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千代原真一の章 参
3「空井繭の証言」
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3
田舎と呼ぶにも都会と呼ぶにも中途半端な百条市だが、最も栄えているのは百条駅の周辺だ。駅を中心に商店街が広がっており、飲食店も遊戯施設もここに集中している。駅からは少し歩くものの、数年前に大型のショッピングモールもできた。よって学生が放課後や休日に遊ぶとなれば、基本的には駅周辺となる。
百条駅の北口で麗子さんと合流した僕は、彩音ちゃんの友人を待たせているという喫茶店に向かった。通り魔による被害者が三人になろうと、駅周辺はあまり普段と変わらずに学生達が寄り道がてら遊んでいる。
駅から五分ほど歩いたところに、その喫茶店はあった。僕ははじめて這入る店だ。店内は小洒落ており、落ち着いた雰囲気だった。席は三分の二ほど埋まっていて、客層も賑やかな若者ではなく、婦人達や老夫婦、ひとりで読書をしている人などで占められている。
客席の並ぶフロアはL字――入口から這入って真っ直ぐ進んだ後に左に曲がっている――になっており、彩音ちゃんの友人は入口から最も遠いテーブル席に座って携帯をいじっていた。
「待たせてごめんなさいね」
「構わないですよ」
彩音ちゃんと同じ寄辺中学の制服を着た女の子だ。髪型はポニーテールで、若干長さが足りていない感がある。だが雰囲気は大人びており、初対面の僕を見ても動じている様子が全然ない。
名前は道中に麗子さんから聞いていて、空井繭というらしい。
僕と麗子さんは繭ちゃんと向かい合うかたちで腰掛けた。この店の裏は小さな公園となっていて、右手に並んだ窓から見えるのはその眺めだった。
「さっき説明したけれど、こちらが千代原真一くんよ」
麗子さんに紹介してもらって、僕は「よろしく」と会釈した。繭ちゃんも会釈で返す。さっき説明したと云うのは、僕と合流する前に連絡を入れたのだと思われる。
これもここまでの道中で説明を受けたのだが、昨晩に、彩音ちゃんに連絡が付かないのを不審に思った繭ちゃんの方から、麗子さんに電話をしたらしい。繭ちゃんと麗子さんは面識があった。話を聞くと繭ちゃんは行方不明となる前の彩音ちゃんに最後に会った人物かも知れないと分かり、麗子さんも事情を打ち明けたそうだ。それでより詳しく話すために今日此処で待ち合わせた、という経緯である。
「早速だけれど繭ちゃん、本題に入らせてもらうわよ。……何か飲み物を注文してからの方がいいかしら」
「別にいいと思いますよ、あたしが注文したし。彩音とあたし、いつもコーヒー一杯で何時間でも居座るんで」
「そう。繭ちゃんと彩音はよく此処を利用しているのかしら?」
「いえ、そういうわけじゃないです。彩音とあたしはよく二人で話すのに喫茶店とか来ますけど、この店はまだ一度だけです。あたしは今日で二度目ですね」
話し方から窺うに、繭ちゃんは飄々とした性格の持ち主らしい。
「それが一昨日だったのね?」
麗子さんは電話で聞いた話を順々に確認しているようだ。僕に事情を分からせるための配慮でもあるのだろう。
「そうです。一昨日もこの席でしたね。彩音が色々話したいと云って、放課後、真っ直ぐ此処に来ました。この店は彩音の紹介だったんです。駅周辺で適当な店探すのが常なんですけどね。それでいつも通り、だらだらしているうちに八時になっていました。えーっと、四時間近くいたことになるかな」
「それで、二人で歩いて帰ったのよね?」
「はい。いつも通りに途中で別れましたが」
麗子さんが別れた場所の詳細を訊ねると、寄辺中学の近くだった。同学区とはいえ、千代原家と玖貝家の位置は寄辺中学を挟んで対となっているのだが、空井家は千代原家寄りらしい。
百条駅から寄辺中学までは徒歩で三十分強はかかる。だから繭ちゃんと彩音ちゃんが別れたのは八時半を回ったくらいだったと思われる。女子中学生にしては遅い帰りだが、彩音ちゃんの母親はパートで帰りが遅いから門限はないに等しい。繭ちゃんについても、本人の飄々とした態度を見ていると、その辺はどうにかできてしまいそうである。
「でも通り魔が出るんだから、あまり帰りが遅くなるのは良くないね。今日は僕が送るよ」
自分は大丈夫だろう、なんて楽観が禁物と、僕は愛穂を失って思い知らされた。愛穂は天則高校から百条駅までの徒歩にして十分ほどの間に殺されてしまったのだ。人通りの多い場所と時間帯にも拘わらずである。
考えてみれば不思議な話だ。あの間には狙われやすい場所なんて皆無のはずだが……よくは思い出せない。百条駅と僕の家と天則高校は結ぶと三角形となる位置取りなために、先程駅に向かった際に愛穂の通学路を辿るようなことはなかった。
「大丈夫です。今日はママが迎えに来るって云っているんで」
「ああ、それなら心配は無用だね」
麗子さんは僕が逸らしてしまった話題を引き戻すように軽い咳払いを挟んでから、
「彩音が此処で繭ちゃんにした話はどんな内容だったの?」
彩音ちゃんは行方不明だが、それは失踪という可能性もある。だとしたら直前に話していた内容はかなり大事な情報だ。……麗子さんは彩音ちゃんのことを警察にも母親にも伏せているらしいが、それは彩音ちゃんが失踪したのだと考えているためなのだろうか。
「別に。他愛ない内容ですよ。中学生の女子が話す事柄としては定番もいいところの」
「えーっと、たとえば恋の話かしら」
麗子さんは俗っぽい憶測を述べた。僕も真先に思い浮かんだのはそれだった。
「そうですね。メインはそんな感じです。ただ、どれも思い詰めたような話じゃなかったですよ。少なくとも、これから行方をくらまそうとする人のする話じゃあ」
繭ちゃんはこれも飄々と云ったが、その態度と言動に僕は只ならぬものを感じた。麗子さんの狙いを見透かした受け答えから、彼女の知性が窺えたからだ。
話はその後も続いた。麗子さんと繭ちゃんとで彩音ちゃんが身を隠すにあたって使いそうな場所を挙げたり、彩音ちゃんが何者かから危害を加えられるとしたらどんな心当たりがあるか挙げたりである。僕は時々口を挟みつつも、基本的には聞き役に徹した。
そうして受けた印象は、どうにも掴みどころがない、というものだった。どれだけ状況が整理されようと新たに疑問は出てくるし、どれだけ可能性が出揃おうと決定打には欠ける。話はずっと靄に包まれているかのようで、全体像は不明瞭だった。
やはり素人では、消えてしまった人間を探し出すのは容易にいかなそうである。
少なくとも喫茶店で議論するだけでは解決しない。ここからは足で稼ぐことになるだろう。実際に色々な場所に出向き、可能性の絞り込みなり、新たに訊き込みなりをするのだ。
繭ちゃんは繭ちゃんで、学校の他の友達をあたってみるとのことだった。しかし麗子さんは「彩音が行方不明だとは悟られないようにして」と念入りに注意し、繭ちゃんもそれを受け入れたので、やりづらそうである。
「ごめんなさい、ちょっとお手洗い」
麗子さんが席を立った。トイレは入口から這入ってすぐ左手――カウンターの横にあったと思う。
僕は繭ちゃんと二人きりになる。僕がすぐに話題を提供できなかったからか、彼女は携帯をいじり始めてしまった。彼女には頻繁に携帯を確認する癖があるようだ。それは依存症と呼ぶに足るほどに思われたが、最近の若者には多い傾向でもある。
手持無沙汰な僕は窓の外を見た。小さな公園は割と穴場なのか、ベンチに老人がひとり腰掛けて新聞を読んでいる以外に人影はない。遊具も少なくて、ベンチの他には砂場とトイレがあるだけだ。
「千代原先輩って格好良いですよね」
突然そんな言葉を掛けられた僕は、驚いて繭ちゃんを見た。
彼女は片手に携帯を持ったままだが、顔は僕に向いている。
「容姿の話です。内面を語れるほど、よくは知らないんで」
特に深い意味はなく、雑談として話を振ってくれているようだ。一貫して落ち着いた佇まいなので、感情が読み取りにくい。
「その容姿だと、モテるんじゃないですか」
「そんなことはないよ。あまり積極的に人間関係を広げようとする性格でもないから、友達だって少ない方だと思う」
「へえ。あたしのクラスにもそういうのいますよ。器量は良いけど、なんか近寄り難い感じって云うか……でも千代原先輩はそれとも違いますよね」
「うーん、近寄り難い感じは出していないつもりだね」
「だけど世の中には面食いというのがいますからね。やっぱりモテるでしょう」
どこか達観した印象の繭ちゃんだったが、この手の話が好きなのはいかにも女子中学生らしかった。携帯によく触るのも、そのひとつか。
「繭ちゃんはどうなの? 整った顔立ちをしているから、人気がありそうだけれど」
「あたしはからきしですね。面倒なのは嫌いです。それに、男より女の方が好きなんで」
さらりとそんなことを告げられて僕は反応に困ったが、すると彼女は苦笑した。
「冗談ですよ」
田舎と呼ぶにも都会と呼ぶにも中途半端な百条市だが、最も栄えているのは百条駅の周辺だ。駅を中心に商店街が広がっており、飲食店も遊戯施設もここに集中している。駅からは少し歩くものの、数年前に大型のショッピングモールもできた。よって学生が放課後や休日に遊ぶとなれば、基本的には駅周辺となる。
百条駅の北口で麗子さんと合流した僕は、彩音ちゃんの友人を待たせているという喫茶店に向かった。通り魔による被害者が三人になろうと、駅周辺はあまり普段と変わらずに学生達が寄り道がてら遊んでいる。
駅から五分ほど歩いたところに、その喫茶店はあった。僕ははじめて這入る店だ。店内は小洒落ており、落ち着いた雰囲気だった。席は三分の二ほど埋まっていて、客層も賑やかな若者ではなく、婦人達や老夫婦、ひとりで読書をしている人などで占められている。
客席の並ぶフロアはL字――入口から這入って真っ直ぐ進んだ後に左に曲がっている――になっており、彩音ちゃんの友人は入口から最も遠いテーブル席に座って携帯をいじっていた。
「待たせてごめんなさいね」
「構わないですよ」
彩音ちゃんと同じ寄辺中学の制服を着た女の子だ。髪型はポニーテールで、若干長さが足りていない感がある。だが雰囲気は大人びており、初対面の僕を見ても動じている様子が全然ない。
名前は道中に麗子さんから聞いていて、空井繭というらしい。
僕と麗子さんは繭ちゃんと向かい合うかたちで腰掛けた。この店の裏は小さな公園となっていて、右手に並んだ窓から見えるのはその眺めだった。
「さっき説明したけれど、こちらが千代原真一くんよ」
麗子さんに紹介してもらって、僕は「よろしく」と会釈した。繭ちゃんも会釈で返す。さっき説明したと云うのは、僕と合流する前に連絡を入れたのだと思われる。
これもここまでの道中で説明を受けたのだが、昨晩に、彩音ちゃんに連絡が付かないのを不審に思った繭ちゃんの方から、麗子さんに電話をしたらしい。繭ちゃんと麗子さんは面識があった。話を聞くと繭ちゃんは行方不明となる前の彩音ちゃんに最後に会った人物かも知れないと分かり、麗子さんも事情を打ち明けたそうだ。それでより詳しく話すために今日此処で待ち合わせた、という経緯である。
「早速だけれど繭ちゃん、本題に入らせてもらうわよ。……何か飲み物を注文してからの方がいいかしら」
「別にいいと思いますよ、あたしが注文したし。彩音とあたし、いつもコーヒー一杯で何時間でも居座るんで」
「そう。繭ちゃんと彩音はよく此処を利用しているのかしら?」
「いえ、そういうわけじゃないです。彩音とあたしはよく二人で話すのに喫茶店とか来ますけど、この店はまだ一度だけです。あたしは今日で二度目ですね」
話し方から窺うに、繭ちゃんは飄々とした性格の持ち主らしい。
「それが一昨日だったのね?」
麗子さんは電話で聞いた話を順々に確認しているようだ。僕に事情を分からせるための配慮でもあるのだろう。
「そうです。一昨日もこの席でしたね。彩音が色々話したいと云って、放課後、真っ直ぐ此処に来ました。この店は彩音の紹介だったんです。駅周辺で適当な店探すのが常なんですけどね。それでいつも通り、だらだらしているうちに八時になっていました。えーっと、四時間近くいたことになるかな」
「それで、二人で歩いて帰ったのよね?」
「はい。いつも通りに途中で別れましたが」
麗子さんが別れた場所の詳細を訊ねると、寄辺中学の近くだった。同学区とはいえ、千代原家と玖貝家の位置は寄辺中学を挟んで対となっているのだが、空井家は千代原家寄りらしい。
百条駅から寄辺中学までは徒歩で三十分強はかかる。だから繭ちゃんと彩音ちゃんが別れたのは八時半を回ったくらいだったと思われる。女子中学生にしては遅い帰りだが、彩音ちゃんの母親はパートで帰りが遅いから門限はないに等しい。繭ちゃんについても、本人の飄々とした態度を見ていると、その辺はどうにかできてしまいそうである。
「でも通り魔が出るんだから、あまり帰りが遅くなるのは良くないね。今日は僕が送るよ」
自分は大丈夫だろう、なんて楽観が禁物と、僕は愛穂を失って思い知らされた。愛穂は天則高校から百条駅までの徒歩にして十分ほどの間に殺されてしまったのだ。人通りの多い場所と時間帯にも拘わらずである。
考えてみれば不思議な話だ。あの間には狙われやすい場所なんて皆無のはずだが……よくは思い出せない。百条駅と僕の家と天則高校は結ぶと三角形となる位置取りなために、先程駅に向かった際に愛穂の通学路を辿るようなことはなかった。
「大丈夫です。今日はママが迎えに来るって云っているんで」
「ああ、それなら心配は無用だね」
麗子さんは僕が逸らしてしまった話題を引き戻すように軽い咳払いを挟んでから、
「彩音が此処で繭ちゃんにした話はどんな内容だったの?」
彩音ちゃんは行方不明だが、それは失踪という可能性もある。だとしたら直前に話していた内容はかなり大事な情報だ。……麗子さんは彩音ちゃんのことを警察にも母親にも伏せているらしいが、それは彩音ちゃんが失踪したのだと考えているためなのだろうか。
「別に。他愛ない内容ですよ。中学生の女子が話す事柄としては定番もいいところの」
「えーっと、たとえば恋の話かしら」
麗子さんは俗っぽい憶測を述べた。僕も真先に思い浮かんだのはそれだった。
「そうですね。メインはそんな感じです。ただ、どれも思い詰めたような話じゃなかったですよ。少なくとも、これから行方をくらまそうとする人のする話じゃあ」
繭ちゃんはこれも飄々と云ったが、その態度と言動に僕は只ならぬものを感じた。麗子さんの狙いを見透かした受け答えから、彼女の知性が窺えたからだ。
話はその後も続いた。麗子さんと繭ちゃんとで彩音ちゃんが身を隠すにあたって使いそうな場所を挙げたり、彩音ちゃんが何者かから危害を加えられるとしたらどんな心当たりがあるか挙げたりである。僕は時々口を挟みつつも、基本的には聞き役に徹した。
そうして受けた印象は、どうにも掴みどころがない、というものだった。どれだけ状況が整理されようと新たに疑問は出てくるし、どれだけ可能性が出揃おうと決定打には欠ける。話はずっと靄に包まれているかのようで、全体像は不明瞭だった。
やはり素人では、消えてしまった人間を探し出すのは容易にいかなそうである。
少なくとも喫茶店で議論するだけでは解決しない。ここからは足で稼ぐことになるだろう。実際に色々な場所に出向き、可能性の絞り込みなり、新たに訊き込みなりをするのだ。
繭ちゃんは繭ちゃんで、学校の他の友達をあたってみるとのことだった。しかし麗子さんは「彩音が行方不明だとは悟られないようにして」と念入りに注意し、繭ちゃんもそれを受け入れたので、やりづらそうである。
「ごめんなさい、ちょっとお手洗い」
麗子さんが席を立った。トイレは入口から這入ってすぐ左手――カウンターの横にあったと思う。
僕は繭ちゃんと二人きりになる。僕がすぐに話題を提供できなかったからか、彼女は携帯をいじり始めてしまった。彼女には頻繁に携帯を確認する癖があるようだ。それは依存症と呼ぶに足るほどに思われたが、最近の若者には多い傾向でもある。
手持無沙汰な僕は窓の外を見た。小さな公園は割と穴場なのか、ベンチに老人がひとり腰掛けて新聞を読んでいる以外に人影はない。遊具も少なくて、ベンチの他には砂場とトイレがあるだけだ。
「千代原先輩って格好良いですよね」
突然そんな言葉を掛けられた僕は、驚いて繭ちゃんを見た。
彼女は片手に携帯を持ったままだが、顔は僕に向いている。
「容姿の話です。内面を語れるほど、よくは知らないんで」
特に深い意味はなく、雑談として話を振ってくれているようだ。一貫して落ち着いた佇まいなので、感情が読み取りにくい。
「その容姿だと、モテるんじゃないですか」
「そんなことはないよ。あまり積極的に人間関係を広げようとする性格でもないから、友達だって少ない方だと思う」
「へえ。あたしのクラスにもそういうのいますよ。器量は良いけど、なんか近寄り難い感じって云うか……でも千代原先輩はそれとも違いますよね」
「うーん、近寄り難い感じは出していないつもりだね」
「だけど世の中には面食いというのがいますからね。やっぱりモテるでしょう」
どこか達観した印象の繭ちゃんだったが、この手の話が好きなのはいかにも女子中学生らしかった。携帯によく触るのも、そのひとつか。
「繭ちゃんはどうなの? 整った顔立ちをしているから、人気がありそうだけれど」
「あたしはからきしですね。面倒なのは嫌いです。それに、男より女の方が好きなんで」
さらりとそんなことを告げられて僕は反応に困ったが、すると彼女は苦笑した。
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