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ビビりとモフモフ、冒険開始
お酒は程ほどにしましょう
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印刷機っぽい物まで作れるって…ビルムさん、その知識はどっから来てんの…?
つか、まだ王城でしか使われてない代物を、俺が貰うってのもどーよ?
等々、疑問と不安が尽きないまま、ディアナ姉ちゃんと2人で、ビルムさんが籠ってるお部屋へやってきた。
姉ちゃんは、ノックもせずにドアを開ける。
「姉ちゃんノックしようよ…。」
「いいのよ、作業中なら返事なんて無いわ。リグルは、足音で解ってるでしょうし。」
部屋の手前には、大量の木箱が幾つかの山を形成していた。
其々の箱に貼ってある紙は、魔導具の名前らしきものが書いてある。
妖精の灯は知ってるけど…地竜の爪痕って何だろう。耕運機とか?
そんなもんまで作れるとしたら、アンタマジで何屋だよって事になるけども。
他にも、シルフの風とか、ウンディーネの泉とか、ファンタジーな名前の物が沢山。
「…呆れた、もうこんなに作ったの?」
「絶対、時止めながら作業してんな。」
木箱を崩さないよう、慎重に進むと……
「っ?!ちょ、ちょっと!倒れるの早くないっ?!」
「わぁああああっ?!ビルムさん大丈夫?!生きてる?!」
テーブルに突っ伏してる、件の機械馬鹿の姿が……!
ん?足元に何か落ちて……酒瓶?
度数は書いて無いなぁ。
テーブルの上には…木のコップが1つ。
…もしかして……
「ん…………」
「い、生きてはいるわね?はぁ…もう、1回起きなs」
スッと、力無くテーブルに投げ出されてた右手が、姉ちゃんの後頭部へ回る。
薄く目を開けたビルムさんの顔が、姉ちゃんの方を向いた所で…………
とりあえず、姉ちゃんのために、俺は後ろ向いといた。
聞こえない聞こえない…
やたら艶っぽい息遣いとか、姉ちゃんがペシペシとビルムさん叩いて抵抗してるっぽい音とか……
俺は何も見てないし、聞いてませんよ~。
「っはぁ……もしかして、酔ってる?」
「ん~…べーつに、良いでしょーが。仕事はぜーんぶ、終わらせましたよってねぇ。」
「はぁっ?!の、納品数各何百個だと…最低1ヶ月かかる仕事、3時間以内で終わらせたわけ?!」
「やることさえ終われば、明日は可愛い嫁さんと帝都観光できるなぁ…と思いまして?」
「それだけの為に、どんだけ時間止めたのよ…!こ、コラ、離しなさい酔っぱらい!ミライ居るから!」
……俺、退散した方がいいかな…?
『…すんません、坊っちゃん。旦那、スッカリへべれけで…。』
「あ、リグルさんお疲れ様……なんか温かいけど、お酒飲んだ?」
『あっしも、酒にゃ目が無い質なんすよ。』
飲んでいいの?
…蛇って酒好きなんだっけか。
「きゃっ?!どどどどどどこ触って…っ!?目ぇ覚ましなさいっ!《ブルーサンダークラッシュ》!!」
「ぐはぁっ…?!」
「覚まさせるべきは、『酔い』じゃないかな。」
「同じようなもんよ!」
いや、だいぶ違ぇよ姉ちゃん。
愛する旦那様に、凝縮した蒼い雷ぶち当てて良いの?
神様だから、死なないとは思うけどさ。
果たして何処触られt何でもありませんお姉様。
『坊っちゃん、よーく覚えとくっすよ。嫁を愛でるとき、照れさせ過ぎるとああ成るんす。特に人前は注意っす。』
「うん。砂で埋められないように、気を付ける。」
「いったたた…おおっ?!」
スゲェ、焦げてすらいない上に、普通に起き上がった。
そして、起き上がったばかりの人の、胸ぐらを左手で掴み上げ、右手に雷纏って笑顔を見せる姉ちゃん怖い。
ビルムさんは苦笑いしながら、無抵抗で両手を挙げた。
降参のポーズは、世界共通らしい。
「……酔いは覚めたかしら?」
「覚めた覚めた。俺が悪かったんで、右手バチバチ言わせんの、辞めてくれませんかね。」
「全くもぉ…ミライ居るって言ったのにっ!変態!スケベ親父!色情魔!」
「堪え性無くて、すいませんねぇ。目の前の嫁さんが、あんまりにも可愛かったもんで。」
「なっ…!ななななな何言ってんの、もうっ!!」
「よっ、ミライくん。ごめんな、教育に悪いもん見せて。」
「大丈夫、何も見てないよ。それに、コレでも中身18歳だしね。」
良かったね、俺がリアルちっちゃい子じゃなくて。
ガチで生後3ヶ月だったら、ビルムさんが、おとーさんにぶん殴られてると思う。
───────
※その頃お部屋の方では…(詩音視点)
「ルゥはねぇ~、お料理上手で~ほんわかしてて可愛くてね~♪優しいんだよ~♪」
「は、はい…何となく解りますが…。」
「あ、シオン、取っちゃダメだよ~?ルゥは、おーれーのーだからね~。」
「と、取りませんよ…。」
あぅぅ…お兄さん方が、お酒飲み始めちゃいました…。
デイヴィーさんのノロケ話が止まりません。
だ、誰か助けてください…!
ガルヴァさん、ガルヴァさんはどちらに?!
「んな、無理にお洒落だ何だって、気ぃ使うことねぇーよ。俺のツバキも、そんな感じだったしよぉ。」
「えっと、ありがとうございます…?」
「大体、今も昔も若ぇ女は、なよっちいの多過ぎんだよなぁ。俺ぁ、後ろでガタガタ震えてるより、剣抜いて一緒に戦い出す女の方が好みなんだよ。」
「そ、それは人其々じゃ…」
「おぅ、だからよぉ。そのまんまのレナを貰いてぇって奴が、絶対居んだよ。断言してやる。お前は良い女だ。もう3年もすりゃ、色んなとっから『嫁に来い』って言われるようになる。賭けても良いぜ?」
あぁぁ、ダメです…!
別のベクトルの絡み酒でした!
えっと、なら…マクベスさんは?!
「お父さん…昨日ごめんね……すぐに助けに行けなくて…。お父さんなら、大丈夫って…高括ってた…。気付いた後も…お父さん倒れてるのに……助け起こしもしないで脅してたよね…。本当はね、『すぐ治療するよ!シッカリして!』って、駆け寄りたかったのに…弟妹の前だと、素直に行動できなくて……。」
「そう、気に病むことはない。アレは私の自業自得だ。」
「ううん…俺もお父さんが、つい遊んじゃうの知ってたし……。お父さんが、死んじゃったらどうしようって…昨日初めて思った。俺ね、お父さん大好きだから……死なないで…長生きして。」
「よしよし、案ずるな。私は、そう簡単には死なんよ。」
た、助けを求められる雰囲気じゃ、ありません……っ!
ロゥミアさんは……
「…スー……スー……zzz」
既に、ディアドルフさんの太腿を枕に、お休みでしたか!良い夢を!
る、ルゥナさん…!奥さんなら!
「ウフフフ~♪お姉ちゃん、ミライも飲むかなぁ~?取っておく~?」
「ダメですよ、ティナ。ミライは精神年齢が高いというだけで、まだ小さな子供ですからね?」
「そっかぁ~、ミライ早く大人に成んないかなぁ~。」
[シオンちゃん、ごめんなさい!ティナで手一杯です…!]
[は、はい!気付いていただけただけでも、嬉しいです!その、そちらも頑張ってください!]
あ、あの、ヴァールフラン家の皆さん…絡み酒多くないですか…?
き、気を取り直して!ジェイクさん、は……
「……………」
「…そんな目をしてもダメです。…こ、コイツらは、コイツらだけは、死守させてもらいます…!」
「…猫……羊……小猿……くじら……!」
『そ、総長さん帰って来てですぅ…!ジェイさんが怖いのですぅぅ…!』
『ジェイクおにーちゃん、どしたのー?』
『ヒナタくん、今は隠れる時だよ!捕まったら、大変な事になるって、ボクの勘が言ってる!』
『かくれんぼ、かくれんぼ~♪』
ああっ!小梅ちゃん達が狙われてます!
ら、ラルフさんの手助けに…行けません?!
デイヴィーさん、離してくださいっ!
え、お酒?わ、私は遠慮しておきます!
「デイヴィー兄さん、シオン困ってるぞ。姉さんの話なら、俺が聞くって。」
「ん、フィー聞いてくれんの~?ルゥの可愛い所百選~♪」
「聞くから離してやれって。…ほれ、行ってやりなシオン。」
「ありがとうございますっ!!」
まさかのフィルさんが、救い主に…!
お酒飲まれてないんですか?
え、皆と同じくらい、飲んでいらっしゃる?
……はぁ…ドワーフの飲み会に出てたら、とんでもなく強く成られたと……。
「……全く、少しは私に遠慮してくれても、良かろうに。」
「お酒、今日はダメ…一応、ね?」
「ああ、解っている。」
……そういえば、ディアドルフさんの絡み方も、なかなかだったような……遺伝、でしょうか?
…………まさか、未來くんにも、絡み酒遺伝しませんよね?!
つか、まだ王城でしか使われてない代物を、俺が貰うってのもどーよ?
等々、疑問と不安が尽きないまま、ディアナ姉ちゃんと2人で、ビルムさんが籠ってるお部屋へやってきた。
姉ちゃんは、ノックもせずにドアを開ける。
「姉ちゃんノックしようよ…。」
「いいのよ、作業中なら返事なんて無いわ。リグルは、足音で解ってるでしょうし。」
部屋の手前には、大量の木箱が幾つかの山を形成していた。
其々の箱に貼ってある紙は、魔導具の名前らしきものが書いてある。
妖精の灯は知ってるけど…地竜の爪痕って何だろう。耕運機とか?
そんなもんまで作れるとしたら、アンタマジで何屋だよって事になるけども。
他にも、シルフの風とか、ウンディーネの泉とか、ファンタジーな名前の物が沢山。
「…呆れた、もうこんなに作ったの?」
「絶対、時止めながら作業してんな。」
木箱を崩さないよう、慎重に進むと……
「っ?!ちょ、ちょっと!倒れるの早くないっ?!」
「わぁああああっ?!ビルムさん大丈夫?!生きてる?!」
テーブルに突っ伏してる、件の機械馬鹿の姿が……!
ん?足元に何か落ちて……酒瓶?
度数は書いて無いなぁ。
テーブルの上には…木のコップが1つ。
…もしかして……
「ん…………」
「い、生きてはいるわね?はぁ…もう、1回起きなs」
スッと、力無くテーブルに投げ出されてた右手が、姉ちゃんの後頭部へ回る。
薄く目を開けたビルムさんの顔が、姉ちゃんの方を向いた所で…………
とりあえず、姉ちゃんのために、俺は後ろ向いといた。
聞こえない聞こえない…
やたら艶っぽい息遣いとか、姉ちゃんがペシペシとビルムさん叩いて抵抗してるっぽい音とか……
俺は何も見てないし、聞いてませんよ~。
「っはぁ……もしかして、酔ってる?」
「ん~…べーつに、良いでしょーが。仕事はぜーんぶ、終わらせましたよってねぇ。」
「はぁっ?!の、納品数各何百個だと…最低1ヶ月かかる仕事、3時間以内で終わらせたわけ?!」
「やることさえ終われば、明日は可愛い嫁さんと帝都観光できるなぁ…と思いまして?」
「それだけの為に、どんだけ時間止めたのよ…!こ、コラ、離しなさい酔っぱらい!ミライ居るから!」
……俺、退散した方がいいかな…?
『…すんません、坊っちゃん。旦那、スッカリへべれけで…。』
「あ、リグルさんお疲れ様……なんか温かいけど、お酒飲んだ?」
『あっしも、酒にゃ目が無い質なんすよ。』
飲んでいいの?
…蛇って酒好きなんだっけか。
「きゃっ?!どどどどどどこ触って…っ!?目ぇ覚ましなさいっ!《ブルーサンダークラッシュ》!!」
「ぐはぁっ…?!」
「覚まさせるべきは、『酔い』じゃないかな。」
「同じようなもんよ!」
いや、だいぶ違ぇよ姉ちゃん。
愛する旦那様に、凝縮した蒼い雷ぶち当てて良いの?
神様だから、死なないとは思うけどさ。
果たして何処触られt何でもありませんお姉様。
『坊っちゃん、よーく覚えとくっすよ。嫁を愛でるとき、照れさせ過ぎるとああ成るんす。特に人前は注意っす。』
「うん。砂で埋められないように、気を付ける。」
「いったたた…おおっ?!」
スゲェ、焦げてすらいない上に、普通に起き上がった。
そして、起き上がったばかりの人の、胸ぐらを左手で掴み上げ、右手に雷纏って笑顔を見せる姉ちゃん怖い。
ビルムさんは苦笑いしながら、無抵抗で両手を挙げた。
降参のポーズは、世界共通らしい。
「……酔いは覚めたかしら?」
「覚めた覚めた。俺が悪かったんで、右手バチバチ言わせんの、辞めてくれませんかね。」
「全くもぉ…ミライ居るって言ったのにっ!変態!スケベ親父!色情魔!」
「堪え性無くて、すいませんねぇ。目の前の嫁さんが、あんまりにも可愛かったもんで。」
「なっ…!ななななな何言ってんの、もうっ!!」
「よっ、ミライくん。ごめんな、教育に悪いもん見せて。」
「大丈夫、何も見てないよ。それに、コレでも中身18歳だしね。」
良かったね、俺がリアルちっちゃい子じゃなくて。
ガチで生後3ヶ月だったら、ビルムさんが、おとーさんにぶん殴られてると思う。
───────
※その頃お部屋の方では…(詩音視点)
「ルゥはねぇ~、お料理上手で~ほんわかしてて可愛くてね~♪優しいんだよ~♪」
「は、はい…何となく解りますが…。」
「あ、シオン、取っちゃダメだよ~?ルゥは、おーれーのーだからね~。」
「と、取りませんよ…。」
あぅぅ…お兄さん方が、お酒飲み始めちゃいました…。
デイヴィーさんのノロケ話が止まりません。
だ、誰か助けてください…!
ガルヴァさん、ガルヴァさんはどちらに?!
「んな、無理にお洒落だ何だって、気ぃ使うことねぇーよ。俺のツバキも、そんな感じだったしよぉ。」
「えっと、ありがとうございます…?」
「大体、今も昔も若ぇ女は、なよっちいの多過ぎんだよなぁ。俺ぁ、後ろでガタガタ震えてるより、剣抜いて一緒に戦い出す女の方が好みなんだよ。」
「そ、それは人其々じゃ…」
「おぅ、だからよぉ。そのまんまのレナを貰いてぇって奴が、絶対居んだよ。断言してやる。お前は良い女だ。もう3年もすりゃ、色んなとっから『嫁に来い』って言われるようになる。賭けても良いぜ?」
あぁぁ、ダメです…!
別のベクトルの絡み酒でした!
えっと、なら…マクベスさんは?!
「お父さん…昨日ごめんね……すぐに助けに行けなくて…。お父さんなら、大丈夫って…高括ってた…。気付いた後も…お父さん倒れてるのに……助け起こしもしないで脅してたよね…。本当はね、『すぐ治療するよ!シッカリして!』って、駆け寄りたかったのに…弟妹の前だと、素直に行動できなくて……。」
「そう、気に病むことはない。アレは私の自業自得だ。」
「ううん…俺もお父さんが、つい遊んじゃうの知ってたし……。お父さんが、死んじゃったらどうしようって…昨日初めて思った。俺ね、お父さん大好きだから……死なないで…長生きして。」
「よしよし、案ずるな。私は、そう簡単には死なんよ。」
た、助けを求められる雰囲気じゃ、ありません……っ!
ロゥミアさんは……
「…スー……スー……zzz」
既に、ディアドルフさんの太腿を枕に、お休みでしたか!良い夢を!
る、ルゥナさん…!奥さんなら!
「ウフフフ~♪お姉ちゃん、ミライも飲むかなぁ~?取っておく~?」
「ダメですよ、ティナ。ミライは精神年齢が高いというだけで、まだ小さな子供ですからね?」
「そっかぁ~、ミライ早く大人に成んないかなぁ~。」
[シオンちゃん、ごめんなさい!ティナで手一杯です…!]
[は、はい!気付いていただけただけでも、嬉しいです!その、そちらも頑張ってください!]
あ、あの、ヴァールフラン家の皆さん…絡み酒多くないですか…?
き、気を取り直して!ジェイクさん、は……
「……………」
「…そんな目をしてもダメです。…こ、コイツらは、コイツらだけは、死守させてもらいます…!」
「…猫……羊……小猿……くじら……!」
『そ、総長さん帰って来てですぅ…!ジェイさんが怖いのですぅぅ…!』
『ジェイクおにーちゃん、どしたのー?』
『ヒナタくん、今は隠れる時だよ!捕まったら、大変な事になるって、ボクの勘が言ってる!』
『かくれんぼ、かくれんぼ~♪』
ああっ!小梅ちゃん達が狙われてます!
ら、ラルフさんの手助けに…行けません?!
デイヴィーさん、離してくださいっ!
え、お酒?わ、私は遠慮しておきます!
「デイヴィー兄さん、シオン困ってるぞ。姉さんの話なら、俺が聞くって。」
「ん、フィー聞いてくれんの~?ルゥの可愛い所百選~♪」
「聞くから離してやれって。…ほれ、行ってやりなシオン。」
「ありがとうございますっ!!」
まさかのフィルさんが、救い主に…!
お酒飲まれてないんですか?
え、皆と同じくらい、飲んでいらっしゃる?
……はぁ…ドワーフの飲み会に出てたら、とんでもなく強く成られたと……。
「……全く、少しは私に遠慮してくれても、良かろうに。」
「お酒、今日はダメ…一応、ね?」
「ああ、解っている。」
……そういえば、ディアドルフさんの絡み方も、なかなかだったような……遺伝、でしょうか?
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