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承黒寺の乱
リガンVSヤオ老師
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身体中が裂けるように痛い。
心臓が鼓動するたびに全身に痛みが走る。
リガンはそれでも痛みに耐え、ヤオに対峙していた。
「ぐふふ。小僧よ。
本当にワシに勝つつもりか?」
「あぁ。たとえヤオ老師であろうと、龍神族の手下とあっては手加減しません」
「手加減だと?
まるで格上のようないい口じゃな?
どれ程の力を持っているのか見せてみよ!」
リガンは身体能力強化魔法を発動し、ヤオに向かって飛び出した。
体が軽い!!?
そうか!獅子王の力で魔法が強化されているのか!
初めて魔法増幅率の高い武器の効果にリガンは驚いた!
これならいけるかも!!
リガンは獅子王を振るう。
しかしヤオはそれを躱すが、ヤオの衣服を少しは切り裂いていた。
ヤオの表情が変わる。
「ジークが啖呵をきるだけのことはある。
なかなかにやりそうじゃな!
しかし、そんな体ではワシに勝てんぞ!」
今度はヤオ老師が向かってきた。
老師のスピードは四天王やナタクよりも格段に速い。
しかし獅子王の魔法増幅で動体視力も上がっているリガンはヤオの動きを何とか見極められている。
しかし紙一重で躱すのが精一杯だ。
ヤオのパンチや蹴りを数発避けた後にリガンは、後退し距離を取った。
今の動きで分かった。
ヤオ老師はやはり自分よりも格上の相手だ。
普通に真っ向勝負では勝ち目はない。
リガンは攻めあぐんでいる。
その時、ナタクとの試合を思い出した。
そうだ。
あの目を瞑って相手の魔力で攻撃を予め見極められれば、もっと攻めようがあるかも!
リガンは目を瞑って精神を統一した。
暗闇の中に人型の光が見える。
ナタクの時よりも光が強く激しい。
きっと魔力量がヤオ老師の方が上なのだろう。
ヤオは真っ直ぐリガンに向かってきた。
さぁ。どこに魔力が集まる??
手か?足か?
リガンは細部まで集中をする。
しかし、ヤオ老師の魔力はどこかに集中することはなく見極められない。
ヤオ老師の繰り出した突きをギリギリの所で躱した。
…読めなかった。
これぐらいのレベルの人になると、相手に動きを読まれるような弱点をそのままにしておくはずはないということか…。
リガンの思考は行き詰まっていた。
どうすれば勝てる。
ヤオの猛攻を躱しながら思考を巡らせる。
しかし何も良い案が思い浮かばない。
リガンはついに攻撃を避けきることが出来ずに、腹部に強烈なパンチを喰らった。
「ぐはっ…」
その一撃で今まで集中して忘れかけていた、大武闘祭でのダメージも吹き出してくる。
足がガクガクと震えて力が入らない。
こんなんじゃ次の攻撃も避けられない…
リガンはそのままヤオのパンチを左頬に喰らい、吹き飛ばされた。
「ぐふふふふふ。
やはり貴様なんぞに負けるわけがないのじゃ。所詮はベビーリカント族。所詮はモンスター。ワシら崇高な武僧に、人間に敵うわけがない。
ジークよ。約束通り見逃してもらうぞ?」
ヤオがジークの方に向かい言った。
「おい!リガン!なんだその様は?」
ジークが倒れているリガンに叫んだ。
「ちょっと!ジークさん!リガンはもう限界です。最初から無茶だったんですよ!」
クリスが大声で反論する。
「お前いつから武闘家になったんだ?
相手のフィールドで戦うな。
お前が見てきた俺の戦いを思い出せ!」
薄れそうな意識の中でジークのその言葉が聞こえてきた。
相手のフィールド?
僕が見てきて、ジークの戦い方…。
そうか!
リガンは獅子王を支えにして立ち上がった。
「ぐふふ。そんなボロボロの状態で立ち上がった所で何ができるのじゃ?
まぁよい。トドメを刺してやろう!」
ヤオが再びリガンに向かっていった。
あと一歩でリガンの間合いに入れるというところで、電撃が落ちてきた。
「なに!?」
ヤオは直撃寸前で気付き、横にそれて電撃を躱した。
しかし、そこに数本の矢のような氷塊が飛んで来た。
「くっ!!」
ヤオは2本は避けて躱したが、それ以外は避けきれないと判断し、パンチで全て砕いた。
「なんだこれは!!」
「魔法だよ。」
いつの間にかリガンはヤオ老師の背後を取っていた。
ヤオは氷塊の迎撃に夢中でリガンから意識が離れていたのだ。
リガンが獅子王を振るうが、ヤオは獅子王の刃を躱し、柄の部分が直撃した。
ヤオは苦痛に顔を歪めながらも反撃に出ようとする。
しかしリガンは風魔法で突風を巻き起こし、ヤオを数メートル吹き飛ばし、距離を開けた。
剣と体術と魔法のコンビネーション。
それがジークの戦い方。
僕は拳法家の相手に対して、わざわざ接近戦だけで挑んでいた。
大武闘祭での戦いのイメージが頭から抜けきれていなかったんだ。
でも今の僕ではその土俵では勝てない。
だから相手の苦手な間合いに持ち込む。
これが…実戦!
拳法しか手段のないヤオはリガンの中、遠距離からの攻撃に対して為す術を持っていなかった。
魔法で撹乱して、薙刀で攻撃をする。
ヤオが薙刀の動きに気を取られれば魔法で攻撃をする。
そんな変則的な攻撃にヤオは躱しきれずに攻撃を受け始めた。
しかし、ヤオも流石といったところか、全て致命的なダメージを負わないように外されている。
「な……なぜじゃ!!なぜこんな小僧にいいように…」
リガンはまた魔法でヤオを撹乱し、間合いをつめた。
リガンはヤオの手前でジャンプをし、獅子王を大きく振りかぶった。
そのままヤオの額に向けて思い切り振り下ろす。
ヤオは咄嗟に頭上で腕を交差させ、獅子王の1撃を受け止めた。
その瞬間にリガンは獅子王から手を離し、ヤオの懐に着地した。
「ヤオ老師。これで終わりです!!!
はぁぁーーーーー!!」
リガンは右手に魔力を集中させ、ヤオの腹部に強烈な突きをぶち込んだ。
直撃の瞬間にけたたましい音が響き、ヤオは立ったまま、数メートル後ろに引きずられた。
しかしヤオは倒れずに堪え、ゆっくりと歩きながらリガンに近づいてくる。
「ぐふふ!薙刀の攻撃は囮でこの一撃が本命だったわけか?
しかし残念だったな。非力なお主の力では鎧のような筋肉を持つワシを倒すことはできない。
ワシを倒したければ、薙刀でなければ……」
そこまで話すとヤオの動きが止まった。
「そ……そんな…馬鹿な」
ヤオはいきなり口から吐血をし、その場に倒れた。
「これは…水如全拳……何故きさまが…」
「大武闘祭の中でたまたま習得したんです。
僕はあなたたちのように仙気功は使えないので、魔力で代用してますがね」
「ぐふっ!大武闘祭でそんな成長をしていたとは……試合を観に行かなかったことが仇となったな。
しかしやはり若さとは羨ましいものだ…。成長が速い…」
ヤオ老師はかなりのダメージを負い、膝はガクガクと震え立っているのがやっとの状態だ。
「おい。ジジイ。何か勘違いしてないか?」
いつの間にかジークが僕とヤオ老師のすぐ近くに立っていた。
「こいつの成長が速いのは若いからじゃない。
リガンはな、モンスターの中でも最弱の種族。しかもその種族の中でも最弱だった。
だからこそ誰よりも強くなりたいという気持ちが強い。
その気持ちがあるからリガンは誰よりも努力をする。
修行中でも実戦でも常に強くなろうと踠いている。
こいつの成長は努力の賜物だ。若さなんて簡単な言葉で終わらせてくれるな」
「努力の賜物……か」
「そう。実力はジジイの方が遥かに上だったけどな、この戦いの結果は努力を続けている者と、努力を諦めた者の差だ」
「かもしれんな。こんな龍神族の力なぞに溺れ、慢心しなければ、リガンくんにも負けなかったかもしれんな…」
倒れているヤオ老師の表情が和らいでいく。
心臓が鼓動するたびに全身に痛みが走る。
リガンはそれでも痛みに耐え、ヤオに対峙していた。
「ぐふふ。小僧よ。
本当にワシに勝つつもりか?」
「あぁ。たとえヤオ老師であろうと、龍神族の手下とあっては手加減しません」
「手加減だと?
まるで格上のようないい口じゃな?
どれ程の力を持っているのか見せてみよ!」
リガンは身体能力強化魔法を発動し、ヤオに向かって飛び出した。
体が軽い!!?
そうか!獅子王の力で魔法が強化されているのか!
初めて魔法増幅率の高い武器の効果にリガンは驚いた!
これならいけるかも!!
リガンは獅子王を振るう。
しかしヤオはそれを躱すが、ヤオの衣服を少しは切り裂いていた。
ヤオの表情が変わる。
「ジークが啖呵をきるだけのことはある。
なかなかにやりそうじゃな!
しかし、そんな体ではワシに勝てんぞ!」
今度はヤオ老師が向かってきた。
老師のスピードは四天王やナタクよりも格段に速い。
しかし獅子王の魔法増幅で動体視力も上がっているリガンはヤオの動きを何とか見極められている。
しかし紙一重で躱すのが精一杯だ。
ヤオのパンチや蹴りを数発避けた後にリガンは、後退し距離を取った。
今の動きで分かった。
ヤオ老師はやはり自分よりも格上の相手だ。
普通に真っ向勝負では勝ち目はない。
リガンは攻めあぐんでいる。
その時、ナタクとの試合を思い出した。
そうだ。
あの目を瞑って相手の魔力で攻撃を予め見極められれば、もっと攻めようがあるかも!
リガンは目を瞑って精神を統一した。
暗闇の中に人型の光が見える。
ナタクの時よりも光が強く激しい。
きっと魔力量がヤオ老師の方が上なのだろう。
ヤオは真っ直ぐリガンに向かってきた。
さぁ。どこに魔力が集まる??
手か?足か?
リガンは細部まで集中をする。
しかし、ヤオ老師の魔力はどこかに集中することはなく見極められない。
ヤオ老師の繰り出した突きをギリギリの所で躱した。
…読めなかった。
これぐらいのレベルの人になると、相手に動きを読まれるような弱点をそのままにしておくはずはないということか…。
リガンの思考は行き詰まっていた。
どうすれば勝てる。
ヤオの猛攻を躱しながら思考を巡らせる。
しかし何も良い案が思い浮かばない。
リガンはついに攻撃を避けきることが出来ずに、腹部に強烈なパンチを喰らった。
「ぐはっ…」
その一撃で今まで集中して忘れかけていた、大武闘祭でのダメージも吹き出してくる。
足がガクガクと震えて力が入らない。
こんなんじゃ次の攻撃も避けられない…
リガンはそのままヤオのパンチを左頬に喰らい、吹き飛ばされた。
「ぐふふふふふ。
やはり貴様なんぞに負けるわけがないのじゃ。所詮はベビーリカント族。所詮はモンスター。ワシら崇高な武僧に、人間に敵うわけがない。
ジークよ。約束通り見逃してもらうぞ?」
ヤオがジークの方に向かい言った。
「おい!リガン!なんだその様は?」
ジークが倒れているリガンに叫んだ。
「ちょっと!ジークさん!リガンはもう限界です。最初から無茶だったんですよ!」
クリスが大声で反論する。
「お前いつから武闘家になったんだ?
相手のフィールドで戦うな。
お前が見てきた俺の戦いを思い出せ!」
薄れそうな意識の中でジークのその言葉が聞こえてきた。
相手のフィールド?
僕が見てきて、ジークの戦い方…。
そうか!
リガンは獅子王を支えにして立ち上がった。
「ぐふふ。そんなボロボロの状態で立ち上がった所で何ができるのじゃ?
まぁよい。トドメを刺してやろう!」
ヤオが再びリガンに向かっていった。
あと一歩でリガンの間合いに入れるというところで、電撃が落ちてきた。
「なに!?」
ヤオは直撃寸前で気付き、横にそれて電撃を躱した。
しかし、そこに数本の矢のような氷塊が飛んで来た。
「くっ!!」
ヤオは2本は避けて躱したが、それ以外は避けきれないと判断し、パンチで全て砕いた。
「なんだこれは!!」
「魔法だよ。」
いつの間にかリガンはヤオ老師の背後を取っていた。
ヤオは氷塊の迎撃に夢中でリガンから意識が離れていたのだ。
リガンが獅子王を振るうが、ヤオは獅子王の刃を躱し、柄の部分が直撃した。
ヤオは苦痛に顔を歪めながらも反撃に出ようとする。
しかしリガンは風魔法で突風を巻き起こし、ヤオを数メートル吹き飛ばし、距離を開けた。
剣と体術と魔法のコンビネーション。
それがジークの戦い方。
僕は拳法家の相手に対して、わざわざ接近戦だけで挑んでいた。
大武闘祭での戦いのイメージが頭から抜けきれていなかったんだ。
でも今の僕ではその土俵では勝てない。
だから相手の苦手な間合いに持ち込む。
これが…実戦!
拳法しか手段のないヤオはリガンの中、遠距離からの攻撃に対して為す術を持っていなかった。
魔法で撹乱して、薙刀で攻撃をする。
ヤオが薙刀の動きに気を取られれば魔法で攻撃をする。
そんな変則的な攻撃にヤオは躱しきれずに攻撃を受け始めた。
しかし、ヤオも流石といったところか、全て致命的なダメージを負わないように外されている。
「な……なぜじゃ!!なぜこんな小僧にいいように…」
リガンはまた魔法でヤオを撹乱し、間合いをつめた。
リガンはヤオの手前でジャンプをし、獅子王を大きく振りかぶった。
そのままヤオの額に向けて思い切り振り下ろす。
ヤオは咄嗟に頭上で腕を交差させ、獅子王の1撃を受け止めた。
その瞬間にリガンは獅子王から手を離し、ヤオの懐に着地した。
「ヤオ老師。これで終わりです!!!
はぁぁーーーーー!!」
リガンは右手に魔力を集中させ、ヤオの腹部に強烈な突きをぶち込んだ。
直撃の瞬間にけたたましい音が響き、ヤオは立ったまま、数メートル後ろに引きずられた。
しかしヤオは倒れずに堪え、ゆっくりと歩きながらリガンに近づいてくる。
「ぐふふ!薙刀の攻撃は囮でこの一撃が本命だったわけか?
しかし残念だったな。非力なお主の力では鎧のような筋肉を持つワシを倒すことはできない。
ワシを倒したければ、薙刀でなければ……」
そこまで話すとヤオの動きが止まった。
「そ……そんな…馬鹿な」
ヤオはいきなり口から吐血をし、その場に倒れた。
「これは…水如全拳……何故きさまが…」
「大武闘祭の中でたまたま習得したんです。
僕はあなたたちのように仙気功は使えないので、魔力で代用してますがね」
「ぐふっ!大武闘祭でそんな成長をしていたとは……試合を観に行かなかったことが仇となったな。
しかしやはり若さとは羨ましいものだ…。成長が速い…」
ヤオ老師はかなりのダメージを負い、膝はガクガクと震え立っているのがやっとの状態だ。
「おい。ジジイ。何か勘違いしてないか?」
いつの間にかジークが僕とヤオ老師のすぐ近くに立っていた。
「こいつの成長が速いのは若いからじゃない。
リガンはな、モンスターの中でも最弱の種族。しかもその種族の中でも最弱だった。
だからこそ誰よりも強くなりたいという気持ちが強い。
その気持ちがあるからリガンは誰よりも努力をする。
修行中でも実戦でも常に強くなろうと踠いている。
こいつの成長は努力の賜物だ。若さなんて簡単な言葉で終わらせてくれるな」
「努力の賜物……か」
「そう。実力はジジイの方が遥かに上だったけどな、この戦いの結果は努力を続けている者と、努力を諦めた者の差だ」
「かもしれんな。こんな龍神族の力なぞに溺れ、慢心しなければ、リガンくんにも負けなかったかもしれんな…」
倒れているヤオ老師の表情が和らいでいく。
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