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誠は片付けの手を止め、アレクサンドルと向かい合った。アレクサンドルは頬が紅潮しており、目がトロンとして、大人の色気を漂わせている。


「わ、分かりました。そんなに言うのでしたら、スペシャルコースをご提供しましょう」


 誠は後で怒られてもいいと思いながらも、アレクサンドルにスペシャルな提案をした。誠はアレクサンドルに仰向けで寝るように伝えた。そして、上半身裸になり、ホビットに貰った香水をつけて、ゆっくりとアレクサンドルに覆い被さり、優しく肌を密着させた。
 アレクサンドルの荒い息遣いと心臓の鼓動が伝わってくる。誠は優しい声でアレクサンドルの耳元で囁く。


「アレクサンドル様はいつも礼儀正しく、皆の手本になるように威厳を保っているように思えます。今だけは本当の自分をさらけ出してください」


 誠はそう言うと、アレクサンドルの耳に口づけをし、軽く甘噛をする。アレクサンドルは急なことで、体をビクつかせ、感じているような甘い声を出す。


「はぁあっ! うっ、すまない。変な声が出てしまった」
「いいんですよ。ここには私たちしかいません。恥ずかしがることではありません」


 誠はアレクサンドルの隣に移動し、横になって寝っ転がった。そして、アレクサンドルの隆々とした筋肉を指でゆっくりとなぞり、焦らした。腹筋を触る度にピクピクと筋肉が動き、アレクサンドルの甘い吐息が漏れ出す。


「アレクサンドル様、だいぶお辛そうですね。今、楽にして差し上げますね」


 誠はギチギチと言わんばかりの布パンツの紐を解き、熱く硬くなったモノを外気に触れさせた。ぴくんぴくんと跳ね、先端からはやらしい涎がたらりと垂れていた。


「誠……、誠……」
「力を抜いて、リラックスして。気に病むことはありませんからね」


 誠はそう言うと、アレクサンドルの熱くなったモノを優しく握り、上下に擦り始めた。


「あっ、うっ、――くっ! ひ、人にされるのは、こ、こんなにも気持ちいいものなのか。うっ!」
「声を抑えないでください。もっとリラックスして、自分を解放して」
「あっ、あっ、き、気持ち良い」
「アレクサンドル様、どんどんやらしい涎が出てきて、上下に擦る度、音が出てしまいますね」
「そ、んなこと言われても! くっ! か、勝手に」


 アレクサンドルの荒い息遣いとやらしい音が部屋に響く。誠は気づけば、自分のモノが勃っており、アレクサンドルの逞しい太ももに擦り付けていた。


「はぁはぁ、誠も辛いのではないか?」
「そうですね、辛いですね。また会って数回なのに、こんなに好きになるのは初めてです」
「私は一目会った時から気になっていたぞ」
「ということは、両思いということですね。ここから先のこともしてもいいってことですか?」


 誠は手を止め、催淫作用があるエッセンシャルオイルを混ぜたマッサージオイルを速攻で作り、ベッドに戻る。そして、アレクサンドルの両足を持ち上げる。誠から見ると、アレクサンドルの可愛らしい秘部がまる見えだ。


「ま、誠! そこは!」
「アレクサンドル様、今から極上の癒やしをご提供しましょう。両足をしっかり支えててくださいね」


 誠はアレクサンドルに両足を持たせ、秘部にオイルを垂らした。そして、擦り込むように優しく人差し指を動かす。人差し指が秘部の上を通る度に、きゅっと締まる。


「アレクサンドル様、ここをヒクヒクさせて、気持ちいいんですか?」
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