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8.★全部好き
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秋斗の仕草は小春の性癖を直撃する。滾る萌えに悶える小春だが、取り出した避妊具を焦るよう装着する姿も、やたらと胸をときめかせた。
(余裕のない秋最高に可愛い! しかもそれが私のせいだとか、本当にたまらないんですけど!)
じたじた悶え転がりたい衝動をなんとか抑えていると絡めるように指をシーツへ押しつけられ、すぐにくちびるを塞がれる。重なる吐息は小春の体温も上げていくようだ。触れるだけで思考する力がどんどん奪われていく。
「ごめん、手間取った」
熱く乱れる息も、欲情に濡れる瞳も、いつもより低く掠れた声も。いちいち全ての要素が小春にとって完璧だった。
秋斗と出会い、共に過ごせて、こうやって体を重ねられるなんて。幸せすぎてそれだけで身も心もふるふる震えてしまう。
「あ、秋ぃ……、しゅごい……全部すき……♡」
「うん、俺も好き」
ハートを目に浮かべる小春の好きがどれほどのものか、おそらくわかっていない秋斗は嬉しそうに微笑む。
待ちかねた熱杭はすぐに秘所へと押し当てられた。十分に潤んだ蜜を絡め、少しずつめり込む雄芯は指よりずっと太くて熱い。伝わる秋斗の興奮がたまらなく嬉しかった。
「ん、あっ……、うれしい……♡ 秋が入ってきてるぅ♡ すき♡ すき♡ ね、奥まで来て♡」
「くっ、煽るなって……。痛くねーの?」
「あっ……、痛いより、んっ、嬉しいんだもん。秋とこんなことできるなんて、しあわせすぎるよお♡」
「あー……もう、ちょっと黙って」
もっとたくさん気持ちを伝えたいのに、封じ込めるようなキスで言葉を塞がれる。少しずつ隙間が埋まるたび、くぐもった声が漏れた。
体内で秋斗の存在が大きくなるにつれ、裂かれるような痛みが走る。だけど湧き上がる歓喜に比べればいくらでも耐えられる気がした。
だってこれで秋斗は小春を簡単に手離すことが出来なくなる。優しく甘く真面目な弟は、必ず責任を取ってくれるから。だからこそ強引にでも既成事実を作りたかったのだ。
小春の企みも知らない秋斗はゆっくり、確実に己を埋め込んでいく。
くちびるを解放し、苦痛の声を漏らす様子をじっと見つめる瞳は見たこともないほど蠱惑的だった。
「あ……、やっば、めっちゃきもちい……。ごめん、止めるの無理……っ」
「んう……っ、ん、いっ……!」
突然、体が跳ねるほどの激痛が走る。最後は一気に貫かれた。密接する箇所が熱くてたまらない。最奥に押しつけられた衝撃で、くんと細い背中がシーツから浮き上がった。
息を弾ませる秋斗の頬に汗が流れて、ぽたりと顎から滴り落ちる。
痛みから逃れるよう酸素を取り込む小春だが、耐えられない程ではない。むしろ嬉しさで胸が張り裂けそうだった。
「ん、全部挿ったよ……。大丈夫?」
「うん……」
短い呼吸を繰り返しながら小さく頷くと、心配そうな秋斗はホッと安堵に顔を緩める。
余裕ないはずなのに気遣ってくれる優しさが、慣れない異物に戸惑う体を柔らかくさせた。
「あー……。予定より早かったけど手に入ったし、いっか。もう確実に俺のだから。いいよな? 小春」
「あっ、やんっ! あ、あ、あっ♡」
最後まで聞く前に一度引いた腰が再び打ち付けられる。とりあえず艶のある声で名を呼ばれたことだけは把握した。それだけで素直な体はどうしようもなく潤んでしまう。
急激に押し寄せたときめきを堪能したいけど、そんな隙もないほど秋斗は確実に弱い箇所を押し上げ続けた。
引き攣るような痛みは徐々に薄れて、代わりに甘過ぎる快感が増してくる。
腰が密着するたび蜜がとめどなく溢れて淫らに肌を濡らす。それに比例して奏でる水音も大きくなった。
「あっ、あ、やあ♡ あき……っ、すきっ、あんっ♡」
甘ったるく名前を呼べば、奥へと突き上げられた。
食い込むほど強く太ももを押さえていた手が胸を掬う。敏感さを増した乳嘴を悪戯な指が掠めては摘む。弾力を確かめるよう動く手は、しっとり熱い。
「はあっ……かわい……」
奥深いところを突かれるたび背中が沿って、秋斗は肩に喉に甘く噛みついてくる。
歯と、指と、屹立する内側の熱。どれもが狂おしいほどの快感を与えて、小春は甘く囀り続けた。
特に体の一番奥を突かれると目眩がするほど気持ちいい。
(余裕のない秋最高に可愛い! しかもそれが私のせいだとか、本当にたまらないんですけど!)
じたじた悶え転がりたい衝動をなんとか抑えていると絡めるように指をシーツへ押しつけられ、すぐにくちびるを塞がれる。重なる吐息は小春の体温も上げていくようだ。触れるだけで思考する力がどんどん奪われていく。
「ごめん、手間取った」
熱く乱れる息も、欲情に濡れる瞳も、いつもより低く掠れた声も。いちいち全ての要素が小春にとって完璧だった。
秋斗と出会い、共に過ごせて、こうやって体を重ねられるなんて。幸せすぎてそれだけで身も心もふるふる震えてしまう。
「あ、秋ぃ……、しゅごい……全部すき……♡」
「うん、俺も好き」
ハートを目に浮かべる小春の好きがどれほどのものか、おそらくわかっていない秋斗は嬉しそうに微笑む。
待ちかねた熱杭はすぐに秘所へと押し当てられた。十分に潤んだ蜜を絡め、少しずつめり込む雄芯は指よりずっと太くて熱い。伝わる秋斗の興奮がたまらなく嬉しかった。
「ん、あっ……、うれしい……♡ 秋が入ってきてるぅ♡ すき♡ すき♡ ね、奥まで来て♡」
「くっ、煽るなって……。痛くねーの?」
「あっ……、痛いより、んっ、嬉しいんだもん。秋とこんなことできるなんて、しあわせすぎるよお♡」
「あー……もう、ちょっと黙って」
もっとたくさん気持ちを伝えたいのに、封じ込めるようなキスで言葉を塞がれる。少しずつ隙間が埋まるたび、くぐもった声が漏れた。
体内で秋斗の存在が大きくなるにつれ、裂かれるような痛みが走る。だけど湧き上がる歓喜に比べればいくらでも耐えられる気がした。
だってこれで秋斗は小春を簡単に手離すことが出来なくなる。優しく甘く真面目な弟は、必ず責任を取ってくれるから。だからこそ強引にでも既成事実を作りたかったのだ。
小春の企みも知らない秋斗はゆっくり、確実に己を埋め込んでいく。
くちびるを解放し、苦痛の声を漏らす様子をじっと見つめる瞳は見たこともないほど蠱惑的だった。
「あ……、やっば、めっちゃきもちい……。ごめん、止めるの無理……っ」
「んう……っ、ん、いっ……!」
突然、体が跳ねるほどの激痛が走る。最後は一気に貫かれた。密接する箇所が熱くてたまらない。最奥に押しつけられた衝撃で、くんと細い背中がシーツから浮き上がった。
息を弾ませる秋斗の頬に汗が流れて、ぽたりと顎から滴り落ちる。
痛みから逃れるよう酸素を取り込む小春だが、耐えられない程ではない。むしろ嬉しさで胸が張り裂けそうだった。
「ん、全部挿ったよ……。大丈夫?」
「うん……」
短い呼吸を繰り返しながら小さく頷くと、心配そうな秋斗はホッと安堵に顔を緩める。
余裕ないはずなのに気遣ってくれる優しさが、慣れない異物に戸惑う体を柔らかくさせた。
「あー……。予定より早かったけど手に入ったし、いっか。もう確実に俺のだから。いいよな? 小春」
「あっ、やんっ! あ、あ、あっ♡」
最後まで聞く前に一度引いた腰が再び打ち付けられる。とりあえず艶のある声で名を呼ばれたことだけは把握した。それだけで素直な体はどうしようもなく潤んでしまう。
急激に押し寄せたときめきを堪能したいけど、そんな隙もないほど秋斗は確実に弱い箇所を押し上げ続けた。
引き攣るような痛みは徐々に薄れて、代わりに甘過ぎる快感が増してくる。
腰が密着するたび蜜がとめどなく溢れて淫らに肌を濡らす。それに比例して奏でる水音も大きくなった。
「あっ、あ、やあ♡ あき……っ、すきっ、あんっ♡」
甘ったるく名前を呼べば、奥へと突き上げられた。
食い込むほど強く太ももを押さえていた手が胸を掬う。敏感さを増した乳嘴を悪戯な指が掠めては摘む。弾力を確かめるよう動く手は、しっとり熱い。
「はあっ……かわい……」
奥深いところを突かれるたび背中が沿って、秋斗は肩に喉に甘く噛みついてくる。
歯と、指と、屹立する内側の熱。どれもが狂おしいほどの快感を与えて、小春は甘く囀り続けた。
特に体の一番奥を突かれると目眩がするほど気持ちいい。
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