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サーシャは静かに暮らしたい
家出3日目~14日目
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家出3日目
ホウフの町へ夕方には入ることが出来た。
一番の問題の検問はミタジリのお陰でスルー出来た。
次の日にホウフ天満宮と言われる館へ行く約束をし、早速商業ギルドへ登録してすぐさまサーシャと相談して準備した反物と言われる生地を馬車一杯納品した事で、大金を得ることが出来た。
商業ギルドは元の世界と違いランク制では無く、登録する事で中間マージンを取り、その代わりに税の計算をし、手数料の一部で払ってくれるものだった。
「では早速、ホウフ天満宮に行きましょう」
「はい」
「俺は少し馬車の整備しておくよ、ここでの用事が終ったら北西端のムカツク村を目指すんだろう?」
「そうです、イカが名物で内陸部に運べたら良い交易が出来そうですし、モトノスミイ稲荷と言う神社が絶景らしくて、サーシャさんに見せたくて」
そう言って少し恥ずかしそうに微笑むセドリックにカークスが
「そろそろ行きましょう」
と声をかけると、セドリックも頷いて天満宮に向かった。
天満宮に着くとすぐさまミタジリの元へと通された。
この世界の文化、玄関と言われる所で靴を脱ぎ、床に直に座る。かなり元の世界と違う文化に驚きが隠せなかった。
公式の場であるここでも同じだった。
「良く来てくれた、あの時は助かった。
礼だが、何が良いかな?」
「礼など不要です、持ちつ持たれつだと思いますので」
「そうか、お主は謙虚だな・・・では、これを」
そう言ってミタジリの部下が芸術的な木の細工を渡してきた。
「これは?」
「それは印籠じゃ、わしの庇護下にある者の証だ。検問所で出せば自由に町に入ることが出来る。商業ギルドで売買の時に出せば我が領内だけだが税を免除になるぞ。」
「そんなにしていただくわけには」
「よいよい、命の礼と思えば安いものよ」
「ありがとうございます。
あ、そうだ!ミタジリ様よろしければ此方をお納め下さい」
セドリックがそう言って2本の回復薬を差し出すと、不思議そうな顔をして持ち上げて覗き込んだり、臭いを嗅いだりしていた。
セドリックの事前情報収集で、回復薬のようなものは無いと解っていたのでニコリと笑って。
「これはたまたま手に入れた主神サーシャの祝福を受けた霊薬と言う物だそうです」
「なんと!技術の神とも言われるサーシャ様の霊薬とな?」
創造神のサーシャの事の刷り込みは上手く行っている様で、主神サーシャの名前は確り浸透していた。
「で、この効能はわかっておるのか?」
「ええ、傷の回復ですね。
身体失った部分も一部であれば回復出来るそうです」
これを聞いたミタジリは一本持って立ち上がると、
「セドリック!ついてまいれ!」
そう言うと館の奥へと進んで行った。
「サントウカ!サントウカは居るか!」
「は!ここに」
スッと廊下の障子が開くと中から片目が抉られた僧侶が出てきた。
「セドリック、これを飲ませたらよいのだな?」
「ええ、そうです」
セドリックの返事を聞くとすぐさま、呆然としているサントウカの口にビンを突っ込み
「飲め!」
と命じると、サントウカは目をつぶり中の回復薬を一気に飲み干した。
飲み終わると共に抉れた目を押さえ蹲ると、光が溢れ、光が収まると傷一つ無い顔があった。
「サントウカ、どうだ?目は見えるか?」
「殿・・・見えます!確りと両の目で見ているように・・・」
二人は暫く抱き合った後、セドリックに向き直ると。
「セドリック・・・いや、セドリック殿、この薬を齎してくれたのも、神のご采配!感謝いたす」
「イヤイヤ、お役に立ててよかったです」
「よく考えたら、貴重な霊薬を献上してくれるとは感謝に堪えん。
この先何か助けになる事が有れば何でも言ってくれ」
そう言って頭を下げるミタジリとサントウカ
セドリックとしても綺麗な顔の僧侶の傷が消えたのはよかったっと思っていた。
「サントウカ、これで問題は無くなった。わしの気持ちに答えてくれるか?」
「わ、私は・・・無骨者です、殿のお気持ちに答えると問題が・・・」
うつむいてもじもじし始めるサントウカの肩に手を置くと
「無骨者が何だ!わしはお主と添い遂げたいのじゃ!」
「は、はい」
二人のやり取りでセドリックは「女性だったんだ」と驚いていた。
この世界の着物と言う服はわかりずらいなぁと思っていた。
そうして一組の夫婦が生まれた、その立会人はセドリックだった。
その日の昼にサーシャに定期連絡を入れ、ウイロウや緑茶と言われるお茶類を仕入れて、一部をサーシャに送ると。
「セドリック、来ちゃった」
そう言ってサーシャは姿を現す。
「サーシャさん、嬉しいです」
そう言って柔らかく微笑むと、スーケ達とは別行動をして、二人で食事どころに入っていった。
「サントウカさん幸せになると良いね」
「そうだね、折角この世界で一番最初に有ったおめでたいことだしね」
そう言って二人はニコニコと食事するが、セドリックは箸に悪戦苦闘していた。サーシャは見ただけで箸の使い方をマスターしてしまった。
「凄いな~僕は中々慣れないよ」
それを聞いたサーシャはスルスルと金属のパーツを作り出し、組み上げていくと。
それに箸を差し込んだ。
「これで、ここをこうして」
「あ、持ちやすい」
金具をつけるととても持ちやすくセドリックでも小さな豆をつまむ事が出来るようになった。
「これ凄いですね・・・子供に箸の使い方を教えたりするのにも良いですし、お年寄りの補助にも使えそうですね」
セドリックの呟きに、サーシャは手を叩いて
「それ良いわね、話を聞いた限りだと売れそうよね?
それにミタジリさんだっけ?その人に聞いてここでお店をやったら良いんじゃない?」
「あ~それ良いね、でも人員が」
「それなら、ゴーレムで補って、徐々に人を増やしていけば良いんじゃない?」
「それ良いですね、早速掛け合ってみるね」
今の話を具体的にするために、二人は暫くお茶を飲みながら、話を詰めた。
「そうだ!ウイロウの材料集められる?」
「ええ、直ぐ集まるけど?」
「実はね、この抹茶って言うのかな?入れたら美味しいと思うんだよね」
「それも良いですね」
こうして、ホウフの町に新たな名物が誕生した瞬間だった。
その後家出14日目
ミタジリの支援を受けて、大通りの一角に、セドリック屋が誕生したのだった。
セドリック屋のメイン商品は補助箸器、抹茶ウイロウ、後は反物を扱い、それ以外もセドリックが行商で見つけた商品も置くことにした。
一方その頃マルシェ王国創世教本部
「あ~君達我侭すぎだから、僕の加護を外して創世を名乗る事禁止ね」
突如現れた、創造神からの言葉に、創世教幹部が悲鳴に似た声をあげ
「な、何故ですか?我らは創造神様をお祭りする事を怠ったことは有りません」
「今君達が迷惑をかけてるサーシャ嬢はね、現人神で僕の信頼を一身に受ける存在なんだよね。
その現人神に迷惑をかけたんだ・・・滅びろよ」
「お、お待ちを!!集めた金も映像も返却します!森の助祭達も引かせますのでどうかお許しを」
必死に願いを告げるが、
「は?何か勘違いしていない?君達が生き残る道は無いよ?
今君達が言った事は当然として、処罰は必要だよね?
ただ、君達の国の罪の無いものを殺すとサーシャが怒りそうでね~
腐敗した者達を見せしめにしようかな?ってね?」
凄く邪悪な笑みを浮かべた創造神は更に言葉を紡ぐ
「そうそう、君達の一人でも逃げ出したら国ごと消滅させるからね~」
創造神がそう告げると、
「いやだ!それならミンナマキコンデヤル」
そう言って教皇が逃げ出すと、一人また一人と逃げ出した。
「あ~あ、裁決は国ごと消滅か・・・いい教訓になると良いな~」
その日眩い光を放ち、創世教の本部ごと国が消滅した。
その光景は全世界実況中継され、心正しき他の国で布教していた司祭達は生き残り、不正を行ったものは塩となって崩れ去った。
この世界において神は確かに存在し、数百年前の神罰も伝えられていた。放任主義の創造神のお陰でたかが緩んでいたが、こうして再び締められたのだった。
ホウフの町へ夕方には入ることが出来た。
一番の問題の検問はミタジリのお陰でスルー出来た。
次の日にホウフ天満宮と言われる館へ行く約束をし、早速商業ギルドへ登録してすぐさまサーシャと相談して準備した反物と言われる生地を馬車一杯納品した事で、大金を得ることが出来た。
商業ギルドは元の世界と違いランク制では無く、登録する事で中間マージンを取り、その代わりに税の計算をし、手数料の一部で払ってくれるものだった。
「では早速、ホウフ天満宮に行きましょう」
「はい」
「俺は少し馬車の整備しておくよ、ここでの用事が終ったら北西端のムカツク村を目指すんだろう?」
「そうです、イカが名物で内陸部に運べたら良い交易が出来そうですし、モトノスミイ稲荷と言う神社が絶景らしくて、サーシャさんに見せたくて」
そう言って少し恥ずかしそうに微笑むセドリックにカークスが
「そろそろ行きましょう」
と声をかけると、セドリックも頷いて天満宮に向かった。
天満宮に着くとすぐさまミタジリの元へと通された。
この世界の文化、玄関と言われる所で靴を脱ぎ、床に直に座る。かなり元の世界と違う文化に驚きが隠せなかった。
公式の場であるここでも同じだった。
「良く来てくれた、あの時は助かった。
礼だが、何が良いかな?」
「礼など不要です、持ちつ持たれつだと思いますので」
「そうか、お主は謙虚だな・・・では、これを」
そう言ってミタジリの部下が芸術的な木の細工を渡してきた。
「これは?」
「それは印籠じゃ、わしの庇護下にある者の証だ。検問所で出せば自由に町に入ることが出来る。商業ギルドで売買の時に出せば我が領内だけだが税を免除になるぞ。」
「そんなにしていただくわけには」
「よいよい、命の礼と思えば安いものよ」
「ありがとうございます。
あ、そうだ!ミタジリ様よろしければ此方をお納め下さい」
セドリックがそう言って2本の回復薬を差し出すと、不思議そうな顔をして持ち上げて覗き込んだり、臭いを嗅いだりしていた。
セドリックの事前情報収集で、回復薬のようなものは無いと解っていたのでニコリと笑って。
「これはたまたま手に入れた主神サーシャの祝福を受けた霊薬と言う物だそうです」
「なんと!技術の神とも言われるサーシャ様の霊薬とな?」
創造神のサーシャの事の刷り込みは上手く行っている様で、主神サーシャの名前は確り浸透していた。
「で、この効能はわかっておるのか?」
「ええ、傷の回復ですね。
身体失った部分も一部であれば回復出来るそうです」
これを聞いたミタジリは一本持って立ち上がると、
「セドリック!ついてまいれ!」
そう言うと館の奥へと進んで行った。
「サントウカ!サントウカは居るか!」
「は!ここに」
スッと廊下の障子が開くと中から片目が抉られた僧侶が出てきた。
「セドリック、これを飲ませたらよいのだな?」
「ええ、そうです」
セドリックの返事を聞くとすぐさま、呆然としているサントウカの口にビンを突っ込み
「飲め!」
と命じると、サントウカは目をつぶり中の回復薬を一気に飲み干した。
飲み終わると共に抉れた目を押さえ蹲ると、光が溢れ、光が収まると傷一つ無い顔があった。
「サントウカ、どうだ?目は見えるか?」
「殿・・・見えます!確りと両の目で見ているように・・・」
二人は暫く抱き合った後、セドリックに向き直ると。
「セドリック・・・いや、セドリック殿、この薬を齎してくれたのも、神のご采配!感謝いたす」
「イヤイヤ、お役に立ててよかったです」
「よく考えたら、貴重な霊薬を献上してくれるとは感謝に堪えん。
この先何か助けになる事が有れば何でも言ってくれ」
そう言って頭を下げるミタジリとサントウカ
セドリックとしても綺麗な顔の僧侶の傷が消えたのはよかったっと思っていた。
「サントウカ、これで問題は無くなった。わしの気持ちに答えてくれるか?」
「わ、私は・・・無骨者です、殿のお気持ちに答えると問題が・・・」
うつむいてもじもじし始めるサントウカの肩に手を置くと
「無骨者が何だ!わしはお主と添い遂げたいのじゃ!」
「は、はい」
二人のやり取りでセドリックは「女性だったんだ」と驚いていた。
この世界の着物と言う服はわかりずらいなぁと思っていた。
そうして一組の夫婦が生まれた、その立会人はセドリックだった。
その日の昼にサーシャに定期連絡を入れ、ウイロウや緑茶と言われるお茶類を仕入れて、一部をサーシャに送ると。
「セドリック、来ちゃった」
そう言ってサーシャは姿を現す。
「サーシャさん、嬉しいです」
そう言って柔らかく微笑むと、スーケ達とは別行動をして、二人で食事どころに入っていった。
「サントウカさん幸せになると良いね」
「そうだね、折角この世界で一番最初に有ったおめでたいことだしね」
そう言って二人はニコニコと食事するが、セドリックは箸に悪戦苦闘していた。サーシャは見ただけで箸の使い方をマスターしてしまった。
「凄いな~僕は中々慣れないよ」
それを聞いたサーシャはスルスルと金属のパーツを作り出し、組み上げていくと。
それに箸を差し込んだ。
「これで、ここをこうして」
「あ、持ちやすい」
金具をつけるととても持ちやすくセドリックでも小さな豆をつまむ事が出来るようになった。
「これ凄いですね・・・子供に箸の使い方を教えたりするのにも良いですし、お年寄りの補助にも使えそうですね」
セドリックの呟きに、サーシャは手を叩いて
「それ良いわね、話を聞いた限りだと売れそうよね?
それにミタジリさんだっけ?その人に聞いてここでお店をやったら良いんじゃない?」
「あ~それ良いね、でも人員が」
「それなら、ゴーレムで補って、徐々に人を増やしていけば良いんじゃない?」
「それ良いですね、早速掛け合ってみるね」
今の話を具体的にするために、二人は暫くお茶を飲みながら、話を詰めた。
「そうだ!ウイロウの材料集められる?」
「ええ、直ぐ集まるけど?」
「実はね、この抹茶って言うのかな?入れたら美味しいと思うんだよね」
「それも良いですね」
こうして、ホウフの町に新たな名物が誕生した瞬間だった。
その後家出14日目
ミタジリの支援を受けて、大通りの一角に、セドリック屋が誕生したのだった。
セドリック屋のメイン商品は補助箸器、抹茶ウイロウ、後は反物を扱い、それ以外もセドリックが行商で見つけた商品も置くことにした。
一方その頃マルシェ王国創世教本部
「あ~君達我侭すぎだから、僕の加護を外して創世を名乗る事禁止ね」
突如現れた、創造神からの言葉に、創世教幹部が悲鳴に似た声をあげ
「な、何故ですか?我らは創造神様をお祭りする事を怠ったことは有りません」
「今君達が迷惑をかけてるサーシャ嬢はね、現人神で僕の信頼を一身に受ける存在なんだよね。
その現人神に迷惑をかけたんだ・・・滅びろよ」
「お、お待ちを!!集めた金も映像も返却します!森の助祭達も引かせますのでどうかお許しを」
必死に願いを告げるが、
「は?何か勘違いしていない?君達が生き残る道は無いよ?
今君達が言った事は当然として、処罰は必要だよね?
ただ、君達の国の罪の無いものを殺すとサーシャが怒りそうでね~
腐敗した者達を見せしめにしようかな?ってね?」
凄く邪悪な笑みを浮かべた創造神は更に言葉を紡ぐ
「そうそう、君達の一人でも逃げ出したら国ごと消滅させるからね~」
創造神がそう告げると、
「いやだ!それならミンナマキコンデヤル」
そう言って教皇が逃げ出すと、一人また一人と逃げ出した。
「あ~あ、裁決は国ごと消滅か・・・いい教訓になると良いな~」
その日眩い光を放ち、創世教の本部ごと国が消滅した。
その光景は全世界実況中継され、心正しき他の国で布教していた司祭達は生き残り、不正を行ったものは塩となって崩れ去った。
この世界において神は確かに存在し、数百年前の神罰も伝えられていた。放任主義の創造神のお陰でたかが緩んでいたが、こうして再び締められたのだった。
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