8 / 52
引きこもり65日目~70日目
しおりを挟む
引きこもり65日目
その日の深夜折角の成果を陛下に没収され、ふてくされて帰ってきたサーシャはお風呂もそこそこにベッドに飛び込むと久しぶりの睡眠のため深い眠りに付いた。
「ハロー君が赤の写本の持ち主だね?」
「え?ここ何処?貴方誰?」
サーシャの目の前に月の様に輝く銀髪の色が白い男性とも女性とも解らない人が立っていた。
「ああ、初めての人は戸惑うよね?ここは知識の間、僕はこの世界を創造した創造神、赤の写本の先を行くものよ、ここにたどり着けた事を誇るがよい」
そう芝居がかった様に礼をとり微笑んだ。
「は?・・・なんで私ここにいるの?」
「ふ、そこから説明が要るのか・・・」
そう言うと創造神は説明を始めた、赤の写本とは知識の間にアクセスする事が出来るエメラルドタブレットを使用する資格が有る者を選別するための物であり、サーシャが今回作った剣は、先代、先々代を超える出来であったので、ご褒美にこの空間に呼ばれたらしい。
この世界には伝説の武具が4つある、内二つがマルシェ王国にあり、一振りが炎の聖剣レイバティン
初代国王がドラゴン討伐のために製作、使用した事から炎龍帝の贈り名がされたと言う、先々代。
もう一振りがマルシェ王国の中興の祖聖王ソーマが持っていたと言われる癒しの聖剣、持ち主を常に癒し半径50メートル内の悪意が無い者を回復させる聖剣、こちらが先代。
因みに他の二振りはソーマ王が失敗作を他国、その時は属国の王の独立祝いに送ったものだそうだ。
結局二人は王族と言うこともあり、政務が忙しくてエメラルドタブレットを使う前にお亡くなりになったんだよね
そう説明して、サーシャの手を握ると
「その点君は研究職だし、この世界の停滞を変えてくれそうじゃないか!
それにいきなりあんな性能の剣を開発するなんて素敵だよ」
そう言ってサーシャの手にエメラルド色の石板を手渡すと
「これがエメラルドタブレットだよ、後ご褒美にオリハルコンを収納箱に10tほど入れておいたから、是非!使っておくれ」
「ちょ・・・」
声をかける前に一方的に空間共々消えてしまう。
「まって!」
目が覚めるともう昼過ぎで、パジャマが汗でぴったりと張り付いていた。
額の汗を軽く拭うと、軽くシャワーで汗を流しドキドキしながら作業部屋に向かった。
「う、そ」
サーシャの作業部屋にはエメラルド色のタブレットがあり、あわてて調べた収納箱には間違いなくオリハルコンが10t入っていた。
「何も見てない何も見てない・・・」
そう言ってキッチンに向かうと紅茶を入れて蒸らしている間にサラダと目玉焼きトーストを作って食事をゆっくりとって、ノンビリと昼の時間を取った。
「そうだわ、メイド、メイドがいれば食事も楽よね?」
気になってついつい弄っていたエメラルドタブレットをなれたように上からスワイプして色々な情報を見ていくと、「これいいわね・・・」などと言って必要な情報を覚えていく。
もはやサーシャの頭の中には興味しか詰まっていないのだろう。
どんどん必要なデータをピックアップして覚えていく、これは赤の写本の時に身につけた、調べ直しによる時間のロスを防ぐ技術だった。
紅茶を片手にタブレットから目を離さず作業部屋に入っていく。
研究者は結局知識欲求には勝てないのだろうか?
その日から4日間研究室から出ることも無く閉じこもる日々が続くのだった。
一方その頃王城では
王城では新たなる宝剣の誕生に沸き立ちお祭り騒ぎであった。
軍務卿達はサーシャに兵の武具を作らせて、他国に攻め入るべきとの声も上がったが、内務卿達がそれをサーシャが嫌がり他国に渡る事のほうが問題だと反対した。
言い合いが暫く続いたが、殿下が
「このようなめでたい日に、言い争いなどよろしくないですよ。
それに、サーシャさんの自由意志を尊重することで生まれたものです。
しかも、戦など国民に無理を強いる行為僕は嫌です」
流石に次期国王にそう言われると軍務卿も頭を下げ言葉を取り下げた。
「軍務卿も国を思っての事でしょうが、僕の言葉を聞いてくださり感謝します」
とフォローをすることも忘れていなかった。
「この度の宝剣誕生を祝うため、各国の国王を招き国を挙げて祭りをしようと思うがどうじゃ?」
「は、それはよろしいかと、めでたい事でございますし国を挙げて祝いましょう」
財務大臣の承認を得た国王が祭りを行う宣言をすると、貴族達は祭りのために動き出した。
引きこもり69日目
サーシャが作業部屋から出てくる時にもう一人白い髪の猫耳女性が出てきた。
「ミー朝ごはんをお願いね、私はお風呂に入ってくるから」
「かしこまりました、朝食は麺類とパン類どちらがよろしいですか?」
「う~んそうね、パンかな?」
そう言って風呂に向かっていった。
体と髪を洗って湯船につかると、ノンビリと手足をのばす。
「う~ん気持ちいい、しかしあのタブレットの知識凄いな~
でも私も負けてない。」
湯船の中で軽く拳を握ると、新しいアイデアを考え始める。
今回のメイドは上手くいった、タブレットの知識だと人間味の無いゴーレムだったが、記憶集積回路と感情回路をオリハルコンで書き込み、回路自体を縮小軽量化することに成功。
ただし人間と同じ形状だと問題があると思い、ホワイトサーベルタイガーのコアを組み込み適応させた時あの耳と尻尾が生えてきた。
「あれにはビックリしたな~」
湯船に口を沈めてブクブクと泡を立てながらボーっとする。
確り温もってお風呂から上がると冷たいコーンスープとシーザーサラダ、フォカッチャが食卓に並んでいた。
「凄いじゃない」
「ありがとうございます、書棚の本を読んで覚えました。」
「うん、有能有能」
「美味しいわよ、ありがとう」
そう言うと美味しそうにご飯をたいらげる、ミーがサーシャを寝室に追いやると、
「睡眠不足が続いているようです、暫くお休みください。」
「は~い、あ、そうだ、家の片付けと、ゴミを無限ゴミ箱に・・・後」
「了解しております、私の仕事はハウスキーピングとマスターの護衛ですから」
そう言って微笑むミーに「後はお願いね」と言って布団に入ったのだった。
引きこもり70日目
サーシャはふかふかで気持ちがいい物に包まれていることに気がつき目が覚めた。
「あれ?」
「おはようございますマスター」
サーシャが顔を上げるとホワイトサーベルタイガーがミーの声で話しかけてきた。
「え?ミー?」
「はい、マスターの枕が合っていないようだったので、勝手ながら高さを合わせて枕になってみました」
どこか誇らしげなミーの声に急激に覚醒すると
「いやいや、私そんな機能つけてないよね?」
「いえ、マスターはホワイトサーベルタイガーの魔石を適合されましたので、ホワイトサーベルタイガーには変幻出来ます」
「え~そうなの?・・・ま、いいか気持ちよかったし」
そう言ってサーシャはミーの毛皮に顔をうずめると、もふもふを堪能して暫く過ごした。
寝る前と印象が変わるほど綺麗になったリビングに入ると、あちらこちらを見て周り、ダイニングセットのイスに腰を下ろして、一息ついた。
「綺麗にしてくれてありがとう」
「はい、出来る範囲でいたしました」
「朝食は何にしようかしら?」
「朝食なのですが、少し変わったものを用意いたしました」
「変わったもの?」
「夕べカレーを作成しました」
「朝からカレー?」
「はい、書物の中に朝カレーなるものが有りました。
成分から脳の活性化によろしいかと愚考しました」
「そう、ありがとう」
そう返事をして、今日はどうしようかな~とノンビリと明るい窓の外を見て考えていたのだった。
その日の深夜折角の成果を陛下に没収され、ふてくされて帰ってきたサーシャはお風呂もそこそこにベッドに飛び込むと久しぶりの睡眠のため深い眠りに付いた。
「ハロー君が赤の写本の持ち主だね?」
「え?ここ何処?貴方誰?」
サーシャの目の前に月の様に輝く銀髪の色が白い男性とも女性とも解らない人が立っていた。
「ああ、初めての人は戸惑うよね?ここは知識の間、僕はこの世界を創造した創造神、赤の写本の先を行くものよ、ここにたどり着けた事を誇るがよい」
そう芝居がかった様に礼をとり微笑んだ。
「は?・・・なんで私ここにいるの?」
「ふ、そこから説明が要るのか・・・」
そう言うと創造神は説明を始めた、赤の写本とは知識の間にアクセスする事が出来るエメラルドタブレットを使用する資格が有る者を選別するための物であり、サーシャが今回作った剣は、先代、先々代を超える出来であったので、ご褒美にこの空間に呼ばれたらしい。
この世界には伝説の武具が4つある、内二つがマルシェ王国にあり、一振りが炎の聖剣レイバティン
初代国王がドラゴン討伐のために製作、使用した事から炎龍帝の贈り名がされたと言う、先々代。
もう一振りがマルシェ王国の中興の祖聖王ソーマが持っていたと言われる癒しの聖剣、持ち主を常に癒し半径50メートル内の悪意が無い者を回復させる聖剣、こちらが先代。
因みに他の二振りはソーマ王が失敗作を他国、その時は属国の王の独立祝いに送ったものだそうだ。
結局二人は王族と言うこともあり、政務が忙しくてエメラルドタブレットを使う前にお亡くなりになったんだよね
そう説明して、サーシャの手を握ると
「その点君は研究職だし、この世界の停滞を変えてくれそうじゃないか!
それにいきなりあんな性能の剣を開発するなんて素敵だよ」
そう言ってサーシャの手にエメラルド色の石板を手渡すと
「これがエメラルドタブレットだよ、後ご褒美にオリハルコンを収納箱に10tほど入れておいたから、是非!使っておくれ」
「ちょ・・・」
声をかける前に一方的に空間共々消えてしまう。
「まって!」
目が覚めるともう昼過ぎで、パジャマが汗でぴったりと張り付いていた。
額の汗を軽く拭うと、軽くシャワーで汗を流しドキドキしながら作業部屋に向かった。
「う、そ」
サーシャの作業部屋にはエメラルド色のタブレットがあり、あわてて調べた収納箱には間違いなくオリハルコンが10t入っていた。
「何も見てない何も見てない・・・」
そう言ってキッチンに向かうと紅茶を入れて蒸らしている間にサラダと目玉焼きトーストを作って食事をゆっくりとって、ノンビリと昼の時間を取った。
「そうだわ、メイド、メイドがいれば食事も楽よね?」
気になってついつい弄っていたエメラルドタブレットをなれたように上からスワイプして色々な情報を見ていくと、「これいいわね・・・」などと言って必要な情報を覚えていく。
もはやサーシャの頭の中には興味しか詰まっていないのだろう。
どんどん必要なデータをピックアップして覚えていく、これは赤の写本の時に身につけた、調べ直しによる時間のロスを防ぐ技術だった。
紅茶を片手にタブレットから目を離さず作業部屋に入っていく。
研究者は結局知識欲求には勝てないのだろうか?
その日から4日間研究室から出ることも無く閉じこもる日々が続くのだった。
一方その頃王城では
王城では新たなる宝剣の誕生に沸き立ちお祭り騒ぎであった。
軍務卿達はサーシャに兵の武具を作らせて、他国に攻め入るべきとの声も上がったが、内務卿達がそれをサーシャが嫌がり他国に渡る事のほうが問題だと反対した。
言い合いが暫く続いたが、殿下が
「このようなめでたい日に、言い争いなどよろしくないですよ。
それに、サーシャさんの自由意志を尊重することで生まれたものです。
しかも、戦など国民に無理を強いる行為僕は嫌です」
流石に次期国王にそう言われると軍務卿も頭を下げ言葉を取り下げた。
「軍務卿も国を思っての事でしょうが、僕の言葉を聞いてくださり感謝します」
とフォローをすることも忘れていなかった。
「この度の宝剣誕生を祝うため、各国の国王を招き国を挙げて祭りをしようと思うがどうじゃ?」
「は、それはよろしいかと、めでたい事でございますし国を挙げて祝いましょう」
財務大臣の承認を得た国王が祭りを行う宣言をすると、貴族達は祭りのために動き出した。
引きこもり69日目
サーシャが作業部屋から出てくる時にもう一人白い髪の猫耳女性が出てきた。
「ミー朝ごはんをお願いね、私はお風呂に入ってくるから」
「かしこまりました、朝食は麺類とパン類どちらがよろしいですか?」
「う~んそうね、パンかな?」
そう言って風呂に向かっていった。
体と髪を洗って湯船につかると、ノンビリと手足をのばす。
「う~ん気持ちいい、しかしあのタブレットの知識凄いな~
でも私も負けてない。」
湯船の中で軽く拳を握ると、新しいアイデアを考え始める。
今回のメイドは上手くいった、タブレットの知識だと人間味の無いゴーレムだったが、記憶集積回路と感情回路をオリハルコンで書き込み、回路自体を縮小軽量化することに成功。
ただし人間と同じ形状だと問題があると思い、ホワイトサーベルタイガーのコアを組み込み適応させた時あの耳と尻尾が生えてきた。
「あれにはビックリしたな~」
湯船に口を沈めてブクブクと泡を立てながらボーっとする。
確り温もってお風呂から上がると冷たいコーンスープとシーザーサラダ、フォカッチャが食卓に並んでいた。
「凄いじゃない」
「ありがとうございます、書棚の本を読んで覚えました。」
「うん、有能有能」
「美味しいわよ、ありがとう」
そう言うと美味しそうにご飯をたいらげる、ミーがサーシャを寝室に追いやると、
「睡眠不足が続いているようです、暫くお休みください。」
「は~い、あ、そうだ、家の片付けと、ゴミを無限ゴミ箱に・・・後」
「了解しております、私の仕事はハウスキーピングとマスターの護衛ですから」
そう言って微笑むミーに「後はお願いね」と言って布団に入ったのだった。
引きこもり70日目
サーシャはふかふかで気持ちがいい物に包まれていることに気がつき目が覚めた。
「あれ?」
「おはようございますマスター」
サーシャが顔を上げるとホワイトサーベルタイガーがミーの声で話しかけてきた。
「え?ミー?」
「はい、マスターの枕が合っていないようだったので、勝手ながら高さを合わせて枕になってみました」
どこか誇らしげなミーの声に急激に覚醒すると
「いやいや、私そんな機能つけてないよね?」
「いえ、マスターはホワイトサーベルタイガーの魔石を適合されましたので、ホワイトサーベルタイガーには変幻出来ます」
「え~そうなの?・・・ま、いいか気持ちよかったし」
そう言ってサーシャはミーの毛皮に顔をうずめると、もふもふを堪能して暫く過ごした。
寝る前と印象が変わるほど綺麗になったリビングに入ると、あちらこちらを見て周り、ダイニングセットのイスに腰を下ろして、一息ついた。
「綺麗にしてくれてありがとう」
「はい、出来る範囲でいたしました」
「朝食は何にしようかしら?」
「朝食なのですが、少し変わったものを用意いたしました」
「変わったもの?」
「夕べカレーを作成しました」
「朝からカレー?」
「はい、書物の中に朝カレーなるものが有りました。
成分から脳の活性化によろしいかと愚考しました」
「そう、ありがとう」
そう返事をして、今日はどうしようかな~とノンビリと明るい窓の外を見て考えていたのだった。
10
お気に入りに追加
3,571
あなたにおすすめの小説
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
婚約破棄と領地追放?分かりました、わたしがいなくなった後はせいぜい頑張ってくださいな
カド
ファンタジー
生活の基本から領地経営まで、ほぼ全てを魔石の力に頼ってる世界
魔石の浄化には三日三晩の時間が必要で、この領地ではそれを全部貴族令嬢の主人公が一人でこなしていた
「で、そのわたしを婚約破棄で領地追放なんですね?
それじゃ出ていくから、せいぜいこれからは魔石も頑張って作ってくださいね!」
小さい頃から搾取され続けてきた主人公は 追放=自由と気付く
塔から出た途端、暴走する力に悩まされながらも、幼い時にもらった助言を元に中央の大教会へと向かう
一方で愛玩され続けてきた妹は、今まで通り好きなだけ魔石を使用していくが……
◇◇◇
親による虐待、明確なきょうだい間での差別の描写があります
(『嫌なら読むな』ではなく、『辛い気持ちになりそうな方は無理せず、もし読んで下さる場合はお気をつけて……!』の意味です)
◇◇◇
ようやく一区切りへの目処がついてきました
拙いお話ですがお付き合いいただければ幸いです
残滓と呼ばれたウィザード、絶望の底で大覚醒! 僕を虐げてくれたみんなのおかげだよ(ニヤリ)
SHO
ファンタジー
15歳になり、女神からの神託の儀で魔法使い(ウィザード)のジョブを授かった少年ショーンは、幼馴染で剣闘士(ソードファイター)のジョブを授かったデライラと共に、冒険者になるべく街に出た。
しかし、着々と実績を上げていくデライラとは正反対に、ショーンはまともに魔法を発動する事すら出来ない。
相棒のデライラからは愛想を尽かされ、他の冒険者たちからも孤立していくショーンのたった一つの心の拠り所は、森で助けた黒ウサギのノワールだった。
そんなある日、ショーンに悲劇が襲い掛かる。しかしその悲劇が、彼の人生を一変させた。
無双あり、ザマァあり、復讐あり、もふもふありの大冒険、いざ開幕!
【短編】冤罪が判明した令嬢は
砂礫レキ
ファンタジー
王太子エルシドの婚約者として有名な公爵令嬢ジュスティーヌ。彼女はある日王太子の姉シルヴィアに冤罪で陥れられた。彼女と二人きりのお茶会、その密室空間の中でシルヴィアは突然フォークで自らを傷つけたのだ。そしてそれをジュスティーヌにやられたと大騒ぎした。ろくな調査もされず自白を強要されたジュスティーヌは実家に幽閉されることになった。彼女を公爵家の恥晒しと憎む父によって地下牢に監禁され暴行を受ける日々。しかしそれは二年後終わりを告げる、第一王女シルヴィアが嘘だと自白したのだ。けれど彼女はジュスティーヌがそれを知る頃には亡くなっていた。王家は醜聞を上書きする為再度ジュスティーヌを王太子の婚約者へ強引に戻す。
そして一年後、王太子とジュスティーヌの結婚式が盛大に行われた。
召喚アラサー女~ 自由に生きています!
マツユキ
ファンタジー
異世界に召喚された海藤美奈子32才。召喚されたものの、牢屋行きとなってしまう。
牢から出た美奈子は、冒険者となる。助け、助けられながら信頼できる仲間を得て行く美奈子。地球で大好きだった事もしつつ、異世界でも自由に生きる美奈子
信頼できる仲間と共に、異世界で奮闘する。
初めは一人だった美奈子のの周りには、いつの間にか仲間が集まって行き、家が村に、村が街にとどんどんと大きくなっていくのだった
***
異世界でも元の世界で出来ていた事をやっています。苦手、または気に入らないと言うかたは読まれない方が良いかと思います
かなりの無茶振りと、作者の妄想で出来たあり得ない魔法や設定が出てきます。こちらも抵抗のある方は読まれない方が良いかと思います
あの、神様、普通の家庭に転生させてって言いましたよね?なんか、森にいるんですけど.......。
▽空
ファンタジー
テンプレのトラックバーンで転生したよ......
どうしようΣ( ̄□ ̄;)
とりあえず、今世を楽しんでやる~!!!!!!!!!
R指定は念のためです。
マイペースに更新していきます。
この称号、削除しますよ!?いいですね!!
布浦 りぃん
ファンタジー
元財閥の一人娘だった神無月 英(あずさ)。今は、親戚からも疎まれ孤独な企業研究員・27歳だ。
ある日、帰宅途中に聖女召喚に巻き込まれて異世界へ。人間不信と警戒心から、さっさとその場から逃走。実は、彼女も聖女だった!なんてことはなく、称号の部分に記されていたのは、この世界では異端の『森羅万象の魔女(チート)』―――なんて、よくある異世界巻き込まれ奇譚。
注意:悪役令嬢もダンジョンも冒険者ギルド登録も出てきません!その上、60話くらいまで戦闘シーンはほとんどありません!
*不定期更新。話数が進むたびに、文字数激増中。
*R15指定は、戦闘・暴力シーン有ゆえの保険に。
貴方の隣で私は異世界を謳歌する
紅子
ファンタジー
あれ?わたし、こんなに小さかった?ここどこ?わたしは誰?
あああああ、どうやらわたしはトラックに跳ねられて異世界に来てしまったみたい。なんて、テンプレ。なんで森の中なのよ。せめて、街の近くに送ってよ!こんな幼女じゃ、すぐ死んじゃうよ。言わんこっちゃない。
わたし、どうなるの?
不定期更新 00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる