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ビビりとモフモフ、冒険開始
突き進めアンデッドバスター
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どうにか、詩音の説得と言うか、鼓舞しつつ宥めて腹括らせることに成功。
完全に腰抜かした陽向と小梅は、レナさんに預けた。
彼女は先に避難していた、帝都の住人へのケアを任せられている。
ディアさん宅の娘さん達も、今はそこに居るらしい。
ならば殲滅部隊の俺たちは、2柱に見送られて、いざ行かん死霊共の巣窟へ!
「つっても…さっきより、かなりマシだな!」
「そ、そうですね…あ、あの密集具合に比べれば……」
マクベスさんの浄化が効いてるらしく、ゾンビやスケルトン,リッチまでは雲散霧消してくれていた。
残ってるのは、浄化の力でほぼ崩れて、動けなく成ってる、ナイトリッチとグール。
それから、この辺には居ないけど、リビングデッドだけみたいだ。
「…しかし、ミライの聖火に、こんな使い方があったとは。」
「俺もビックリした。できるもんだね。」
対リビングデッド用に、ラルフの剣と、俺のドラゴンスレイヤーの刀身へ、照日之業火で火を着けてみたんだ。
コレなら、魔力無駄に消費しなくて済むし、ラルフの攻撃も通る。
俺も剣にした理由は、なるべくリーチある方が良いって言われたからだ。
噛まれると結構ヤバいんだと。
『怖いの来たら、ぶっ飛ばす!』
「おう、その意気だ若葉!」
若葉には、でっかい十字架の形した、光るクリスタルを武器として持たせてる。
コレ、詩音の『弔い』スキルで、出てきたんである。
まさか、武器(?)召喚からの、徐霊(物理)だとは。
静かに降り注ぐ光で浄化~的な感じだと思ってたよ。
そして……
『ふわぁ……あっしは、アンデッドと相性悪いんすけどねぇ……。毒効かない、即死も効かない、絞めたところで部位がもげるのみ…石にして叩き割るくらいしか、できないっすよ?』
「「充分助かる。」」
「バジリスクなだけあって、お強いですね!」
結構な戦力だよね、リグルさん。
リビングデッドにも、石化は有効らしい。
ただ、解けるのが少し早いんだと。
割っちまえば、同じだけどね!
「この辺りで、聖火の使用感を試しても良いか?」
『ボクも、振り回す練習する!』
「あんま離れなきゃ良いよ。詩音、お前もそこに倒れてる、ナイトリッチで浄化の練習しよう。」
「は、はい……うぅ、動かないでくださいね……?」
『カラカラ…カラカラカラ…!』
「ヒッ?!な、何か喋りました?!」
『んー、ボクは解んない!』
「俺も解んねーな。気になるなら、テレパス使うのが一番じゃね?」
「…何やら悲壮感漂う声だが……。」
『コイツ、「いっそ一思いに殺ってくれ」って言ってるっすよ。相当苦しい様で。』
マジか、俺らで言うとどんな感じなんだろ……
コンクリ付けられて海に沈められる、とか?
てか、リグルさん解るんだね。
『あっしも、ある意味ホラーっすから。旦那に拾われる前は、上位アンデッドばかりの瘴気渦巻くオンボロ屋敷で、一応仲良く暮らしてたんす。』
「そ、それって、俗に言うオバケ屋敷では……?!」
「へぇ、そんな時期が。」
「……ヒナタ達に比べるとあまり解らないが…アンデッドと親和性があるんだな?」
『そんなとこっすね。あの頃もそれなりに、楽しかったっすよ。あっしが庭の木の下で冬眠してる内に、屋敷が潰されちまったんすけど。「入った人間が、誰も出てこない屋敷なんて、危険過ぎる!」ってことらしいっす。』
お、おぅ……
人間からしたら、とんでもない屋敷だもんな……。
潰したタイミングが、良かったのか悪かったのか…リグルさんが起きてたら、潰しに行った人間は全滅だったろう。
『そんなわけで、あっしは知性のあるアンデッドとなら話せて、多少の情もあるんすよ。早やいとこ、成仏させてやって欲しいっす。』
「わ、解りました!《セイント・アーク》!!」
優しい光の球がナイトリッチを包むと、骨が淡く輝きながら光の粒子になって消えていく。
『カラカラ…………』
『シオン坊っちゃんの光なら、痛くも苦しくもないらしいっす。お礼言ってるっすよ。』
「そ、そうですか…。」
「よし、その調子で、苦しんでるアンデッド成仏させて行こうぜ!」
「そういう趣旨でしたっけ?!」
「こっちも、扱いの確認は済んだ。」
『ボクも、まだ怖いけど…大丈夫!』
よっしゃ、少しずつ移動しながら頑張ろう!
「悪霊退散♪悪霊退散♪怨霊モノノケ困ったー時は♪」
神様達曰く、リビングデッドは生きることへの執着が凄くて、エネルギッシュな生物程襲いに来るらしい。
食べて、生きる糧にしようとするんだって。
だから、大暴れすれば、向こうから寄ってくる!
そして俺が索敵使えば、奇襲されることも無い!
「どーまんせーまん♪どーまんせーまん♪直ぐに呼びましょおんみょーじっ♪れつごー♪」
「明るく歌いながら、燃えている剣をそんなに振り回すな!ワカバが真似したら、危ないだろう!」
「はーい。」
『悪霊退散♪悪霊退散♪』
あ、ゴメンラルフ。手遅れだわ。
『カラカラ…』
『ヴヴヴ…』
「《セイント・アーク》!《セイント・アーク》!!ななななんで皆さん私の方へぇぇ……?!」
『シオンちゃん、大人気だね!』
おお…詩音の浄化がよっぽど楽に逝けるのか、まだ倒れてるアンデッド達が詩音の方に這ってってる……。
俺の炎からは、逃げようとするなぁ。
そんなに違うの?
『…何体か貰うっす。《グレイブミスト》』
「あ、ありがとうございます!」
「詩音、範囲攻撃できねーの?」
「そうだな…お前なら、浄化の力を光線状に射出できそうなものだが。」
「こ、光線状にですか…《ホーリーレーザー》!!」
チュドォオオオオンッ!!
あ、アンデッド達が這い寄るのやめた。
『すごーい!お家吹き飛んだ!』
『あれまぁ……』
「詩音、ソレは対リビングデッドだけにしよう。」
「すまん…俺が余計な事を言ったばかりに……。」
「……セイント・アークを大きくする方向で、頑張ります……。」
うん、それがいいね。
───────
──────
「この辺も片付きましたね。」
「リビングデッドは、どの辺りだ?」
「コレかな~?ってのは、あっちに沢山居る!」
向こうにあるのは……神殿的な建物かな?
……あ、奥の方が倒壊してる。
リビングデッドじゃないけど、敵性反応が暴れてて、味方反応がほぼ動かないけど無事……ディアさんか?ディアさんだな?
敵性反応は、邪神……ってほどヤバそうじゃないから、魔狼聖教の幹部か何かだろう。
俺達と神様姉弟以外の味方反応は、都内に6人。
1人は神殿に乗り込んでるディアさんとして、帝都中央付近に居る2人は、浄化してくれてるマクベスさんとデイヴィーさんかな。
残り3人は、群れてないリビングデッドをメインに、各自交戦してるっぽいね。
「リビングデッド、こっちに来そうですか?」
「んー、3体向かってきてるよ。」
『てんでバラバラの方向から、1体ずつ近付いてるっすねぇ。』
「なら、来た奴から、正面きって迎え撃ってやろう。」
『おー!』
さてさて。どれが最初に来るかな?
「ん…あっちの左の影から、1体来る!」
「引き付けて、俺とミライで動きを止めるぞ。シオンは浄化の準備、ワカバとリグルは周囲の警戒を!」
「「了解!」」
『頑張るっ!』
『はいよ。』
さて、どんな奴なのかな?
ウィンチエイプ(成体)みたいな、巨人じゃないと良いけど。
完全に腰抜かした陽向と小梅は、レナさんに預けた。
彼女は先に避難していた、帝都の住人へのケアを任せられている。
ディアさん宅の娘さん達も、今はそこに居るらしい。
ならば殲滅部隊の俺たちは、2柱に見送られて、いざ行かん死霊共の巣窟へ!
「つっても…さっきより、かなりマシだな!」
「そ、そうですね…あ、あの密集具合に比べれば……」
マクベスさんの浄化が効いてるらしく、ゾンビやスケルトン,リッチまでは雲散霧消してくれていた。
残ってるのは、浄化の力でほぼ崩れて、動けなく成ってる、ナイトリッチとグール。
それから、この辺には居ないけど、リビングデッドだけみたいだ。
「…しかし、ミライの聖火に、こんな使い方があったとは。」
「俺もビックリした。できるもんだね。」
対リビングデッド用に、ラルフの剣と、俺のドラゴンスレイヤーの刀身へ、照日之業火で火を着けてみたんだ。
コレなら、魔力無駄に消費しなくて済むし、ラルフの攻撃も通る。
俺も剣にした理由は、なるべくリーチある方が良いって言われたからだ。
噛まれると結構ヤバいんだと。
『怖いの来たら、ぶっ飛ばす!』
「おう、その意気だ若葉!」
若葉には、でっかい十字架の形した、光るクリスタルを武器として持たせてる。
コレ、詩音の『弔い』スキルで、出てきたんである。
まさか、武器(?)召喚からの、徐霊(物理)だとは。
静かに降り注ぐ光で浄化~的な感じだと思ってたよ。
そして……
『ふわぁ……あっしは、アンデッドと相性悪いんすけどねぇ……。毒効かない、即死も効かない、絞めたところで部位がもげるのみ…石にして叩き割るくらいしか、できないっすよ?』
「「充分助かる。」」
「バジリスクなだけあって、お強いですね!」
結構な戦力だよね、リグルさん。
リビングデッドにも、石化は有効らしい。
ただ、解けるのが少し早いんだと。
割っちまえば、同じだけどね!
「この辺りで、聖火の使用感を試しても良いか?」
『ボクも、振り回す練習する!』
「あんま離れなきゃ良いよ。詩音、お前もそこに倒れてる、ナイトリッチで浄化の練習しよう。」
「は、はい……うぅ、動かないでくださいね……?」
『カラカラ…カラカラカラ…!』
「ヒッ?!な、何か喋りました?!」
『んー、ボクは解んない!』
「俺も解んねーな。気になるなら、テレパス使うのが一番じゃね?」
「…何やら悲壮感漂う声だが……。」
『コイツ、「いっそ一思いに殺ってくれ」って言ってるっすよ。相当苦しい様で。』
マジか、俺らで言うとどんな感じなんだろ……
コンクリ付けられて海に沈められる、とか?
てか、リグルさん解るんだね。
『あっしも、ある意味ホラーっすから。旦那に拾われる前は、上位アンデッドばかりの瘴気渦巻くオンボロ屋敷で、一応仲良く暮らしてたんす。』
「そ、それって、俗に言うオバケ屋敷では……?!」
「へぇ、そんな時期が。」
「……ヒナタ達に比べるとあまり解らないが…アンデッドと親和性があるんだな?」
『そんなとこっすね。あの頃もそれなりに、楽しかったっすよ。あっしが庭の木の下で冬眠してる内に、屋敷が潰されちまったんすけど。「入った人間が、誰も出てこない屋敷なんて、危険過ぎる!」ってことらしいっす。』
お、おぅ……
人間からしたら、とんでもない屋敷だもんな……。
潰したタイミングが、良かったのか悪かったのか…リグルさんが起きてたら、潰しに行った人間は全滅だったろう。
『そんなわけで、あっしは知性のあるアンデッドとなら話せて、多少の情もあるんすよ。早やいとこ、成仏させてやって欲しいっす。』
「わ、解りました!《セイント・アーク》!!」
優しい光の球がナイトリッチを包むと、骨が淡く輝きながら光の粒子になって消えていく。
『カラカラ…………』
『シオン坊っちゃんの光なら、痛くも苦しくもないらしいっす。お礼言ってるっすよ。』
「そ、そうですか…。」
「よし、その調子で、苦しんでるアンデッド成仏させて行こうぜ!」
「そういう趣旨でしたっけ?!」
「こっちも、扱いの確認は済んだ。」
『ボクも、まだ怖いけど…大丈夫!』
よっしゃ、少しずつ移動しながら頑張ろう!
「悪霊退散♪悪霊退散♪怨霊モノノケ困ったー時は♪」
神様達曰く、リビングデッドは生きることへの執着が凄くて、エネルギッシュな生物程襲いに来るらしい。
食べて、生きる糧にしようとするんだって。
だから、大暴れすれば、向こうから寄ってくる!
そして俺が索敵使えば、奇襲されることも無い!
「どーまんせーまん♪どーまんせーまん♪直ぐに呼びましょおんみょーじっ♪れつごー♪」
「明るく歌いながら、燃えている剣をそんなに振り回すな!ワカバが真似したら、危ないだろう!」
「はーい。」
『悪霊退散♪悪霊退散♪』
あ、ゴメンラルフ。手遅れだわ。
『カラカラ…』
『ヴヴヴ…』
「《セイント・アーク》!《セイント・アーク》!!ななななんで皆さん私の方へぇぇ……?!」
『シオンちゃん、大人気だね!』
おお…詩音の浄化がよっぽど楽に逝けるのか、まだ倒れてるアンデッド達が詩音の方に這ってってる……。
俺の炎からは、逃げようとするなぁ。
そんなに違うの?
『…何体か貰うっす。《グレイブミスト》』
「あ、ありがとうございます!」
「詩音、範囲攻撃できねーの?」
「そうだな…お前なら、浄化の力を光線状に射出できそうなものだが。」
「こ、光線状にですか…《ホーリーレーザー》!!」
チュドォオオオオンッ!!
あ、アンデッド達が這い寄るのやめた。
『すごーい!お家吹き飛んだ!』
『あれまぁ……』
「詩音、ソレは対リビングデッドだけにしよう。」
「すまん…俺が余計な事を言ったばかりに……。」
「……セイント・アークを大きくする方向で、頑張ります……。」
うん、それがいいね。
───────
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「この辺も片付きましたね。」
「リビングデッドは、どの辺りだ?」
「コレかな~?ってのは、あっちに沢山居る!」
向こうにあるのは……神殿的な建物かな?
……あ、奥の方が倒壊してる。
リビングデッドじゃないけど、敵性反応が暴れてて、味方反応がほぼ動かないけど無事……ディアさんか?ディアさんだな?
敵性反応は、邪神……ってほどヤバそうじゃないから、魔狼聖教の幹部か何かだろう。
俺達と神様姉弟以外の味方反応は、都内に6人。
1人は神殿に乗り込んでるディアさんとして、帝都中央付近に居る2人は、浄化してくれてるマクベスさんとデイヴィーさんかな。
残り3人は、群れてないリビングデッドをメインに、各自交戦してるっぽいね。
「リビングデッド、こっちに来そうですか?」
「んー、3体向かってきてるよ。」
『てんでバラバラの方向から、1体ずつ近付いてるっすねぇ。』
「なら、来た奴から、正面きって迎え撃ってやろう。」
『おー!』
さてさて。どれが最初に来るかな?
「ん…あっちの左の影から、1体来る!」
「引き付けて、俺とミライで動きを止めるぞ。シオンは浄化の準備、ワカバとリグルは周囲の警戒を!」
「「了解!」」
『頑張るっ!』
『はいよ。』
さて、どんな奴なのかな?
ウィンチエイプ(成体)みたいな、巨人じゃないと良いけど。
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