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サーシャは静かに暮らしたい
家出77日目~78日目 創造神へお・し・お・き
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家出77日目
サーシャの元に女神会からお茶会の招待状が届いた。
「へ~この招待状が天界への鍵になってるんだ、なるほど・・・これの技術は・・・」
サーシャはお茶会より技術のほうが気になったらしく、招待状を分解したり新たに組みなおしたりしながらそこから派生する技術の研究をして行った。
一方神界では
創造神は足の痺れからどうやって逃げようかと考えていたが、それを実行に移そうとするたびに巫女服を着たキツネが足の裏を御幣で触ってくる。
「えっと、狐さん、ぎゃふりんご!そう美味しいりんごをあげるから、ちょっと待って、ぎゃ」
そういって誘惑しようとするが、その度に足の裏を踏まれるという繰り返しが続いていた。
「もうさ~二日だよ~そろそろ許してよ~」
そう、あの日の夜こっそり帰ってきた創造神を男神達が捕縛し、オウカが説教を行い罰として今に至る。
「ひょっとして忘れてない?ねぇ、忘れてないよね?ねぇ」
しくしくと泣きながら、まだまだ足の裏を刺激される罰が続いていた。
家出78日目
サーシャは研究もそこそこに朝からプチケーキやクッキーなどを作りお茶会のお土産を作っていた。
たっぷりと作ったお菓子の山に、当分食べたくないな・・・などと思うが、きっと食べちゃうんだよねと一人で笑ってしまう。
「後は会場で作ればいいか」
材料を収納すると招待状を使って転移して行った。
「わ~、凄い・・・私には無いセンスだわ」
天界の女神会の会場はユルフワなピンクとフリルがふんだんに使われた可愛らしい飾り付けになっていた。
「いらっしゃい。
こちらが今回の飾り付けを担当してくれた紅茶の女神ポワンちゃん」
「始めましてです、サーシャさんの温泉ゴーレム列車に感動したです。
今回参加されると聞いて頑張っちゃいましたです」
紅茶色の縦ロールの少女が満面の笑みで両手を広げ身体を一回転させる。
ドレスのスカートがふわりと広がり、ポワンの可愛らしさを引き立てる。
「可愛いね、そうだ!この飾り付けにあうスイーツがあるの、作るからちょっと待っててね」
そう言うとサーシャはシリアル、生クリーム、イチゴのジャム、イチゴの生クリーム、イチゴの順番で盛り付けていき、イチゴのパフェが完成した。
「わ~綺麗です、可愛いです」
目を輝かせてパフェを見るポワンは食べて良いのかとサーシャを見つめる。
サーシャは頷いて許可を出すと、物凄い勢いで食べ始めた。
「私も食べたいわ」
「作りますね」
そう言ってニコリと笑い作り始めるサーシャに感謝を陳べると、サーシャが作ったパフェを食べる。
食べ終わった二人は満足そうな笑顔を浮かべていた。
「凄く美味しかったです、最高です」
「でもこれ全員分作るのは大変よね?」
そうって二人は悩み始めるが
「大丈夫よ、順番に重ねるだけだし、バリエーションも上にソフトクリームを乗せるかぐらいだからね」
「そうだです、オラ天使共出て来い!」
突如ガラが悪くなったポワンに若干引きながらオウカを見ると、オウカは
「大丈夫、罪人に厳しいだけだから」
「え?天使って言ってない?」
「ああ、あの子達かなりやってはいけない事をやっちゃってね。
だから大丈夫よ」
怯えた目の天使達はサーシャに頭を下げたまま作り方を聞くと各テーブルに散っていった。
「あれ、なんだか心に来るものがあるよ」
「ふふふ、大丈夫よもう直ぐ更正も終るから・・・それよりも、今日は楽しみましょう」
そう言ってオウカに引っ張られる形で女神達の中に入って行くことになった。
「そうそう、この間言っていた海底リゾートだっけ?出来そう?」
「うん、多分だけど、この世界と同じように別世界を作って薄い結界内だけ海と繋げれば行けるかなって思ってるんだよね」
「そっか~楽しみだよ、何か困ったらいつでも言ってね」
そう言って微笑むオウカは正に母神のようであった。
「ならね、ここの部分だけと・・・」
そう言って他の女神達も巻き込んだ一大プロジェクトに発展していった。
その頃創造神は
「あの~そろそろ本気で許してくれないかな?ね?ね?」
そう言って必死に狐に頼み込むが、可愛らしく首を傾げるだけで許してくれる気配は無かった。
「どうにかしないと、無限に続いてしまう・・・」
必死に考え始めた創造神はついに行動を開始した。
といっても狐の顔に目隠しをして立ち上がろうとしたが、足がシビレてもんどりうって転がった。
そして転移して逃げようとするが、転移魔法が発動しない。
「あれ?あれ?ま、まさか・・・」
「サーシャちゃん印の転移妨害ゴーレムよ」
「あ、オウカ助けて・・・」
突如現れたオウカに助けを求めたが、ニッコリと笑って断られる。
「反省したから、ね、ね、ね」
「だ~め、女神会が終ったら話だけは聞いてあげるから、確り反省してなさい」
そう言って転移していくオウカを見て、
「ずるいぞ~自分だけ何かアイテム使ってる!」
女神会が終る頃、何度も逃げ出そうとして足を攻撃された創造神が、悶え転がっていた所をオウカに見つかるまで、正座罰は続いた。
「さて、ひとーつ、女神に迷惑をかけ」
オウカがそう言うと他の女神が棒で創造神の足を突く。
「ふたーつ、不埒な行為を女神にする」
更に女神達が文句を言いながら足を突きまわす。
「みーっつ、醜い物を潰してくれよう、オウカちゃん」
何が潰れたのかは不明だが、創造神は泡をふいて気絶してしまった。
その光景を中継で見ていた男神たちは内股になって痛そうな顔をしていたという。
創造神のつぶされた物はすぐ生えてくるからまったく気にしないオウカだった。
サーシャの元に女神会からお茶会の招待状が届いた。
「へ~この招待状が天界への鍵になってるんだ、なるほど・・・これの技術は・・・」
サーシャはお茶会より技術のほうが気になったらしく、招待状を分解したり新たに組みなおしたりしながらそこから派生する技術の研究をして行った。
一方神界では
創造神は足の痺れからどうやって逃げようかと考えていたが、それを実行に移そうとするたびに巫女服を着たキツネが足の裏を御幣で触ってくる。
「えっと、狐さん、ぎゃふりんご!そう美味しいりんごをあげるから、ちょっと待って、ぎゃ」
そういって誘惑しようとするが、その度に足の裏を踏まれるという繰り返しが続いていた。
「もうさ~二日だよ~そろそろ許してよ~」
そう、あの日の夜こっそり帰ってきた創造神を男神達が捕縛し、オウカが説教を行い罰として今に至る。
「ひょっとして忘れてない?ねぇ、忘れてないよね?ねぇ」
しくしくと泣きながら、まだまだ足の裏を刺激される罰が続いていた。
家出78日目
サーシャは研究もそこそこに朝からプチケーキやクッキーなどを作りお茶会のお土産を作っていた。
たっぷりと作ったお菓子の山に、当分食べたくないな・・・などと思うが、きっと食べちゃうんだよねと一人で笑ってしまう。
「後は会場で作ればいいか」
材料を収納すると招待状を使って転移して行った。
「わ~、凄い・・・私には無いセンスだわ」
天界の女神会の会場はユルフワなピンクとフリルがふんだんに使われた可愛らしい飾り付けになっていた。
「いらっしゃい。
こちらが今回の飾り付けを担当してくれた紅茶の女神ポワンちゃん」
「始めましてです、サーシャさんの温泉ゴーレム列車に感動したです。
今回参加されると聞いて頑張っちゃいましたです」
紅茶色の縦ロールの少女が満面の笑みで両手を広げ身体を一回転させる。
ドレスのスカートがふわりと広がり、ポワンの可愛らしさを引き立てる。
「可愛いね、そうだ!この飾り付けにあうスイーツがあるの、作るからちょっと待っててね」
そう言うとサーシャはシリアル、生クリーム、イチゴのジャム、イチゴの生クリーム、イチゴの順番で盛り付けていき、イチゴのパフェが完成した。
「わ~綺麗です、可愛いです」
目を輝かせてパフェを見るポワンは食べて良いのかとサーシャを見つめる。
サーシャは頷いて許可を出すと、物凄い勢いで食べ始めた。
「私も食べたいわ」
「作りますね」
そう言ってニコリと笑い作り始めるサーシャに感謝を陳べると、サーシャが作ったパフェを食べる。
食べ終わった二人は満足そうな笑顔を浮かべていた。
「凄く美味しかったです、最高です」
「でもこれ全員分作るのは大変よね?」
そうって二人は悩み始めるが
「大丈夫よ、順番に重ねるだけだし、バリエーションも上にソフトクリームを乗せるかぐらいだからね」
「そうだです、オラ天使共出て来い!」
突如ガラが悪くなったポワンに若干引きながらオウカを見ると、オウカは
「大丈夫、罪人に厳しいだけだから」
「え?天使って言ってない?」
「ああ、あの子達かなりやってはいけない事をやっちゃってね。
だから大丈夫よ」
怯えた目の天使達はサーシャに頭を下げたまま作り方を聞くと各テーブルに散っていった。
「あれ、なんだか心に来るものがあるよ」
「ふふふ、大丈夫よもう直ぐ更正も終るから・・・それよりも、今日は楽しみましょう」
そう言ってオウカに引っ張られる形で女神達の中に入って行くことになった。
「そうそう、この間言っていた海底リゾートだっけ?出来そう?」
「うん、多分だけど、この世界と同じように別世界を作って薄い結界内だけ海と繋げれば行けるかなって思ってるんだよね」
「そっか~楽しみだよ、何か困ったらいつでも言ってね」
そう言って微笑むオウカは正に母神のようであった。
「ならね、ここの部分だけと・・・」
そう言って他の女神達も巻き込んだ一大プロジェクトに発展していった。
その頃創造神は
「あの~そろそろ本気で許してくれないかな?ね?ね?」
そう言って必死に狐に頼み込むが、可愛らしく首を傾げるだけで許してくれる気配は無かった。
「どうにかしないと、無限に続いてしまう・・・」
必死に考え始めた創造神はついに行動を開始した。
といっても狐の顔に目隠しをして立ち上がろうとしたが、足がシビレてもんどりうって転がった。
そして転移して逃げようとするが、転移魔法が発動しない。
「あれ?あれ?ま、まさか・・・」
「サーシャちゃん印の転移妨害ゴーレムよ」
「あ、オウカ助けて・・・」
突如現れたオウカに助けを求めたが、ニッコリと笑って断られる。
「反省したから、ね、ね、ね」
「だ~め、女神会が終ったら話だけは聞いてあげるから、確り反省してなさい」
そう言って転移していくオウカを見て、
「ずるいぞ~自分だけ何かアイテム使ってる!」
女神会が終る頃、何度も逃げ出そうとして足を攻撃された創造神が、悶え転がっていた所をオウカに見つかるまで、正座罰は続いた。
「さて、ひとーつ、女神に迷惑をかけ」
オウカがそう言うと他の女神が棒で創造神の足を突く。
「ふたーつ、不埒な行為を女神にする」
更に女神達が文句を言いながら足を突きまわす。
「みーっつ、醜い物を潰してくれよう、オウカちゃん」
何が潰れたのかは不明だが、創造神は泡をふいて気絶してしまった。
その光景を中継で見ていた男神たちは内股になって痛そうな顔をしていたという。
創造神のつぶされた物はすぐ生えてくるからまったく気にしないオウカだった。
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