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3.歪んだオルゴール
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奈緒はカフェで一息ついていた。三面鏡の事件の一件から、依頼が立て込んでいたのだ。少しの休憩中にある人物を待っていた。
「奈緒、お前、相変わらず忙しそうだなぁ。」
突然、頭上から聞き慣れた声が響いた。見上げると、そこにはくたびれたジャケットを羽織った刑事、桐島が立っていた。
「桐島さん…今度は何ですか?」
奈緒は眉をひそめた。桐島はニヤリと笑う。
「いやなに、前回の事件の報酬、まだ解決こそはしていないが渡してやろうと思ってな。出掛けるぞ」
「どこに?まさか、また変な事件に巻き込むつもりじゃないですよね。」
奈緒は警戒心を露わにした。
「ま、まあそうだな。すぐに終わるよ。」
桐島は強引に奈緒を立ち上がらせ、彼女の抗議も無視して腕を引っ張り、そのままどこかへ連れて行った。
車に乗せられた奈緒は、連れてこられた場所に到着してようやく事情を聞かされた。そこは、都内の高級住宅街に建つ大きな洋館だった。
「ここ、何?」
奈緒は不機嫌そうに尋ねた。
桐島はため息をつきながら答えた。
「ここに住んでる美術品コレクターの田島って男。そいつが古いオルゴールを手に入れたんだが、そのオルゴールがちょっとヤバいらしい。そんで俺に助けを求めてきた。で、お前にも協力してほしいってわけだ。」
奈緒は眉をひそめた。
「そっち系の話なんですか…。報酬の代わりにこんなことに巻き込むなんて、本当に桐島さんらしいわ。」
「なぁに、今回もちゃっちゃと解決してくれよ。それにたっぷりもてなしてくれるっていうんだからさ。」
桐島は笑って言ったが、その笑みの裏には不安の色が隠れていた。奈緒は渋々頷き、洋館の中へと足を踏み入れた。
依頼主の田島に案内され、奈緒と桐島は問題のオルゴールのある部屋に向かった。そこには、美しい彫刻が施されたアンティークのオルゴールが鎮座していた。オルゴールの表面には、奇妙な模様や古代の文字らしきものが刻まれていた。
「これが、例のオルゴールですか?」
奈緒が尋ねると、田島は頷きながら不安げに話し始めた。
「ええ…これを手に入れてから、家の中で妙なことが起こり始めました。そのオルゴールは一部破損していて本来ならば鳴ることはないのですが、ある時夜中に音楽が響き渡り、それを聞いた者たちが次第に精神的に不安定になってしまい…。家族も私も皆、疲弊してしまいまして。」
奈緒はオルゴールをじっと見つめた。彫刻や模様が、かつて彼女が調べた三面鏡と似ていることに気づいた。桐島が今回奈緒を呼んだのもそのせいなのだろう。オルゴールを更によく見ると、何らかの文字が刻まれていた。
「田島さん、このオルゴールを今晩私たちに預からせてください。」
オルゴールが不気味に鎮座する洋館の一室。奈緒と桐島が調査を続けている間、依頼主の田島は心労から疲弊しているのを見かねて、別室で休むよういい聞かせた。
「田島さんはかなり疲れてるみたいだな。無理もない…」
桐島がため息をつく。彼は田島が別室で休む姿を見送ると、奈緒の方を見て小さく肩をすくめた。奈緒はオルゴールをじっと見つめながら、桐島に向き直った。
「桐島さん、ちょっときて。」
首を傾げながら桐島が腕を組んで尋ねる。
奈緒は少し沈黙した後、口を開いた。
「私の祖母から教わったまじないをかけます。一応、何かあった時のために。」
桐島は少し驚いたように目を見開いた。
「あぁ、あの祖母さんか。確か、すごい霊媒師って聞いてたが、そんなまじないがあるとはな…。効果があるってんなら、頼む。」
奈緒はポーチから小さな護符と、お守り袋のようなものを取り出し、手のひらに乗せた。中には、彼女の祖母の霊的な力が込められている。奈緒は護符を桐島の額にかざし始めた。
奈緒は目を閉じて集中し、祖母から教わったまじないを口ずさみながら、護符をゆっくりと桐島に向かって動かした。
「これで俺も安心か?お前の祖母さんには、感謝しとかねぇとな。」
桐島は冗談めかして言ったが、その表情には緊張感が滲んでいた。
「少なくともこの夜の間は、オルゴールの影響から守られるはず。でも、完全に防げるとはいえないから、慎重に動いて。」
まじないを終えると、桐島の額から手首にかけて全身を包むかのような感覚が伝わった。桐島はその感覚を手でなぞりながら、
「なるほど、確かに何かが俺の周りに張り巡らされてる気がするな。頼りになるぜ、奈緒。」と笑った。
夜が更けていく中、時計の針が3時を指そうとしている時、部屋の中に不気味な旋律が響き始めた。壊れているはずのオルゴールが、自らの意志を持つかのようにゆっくりと動き、美しくも恐ろしい旋律を奏で始めた。その音楽は次第に強まり、奈緒と桐島の体を重くさせ、まるで生気が吸い取られるかのように感じさせた。
「こりゃ、きついな。」
オルゴールの音色は不気味に響き渡る。その中に、音色とは別の音が聞こえた。――窓の外に人影が現れた。
「桐島さん!」奈緒が鋭く叫んだ。
フードを深く被ったその人物は、窓ガラスを勢いよく叩き割った。奈緒は咄嗟にオルゴールを掴み、桐島が前にでた。
奈緒は桐島に目をやり、素早く指示を出した。
「桐島さん、あいつの狙いはきっとこのオルゴールです!」
桐島は頷き、フードの人物と距離をとった。
「人様の家にこんな堂々と乗り込んでくるなんていい度胸だな。」
相手の動きを注意深くみつつ、手持ちの武器がないことに苛立ちが募る。じりじりと躊躇う様子もなくまっすぐこちらに向かってくる。
突然、フードの下から長く、鋭い黒い鞭を取り出し、桐島に向かって一閃した。鞭は素早く、空気を切り裂く音が響き渡り、その勢いで桐島に直撃しようとする。
「なんだ、こいつ…鞭まで使うのか!」
桐島は驚きつつも反射的に避けようとしたが、鞭は想像以上のスピードで彼の腕を捉えた。勢いで体が引き寄せられ、バランスを崩した桐島は、無意識に倒れ込みそうになった。
「くっ…!」
桐島は痛みをこらえながらも、何とか体勢を立て直そうとするが、まっすぐ奈緒へと距離を詰めた。
「桐島さん!」
奈緒は叫んだが、もう目の前まで迫っていた。フードの下の無表情な顔が、まっすぐ彼女に向かって手を伸ばした。
その指先が奈緒の肩に触れようとした、その瞬間――。
「…触れないで!」奈緒は反射的に叫んだ。
すると触れた瞬間に、まるで見えない力が炸裂したかのように、手が激しく弾かれた。
「ぐっ…!」
回収者は、無言のまま後方に弾き飛ばされ、一瞬だけ大きくひるんだ。
「今だ!」
桐島は、ひるんだ瞬間にその体に飛びかかった。
その瞬間、姿が徐々に霧のように消え始めた。オルゴールの音楽も次第に弱まり、最後には完全に止まった。
「…消えた?」
奈緒は深く息をついた。
「ええ、そうみたいですね…。」
奈緒はオルゴールを見つめながら答えた。
突然の侵入者を退けたが、奈緒は田島に事のあらましを説明した。問題のオルゴールの危険性を踏まえ、奈緒が引き取りを申し出ると快く了承した。
三面鏡、オルゴールと続いたこの呪物に関わる事件の背後には、大きな力が隠れているかもしれない――。
「これで終わりじゃない。」
奈緒は自らに言い聞かせるように呟いた。
「奈緒、お前、相変わらず忙しそうだなぁ。」
突然、頭上から聞き慣れた声が響いた。見上げると、そこにはくたびれたジャケットを羽織った刑事、桐島が立っていた。
「桐島さん…今度は何ですか?」
奈緒は眉をひそめた。桐島はニヤリと笑う。
「いやなに、前回の事件の報酬、まだ解決こそはしていないが渡してやろうと思ってな。出掛けるぞ」
「どこに?まさか、また変な事件に巻き込むつもりじゃないですよね。」
奈緒は警戒心を露わにした。
「ま、まあそうだな。すぐに終わるよ。」
桐島は強引に奈緒を立ち上がらせ、彼女の抗議も無視して腕を引っ張り、そのままどこかへ連れて行った。
車に乗せられた奈緒は、連れてこられた場所に到着してようやく事情を聞かされた。そこは、都内の高級住宅街に建つ大きな洋館だった。
「ここ、何?」
奈緒は不機嫌そうに尋ねた。
桐島はため息をつきながら答えた。
「ここに住んでる美術品コレクターの田島って男。そいつが古いオルゴールを手に入れたんだが、そのオルゴールがちょっとヤバいらしい。そんで俺に助けを求めてきた。で、お前にも協力してほしいってわけだ。」
奈緒は眉をひそめた。
「そっち系の話なんですか…。報酬の代わりにこんなことに巻き込むなんて、本当に桐島さんらしいわ。」
「なぁに、今回もちゃっちゃと解決してくれよ。それにたっぷりもてなしてくれるっていうんだからさ。」
桐島は笑って言ったが、その笑みの裏には不安の色が隠れていた。奈緒は渋々頷き、洋館の中へと足を踏み入れた。
依頼主の田島に案内され、奈緒と桐島は問題のオルゴールのある部屋に向かった。そこには、美しい彫刻が施されたアンティークのオルゴールが鎮座していた。オルゴールの表面には、奇妙な模様や古代の文字らしきものが刻まれていた。
「これが、例のオルゴールですか?」
奈緒が尋ねると、田島は頷きながら不安げに話し始めた。
「ええ…これを手に入れてから、家の中で妙なことが起こり始めました。そのオルゴールは一部破損していて本来ならば鳴ることはないのですが、ある時夜中に音楽が響き渡り、それを聞いた者たちが次第に精神的に不安定になってしまい…。家族も私も皆、疲弊してしまいまして。」
奈緒はオルゴールをじっと見つめた。彫刻や模様が、かつて彼女が調べた三面鏡と似ていることに気づいた。桐島が今回奈緒を呼んだのもそのせいなのだろう。オルゴールを更によく見ると、何らかの文字が刻まれていた。
「田島さん、このオルゴールを今晩私たちに預からせてください。」
オルゴールが不気味に鎮座する洋館の一室。奈緒と桐島が調査を続けている間、依頼主の田島は心労から疲弊しているのを見かねて、別室で休むよういい聞かせた。
「田島さんはかなり疲れてるみたいだな。無理もない…」
桐島がため息をつく。彼は田島が別室で休む姿を見送ると、奈緒の方を見て小さく肩をすくめた。奈緒はオルゴールをじっと見つめながら、桐島に向き直った。
「桐島さん、ちょっときて。」
首を傾げながら桐島が腕を組んで尋ねる。
奈緒は少し沈黙した後、口を開いた。
「私の祖母から教わったまじないをかけます。一応、何かあった時のために。」
桐島は少し驚いたように目を見開いた。
「あぁ、あの祖母さんか。確か、すごい霊媒師って聞いてたが、そんなまじないがあるとはな…。効果があるってんなら、頼む。」
奈緒はポーチから小さな護符と、お守り袋のようなものを取り出し、手のひらに乗せた。中には、彼女の祖母の霊的な力が込められている。奈緒は護符を桐島の額にかざし始めた。
奈緒は目を閉じて集中し、祖母から教わったまじないを口ずさみながら、護符をゆっくりと桐島に向かって動かした。
「これで俺も安心か?お前の祖母さんには、感謝しとかねぇとな。」
桐島は冗談めかして言ったが、その表情には緊張感が滲んでいた。
「少なくともこの夜の間は、オルゴールの影響から守られるはず。でも、完全に防げるとはいえないから、慎重に動いて。」
まじないを終えると、桐島の額から手首にかけて全身を包むかのような感覚が伝わった。桐島はその感覚を手でなぞりながら、
「なるほど、確かに何かが俺の周りに張り巡らされてる気がするな。頼りになるぜ、奈緒。」と笑った。
夜が更けていく中、時計の針が3時を指そうとしている時、部屋の中に不気味な旋律が響き始めた。壊れているはずのオルゴールが、自らの意志を持つかのようにゆっくりと動き、美しくも恐ろしい旋律を奏で始めた。その音楽は次第に強まり、奈緒と桐島の体を重くさせ、まるで生気が吸い取られるかのように感じさせた。
「こりゃ、きついな。」
オルゴールの音色は不気味に響き渡る。その中に、音色とは別の音が聞こえた。――窓の外に人影が現れた。
「桐島さん!」奈緒が鋭く叫んだ。
フードを深く被ったその人物は、窓ガラスを勢いよく叩き割った。奈緒は咄嗟にオルゴールを掴み、桐島が前にでた。
奈緒は桐島に目をやり、素早く指示を出した。
「桐島さん、あいつの狙いはきっとこのオルゴールです!」
桐島は頷き、フードの人物と距離をとった。
「人様の家にこんな堂々と乗り込んでくるなんていい度胸だな。」
相手の動きを注意深くみつつ、手持ちの武器がないことに苛立ちが募る。じりじりと躊躇う様子もなくまっすぐこちらに向かってくる。
突然、フードの下から長く、鋭い黒い鞭を取り出し、桐島に向かって一閃した。鞭は素早く、空気を切り裂く音が響き渡り、その勢いで桐島に直撃しようとする。
「なんだ、こいつ…鞭まで使うのか!」
桐島は驚きつつも反射的に避けようとしたが、鞭は想像以上のスピードで彼の腕を捉えた。勢いで体が引き寄せられ、バランスを崩した桐島は、無意識に倒れ込みそうになった。
「くっ…!」
桐島は痛みをこらえながらも、何とか体勢を立て直そうとするが、まっすぐ奈緒へと距離を詰めた。
「桐島さん!」
奈緒は叫んだが、もう目の前まで迫っていた。フードの下の無表情な顔が、まっすぐ彼女に向かって手を伸ばした。
その指先が奈緒の肩に触れようとした、その瞬間――。
「…触れないで!」奈緒は反射的に叫んだ。
すると触れた瞬間に、まるで見えない力が炸裂したかのように、手が激しく弾かれた。
「ぐっ…!」
回収者は、無言のまま後方に弾き飛ばされ、一瞬だけ大きくひるんだ。
「今だ!」
桐島は、ひるんだ瞬間にその体に飛びかかった。
その瞬間、姿が徐々に霧のように消え始めた。オルゴールの音楽も次第に弱まり、最後には完全に止まった。
「…消えた?」
奈緒は深く息をついた。
「ええ、そうみたいですね…。」
奈緒はオルゴールを見つめながら答えた。
突然の侵入者を退けたが、奈緒は田島に事のあらましを説明した。問題のオルゴールの危険性を踏まえ、奈緒が引き取りを申し出ると快く了承した。
三面鏡、オルゴールと続いたこの呪物に関わる事件の背後には、大きな力が隠れているかもしれない――。
「これで終わりじゃない。」
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