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ビビりとモフモフ、冒険開始
出発の朝も賑やかです
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モフモフ モコモコ モファモファ モコモコ
異世界生活十三日目。
目を開けると、なんかスゲー事になっていた。
「……陽向が1体、陽向が2体、陽向が3体…」
小屋中に、陽向が居る。
やべ、数えてたら寝落ちるぞコレ。
『おにーちゃん、おはよー!』
『ビックリした?』
「お、おう、おはよ!…ビックリしたっつーか、認識が追いつかねぇわ。」
『ドッキリ、だいせいこー?』
「大成功大成功。」
なので、説明を求める。
「詩音、お前の仕業だろ!」
「あ、バレました?」
「だって、棚の横に隠れてんだもん。おはよ。」
「おはようございます。」
んで、なんだこの状況。
あと、俺の隣で寝てた筈の小梅と、そっちのベッドに居た若葉と時雨は何処だ?
「実は昨日寝る前に、陽向くんの悪夢について聞いていたんです。」
「ほー?」
「どうやら、『丸い綿毛が目玉オバケに変身して追いかけてくる夢』だったようで。」
「それ、絶対昨日の目玉のせいだよな。」
可哀想に…夢にまでアレ出てきたのか……。
『こわかった。』
『ゴロゴロしながら、こっちくるの。』
「転がって来んの?!それは、俺も逃げるわ。で…その話を今するってことは、まさかこの陽向達……」
「綿毛を他の可愛い物や、楽しい物に変えれば、トラウマも軽減されるかと思いまして。少し早起きして、お母さんに変身術の掛け方を、教えていただきました♪」
『それでね、おにーちゃん、ビックリさせたくてね、ボクにしてもらった!』
「我が身を省みず、早朝からセレスティアさんに頼み事を…?!」
「『そこでボクを選んでくれてありがとう』って、ナデナデはされましたけど…お着替えはありませんでしたよ。」
…ああ、変身術ならおかーさんとか、おとーさんでも良さそうだもんな。
可愛い息子に頼られて、嬉しかったと。
つか、今朝教えられてこのクオリティ?!
「さて。ここで、未來くんに問題です。」
「おう?」
「この陽向くん達は、ほぼ綿毛ですが、陽向くん本人(羊)と小梅ちゃん、若葉くん、時雨ちゃんも混ざってます。どの子でしょう?」
「起き抜けからハードな問題だなおい!!……とりあえず、この子小梅!」
『わぁ~♪』
俺の死角、棚の上に乗ってた子を抱っこする。
「…未來くん、そんな適当で良いんですか?お嫁さん間違ったら大問題ですけど。」
「安心しろ、小梅だから。《ブレイク・オフ》!!」
ぽふっ
と変身解除すれば…
『にゃ…なんで解ったのです?!』
「愛の力!おはよ、小梅~♪」
『ふにゃにゃ…おはようです♪』
可愛い琥珀色のにゃんこが現れる。
俺が小梅を、間違えるわけねーだろ?(ドヤァ)
「…本当にどうやって当てました?」
「隠しきれない、愛らしさを察知した。」
『答えに成って無いのです。』
「んで、陽向この子な。《ブレイク・オフ》!!」
続けて、詩音の頭に乗ってる子を変身解除!
ぽふっ
『わぁ♪おにーちゃん、すごい!』
「はい、ビンゴ~♪いつもの定位置だもんなwおはよ~♪」
『おはよー!』
「あららw」
えーと、若葉は……索敵使うか。
「……ん?ベッドの下に、極端に気配の薄い個体発見!!《ブレイク・オフ》!!」
『え…?!』
ぽふっ
『見つかったぁ~!』
「気配の差で判断とは、やりますね。」
「若葉は忍者タイプだからな。常にちょっぴり、気配隠れ気味なんだよ。おはよ、若葉♪」
『おはよう、兄ちゃん!』
よーし、ラスト時雨!
んー………………
「……時雨、可愛いけど浮いてたら即バレすんぞ。」
「ぁあっ!時雨ちゃん!」
『……zzz』
「寝てんのかよ?!」
寝ながら浮いてる陽向…こっちまで眠くなる光景だ。
───────
出発まで時間はあるけど、ラルフとレナさんには、馬車の『中』まで案内しとこうということで。
2人を朝御飯に誘って、庭の草原でサンドイッチとスープの、簡単な朝食を取ることに。
サンドイッチの具は、塩漬けして焼いたオークと、トマトにレタス。
ベーコン作れたら、BLTなんだけどなぁ。
それと、マヨ和えスクランブルエッグの、タマゴサンドも作った。
スープは、おかーさんが昨夜のコンソメスープに、トロトロのトマトを加えた、トマトスープだ。
「草原で食べる朝食って、なんか良いわね♪」
「気持ちいいですよね♪」
「…しかし、ディアドルフ殿のコレもどうかとは思うが……お前らのアレも大概だぞ。」
「そーか?」
おとーさんに比べりゃ、可愛いもんじゃね?←
『何れは、緊急シェルターとして、しおちゃんに持ち歩いてもらうのです♪』
「アレをか?!」
「え、何?コウメちゃん、何て?」
「アレ、最終的には、私のアイテムボックスで、持ち運ぶことになる予定みたいです。」
「アレを?!」
緊急シェルター……ガチの砂漠とか、テント張ってられない環境に泊まる時とか良いかも。
『でも、兄ちゃんは兎も角、シオンちゃん自分で罠掛かりそうだよ?』
「ぅ…否定できません……」
『お姉ちゃん、ドジっちゃうもんね~。』
「それな。」
俺が抱えていけば、大丈夫かな?
詩音に罠の位置だけ覚えてもらって、俺が実際に避けるってのはどーよ。
『入り口に、魔力認証式のエレベーターを着けるのです。』
『えれべーたー?』
『詳しくは小梅も見たこと無いですが、何階層もある建物の中を、縦に移動できる乗り物なのです。避難先は、最上階です。』
「だから、入り口が中腹にあって、ど真中まで道伸ばしてるのか!!」
エレベーター……作れんのかな…?
ビルムさんに…頼みたいけど、あんま頼みたくない……(仕事増やしたくない的な意味で)
「その、えれべーたーとやらも良いが、セレスティアに転移の魔法陣を習うのも手ではないか?位置関係に関わらず、移動可能になる。」
『転移陣…!それが有れば、導線のパターンを、より複雑にできるです!』
「よし、詩音習得しろ。」
「魔法陣ですか!興味はありますね…」
「転移陣…?ロゥミアさん、ミライくん達はダンジョンでも作ってるんですか…?」
「迷宮らしいです。もしかしたら、正式なダンジョン認定を、受けるかもしれませんね。」
え、ダンジョンって個人で作れんの?
「ダンジョンの殆どは、何れかの神が設計し、魔神が整えてモンスターを配置したモノだが…昔転生した子に『ダンジョンマスターに俺は成る』と言って、ヒトの身でありながら自ら設計したダンジョンを、数十年かけて組み上げた子が居たな。」
「根気スゲェ!!」
「数十年…!」
『そんな先達が居らしたのです?!』
ダンジョンマスター…確かにちょっと憧れる!
「魔神ちゃんも、その熱意と出来の良さに感服して、正式なダンジョンと認めました。南のシーラグーナ王国の、海に浮かぶ小島に作られていて、今もちゃんと存在しますよ。ダンジョン名は『リュウグウ』だそうです。」
「行きたい!是非挑戦したいよ、そのダンジョン!」
「そうだな…もう少し経験を積んだら、挑戦するのも良いだろう。」
リュウグウってことは、ボスはドラゴンかな?
リヴァイアサンとか出たりして!
「お前達とダンジョンに挑戦したら、退屈しないだろうな。」
「ラルフとレナさんも、一緒に行こうよ。」
「んー、かなり遠いから…王都行くのにも、ママと戦争だったのに、許してもらえるかしら……。」
あー…レナさんは無理に連れてけないよなぁ。
ラルフは、自分で決めたことなら、ご両親理解してくれそうだから、大丈夫だと思うけど。
「…レナ、聞いてないのか?」
「何が?」
「俺は昨日、ミライ達と本格的に諸国巡って、武者修行の旅に出ると…父上と母上の了承を得たんだが……。」
「え…?」
え?
「なんだ、赤獅子の小僧から、説明されて無かったのか。」
「待っておとーさん、俺らも初耳。」
「聞いてませんよっ!」
「そうだったか?ならば、今伝えた。」
「あらあらw」
えぇぇぇぇ…?!
いや、ラルフ達と旅できるの、嬉しいから良いんだけどね?!
「……じゃあ、昨日ママとパパが大戦争してたのって…!」
「……娘さんが長旅に出るなら…」
「心配しますね。確実に。」
「だ、だからママが用意してくれた荷物、やたら多かったの…?!」
それは気付こう?!
「女の子は、色々要りますから。消耗品の買い足し等は、私と行きましょうね。」
「…そういえば、ママがOK出してくれた理由、ロゥミアさんが居るからだったような……。」
そっか、ほぼ野郎しか居ないから、余計に心配だったんだね!
安心してね、ナタリアさん。
おかーさんが居れば、娘さんの守護は完璧だよ!
異世界生活十三日目。
目を開けると、なんかスゲー事になっていた。
「……陽向が1体、陽向が2体、陽向が3体…」
小屋中に、陽向が居る。
やべ、数えてたら寝落ちるぞコレ。
『おにーちゃん、おはよー!』
『ビックリした?』
「お、おう、おはよ!…ビックリしたっつーか、認識が追いつかねぇわ。」
『ドッキリ、だいせいこー?』
「大成功大成功。」
なので、説明を求める。
「詩音、お前の仕業だろ!」
「あ、バレました?」
「だって、棚の横に隠れてんだもん。おはよ。」
「おはようございます。」
んで、なんだこの状況。
あと、俺の隣で寝てた筈の小梅と、そっちのベッドに居た若葉と時雨は何処だ?
「実は昨日寝る前に、陽向くんの悪夢について聞いていたんです。」
「ほー?」
「どうやら、『丸い綿毛が目玉オバケに変身して追いかけてくる夢』だったようで。」
「それ、絶対昨日の目玉のせいだよな。」
可哀想に…夢にまでアレ出てきたのか……。
『こわかった。』
『ゴロゴロしながら、こっちくるの。』
「転がって来んの?!それは、俺も逃げるわ。で…その話を今するってことは、まさかこの陽向達……」
「綿毛を他の可愛い物や、楽しい物に変えれば、トラウマも軽減されるかと思いまして。少し早起きして、お母さんに変身術の掛け方を、教えていただきました♪」
『それでね、おにーちゃん、ビックリさせたくてね、ボクにしてもらった!』
「我が身を省みず、早朝からセレスティアさんに頼み事を…?!」
「『そこでボクを選んでくれてありがとう』って、ナデナデはされましたけど…お着替えはありませんでしたよ。」
…ああ、変身術ならおかーさんとか、おとーさんでも良さそうだもんな。
可愛い息子に頼られて、嬉しかったと。
つか、今朝教えられてこのクオリティ?!
「さて。ここで、未來くんに問題です。」
「おう?」
「この陽向くん達は、ほぼ綿毛ですが、陽向くん本人(羊)と小梅ちゃん、若葉くん、時雨ちゃんも混ざってます。どの子でしょう?」
「起き抜けからハードな問題だなおい!!……とりあえず、この子小梅!」
『わぁ~♪』
俺の死角、棚の上に乗ってた子を抱っこする。
「…未來くん、そんな適当で良いんですか?お嫁さん間違ったら大問題ですけど。」
「安心しろ、小梅だから。《ブレイク・オフ》!!」
ぽふっ
と変身解除すれば…
『にゃ…なんで解ったのです?!』
「愛の力!おはよ、小梅~♪」
『ふにゃにゃ…おはようです♪』
可愛い琥珀色のにゃんこが現れる。
俺が小梅を、間違えるわけねーだろ?(ドヤァ)
「…本当にどうやって当てました?」
「隠しきれない、愛らしさを察知した。」
『答えに成って無いのです。』
「んで、陽向この子な。《ブレイク・オフ》!!」
続けて、詩音の頭に乗ってる子を変身解除!
ぽふっ
『わぁ♪おにーちゃん、すごい!』
「はい、ビンゴ~♪いつもの定位置だもんなwおはよ~♪」
『おはよー!』
「あららw」
えーと、若葉は……索敵使うか。
「……ん?ベッドの下に、極端に気配の薄い個体発見!!《ブレイク・オフ》!!」
『え…?!』
ぽふっ
『見つかったぁ~!』
「気配の差で判断とは、やりますね。」
「若葉は忍者タイプだからな。常にちょっぴり、気配隠れ気味なんだよ。おはよ、若葉♪」
『おはよう、兄ちゃん!』
よーし、ラスト時雨!
んー………………
「……時雨、可愛いけど浮いてたら即バレすんぞ。」
「ぁあっ!時雨ちゃん!」
『……zzz』
「寝てんのかよ?!」
寝ながら浮いてる陽向…こっちまで眠くなる光景だ。
───────
出発まで時間はあるけど、ラルフとレナさんには、馬車の『中』まで案内しとこうということで。
2人を朝御飯に誘って、庭の草原でサンドイッチとスープの、簡単な朝食を取ることに。
サンドイッチの具は、塩漬けして焼いたオークと、トマトにレタス。
ベーコン作れたら、BLTなんだけどなぁ。
それと、マヨ和えスクランブルエッグの、タマゴサンドも作った。
スープは、おかーさんが昨夜のコンソメスープに、トロトロのトマトを加えた、トマトスープだ。
「草原で食べる朝食って、なんか良いわね♪」
「気持ちいいですよね♪」
「…しかし、ディアドルフ殿のコレもどうかとは思うが……お前らのアレも大概だぞ。」
「そーか?」
おとーさんに比べりゃ、可愛いもんじゃね?←
『何れは、緊急シェルターとして、しおちゃんに持ち歩いてもらうのです♪』
「アレをか?!」
「え、何?コウメちゃん、何て?」
「アレ、最終的には、私のアイテムボックスで、持ち運ぶことになる予定みたいです。」
「アレを?!」
緊急シェルター……ガチの砂漠とか、テント張ってられない環境に泊まる時とか良いかも。
『でも、兄ちゃんは兎も角、シオンちゃん自分で罠掛かりそうだよ?』
「ぅ…否定できません……」
『お姉ちゃん、ドジっちゃうもんね~。』
「それな。」
俺が抱えていけば、大丈夫かな?
詩音に罠の位置だけ覚えてもらって、俺が実際に避けるってのはどーよ。
『入り口に、魔力認証式のエレベーターを着けるのです。』
『えれべーたー?』
『詳しくは小梅も見たこと無いですが、何階層もある建物の中を、縦に移動できる乗り物なのです。避難先は、最上階です。』
「だから、入り口が中腹にあって、ど真中まで道伸ばしてるのか!!」
エレベーター……作れんのかな…?
ビルムさんに…頼みたいけど、あんま頼みたくない……(仕事増やしたくない的な意味で)
「その、えれべーたーとやらも良いが、セレスティアに転移の魔法陣を習うのも手ではないか?位置関係に関わらず、移動可能になる。」
『転移陣…!それが有れば、導線のパターンを、より複雑にできるです!』
「よし、詩音習得しろ。」
「魔法陣ですか!興味はありますね…」
「転移陣…?ロゥミアさん、ミライくん達はダンジョンでも作ってるんですか…?」
「迷宮らしいです。もしかしたら、正式なダンジョン認定を、受けるかもしれませんね。」
え、ダンジョンって個人で作れんの?
「ダンジョンの殆どは、何れかの神が設計し、魔神が整えてモンスターを配置したモノだが…昔転生した子に『ダンジョンマスターに俺は成る』と言って、ヒトの身でありながら自ら設計したダンジョンを、数十年かけて組み上げた子が居たな。」
「根気スゲェ!!」
「数十年…!」
『そんな先達が居らしたのです?!』
ダンジョンマスター…確かにちょっと憧れる!
「魔神ちゃんも、その熱意と出来の良さに感服して、正式なダンジョンと認めました。南のシーラグーナ王国の、海に浮かぶ小島に作られていて、今もちゃんと存在しますよ。ダンジョン名は『リュウグウ』だそうです。」
「行きたい!是非挑戦したいよ、そのダンジョン!」
「そうだな…もう少し経験を積んだら、挑戦するのも良いだろう。」
リュウグウってことは、ボスはドラゴンかな?
リヴァイアサンとか出たりして!
「お前達とダンジョンに挑戦したら、退屈しないだろうな。」
「ラルフとレナさんも、一緒に行こうよ。」
「んー、かなり遠いから…王都行くのにも、ママと戦争だったのに、許してもらえるかしら……。」
あー…レナさんは無理に連れてけないよなぁ。
ラルフは、自分で決めたことなら、ご両親理解してくれそうだから、大丈夫だと思うけど。
「…レナ、聞いてないのか?」
「何が?」
「俺は昨日、ミライ達と本格的に諸国巡って、武者修行の旅に出ると…父上と母上の了承を得たんだが……。」
「え…?」
え?
「なんだ、赤獅子の小僧から、説明されて無かったのか。」
「待っておとーさん、俺らも初耳。」
「聞いてませんよっ!」
「そうだったか?ならば、今伝えた。」
「あらあらw」
えぇぇぇぇ…?!
いや、ラルフ達と旅できるの、嬉しいから良いんだけどね?!
「……じゃあ、昨日ママとパパが大戦争してたのって…!」
「……娘さんが長旅に出るなら…」
「心配しますね。確実に。」
「だ、だからママが用意してくれた荷物、やたら多かったの…?!」
それは気付こう?!
「女の子は、色々要りますから。消耗品の買い足し等は、私と行きましょうね。」
「…そういえば、ママがOK出してくれた理由、ロゥミアさんが居るからだったような……。」
そっか、ほぼ野郎しか居ないから、余計に心配だったんだね!
安心してね、ナタリアさん。
おかーさんが居れば、娘さんの守護は完璧だよ!
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