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引きこもり158日目~166日目
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引きこもり158日目
サーシャは再び夢の世界で創造神と会合していた。
「ホントに君は一人で何回僕と会う事になるんだい?」
「私もそんなに会えると思ってなかったんだけど・・・」
創造神は軽く頭を振ると、気を取り直したようにニッコリと笑い
「コングラッチュレーション!今回君が作ったのは、別の世界では賢者の石と呼ばれるアイテムだよ」
「賢者の石?」
「そう、ある程度の現象に干渉できる究極のアイテムだよ」
創造神は両手を広げて、自慢げに声を上げるが
「うん、確かにある程度の現象に干渉できるけど、一寸違うかな」
サーシャの言葉にピタッと止まり、ネックレスの賢者の石をまじまじと見つめる。
「な!!!、馬鹿な!これだと新アイテムだし、神の領域じゃあ・・・」
「やっぱり・・・やりすぎた」
そう、サーシャの作り出した賢者の石は一定のアイテム。この場合、副王都サーシャに住むものはあらゆる病気の抗体を持つことが出来る。
つまり、風邪は勿論、虫歯から全ての病原菌が原因の病気にかからなくなる。
「ま、まぁこれは決定事項なんだけど、君が死んだら神界である程度の役職を用意する事になったよ」
「え?いらない」
少し焦った創造神は言葉をかぶせるように
「いやいや、困るよ。ここまでの物を完成させる人間を放置できないし・・・ね」
「まぁ、死んだ後の事は後で考えよう」
「そうしてもらえると助かる」
二人はどこか疲れたようにため息をつくと
「そうそう、これは出来たらでいいから、僕からの依頼ね。
エメラルドタブレットにある程度の条件を入れておいたから、それを実装した聖獣を作ってほしいんだよ。
どうも、君の国狙われてるみたいでね。
君に何か有ると困るからさ」
「了解。そんな事知って何もしないのは嫌だし、やってみるよ」
そう言った時目が覚めた。
「は~嫌な事聞いちゃったな」
こうしてまだ少し眠い頭を動かすように、エメラルドタブレットの情報を探っていった。
創造神からの依頼の聖獣は全部で四体。炎のイーフリート、大海のリヴァイアサン、大地のヨルムンガルド、風のシルフィード。
今ある材料で作れそうなのは、イーフリートとシルフィード、後はゴーレム採取部隊に頼めば、直ぐ集まるだろう。
肝心の賢者の石の材料は4個分はあるので、早速指令を出し、サーシャは研究室と化した製作室に篭ることにした。
その結果、創造神ですら想像出来なかった方法でサーシャは4聖獣を完成させるのであった。
因みにその間何度も殿下がサーシャを誘いに来たが、ミーに
「暫く忙しいからミー、殿下の所で遊んできても良いからね」
とだけ言い残したので、ミーも殿下も肩を落としてサーシャが研究を終えるまで大人しく待つことになった。
引きこもり165日目
サーシャはオリハルコン板にミスリルで副王都サーシャを中心に王国の地図を描き、領土が増えた時は自動更新するように設定して、それぞれの東方にイーフリート、
西方にリヴァイアサン、南方にヨルムンガルド。北方にシルフィードの小型ゴーレムを設置。ゴーレムの中に賢者の石を入れ込み、自分の賢者の石とリンクさせて、一気に魔力を込める。
暫くすると、サーシャの周りにそれぞれ2メートル以上はある聖獣が跪いていた。
「あはは、もしかしたらと思ったけど出来た。四人共連携してこの国を守ってね」
「「「「は!」」」」
そう言うと四人は転移して姿を消した。
「つかれた~今日は出てこないでくださいね!!」
そう言うとサーシャはベッドに潜り込み、久しぶりにゆっくり睡眠を取るのだった。
引きこもり166日目
朝起きると枕元のチェストに手紙があった。
「サーシャへ
ハーイ、おめでとう。4聖獣の完成を確認したよ。
まさかあんな方法があるとは思いもしなかったよ。
これでマルシェ王国に攻める国は酷い目に遭うだろうねwwww
因みに、この話は国王に夕べの内にしておいたから、今日でも話しに行ってごらん。
楽しいことになってると思うよ。
夢に出るななんて言うからこんな感じにしてみたよ。
またね~今度は夢でww」
サーシャは手紙を丸めて地面に叩きつけたが、時間が巻き戻るように綺麗になってチェストに戻って行った。
「手の込んだ嫌がらせを・・・」
はぁ、とため息をついてお風呂場に向かうと、ミーが背中を流しますねとスタンバイしていた。
若干引きつりながらも、疲れていたからかそのままお風呂に入って確りと身体を洗われてしまった。
そんな時に、色々な乗り物が集まった楽しげな公園を思いついたが、それは置いておいて、着替えを済ませると渋々王都へ転移していった。
王城へ入ると、謁見の間では大臣達が右往左往し、軍儀の支度をしていた。
「おお、グリーンウッド卿、丁度良い所へ」
「あ、もう戦争の支度いらなくなりましたよ、陛下から聞いてませんか?」
「確かに陛下もそうおっしゃっておられたが、かの国が諦めたとは思えぬのだが・・・」
大臣達の反応にやっぱりと思いつつ「私も説明しますから」と言って国王の前に出て行く。
「王様、創造神様からご神託あったでしょ?」
「うむ。だが、今回に限っては皆慎重でな」
「創造神様に言われて4聖獣を創ったからそれを見てもらおうか?」
「もう出来たのか?頼む」
国王、大臣達とテラスに出ると、サーシャは
「4聖獣出て来て」
と声をかけると空が暗くなり大気が震えると、かなり遠くに山と同じ大きさの四人が姿を現した。
「「「おおおお!」」」
ざわめき跪く大臣達。
「・・・たしか、頑張って強い国にしないとサーシャ殿の一族が去れば4聖獣も去り、とんでもない事が起こると。
皆今は良いとしても必ず皆が努力することを怠るな!
わしも頑張る」
そう言ってマルシェ王国の風紀は改められ、後に大改革といわれるほどの改革の嵐が巻き起こった。
「はぁはぁますた~かわいいわ」
シルフィードはサーシャの姿を遠見の魔法で捉えていた。少し困ったように後頭部を掻くサーシャを見つめる目はハートになっていた。
「のう、わしらこいつと同格なんじゃよな・・・」
イーフリートの問いかけに残る二人はただ、黙るしか出来なかった。
(嫌に決まってる!!気持ちはわかるが)
サーシャは再び夢の世界で創造神と会合していた。
「ホントに君は一人で何回僕と会う事になるんだい?」
「私もそんなに会えると思ってなかったんだけど・・・」
創造神は軽く頭を振ると、気を取り直したようにニッコリと笑い
「コングラッチュレーション!今回君が作ったのは、別の世界では賢者の石と呼ばれるアイテムだよ」
「賢者の石?」
「そう、ある程度の現象に干渉できる究極のアイテムだよ」
創造神は両手を広げて、自慢げに声を上げるが
「うん、確かにある程度の現象に干渉できるけど、一寸違うかな」
サーシャの言葉にピタッと止まり、ネックレスの賢者の石をまじまじと見つめる。
「な!!!、馬鹿な!これだと新アイテムだし、神の領域じゃあ・・・」
「やっぱり・・・やりすぎた」
そう、サーシャの作り出した賢者の石は一定のアイテム。この場合、副王都サーシャに住むものはあらゆる病気の抗体を持つことが出来る。
つまり、風邪は勿論、虫歯から全ての病原菌が原因の病気にかからなくなる。
「ま、まぁこれは決定事項なんだけど、君が死んだら神界である程度の役職を用意する事になったよ」
「え?いらない」
少し焦った創造神は言葉をかぶせるように
「いやいや、困るよ。ここまでの物を完成させる人間を放置できないし・・・ね」
「まぁ、死んだ後の事は後で考えよう」
「そうしてもらえると助かる」
二人はどこか疲れたようにため息をつくと
「そうそう、これは出来たらでいいから、僕からの依頼ね。
エメラルドタブレットにある程度の条件を入れておいたから、それを実装した聖獣を作ってほしいんだよ。
どうも、君の国狙われてるみたいでね。
君に何か有ると困るからさ」
「了解。そんな事知って何もしないのは嫌だし、やってみるよ」
そう言った時目が覚めた。
「は~嫌な事聞いちゃったな」
こうしてまだ少し眠い頭を動かすように、エメラルドタブレットの情報を探っていった。
創造神からの依頼の聖獣は全部で四体。炎のイーフリート、大海のリヴァイアサン、大地のヨルムンガルド、風のシルフィード。
今ある材料で作れそうなのは、イーフリートとシルフィード、後はゴーレム採取部隊に頼めば、直ぐ集まるだろう。
肝心の賢者の石の材料は4個分はあるので、早速指令を出し、サーシャは研究室と化した製作室に篭ることにした。
その結果、創造神ですら想像出来なかった方法でサーシャは4聖獣を完成させるのであった。
因みにその間何度も殿下がサーシャを誘いに来たが、ミーに
「暫く忙しいからミー、殿下の所で遊んできても良いからね」
とだけ言い残したので、ミーも殿下も肩を落としてサーシャが研究を終えるまで大人しく待つことになった。
引きこもり165日目
サーシャはオリハルコン板にミスリルで副王都サーシャを中心に王国の地図を描き、領土が増えた時は自動更新するように設定して、それぞれの東方にイーフリート、
西方にリヴァイアサン、南方にヨルムンガルド。北方にシルフィードの小型ゴーレムを設置。ゴーレムの中に賢者の石を入れ込み、自分の賢者の石とリンクさせて、一気に魔力を込める。
暫くすると、サーシャの周りにそれぞれ2メートル以上はある聖獣が跪いていた。
「あはは、もしかしたらと思ったけど出来た。四人共連携してこの国を守ってね」
「「「「は!」」」」
そう言うと四人は転移して姿を消した。
「つかれた~今日は出てこないでくださいね!!」
そう言うとサーシャはベッドに潜り込み、久しぶりにゆっくり睡眠を取るのだった。
引きこもり166日目
朝起きると枕元のチェストに手紙があった。
「サーシャへ
ハーイ、おめでとう。4聖獣の完成を確認したよ。
まさかあんな方法があるとは思いもしなかったよ。
これでマルシェ王国に攻める国は酷い目に遭うだろうねwwww
因みに、この話は国王に夕べの内にしておいたから、今日でも話しに行ってごらん。
楽しいことになってると思うよ。
夢に出るななんて言うからこんな感じにしてみたよ。
またね~今度は夢でww」
サーシャは手紙を丸めて地面に叩きつけたが、時間が巻き戻るように綺麗になってチェストに戻って行った。
「手の込んだ嫌がらせを・・・」
はぁ、とため息をついてお風呂場に向かうと、ミーが背中を流しますねとスタンバイしていた。
若干引きつりながらも、疲れていたからかそのままお風呂に入って確りと身体を洗われてしまった。
そんな時に、色々な乗り物が集まった楽しげな公園を思いついたが、それは置いておいて、着替えを済ませると渋々王都へ転移していった。
王城へ入ると、謁見の間では大臣達が右往左往し、軍儀の支度をしていた。
「おお、グリーンウッド卿、丁度良い所へ」
「あ、もう戦争の支度いらなくなりましたよ、陛下から聞いてませんか?」
「確かに陛下もそうおっしゃっておられたが、かの国が諦めたとは思えぬのだが・・・」
大臣達の反応にやっぱりと思いつつ「私も説明しますから」と言って国王の前に出て行く。
「王様、創造神様からご神託あったでしょ?」
「うむ。だが、今回に限っては皆慎重でな」
「創造神様に言われて4聖獣を創ったからそれを見てもらおうか?」
「もう出来たのか?頼む」
国王、大臣達とテラスに出ると、サーシャは
「4聖獣出て来て」
と声をかけると空が暗くなり大気が震えると、かなり遠くに山と同じ大きさの四人が姿を現した。
「「「おおおお!」」」
ざわめき跪く大臣達。
「・・・たしか、頑張って強い国にしないとサーシャ殿の一族が去れば4聖獣も去り、とんでもない事が起こると。
皆今は良いとしても必ず皆が努力することを怠るな!
わしも頑張る」
そう言ってマルシェ王国の風紀は改められ、後に大改革といわれるほどの改革の嵐が巻き起こった。
「はぁはぁますた~かわいいわ」
シルフィードはサーシャの姿を遠見の魔法で捉えていた。少し困ったように後頭部を掻くサーシャを見つめる目はハートになっていた。
「のう、わしらこいつと同格なんじゃよな・・・」
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