ビルムさん風の方が、右大臣です。」
「はいよー。」
この右大臣左大臣なら、覚えやすくていいな。
前世のやつは、着物が黄色か紫かくらいの差しか無かった。
「……右って、此方から見て右?人形から見て右?」
「……どうでしたっけ。」
「…………そもそも、お内裏様とお雛様、左右コレ合ってんの?」
「…………自信無くなって来ました…!!」
ん?あれ?
三人官女も、あやふやに成って来たぞ…?!
盃持ってるのが真ん中なのは解るけど…柄杓と注ぐやつ、どっちがどっちだ?!
まあいいや!雛飾り、完成!
ヴァールフラン家風変わり雛、四段飾り!
人形の順番は適当だけどね!
え?ぼんぼりは、どうしたって?
俺は土台と屏風で、詩音も人形12体で力尽きたよ…
「皆~良いぞ~。」
『できたです?』
『見せて見せて~♪』
『わぁ~♪』
『これが、オヒナサマ?』
「おう!」
前世の家にあったやつは、更に下に牛車やら棚っぽい物やら、色々な小物を置いていた。
アレ、何なんだろーね?
『可愛いのです♪』
『可愛いね~♪』
『おにーちゃん、おねーちゃんの、おにんぎょー!』
『コレ、いつ作ってたの?』
「寝る前に、ちょっとずつ頑張りました!」
「屏風と土台は俺作!」
『えっ…屏風に、変な絵描いてないのです!』
「嫁が酷いっ!!」
「あ、絵だけは私が…w」
『成る程~。』
『ビックリしたぁ。兄ちゃんいきなり、上達したのかと思ったよ。』
『おはな~♪』
絵下手な自覚はあるけど、そこまで言う?
『?おにーちゃん、あまいにおい!』
「あ、バレたw」
「そろそろ、できてるんじゃないですか?♪」
『総長さん、1人で何か作ったです?』
「1人じゃないかな~。型は、小梅が作ってくれたやつだよ!」
ぼんぼりは無いけど、菱餅なら!と思ってね。
『コレ、お菓子?』
「そうだよ~♪菱餅風マシュマロムース!」
『キレイだね~♪』
小梅が作ってくれた二重構造の箱から、ムースを取り出す。
この箱は、2つの箱の間に詩音が作った氷を入れた、簡易冷蔵庫だ。
マシュマロムースは、なんて事はない、マシュマロを一回溶かして固め直しただけの、簡単お菓子だ。
一番上のムースは、イチゴジャムを混ぜたマシュマロ。
真ん中は、ノーマルなマシュマロ。
一番下は、抹茶ミルクを混ぜたマシュマロ。
抹茶はデイヴィー兄ちゃんから入手したよ。
抹茶の茶葉って、収穫前に日光遮ってあげないとダメらしい。
苦いから飲む人はあまり居ないけど、スイートスノウの材料として、作ってるんだってさ。
『おいしそー!』
『プルプルしてる!』
「やっぱり、見た目も可愛いですね♪」
『春らしい色なのです♪』
『食べていい?』
「勿論!」
「いただきます♪」
『いただきます、です♪』
『『『いただきまーす♪』』』
まずは、イチゴから!
今回のジャムは、ビットの実を少な目にした。
甘酸っぱさが口の中に広がって、シュワッと溶けていく。
ノーマルマシュマロも、上手くムースに成ってる。
抹茶ミルクは、ちょっと賭けだったけど、コレも美味しくできたな。
ほろ苦さが良い感じだ♪
『イチゴ美味しいのです♪』
『??あまいの、きえちゃった!』
『シュワ~って無くなっちゃうね。でも、美味しい!』
『私、緑の好き~♪』
「3色同時に食べても、美味しいですよ~♪」
皆にも好評だ。
菱餅風限定じゃなくて、普段からも作ろうかな、マシュマロムース。
「夕飯には、ちらし寿司作るからな~♪」
『ちらし寿司です?』
「桜でんぶありませんよね…どうします?」
「作った。」
「アレ、作れるものなんですか?!」
「白身魚の身を解して、砂糖と味醂と酒に、塩を少し入れて炒めるんだよね。色は本来食紅だけど、まあ今回は別に良いんじゃねーかな。」
「……もしかして、鮭で?」
「奴は元々白身魚だぜ!」
本当は、タラとかなんだけどね。
鮭でどうにか、擬きを作ったよ。
『チラシズシって、どんな料理?』
「酢を和えたご飯に、細く切った薄焼き卵とか、醤油漬けしたイクラ,椎茸の煮物とかを乗せた料理だよ。」
毎年、ばあちゃんと母さんと一緒に作ってた。
前日に、俺とばあちゃんで具材の仕込みして、当日に俺が酢飯作って、母さんが錦糸卵焼いて…
全部自分でやるのは初めてだけど、ばあちゃんの作り方見てたから、今日作る卵以外は大丈夫なはず!
───────
──────
─────
イクラの醤油漬け、準備よし!
桜でんぶ擬きもよし!
椎茸の代わりに、マタンゴプラントで煮物も作った!
酢漬け蓮根も、準備しましたとも!
絹さやは無かったんだよね~…緑はキュウリで。
あと、お花の形に抜いたニンジンも乗せる。
お米はたった今炊けた。
「さーて、錦糸卵焼かないとな。」
『お手伝いするです♪』
「お、じゃあ小梅に酢飯作って貰おうかな!」
酢飯は、米3合に寿司酢100ミリリットル。
使う道具は寿司桶…は無いからボウル。
あと、濡れさらしと、しゃもじに団扇!
さらしとしゃもじは、俺のお料理セットに入ってる。
まあ、さらしは酢飯が乾かないよう、具を乗せるまでの間保管するための物だから、すぐ具を乗せれるなら別に良いんだが。
んー…団扇どーすっかな……
「…詩音~風属性魔法の出番だぞ~。」
「はーい!」
とりあえず、詩音の魔法で代用。
最後に冷ますだけだから、大丈夫だろ。
「まずは、ボウルに炊きたてご飯を移そう。しゃもじ使ってね。」
『はいです♪』
「ボウルに入れたら、しゃもじ伝いに酢を回しかける。」
平行して、卵の用意もしよう。
2人分で卵3つ使うから…9個?
流石に多い?
米3合だしなぁ……6個にしとくか。
『かけたです。』
「浸透させるのに、5秒くらい待って…はい、まずは底から混ぜて!」
『こうです?』
「そうそう、しゃもじ大きく動かしてね。」
こっちは卵を溶いて、水溶き片栗粉を混ぜる。
んでもって、塩とビットの実で味付け。
泡立てないように、かつ滑らかにしっかり混ぜ混ぜ。
更に滑らかにするべく、ザルで一回濾して、と。
「次は、お米を切るように…こう、トントンって、賽の目切りみたいにして。お米は潰さないようにね。」
『お米を切って、潰さないのです?』
「要は、塊を解しやすくするんだよ。そうだな…そのお米の塊を12等分して!」
『解ったです。』
うんうん。
さて、卵を焼いていこう。
フライパンを、強火で充分温める。
オークの背油をひいて、卵を投入!
フライパンの全体に、均一に成るよう丸く伸ばす!
「等分できた?」
『できたです!』
「よーし、そこからが本番だ。しゃもじを、横にこう切るように、バババーッ!と動かして。」
『バババーッ…です?』
「全体をお米一粒ずつに、バラけさせるイメージで!」
『頑張るのです!』
よし、頑張れ!
俺も卵頑張るよ!
卵が丸く伸ばせたら、火から下ろして余熱で調理する。
こうすれば、焦げたりしないからね。
大体、1~2 分ってとこかな?
端っこが自然に剥がれてきたら、ひっくり返してまた1分くらい待つ。
『ピカピカしてきたです♪』
「オッケー!じゃあ、お米をボウル全体に少し広げて。」
『はいです♪』
「詩音、人肌くらいになるまで冷ましてくれ。」
「はい!」
卵も焼けた♪
コイツを丸めて、細く細く切れば…錦糸卵完成!
「表面の熱が取れたら、しゃもじでお米ひっくり返してね。」
『解ったです♪』
「全体の熱を取るんですね!」
「そうそう。」
うん、良い感じだ♪
後は具を乗せれば……あ。
「陽向、桜でんぶ食える?」
『んー……あむっ…あまくて、おいしい!だいじょーぶ!』
「魚類は、甘い味付けならイケる、と。」
良かった良かった。
雛祭りのちらし寿司には、桜でんぶが無いと寂しいからね。
「未來くん、具材乗せるくらいなら、お手伝いできます!」
「……若葉に頼む方が安心な気がする。」
案の定、マタンゴプラントが、パッと見桜でんぶの塊みたいに成ったり、錦糸卵がいつの間にか短く成ったり。
色々と面白い事に成ったw
まあでも……
『キノコ、美味しい!』
『ピンクの甘くて好き~♪』
『ニンジン、おはな♪』
『卵、ふわふわなのです♪』
「美味しいですぅ~!」
「よっしゃ!」
美味しくできたなら、それで良いよね!
───────
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若草の月3日。
3月3日は、桃の節句!雛祭り!
女の子の成長をお祝いする日だ。
前世じゃ、妹のために7段のでっかい雛飾りを、父さんと2人で組み立ててた。
「灯りをつけましょぼんぼりに~♪」
「お花をあげましょ桃の花~♪」
「五~人囃子って、順番どーだっけ?」
「とりあえず、真ん中を太鼓のマクベスさんにすれば、バランス取れそうですよ。」
今は小梅と時雨のために、詩音が作ったマスコット雛人形を並べている。
毎年、五人囃子から下が解んなく成るんだよなぁ。
「右大臣と左大臣って、どっちがどっち?」
「ビルムさん風の方が、右大臣です。」
「はいよー。」
この右大臣左大臣なら、覚えやすくていいな。
前世のやつは、着物が黄色か紫かくらいの差しか無かった。
「……右って、此方から見て右?人形から見て右?」
「……どうでしたっけ。」
「…………そもそも、お内裏様とお雛様、左右コレ合ってんの?」
「…………自信無くなって来ました…!!」
ん?あれ?
三人官女も、あやふやに成って来たぞ…?!
盃持ってるのが真ん中なのは解るけど…柄杓と注ぐやつ、どっちがどっちだ?!
まあいいや!雛飾り、完成!
ヴァールフラン家風変わり雛、四段飾り!
人形の順番は適当だけどね!
え?ぼんぼりは、どうしたって?
俺は土台と屏風で、詩音も人形12体で力尽きたよ…
「皆~良いぞ~。」
『できたです?』
『見せて見せて~♪』
『わぁ~♪』
『これが、オヒナサマ?』
「おう!」
前世の家にあったやつは、更に下に牛車やら棚っぽい物やら、色々な小物を置いていた。
アレ、何なんだろーね?
『可愛いのです♪』
『可愛いね~♪』
『おにーちゃん、おねーちゃんの、おにんぎょー!』
『コレ、いつ作ってたの?』
「寝る前に、ちょっとずつ頑張りました!」
「屏風と土台は俺作!」
『えっ…屏風に、変な絵描いてないのです!』
「嫁が酷いっ!!」
「あ、絵だけは私が…w」
『成る程~。』
『ビックリしたぁ。兄ちゃんいきなり、上達したのかと思ったよ。』
『おはな~♪』
絵下手な自覚はあるけど、そこまで言う?
『?おにーちゃん、あまいにおい!』
「あ、バレたw」
「そろそろ、できてるんじゃないですか?♪」
『総長さん、1人で何か作ったです?』
「1人じゃないかな~。型は、小梅が作ってくれたやつだよ!」
ぼんぼりは無いけど、菱餅なら!と思ってね。
『コレ、お菓子?』
「そうだよ~♪菱餅風マシュマロムース!」
『キレイだね~♪』
小梅が作ってくれた二重構造の箱から、ムースを取り出す。
この箱は、2つの箱の間に詩音が作った氷を入れた、簡易冷蔵庫だ。
マシュマロムースは、なんて事はない、マシュマロを一回溶かして固め直しただけの、簡単お菓子だ。
一番上のムースは、イチゴジャムを混ぜたマシュマロ。
真ん中は、ノーマルなマシュマロ。
一番下は、抹茶ミルクを混ぜたマシュマロ。
抹茶はデイヴィー兄ちゃんから入手したよ。
抹茶の茶葉って、収穫前に日光遮ってあげないとダメらしい。
苦いから飲む人はあまり居ないけど、スイートスノウの材料として、作ってるんだってさ。
『おいしそー!』
『プルプルしてる!』
「やっぱり、見た目も可愛いですね♪」
『春らしい色なのです♪』
『食べていい?』
「勿論!」
「いただきます♪」
『いただきます、です♪』
『『『いただきまーす♪』』』
まずは、イチゴから!
今回のジャムは、ビットの実を少な目にした。
甘酸っぱさが口の中に広がって、シュワッと溶けていく。
ノーマルマシュマロも、上手くムースに成ってる。
抹茶ミルクは、ちょっと賭けだったけど、コレも美味しくできたな。
ほろ苦さが良い感じだ♪
『イチゴ美味しいのです♪』
『??あまいの、きえちゃった!』
『シュワ~って無くなっちゃうね。でも、美味しい!』
『私、緑の好き~♪』
「3色同時に食べても、美味しいですよ~♪」
皆にも好評だ。
菱餅風限定じゃなくて、普段からも作ろうかな、マシュマロムース。
「夕飯には、ちらし寿司作るからな~♪」
『ちらし寿司です?』
「桜でんぶありませんよね…どうします?」
「作った。」
「アレ、作れるものなんですか?!」
「白身魚の身を解して、砂糖と味醂と酒に、塩を少し入れて炒めるんだよね。色は本来食紅だけど、まあ今回は別に良いんじゃねーかな。」
「……もしかして、鮭で?」
「奴は元々白身魚だぜ!」
本当は、タラとかなんだけどね。
鮭でどうにか、擬きを作ったよ。
『チラシズシって、どんな料理?』
「酢を和えたご飯に、細く切った薄焼き卵とか、醤油漬けしたイクラ,椎茸の煮物とかを乗せた料理だよ。」
毎年、ばあちゃんと母さんと一緒に作ってた。
前日に、俺とばあちゃんで具材の仕込みして、当日に俺が酢飯作って、母さんが錦糸卵焼いて…
全部自分でやるのは初めてだけど、ばあちゃんの作り方見てたから、今日作る卵以外は大丈夫なはず!
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イクラの醤油漬け、準備よし!
桜でんぶ擬きもよし!
椎茸の代わりに、マタンゴプラントで煮物も作った!
酢漬け蓮根も、準備しましたとも!
絹さやは無かったんだよね~…緑はキュウリで。
あと、お花の形に抜いたニンジンも乗せる。
お米はたった今炊けた。
「さーて、錦糸卵焼かないとな。」
『お手伝いするです♪』
「お、じゃあ小梅に酢飯作って貰おうかな!」
酢飯は、米3合に寿司酢100ミリリットル。
使う道具は寿司桶…は無いからボウル。
あと、濡れさらしと、しゃもじに団扇!
さらしとしゃもじは、俺のお料理セットに入ってる。
まあ、さらしは酢飯が乾かないよう、具を乗せるまでの間保管するための物だから、すぐ具を乗せれるなら別に良いんだが。
んー…団扇どーすっかな……
「…詩音~風属性魔法の出番だぞ~。」
「はーい!」
とりあえず、詩音の魔法で代用。
最後に冷ますだけだから、大丈夫だろ。
「まずは、ボウルに炊きたてご飯を移そう。しゃもじ使ってね。」
『はいです♪』
「ボウルに入れたら、しゃもじ伝いに酢を回しかける。」
平行して、卵の用意もしよう。
2人分で卵3つ使うから…9個?
流石に多い?
米3合だしなぁ……6個にしとくか。
『かけたです。』
「浸透させるのに、5秒くらい待って…はい、まずは底から混ぜて!」
『こうです?』
「そうそう、しゃもじ大きく動かしてね。」
こっちは卵を溶いて、水溶き片栗粉を混ぜる。
んでもって、塩とビットの実で味付け。
泡立てないように、かつ滑らかにしっかり混ぜ混ぜ。
更に滑らかにするべく、ザルで一回濾して、と。
「次は、お米を切るように…こう、トントンって、賽の目切りみたいにして。お米は潰さないようにね。」
『お米を切って、潰さないのです?』
「要は、塊を解しやすくするんだよ。そうだな…そのお米の塊を12等分して!」
『解ったです。』
うんうん。
さて、卵を焼いていこう。
フライパンを、強火で充分温める。
オークの背油をひいて、卵を投入!
フライパンの全体に、均一に成るよう丸く伸ばす!
「等分できた?」
『できたです!』
「よーし、そこからが本番だ。しゃもじを、横にこう切るように、バババーッ!と動かして。」
『バババーッ…です?』
「全体をお米一粒ずつに、バラけさせるイメージで!」
『頑張るのです!』
よし、頑張れ!
俺も卵頑張るよ!
卵が丸く伸ばせたら、火から下ろして余熱で調理する。
こうすれば、焦げたりしないからね。
大体、1~2 分ってとこかな?
端っこが自然に剥がれてきたら、ひっくり返してまた1分くらい待つ。
『ピカピカしてきたです♪』
「オッケー!じゃあ、お米をボウル全体に少し広げて。」
『はいです♪』
「詩音、人肌くらいになるまで冷ましてくれ。」
「はい!」
卵も焼けた♪
コイツを丸めて、細く細く切れば…錦糸卵完成!
「表面の熱が取れたら、しゃもじでお米ひっくり返してね。」
『解ったです♪』
「全体の熱を取るんですね!」
「そうそう。」
うん、良い感じだ♪
後は具を乗せれば……あ。
「陽向、桜でんぶ食える?」
『んー……あむっ…あまくて、おいしい!だいじょーぶ!』
「魚類は、甘い味付けならイケる、と。」
良かった良かった。
雛祭りのちらし寿司には、桜でんぶが無いと寂しいからね。
「未來くん、具材乗せるくらいなら、お手伝いできます!」
「……若葉に頼む方が安心な気がする。」
案の定、マタンゴプラントが、パッと見桜でんぶの塊みたいに成ったり、錦糸卵がいつの間にか短く成ったり。
色々と面白い事に成ったw
まあでも……
『キノコ、美味しい!』
『ピンクの甘くて好き~♪』
『ニンジン、おはな♪』
『卵、ふわふわなのです♪』
「美味しいですぅ~!」
「よっしゃ!」
美味しくできたなら、それで良いよね!
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