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閑話編②
登場人物紹介※ネタバレ注意※
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◆イザベル=ステュアート
侯爵家であるステュアート家の長女で、女性にしては高めの身長と真っ直ぐな長いスカイブルーの髪が特徴的な女性。第二王子であるジェレミーと婚約しており、幼い頃から母親に王子に相応しい淑女になるべく徹底した教育を施されてきた。しかし、教育や躾の名のもとに、母の憂さ晴らしに付き合わされることも多く、家のためにと耐えてきた。長年自分の感情を押し殺してきた弊害で表情筋がほとんど機能しておらず、侍女のメアリを除いては誰も彼女の表情を読み取ることが出来ないため、『氷結令嬢』と呼ばれる。
ジェレミーとの婚約を解消した後は家族のことに対して吹っ切れ、ポジティブになっている。
アーサーと婚約してからはアーサーの想いと実家からのストレスが無くなったことにより笑顔を取り戻した。
◇ヘレン=ステュアート
侯爵家であるステュアート家の次女で、華奢な身体に反して豊満な胸を持ち男性からの人気は高い。髪色は姉と同じスカイブルーだが姉とは違い髪はふんわりとカールしている。
姉とは対照的に甘やかされて育った為、自分が欲しいと思ったものは自分のものになると思い込んでいる節があり非常にわがままな性格。
イザベルが旅立った後はジェレミーと上手くいかずに婚約は解消、家でも肩身の狭い思いをしている。
◆ジェレミー=キャベンディッシュ
イザベルの元婚約者。見てくれは清潔感のある金の短髪の好青年といった印象だが非常に好色で婚約者がいてもたくさんの女性と関係を持っていた。
イザベルとの婚約を解消してからは、ヘレンと上手くいかず、婚約を解消。
大衆の前で浮気を宣言した様な状態になり、王家では肩身の狭い思いをしている。王位継承権もほとんど失い、身分を目的に言い寄ってくる女性は少なくなり気落ちしている。イザベルの母、アイラと共にイザベルを連れ戻そうとしたが失敗した。
◇メアリ
イザベルに幼い頃から使えている侍女。ステュアート家に関わりのある人物で唯一イザベルを大切に扱っているためイザベルからの信頼は厚い。また、唯一イザベルの表情を読み取れる人物である。
実は元男爵令嬢であり、実家を逃げ出した際にイザベルに拾われステュアート家に仕えたという経緯がある。
◆アーサー=フロスト
社交界に滅多に顔を出さず、顔を出しても特に女性に対しては氷のように冷たく接することから『氷の公爵』と呼ばれる。イザベルの新しい婚約者となる。幼い頃に出会ったイザベルに一目惚れし、彼女を救うために動いていた。
◆アイラ=ステュアート
イザベルとヘレンの母親。ステュアート家先代当主の娘であり、ステュアート家を自分にとって都合のいい家に作り替えようとした。その過程の1つがイザベルをジェレミーと婚約させることであり、是が非でも王家とのパイプを作ろうとしたが失敗した。
◇シーザー=ステュアート
アイラの夫。ステュアート家での発言力は弱い。
◆レイジュ
フロスト家に長年使える高齢の女性で、アーサーが幼少期からの付き合い。アーサーを孫のように思っている。
侯爵家であるステュアート家の長女で、女性にしては高めの身長と真っ直ぐな長いスカイブルーの髪が特徴的な女性。第二王子であるジェレミーと婚約しており、幼い頃から母親に王子に相応しい淑女になるべく徹底した教育を施されてきた。しかし、教育や躾の名のもとに、母の憂さ晴らしに付き合わされることも多く、家のためにと耐えてきた。長年自分の感情を押し殺してきた弊害で表情筋がほとんど機能しておらず、侍女のメアリを除いては誰も彼女の表情を読み取ることが出来ないため、『氷結令嬢』と呼ばれる。
ジェレミーとの婚約を解消した後は家族のことに対して吹っ切れ、ポジティブになっている。
アーサーと婚約してからはアーサーの想いと実家からのストレスが無くなったことにより笑顔を取り戻した。
◇ヘレン=ステュアート
侯爵家であるステュアート家の次女で、華奢な身体に反して豊満な胸を持ち男性からの人気は高い。髪色は姉と同じスカイブルーだが姉とは違い髪はふんわりとカールしている。
姉とは対照的に甘やかされて育った為、自分が欲しいと思ったものは自分のものになると思い込んでいる節があり非常にわがままな性格。
イザベルが旅立った後はジェレミーと上手くいかずに婚約は解消、家でも肩身の狭い思いをしている。
◆ジェレミー=キャベンディッシュ
イザベルの元婚約者。見てくれは清潔感のある金の短髪の好青年といった印象だが非常に好色で婚約者がいてもたくさんの女性と関係を持っていた。
イザベルとの婚約を解消してからは、ヘレンと上手くいかず、婚約を解消。
大衆の前で浮気を宣言した様な状態になり、王家では肩身の狭い思いをしている。王位継承権もほとんど失い、身分を目的に言い寄ってくる女性は少なくなり気落ちしている。イザベルの母、アイラと共にイザベルを連れ戻そうとしたが失敗した。
◇メアリ
イザベルに幼い頃から使えている侍女。ステュアート家に関わりのある人物で唯一イザベルを大切に扱っているためイザベルからの信頼は厚い。また、唯一イザベルの表情を読み取れる人物である。
実は元男爵令嬢であり、実家を逃げ出した際にイザベルに拾われステュアート家に仕えたという経緯がある。
◆アーサー=フロスト
社交界に滅多に顔を出さず、顔を出しても特に女性に対しては氷のように冷たく接することから『氷の公爵』と呼ばれる。イザベルの新しい婚約者となる。幼い頃に出会ったイザベルに一目惚れし、彼女を救うために動いていた。
◆アイラ=ステュアート
イザベルとヘレンの母親。ステュアート家先代当主の娘であり、ステュアート家を自分にとって都合のいい家に作り替えようとした。その過程の1つがイザベルをジェレミーと婚約させることであり、是が非でも王家とのパイプを作ろうとしたが失敗した。
◇シーザー=ステュアート
アイラの夫。ステュアート家での発言力は弱い。
◆レイジュ
フロスト家に長年使える高齢の女性で、アーサーが幼少期からの付き合い。アーサーを孫のように思っている。
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感想ありがとうございます!
アーサーとのお話は……実は作者はまだ溺愛物の執筆が苦手で試行錯誤しているのですが、ある程度納得がいくものが出来るようになったらまたあげようと思います!
実家やジェレミー関連でも気が向いたらちょこちょこあげるかもです!
嬉しい感想ありがとうございました!
ありがとうございます!
番外編ではキャラクターの過去を深掘りしたり、エピローグまでの2年間のエピソードを書いていこうと思っております!どうぞお待ちください!
なんかその他もその他ですけど特に母親が酷いですね、ここからどうなるのやら……
更新楽しみにしてます!