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最終章 探究者と門番
3話 誇り高きキャンベル騎士団
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★
一方その頃、ナチュレの在する聖なる森の近隣の森では、ナチュレの最高戦力キャンベル騎士団が、生贄の遺体の捜索に当たっていた。
「シャイ団長、この先に大地が持っていかれた後があります。どうか落ちないようお気をつけください!」
「分かった。ありがとう」
指揮するのは、勿論この男。ナチュレのキャンベル騎士団団長シャイ・マスカッツである。<災害>の時に負った傷も完治し、リハビリも終えた彼は、前の同じコンディションに戻っていた。
「だ、団長!地面が光り始めました!」
「総員光から逃げろ!!」
歩いている大地が光始めると、キャンベル騎士団は、蜘蛛の子散らすように、急いでその場から離れる。すると数秒後、大地は、光っていた部分だけすっぽりと消えてしまっていた。否、リオへと向かったといった方が正しいだろうか?
世界融合は、リオがベースとなっている為、ザナの大地は時間経過によって、消えていくようになっている。もし、光っている場所に滞在し続けた場合、その人は大地と共にリオへと向かう事になる。
死ぬことはないが、混乱を招く。なので、光に巻き込まれるのだけは、避けておきたい。
「全員いるか?」
「「「「「全隊問題ありません!!」」」」
「良し。進むぞ」
キャンベル騎士団の歩みには迷いはなく、何処か確信したようなしっかりとした歩み。既に分かっている歩き方だった。
「あとどのくらいだ?」
「東に2000歩、南に3200歩です」
「良し、あと少しだな」
ナチュレはエルフの国であり、エルフは、魔術に富んだ種族。優秀なナチュレの魔術師が本気を出せば、生贄から放たれる膨大な魔力から、細かな場所を特定するのは容易だった。
因みにリャオからの依頼を受けて僅か2時間しか経っていない時点での出来事である。
「最初に手紙で知らされた時は半信半疑だったが、我らのナチュレの土地が光り、何処かへ行った時は信じざるを得なかったな」
「あの時は本当にびっくりしました。もしや、シュエリーヌ王女が捕まったのか?と」
「私もだ。しかし、真実は想像していたよりも遥かにぶっ飛んでいたな」
シャイの第一感想はイカレてるだった。彼は今日まで200年以上生きており、長い人生の中で、途方もない人との出会いと別れを経験してきた。リャオもその中の1人である。
出会った来た人の中には、研究者や探究者はいた。どれも色物揃いだ。中には心に狂気を抱いている者だっていた。しかし、共通して言えるのが、自分の命を無駄にはしなかったという事だ。実験によって、命を落とす可能性があったら、別の方法を探していた。
しかし、賢者ルミナは違う。例え命を落とそうが、他人を犠牲にしようが、自分の実験の結果が知れればいいと思っているタイプだ。
「どんなジャンルでも、一直線の人間が一番厄介なのはいつになっても変わらないな」
「ですね・・・そういえば、賢者ルミナはエルフだって言うのは知ってます?」
「何となくそうだとは思っていた。人間やドワーフにしては寿命が長いしな」
賢者ルミナは今まで、何度も書籍を出している。最初の書籍は、150年前にも及ぶ。
「恐らく年齢は300代。寿命で死ぬのを待つのは得策ではないな」
「魔族という可能性もあるかも」
「かもな・・・・・・あの地面についた鍋蓋のような物、見えるか?」
話しながら、歩いていると、シャイの視線に、マンホールに類似した鉄の丸板が見つかる。明らかな人工物。まるで、穴を塞ぐように置かれた鉄の蓋は、森にとっては異物と言っても過言ではなかった。
「見えます。もしかしてあれが生贄の遺体が入っている場所なのでは?」
「十中八九そうだろう。先程から尋常でない魔力が発生していたが、ここは特に凄い。油断したら魔力の圧だけで気絶してしまいそうだ」
世界を融合する程の魔力は凄まじく、既に数人のキャンベル騎士が気分を悪くしている。
「生贄には申し訳ないですが、遺体は破壊させてもらいましょう。行きましょう!!」
「・・・・・・いや、待て。様子がおかしい。なんでこんなにも我らがキャンベル騎士団が疲弊しているんだ?」
中には嘔吐し、痙攣を始める者も出始めた。魔力で気分が悪くなるのはまだ分かる。しかし、嘔吐するなんて話を私は聞いたことが無い。そして、私も今、眩暈と吐き気を催してきた。
この感覚、良く覚えている。つい1ヶ月前に戦った時に、嫌という程、思い知らされた。もしやと思い、自分自身に解毒魔術をかけてみると、途端に体調が良くなった。
「やっぱりか・・・気を付けろ!毒を使う敵がいる!!全員、解毒魔術を使え!!」
警告した途端、突如として感じ取った殺気。鉄の蓋ある先の木の陰からだ。毒を発生させた敵と見て間違いはないだろう。
敵は、木の陰から躍り出てくるのではなく、木を腐敗させ、朽ちさせる事によって、その姿をキャンベル騎士団の前に現した。
「紫の・・・ドラゴン?」
「ですが、団長、アイツ二足歩行です!それに、宝玉が付いた杖を握っています!!」
現れたのは、二足歩行のドラゴンのような魔物。大きさは3mと微妙だが、目がくり抜かれたように空洞で、不気味さよりも恐怖を抱く。
「Geeeeeeeeeeeeeeeeeerrrrrrrrrrrrr!!」
「ッッ!!来るぞ!!」
何者せよ、こちらに敵意があるのは間違いないようだ。
一方その頃、ナチュレの在する聖なる森の近隣の森では、ナチュレの最高戦力キャンベル騎士団が、生贄の遺体の捜索に当たっていた。
「シャイ団長、この先に大地が持っていかれた後があります。どうか落ちないようお気をつけください!」
「分かった。ありがとう」
指揮するのは、勿論この男。ナチュレのキャンベル騎士団団長シャイ・マスカッツである。<災害>の時に負った傷も完治し、リハビリも終えた彼は、前の同じコンディションに戻っていた。
「だ、団長!地面が光り始めました!」
「総員光から逃げろ!!」
歩いている大地が光始めると、キャンベル騎士団は、蜘蛛の子散らすように、急いでその場から離れる。すると数秒後、大地は、光っていた部分だけすっぽりと消えてしまっていた。否、リオへと向かったといった方が正しいだろうか?
世界融合は、リオがベースとなっている為、ザナの大地は時間経過によって、消えていくようになっている。もし、光っている場所に滞在し続けた場合、その人は大地と共にリオへと向かう事になる。
死ぬことはないが、混乱を招く。なので、光に巻き込まれるのだけは、避けておきたい。
「全員いるか?」
「「「「「全隊問題ありません!!」」」」
「良し。進むぞ」
キャンベル騎士団の歩みには迷いはなく、何処か確信したようなしっかりとした歩み。既に分かっている歩き方だった。
「あとどのくらいだ?」
「東に2000歩、南に3200歩です」
「良し、あと少しだな」
ナチュレはエルフの国であり、エルフは、魔術に富んだ種族。優秀なナチュレの魔術師が本気を出せば、生贄から放たれる膨大な魔力から、細かな場所を特定するのは容易だった。
因みにリャオからの依頼を受けて僅か2時間しか経っていない時点での出来事である。
「最初に手紙で知らされた時は半信半疑だったが、我らのナチュレの土地が光り、何処かへ行った時は信じざるを得なかったな」
「あの時は本当にびっくりしました。もしや、シュエリーヌ王女が捕まったのか?と」
「私もだ。しかし、真実は想像していたよりも遥かにぶっ飛んでいたな」
シャイの第一感想はイカレてるだった。彼は今日まで200年以上生きており、長い人生の中で、途方もない人との出会いと別れを経験してきた。リャオもその中の1人である。
出会った来た人の中には、研究者や探究者はいた。どれも色物揃いだ。中には心に狂気を抱いている者だっていた。しかし、共通して言えるのが、自分の命を無駄にはしなかったという事だ。実験によって、命を落とす可能性があったら、別の方法を探していた。
しかし、賢者ルミナは違う。例え命を落とそうが、他人を犠牲にしようが、自分の実験の結果が知れればいいと思っているタイプだ。
「どんなジャンルでも、一直線の人間が一番厄介なのはいつになっても変わらないな」
「ですね・・・そういえば、賢者ルミナはエルフだって言うのは知ってます?」
「何となくそうだとは思っていた。人間やドワーフにしては寿命が長いしな」
賢者ルミナは今まで、何度も書籍を出している。最初の書籍は、150年前にも及ぶ。
「恐らく年齢は300代。寿命で死ぬのを待つのは得策ではないな」
「魔族という可能性もあるかも」
「かもな・・・・・・あの地面についた鍋蓋のような物、見えるか?」
話しながら、歩いていると、シャイの視線に、マンホールに類似した鉄の丸板が見つかる。明らかな人工物。まるで、穴を塞ぐように置かれた鉄の蓋は、森にとっては異物と言っても過言ではなかった。
「見えます。もしかしてあれが生贄の遺体が入っている場所なのでは?」
「十中八九そうだろう。先程から尋常でない魔力が発生していたが、ここは特に凄い。油断したら魔力の圧だけで気絶してしまいそうだ」
世界を融合する程の魔力は凄まじく、既に数人のキャンベル騎士が気分を悪くしている。
「生贄には申し訳ないですが、遺体は破壊させてもらいましょう。行きましょう!!」
「・・・・・・いや、待て。様子がおかしい。なんでこんなにも我らがキャンベル騎士団が疲弊しているんだ?」
中には嘔吐し、痙攣を始める者も出始めた。魔力で気分が悪くなるのはまだ分かる。しかし、嘔吐するなんて話を私は聞いたことが無い。そして、私も今、眩暈と吐き気を催してきた。
この感覚、良く覚えている。つい1ヶ月前に戦った時に、嫌という程、思い知らされた。もしやと思い、自分自身に解毒魔術をかけてみると、途端に体調が良くなった。
「やっぱりか・・・気を付けろ!毒を使う敵がいる!!全員、解毒魔術を使え!!」
警告した途端、突如として感じ取った殺気。鉄の蓋ある先の木の陰からだ。毒を発生させた敵と見て間違いはないだろう。
敵は、木の陰から躍り出てくるのではなく、木を腐敗させ、朽ちさせる事によって、その姿をキャンベル騎士団の前に現した。
「紫の・・・ドラゴン?」
「ですが、団長、アイツ二足歩行です!それに、宝玉が付いた杖を握っています!!」
現れたのは、二足歩行のドラゴンのような魔物。大きさは3mと微妙だが、目がくり抜かれたように空洞で、不気味さよりも恐怖を抱く。
「Geeeeeeeeeeeeeeeeeerrrrrrrrrrrrr!!」
「ッッ!!来るぞ!!」
何者せよ、こちらに敵意があるのは間違いないようだ。
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