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ビビりとモフモフ、冒険開始
お見送りと出陣
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有効そうな技や、使うタイミングなんかを相談して決めた。
俺の考えた新技は『相手の気を引くにしても目立ちすぎる』って却下されちゃったけど…。
いやね、帝都でフィル兄ちゃんが、照日之業火みたいな炎制御してたから、俺もできるかな~って思ってさ。
丸めて火球にしたら、派手に見えるかと。
やってみたら、できたんである。
吐き出した白い炎を掌に集めて、魔力で丸めたら……
太陽感と神々しさが半端ない、直径1メートルくらいの球体が出来上がった。
派手は派手だけど、流石に他の冒険者の目もある中で、そんなもん出したらヤベーだろってことで。
実際に使ってみるのはまたの機会になっちゃったよ。
『カッコいいと思ったんだけどなぁ~。』
「俺達しか居ないなら、やっても良かっただろうがな。」
「先に見せてくれて良かったです。」
まあ、後の話し合いはレナさんと合流してからだ。
時間までは、仔犬サイズでまったりしよう。
ラルフのベッドの上で、他のモフモフ達と共に、コロコロ転がる鬼ごっこなう。
時雨は小さく分裂して、2体ずつ交代で転がってる。
この鬼ごっこは、足で歩いたら、おなかコショコショの刑だ。
落ちそうになったら、おとーさんが受け止めてくれるから、安心して転がれる。
戻される前に、めっちゃモフられるけど。
とりあえず、少しキュッとしたらほぼ球体になれる、陽向がやたら強い(笑)
どんな軌道で来るか解んないんだもんw
『捕まえたのです!明日でも、練習するです?』
『ありゃ、次俺鬼か。そうだね、練習したいなぁ。』
止まってたら捕まっちゃった。
よし、若葉を追いかけよう。コロコロ~
『待て待て~♪』
『逃げろ~♪』
「練習場所は聖域が良いだろう。人の目が無いのでな。私や上の子達相手なら、加減も遠慮も要らんぞ。」
「それがいいですね。先ずは、ディアドルフさんやお兄さん達に、威力と使い勝手の検証をして貰いましょう。」
『うん!』
「…お前ら、そろそろ降りてくれ。侍女の掃除が大変に…もう成ってるか。」
『『『『はーい。』』』』
『解ったです。』
ベッドの上を転がる内に、オフトゥンに皆の毛が着いちゃっていた。
メイドさん、ごめん。
若葉を捕まえる前に、ストップが掛かったんで、俺の負けだ。
特に何も賭けてないけどね。
コンコンコンッ
おお、ちょうど良いタイミング。
「皆様、お見送りのお時間でございます。」
「解った。それじゃあ、行こうか。」
『おかーさんは?』
「庭だな。精霊達と雑談に興じているのだろう。迎えに行って来る。先に出て構わんぞ。」
「わかりました。」
さて、お嬢様達と従者さん達に、お土産渡さないとね!
───────
玄関まで出て来て、メイドさん達や執事さんと一緒に整列!
ラルフは家の人だから、少しだけ前に出てる。
「小梅、時雨。従者さんへのお土産は、テキパキ渡してね。」
『お任せなのです♪』
『頑張るよ~♪』
「若葉くん、エデンくんのサポート、お願いしますね。」
『任せてよ!』
『つつむの、ある?』
「今朝全部包んだから、大丈夫だよ。」
「ヒナタは、応援だな。おいで。」
今はアルファルファが、ウサちゃんだから、お茶会会場入るときよりは気が楽だな。
「あら。お兄様も、お見送りしてくださるのですか?」
「ああ。ミライ達と一緒に行くのだから、序でにな。」
「わ、羊に猫に鯨に小猿…!可愛いぃぃぃ…っ!!」
「どの子も、フカフカしてそうですわね。」
「可愛らしいですわ♪家にもキャット種が居りますの。」
「珍しい従魔をお連れですのね。さぞ賑やかな旅路なのでしょう。」
「ありがとうございます。皆、賢い子達なので、ご安心を。」
エデンくん、おいでー。
「皆さん。本日はミライ殿が、お土産を御用意くださりました。どうぞ、お持ち帰りくださいな。」
「クッキーですわ♪」
『おみゃげ、どじょしゅゆ!』
「ん、エデンくんコレお願いな。」
『まずは…一番に渡す子誰?』
[赤いドレス着た、綺麗な子。]
『了解!こっちだよ~。』
『あいっ!』
一番のお客様はロゼ様だから、お土産も最初に渡すべきだろう。
『この子だね。どーぞって。』
『どじょっ!』
「ありがとう。フフ…♪賢いのですね。」
「きっと、アンジュさんの躾が宜しいのですわ♪」
「あら、特別なことは、してませんのよ?」
キャアキャアと、楽しそうにしてる女の子達は、可愛いね!
やっぱ、女の子は遠目から眺めるのが一番だ。うん。
「え、あ、あの、私にもですか?」
『キャンディなのです。』
『どうぞ~♪』
「此方は…?」
「そちらは、ミライから従者用に。簡素な蜂蜜のキャンディです。」
従者さん達も、戸惑いながら受け取ってくれた。
「ね、宿のお部屋で、一個ずつ交換しない?」
「お嬢様、叱られてしまいますよ。」
「あの…キャンディも欲しい方は、まだ余りがありますが…」
「欲しい!ミライくんのお菓子っ!」
「あらあらw」
「もう、マリーったら…」
マリーちゃん、きな粉飴喜んでくれそうだ♪
アルファルファは何処かな…?
あ、居た居た。
「エデンくん、このウサちゃんにも、どーぞって。」
『あいっ!どじょっ!』
「ありがとうございます。ご迷惑をお掛けしたのに、お嬢様の分まで御用意いただいて…。」
「いやいや、お気になさらず。」
『あ、ありがと…食べて大丈夫かな……?』
[大丈夫じゃね?」
『わっ?!…そ、そっか、ミライくん通じるんだっけ……』
なんか元気無いね。
人と話せなくて、参ってるのかな?
その調子で反省してよー?
「皆さん、街道のゴブリン騒ぎが落ち着くまで、春風亭に宿泊されるそうです。」
「来るときも、護衛に追い払って貰いましたわ。」
「今日は元々泊まることに成っておりますが…明日には領地へ出発する予定でしたの。」
「ラルフお兄様、皆様のためにも、ゴブリン退治頑張ってくださいな!」
「任せてくれ。明日には出られるよう、片付けて来る。ミライ達も一緒なら、すぐ終わるさ。」
「頼もしいですわ!」
ミニクロプスを倒せば、今回のゴブリン騒ぎも落ち着くだろう。
「それにしても、残念でしたわね。アルファストさんも、普段から今日くらい大人しければ、仲良く成れそうでしたのに。」
「急な発熱で倒れてしまわれるなんて…大丈夫でしょうか。」
「セーラ嬢は、このまま当家に、お泊まりいただきますわ。宿までは、少し離れておりますもの。」
「…街を出る前に、お見舞いへ来てもよろしいかしら。」
「セーラ嬢の体調が、そこまで酷くなければ…。」
なんか、アルファルファは、ぶっ倒れた事に成っとる。
まあ、他国の魔導師の息子襲って、ウサちゃんにされましたとは言えないか。
「それでは…」
「すみませんっ!!ラルフ居ますか?!」
「きゃっ?!ど、どなたで…?」
「レナ!?」
おお?!なかなかの勢いで来たね、レナさん!
「レナさん、どった?!」
「ミライくん、シオンちゃん!南東の森から、見たことのない1つ目の怪物が…!CランクとBランクの皆で対応してるけど、徐々に押されてるわ!」
うぉーいっ?!俺ら出るまで、待ってくれよっ!!
お嬢様達も、かなり不安そうにザワザワしてる。
そりゃそうだよね!冒険者達が苦戦するような、謎モンスター出たって言われたらね!
「もう出たんですか?!ミニクロプス!」
「ミニクロプス…?!た、確かに図鑑で見たサイクロプスに、顔は似てたかも……」
「直ぐに出るぞ!ミライ、着替えは何秒でできる?!」
「1秒掛からず!《ヴァリアント》!!」
ぽふっ
いつもの格好に成って、脱げたコックさんセットは詩音にパス!
[おとーさん!ミニクロプス出たって!]
[解った。恐らくお前達でなければ、倒せないようにされているだろう。]
マジか!あー、でも確かにそれくらいされてそう…!
[いつでも出れるようにはしておくが、基本はお前達に頑張ってもらうしかない。]
[了解!]
大丈夫、作戦はちゃんと考えた!
いざ、ミニクロプス討伐へ!出陣じゃー!
俺の考えた新技は『相手の気を引くにしても目立ちすぎる』って却下されちゃったけど…。
いやね、帝都でフィル兄ちゃんが、照日之業火みたいな炎制御してたから、俺もできるかな~って思ってさ。
丸めて火球にしたら、派手に見えるかと。
やってみたら、できたんである。
吐き出した白い炎を掌に集めて、魔力で丸めたら……
太陽感と神々しさが半端ない、直径1メートルくらいの球体が出来上がった。
派手は派手だけど、流石に他の冒険者の目もある中で、そんなもん出したらヤベーだろってことで。
実際に使ってみるのはまたの機会になっちゃったよ。
『カッコいいと思ったんだけどなぁ~。』
「俺達しか居ないなら、やっても良かっただろうがな。」
「先に見せてくれて良かったです。」
まあ、後の話し合いはレナさんと合流してからだ。
時間までは、仔犬サイズでまったりしよう。
ラルフのベッドの上で、他のモフモフ達と共に、コロコロ転がる鬼ごっこなう。
時雨は小さく分裂して、2体ずつ交代で転がってる。
この鬼ごっこは、足で歩いたら、おなかコショコショの刑だ。
落ちそうになったら、おとーさんが受け止めてくれるから、安心して転がれる。
戻される前に、めっちゃモフられるけど。
とりあえず、少しキュッとしたらほぼ球体になれる、陽向がやたら強い(笑)
どんな軌道で来るか解んないんだもんw
『捕まえたのです!明日でも、練習するです?』
『ありゃ、次俺鬼か。そうだね、練習したいなぁ。』
止まってたら捕まっちゃった。
よし、若葉を追いかけよう。コロコロ~
『待て待て~♪』
『逃げろ~♪』
「練習場所は聖域が良いだろう。人の目が無いのでな。私や上の子達相手なら、加減も遠慮も要らんぞ。」
「それがいいですね。先ずは、ディアドルフさんやお兄さん達に、威力と使い勝手の検証をして貰いましょう。」
『うん!』
「…お前ら、そろそろ降りてくれ。侍女の掃除が大変に…もう成ってるか。」
『『『『はーい。』』』』
『解ったです。』
ベッドの上を転がる内に、オフトゥンに皆の毛が着いちゃっていた。
メイドさん、ごめん。
若葉を捕まえる前に、ストップが掛かったんで、俺の負けだ。
特に何も賭けてないけどね。
コンコンコンッ
おお、ちょうど良いタイミング。
「皆様、お見送りのお時間でございます。」
「解った。それじゃあ、行こうか。」
『おかーさんは?』
「庭だな。精霊達と雑談に興じているのだろう。迎えに行って来る。先に出て構わんぞ。」
「わかりました。」
さて、お嬢様達と従者さん達に、お土産渡さないとね!
───────
玄関まで出て来て、メイドさん達や執事さんと一緒に整列!
ラルフは家の人だから、少しだけ前に出てる。
「小梅、時雨。従者さんへのお土産は、テキパキ渡してね。」
『お任せなのです♪』
『頑張るよ~♪』
「若葉くん、エデンくんのサポート、お願いしますね。」
『任せてよ!』
『つつむの、ある?』
「今朝全部包んだから、大丈夫だよ。」
「ヒナタは、応援だな。おいで。」
今はアルファルファが、ウサちゃんだから、お茶会会場入るときよりは気が楽だな。
「あら。お兄様も、お見送りしてくださるのですか?」
「ああ。ミライ達と一緒に行くのだから、序でにな。」
「わ、羊に猫に鯨に小猿…!可愛いぃぃぃ…っ!!」
「どの子も、フカフカしてそうですわね。」
「可愛らしいですわ♪家にもキャット種が居りますの。」
「珍しい従魔をお連れですのね。さぞ賑やかな旅路なのでしょう。」
「ありがとうございます。皆、賢い子達なので、ご安心を。」
エデンくん、おいでー。
「皆さん。本日はミライ殿が、お土産を御用意くださりました。どうぞ、お持ち帰りくださいな。」
「クッキーですわ♪」
『おみゃげ、どじょしゅゆ!』
「ん、エデンくんコレお願いな。」
『まずは…一番に渡す子誰?』
[赤いドレス着た、綺麗な子。]
『了解!こっちだよ~。』
『あいっ!』
一番のお客様はロゼ様だから、お土産も最初に渡すべきだろう。
『この子だね。どーぞって。』
『どじょっ!』
「ありがとう。フフ…♪賢いのですね。」
「きっと、アンジュさんの躾が宜しいのですわ♪」
「あら、特別なことは、してませんのよ?」
キャアキャアと、楽しそうにしてる女の子達は、可愛いね!
やっぱ、女の子は遠目から眺めるのが一番だ。うん。
「え、あ、あの、私にもですか?」
『キャンディなのです。』
『どうぞ~♪』
「此方は…?」
「そちらは、ミライから従者用に。簡素な蜂蜜のキャンディです。」
従者さん達も、戸惑いながら受け取ってくれた。
「ね、宿のお部屋で、一個ずつ交換しない?」
「お嬢様、叱られてしまいますよ。」
「あの…キャンディも欲しい方は、まだ余りがありますが…」
「欲しい!ミライくんのお菓子っ!」
「あらあらw」
「もう、マリーったら…」
マリーちゃん、きな粉飴喜んでくれそうだ♪
アルファルファは何処かな…?
あ、居た居た。
「エデンくん、このウサちゃんにも、どーぞって。」
『あいっ!どじょっ!』
「ありがとうございます。ご迷惑をお掛けしたのに、お嬢様の分まで御用意いただいて…。」
「いやいや、お気になさらず。」
『あ、ありがと…食べて大丈夫かな……?』
[大丈夫じゃね?」
『わっ?!…そ、そっか、ミライくん通じるんだっけ……』
なんか元気無いね。
人と話せなくて、参ってるのかな?
その調子で反省してよー?
「皆さん、街道のゴブリン騒ぎが落ち着くまで、春風亭に宿泊されるそうです。」
「来るときも、護衛に追い払って貰いましたわ。」
「今日は元々泊まることに成っておりますが…明日には領地へ出発する予定でしたの。」
「ラルフお兄様、皆様のためにも、ゴブリン退治頑張ってくださいな!」
「任せてくれ。明日には出られるよう、片付けて来る。ミライ達も一緒なら、すぐ終わるさ。」
「頼もしいですわ!」
ミニクロプスを倒せば、今回のゴブリン騒ぎも落ち着くだろう。
「それにしても、残念でしたわね。アルファストさんも、普段から今日くらい大人しければ、仲良く成れそうでしたのに。」
「急な発熱で倒れてしまわれるなんて…大丈夫でしょうか。」
「セーラ嬢は、このまま当家に、お泊まりいただきますわ。宿までは、少し離れておりますもの。」
「…街を出る前に、お見舞いへ来てもよろしいかしら。」
「セーラ嬢の体調が、そこまで酷くなければ…。」
なんか、アルファルファは、ぶっ倒れた事に成っとる。
まあ、他国の魔導師の息子襲って、ウサちゃんにされましたとは言えないか。
「それでは…」
「すみませんっ!!ラルフ居ますか?!」
「きゃっ?!ど、どなたで…?」
「レナ!?」
おお?!なかなかの勢いで来たね、レナさん!
「レナさん、どった?!」
「ミライくん、シオンちゃん!南東の森から、見たことのない1つ目の怪物が…!CランクとBランクの皆で対応してるけど、徐々に押されてるわ!」
うぉーいっ?!俺ら出るまで、待ってくれよっ!!
お嬢様達も、かなり不安そうにザワザワしてる。
そりゃそうだよね!冒険者達が苦戦するような、謎モンスター出たって言われたらね!
「もう出たんですか?!ミニクロプス!」
「ミニクロプス…?!た、確かに図鑑で見たサイクロプスに、顔は似てたかも……」
「直ぐに出るぞ!ミライ、着替えは何秒でできる?!」
「1秒掛からず!《ヴァリアント》!!」
ぽふっ
いつもの格好に成って、脱げたコックさんセットは詩音にパス!
[おとーさん!ミニクロプス出たって!]
[解った。恐らくお前達でなければ、倒せないようにされているだろう。]
マジか!あー、でも確かにそれくらいされてそう…!
[いつでも出れるようにはしておくが、基本はお前達に頑張ってもらうしかない。]
[了解!]
大丈夫、作戦はちゃんと考えた!
いざ、ミニクロプス討伐へ!出陣じゃー!
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