175 / 275
第九章 冒険編 蘇る英雄達
大混乱
しおりを挟む
遥か上空。族長の手助けによって危機を何とか脱する事が出来た真緒達。追っ手が無い事を確認すると、背負っていたサタニアをドラゴンの背中に下ろした。
「ありがとう族長、助かった」
「ほぅ、何を言っておる。困った時はお互い様だろう」
助かった事に安堵する一同であったが、直ぐ様険しい顔付きに変わる。それは助けた側の族長にも同じ事が言えた。
「族長……あのフェニクスが……」
「わしも目を疑った……何せわしがまだ小さな小鳥だった頃には、既に伝説上の鳥人として崇められていたからな」
「そんなに凄い人を……師匠は蘇らせたんですね……」
最早、エジタスが蘇らせたのは明白であった。カルド王にフェニクス、決して相見える事の無かった者達が、この同じ時代に蘇った事は奇跡とも言える。
「そう言えば、族長はどうして俺達を助けに来たんですか?」
それは素朴な疑問であった。真緒達は今回の件は出来る限り、周りには知らせずに動いていた。ロストマジックアイテムの存在が世間に知られれば、多くの者が我先にと争う事が予想されていたからである。にも関わらず、族長はわざわざ目立つドラゴンに乗ってまで真緒達を助けに来た。
「確がにぞうだぁ……」
「いったい……何があったんですか?」
「……今、世界中が大混乱に陥っているんだ」
「「「「「えっ!?」」」」」
「君達が出会ったカルド王、フェニクス、彼ら二人と同等の力を持つ存在。所謂、英雄と呼ばれる者達が次々と姿を現しているんだ」
「あの二人以外にもですか!?」
「実際に見て貰った方が分かるだろう……ちょっと下を覗いて見てくれるか?」
「……下?」
族長に言われた通り、真緒達はドラゴンの背中から身を乗り出し、地上の光景を覗いて見る。
「あ、あれは!!?」
そこには超巨大なクレーターが広がっており、何かが燃えたのか周りが炭で黒くなっていた。
「つい数日前、あそこには小規模の国があったんだ。それがたった“半日”で跡形も無く消え去ってしまった」
「“半日”!!?」
信じられなかった。いくら小規模の国だとはいえ、たった半日で全ての建物が消えて無くなってしまうなど、物理的に不可能である。
「王や国民も含めて……な……」
「そんな……」
「今度は向こうを見てくれ」
「向こうは確か……“グラフィス大森林”がある方向ですよね?」
グラフィス大森林。それはエジタスとサタニアが初めて会った特別な場所。カルド王国とヘラトス魔族国家の中心に位置する巨大な森。
「いったい何が……って、あれ?」
が、あるべき筈の方向にグラフィス大森林は存在しなかった。綺麗な地平線が広がっているだけだった。
「あ、あれ? いったい何処に行っちゃったんですか!?」
「まさか……グラフィス大森林も消えて無くなってしまったのか!?」
「そんな!!?」
「まぁ、そう慌てるな。その方向のまま、少し上を見て見るんだ」
「上って……えぇえええええ!!?」
そこには目を疑うべき光景が広がっていた。消えて無くなったと思われたグラフィス大森林の木々は全て空中に浮いていたのだ。
「これ……これ……え、えぇ!!?」
そのあまりに規格外な出来事に、頭の整理が追い付かない真緒達。更によく見ると木々だけで無く、そこに生えていた茸などの食物や、住んでいた動物達もが一緒に浮いていた。
「驚くのはまだ早い。今の二つ以外にも、今世界中で同規模な異常現象が引き起こされている」
「この一週間で何が起こったんですか!?」
「それじゃあつまりこう言う事か? 族長は俺達を助けた訳じゃなく、俺達に助けを求めたという事か!?」
「……その通りだ」
逆だった。助けられたと思っていたのが、実は助けを求めに来ていた。
「で、でもまぁ、結果的には助かった訳ですし……」
「待て、族長がここにいるって事は……里は!!? 鳥人の里は無事なのか!!?」
フォルスは興奮した様子で族長に掴み掛かる。そんなフォルスを落ち着かせようと真緒達が側に歩み寄り、掴んでいる手を離す様に説得する。
しかしそれでも、周りが見えなくなってしまっているフォルスは、一向に掴んでいる手を離そうとしない。すると族長は、ゆっくりと口を開く。
「フォルス、落ち着くんだ。里なら大丈夫だ」
「そ、そうか……」
その言葉で冷静さを取り戻したフォルス。掴んでいた手を離し、一歩後ろへと下がる。
「わしらの里はヘルマウンテンの麓にある。そのお陰で大抵の者は近付く前に熱さで倒れてしまう。更にわしらの里には守護神であるドラゴンもいるからな。何も心配はいらない」
「悪かった……少し頭に血が登ってしまったみたいだ」
「気にするな。それよりも、問題は“あの町”の方だ」
「“あの町”?」
「君達も一度行った事があるだろう。海の底にそびえる水の都……」
「それってまさか人魚の町ですか!!?」
それは一年前、真緒達が海賊船の船長“ジェド”と供に訪れた人魚達が住む町の事であった。
「確かそこの女王とジェドが結婚したんだよな」
「そうですよ!! あんなに幸せそうだったのに……あの二人に……人魚の町に何があったんですか!!?」
「…………」
「族長?」
族長は眉間にシワを寄せ、言いづらそうな表情を浮かべていた。しかし、すぐに決意を固め、真緒達に衝撃の事実を告げた。
「……消滅した」
「……は?」
「昨日の事だ。人魚の町が一瞬で消えてしまったんだ」
「嘘……」
「嘘じゃない。唯一生き残った“ライア”という女性が知らせに来たんだ」
「ライアが……」
ライアは人魚の町に住む人魚の一人。海賊船の船員である人間のルーと恋仲になり、一緒に幸せに暮らしている筈だった。
「それじゃあ女王様は!!? ジェドは!!? ルーは!!?」
「…………」
黙って首を横に振る族長。そのあまりの悔しさから、真緒は両手に握り拳を作りながら、歯を食い縛っていた。そして同時に怒りを覚えていた。
「いったい……いったい誰がそんな酷い事をしたんですか!!?」
「……君達もよく知っている人物さ……その人は自ら築き上げた町を自らの手で終わらせた」
「えっ、それって……」
元々、水の都自体がある一人の人物の手によって作り出された物であり、実質人魚の町の誕生はその人物による切っ掛けが大きい。そして真緒達はその人物の事をよく知っている。一年前、エジタスとの戦いで最後の最後まで一緒に戦ってくれた。死して尚、ゾンビ状態で一時的に蘇ったその人はエジタスを倒した後、未練無くあの世に旅立った。
「大魔法使い“アーメイデ”様だ」
真緒達を鍛え上げてくれた恩師であり、最もエジタスに力を貸すとは思われなかった人物。そんなアーメイデが、自身が築き上げた水の都を人魚の町ごと、跡形も無く消し去ってしまったのだ。
「ありがとう族長、助かった」
「ほぅ、何を言っておる。困った時はお互い様だろう」
助かった事に安堵する一同であったが、直ぐ様険しい顔付きに変わる。それは助けた側の族長にも同じ事が言えた。
「族長……あのフェニクスが……」
「わしも目を疑った……何せわしがまだ小さな小鳥だった頃には、既に伝説上の鳥人として崇められていたからな」
「そんなに凄い人を……師匠は蘇らせたんですね……」
最早、エジタスが蘇らせたのは明白であった。カルド王にフェニクス、決して相見える事の無かった者達が、この同じ時代に蘇った事は奇跡とも言える。
「そう言えば、族長はどうして俺達を助けに来たんですか?」
それは素朴な疑問であった。真緒達は今回の件は出来る限り、周りには知らせずに動いていた。ロストマジックアイテムの存在が世間に知られれば、多くの者が我先にと争う事が予想されていたからである。にも関わらず、族長はわざわざ目立つドラゴンに乗ってまで真緒達を助けに来た。
「確がにぞうだぁ……」
「いったい……何があったんですか?」
「……今、世界中が大混乱に陥っているんだ」
「「「「「えっ!?」」」」」
「君達が出会ったカルド王、フェニクス、彼ら二人と同等の力を持つ存在。所謂、英雄と呼ばれる者達が次々と姿を現しているんだ」
「あの二人以外にもですか!?」
「実際に見て貰った方が分かるだろう……ちょっと下を覗いて見てくれるか?」
「……下?」
族長に言われた通り、真緒達はドラゴンの背中から身を乗り出し、地上の光景を覗いて見る。
「あ、あれは!!?」
そこには超巨大なクレーターが広がっており、何かが燃えたのか周りが炭で黒くなっていた。
「つい数日前、あそこには小規模の国があったんだ。それがたった“半日”で跡形も無く消え去ってしまった」
「“半日”!!?」
信じられなかった。いくら小規模の国だとはいえ、たった半日で全ての建物が消えて無くなってしまうなど、物理的に不可能である。
「王や国民も含めて……な……」
「そんな……」
「今度は向こうを見てくれ」
「向こうは確か……“グラフィス大森林”がある方向ですよね?」
グラフィス大森林。それはエジタスとサタニアが初めて会った特別な場所。カルド王国とヘラトス魔族国家の中心に位置する巨大な森。
「いったい何が……って、あれ?」
が、あるべき筈の方向にグラフィス大森林は存在しなかった。綺麗な地平線が広がっているだけだった。
「あ、あれ? いったい何処に行っちゃったんですか!?」
「まさか……グラフィス大森林も消えて無くなってしまったのか!?」
「そんな!!?」
「まぁ、そう慌てるな。その方向のまま、少し上を見て見るんだ」
「上って……えぇえええええ!!?」
そこには目を疑うべき光景が広がっていた。消えて無くなったと思われたグラフィス大森林の木々は全て空中に浮いていたのだ。
「これ……これ……え、えぇ!!?」
そのあまりに規格外な出来事に、頭の整理が追い付かない真緒達。更によく見ると木々だけで無く、そこに生えていた茸などの食物や、住んでいた動物達もが一緒に浮いていた。
「驚くのはまだ早い。今の二つ以外にも、今世界中で同規模な異常現象が引き起こされている」
「この一週間で何が起こったんですか!?」
「それじゃあつまりこう言う事か? 族長は俺達を助けた訳じゃなく、俺達に助けを求めたという事か!?」
「……その通りだ」
逆だった。助けられたと思っていたのが、実は助けを求めに来ていた。
「で、でもまぁ、結果的には助かった訳ですし……」
「待て、族長がここにいるって事は……里は!!? 鳥人の里は無事なのか!!?」
フォルスは興奮した様子で族長に掴み掛かる。そんなフォルスを落ち着かせようと真緒達が側に歩み寄り、掴んでいる手を離す様に説得する。
しかしそれでも、周りが見えなくなってしまっているフォルスは、一向に掴んでいる手を離そうとしない。すると族長は、ゆっくりと口を開く。
「フォルス、落ち着くんだ。里なら大丈夫だ」
「そ、そうか……」
その言葉で冷静さを取り戻したフォルス。掴んでいた手を離し、一歩後ろへと下がる。
「わしらの里はヘルマウンテンの麓にある。そのお陰で大抵の者は近付く前に熱さで倒れてしまう。更にわしらの里には守護神であるドラゴンもいるからな。何も心配はいらない」
「悪かった……少し頭に血が登ってしまったみたいだ」
「気にするな。それよりも、問題は“あの町”の方だ」
「“あの町”?」
「君達も一度行った事があるだろう。海の底にそびえる水の都……」
「それってまさか人魚の町ですか!!?」
それは一年前、真緒達が海賊船の船長“ジェド”と供に訪れた人魚達が住む町の事であった。
「確かそこの女王とジェドが結婚したんだよな」
「そうですよ!! あんなに幸せそうだったのに……あの二人に……人魚の町に何があったんですか!!?」
「…………」
「族長?」
族長は眉間にシワを寄せ、言いづらそうな表情を浮かべていた。しかし、すぐに決意を固め、真緒達に衝撃の事実を告げた。
「……消滅した」
「……は?」
「昨日の事だ。人魚の町が一瞬で消えてしまったんだ」
「嘘……」
「嘘じゃない。唯一生き残った“ライア”という女性が知らせに来たんだ」
「ライアが……」
ライアは人魚の町に住む人魚の一人。海賊船の船員である人間のルーと恋仲になり、一緒に幸せに暮らしている筈だった。
「それじゃあ女王様は!!? ジェドは!!? ルーは!!?」
「…………」
黙って首を横に振る族長。そのあまりの悔しさから、真緒は両手に握り拳を作りながら、歯を食い縛っていた。そして同時に怒りを覚えていた。
「いったい……いったい誰がそんな酷い事をしたんですか!!?」
「……君達もよく知っている人物さ……その人は自ら築き上げた町を自らの手で終わらせた」
「えっ、それって……」
元々、水の都自体がある一人の人物の手によって作り出された物であり、実質人魚の町の誕生はその人物による切っ掛けが大きい。そして真緒達はその人物の事をよく知っている。一年前、エジタスとの戦いで最後の最後まで一緒に戦ってくれた。死して尚、ゾンビ状態で一時的に蘇ったその人はエジタスを倒した後、未練無くあの世に旅立った。
「大魔法使い“アーメイデ”様だ」
真緒達を鍛え上げてくれた恩師であり、最もエジタスに力を貸すとは思われなかった人物。そんなアーメイデが、自身が築き上げた水の都を人魚の町ごと、跡形も無く消し去ってしまったのだ。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
【完結】では、なぜ貴方も生きているのですか?
月白ヤトヒコ
恋愛
父から呼び出された。
ああ、いや。父、と呼ぶと憎しみの籠る眼差しで、「彼女の命を奪ったお前に父などと呼ばれる謂われは無い。穢らわしい」と言われるので、わたしは彼のことを『侯爵様』と呼ぶべき相手か。
「……貴様の婚約が決まった。彼女の命を奪ったお前が幸せになることなど絶対に赦されることではないが、家の為だ。憎いお前が幸せになることは赦せんが、結婚して後継ぎを作れ」
単刀直入な言葉と共に、釣り書きが放り投げられた。
「婚約はお断り致します。というか、婚約はできません。わたしは、母の命を奪って生を受けた罪深い存在ですので。教会へ入り、祈りを捧げようと思います。わたしはこの家を継ぐつもりはありませんので、養子を迎え、その子へこの家を継がせてください」
「貴様、自分がなにを言っているのか判っているのかっ!? このわたしが、罪深い貴様にこの家を継がせてやると言っているんだぞっ!? 有難く思えっ!!」
「いえ、わたしは自分の罪深さを自覚しておりますので。このようなわたしが、家を継ぐなど赦されないことです。常々侯爵様が仰っているではありませんか。『生かしておいているだけで有難いと思え。この罪人め』と。なので、罪人であるわたしは自分の罪を償い、母の冥福を祈る為、教会に参ります」
という感じの重めでダークな話。
設定はふわっと。
人によっては胸くそ。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
婚約破棄ですか? 無理ですよ?
星宮歌
恋愛
「ユミル・マーシャル! お前の悪行にはほとほと愛想が尽きた! ゆえに、お前との婚約を破棄するっ!!」
そう、告げた第二王子へと、ユミルは返す。
「はい? 婚約破棄ですか? 無理ですわね」
それはそれは、美しい笑顔で。
この作品は、『前編、中編、後編』にプラスして『裏前編、裏後編、ユミル・マーシャルというご令嬢』の六話で構成しております。
そして……多分、最終話『ユミル・マーシャルというご令嬢』まで読んだら、ガッツリざまぁ状態として認識できるはずっ(割と怖いですけど(笑))。
それでは、どうぞ!
なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた
下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。
ご都合主義のハッピーエンドのSSです。
でも周りは全くハッピーじゃないです。
小説家になろう様でも投稿しています。
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる