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いくら幸喜とはいえど、一人でいるよりも幾分気が楽だった。
一人だったら一口で呑まれてしまいそうなほどの異様な空間の中、ひたりひたりと俺たちは冷たい通路を歩いていく。
風もないのに手元の蝋燭に灯った炎は揺らぎ、その度に蠢く影に俺は一人で驚いていた。
「それにしても、どういうつもりなんだろ。花鶏さん」
先程から、幸喜のお陰で会話は途切れることはなかった。
「なにがだよ」と聞き返せば、「俺だよ俺!」といきなり立ち止まった幸喜が振り返ってくる。
「い、いきなり振り返るなって……!」
「俺のこと食う気だっていうなら、わざわざこんな美味しいところ残すか?」
「……」
確かに、それもごもっともな疑問である。
「……お前がなんかしたってわけじゃないのか? 前みたいにめちゃくちゃ暴れまわったとか」
幸喜を食ったやつはもう一人知っている。そして、そいつがどうなったのかも。
内側から幸喜に乗っ取られ、自刃する結果になったあの学生服の亡霊のことを思い出した。
「さっきも言ったけど、俺あんま記憶ハッキリしてないんだよね。顔のでけーバケモンに襲われたのは覚えてるけど、そっからすごい眠くなってさ」
「眠く……?」
「意識が遠退く感じ?」
「……」
なるほど、と小さく頷く。顔がでけーバケモンとはあの肉塊のメイドと執事のことか。
……顔なのか?あれ。
「それで、気付いたら準一に握られてたってわけ」
「いきなり飛んだな」
「だっていきなり飛んだんだもん」
しかしその感覚には身に覚えがあった。
本当に今の今まで無の状態になってたのか。このまま俺が幸喜と再会できなかったと思うとぞっとしない。
このことばかりは凛太郎に感謝しなければならない。
「そういえば、その花鶏さんの本体? 凛太郎って人はどこにいんの?」
「俺、会いたいんだけど」と幸喜に尋ねられ、ハッとする。そして足を止めたまま、俺は背後、今まで通ってきた通路を振り返った。
一寸先も見えないほどの闇の中、手に持った蝋燭で照らそうとしてもその終わりまで見えない。
「……」
「まさか準一、今まで歩いてきた道覚えてないとか言わないよな」
「…………」
そのまさかだった。
それを幸喜に指摘され、冷や汗がだらだらと流れ出す。押し黙れば、幸喜は「まじかよ」と笑った。
「準一、そりゃ俺でもやんねーって流石に!」
「わ、悪い……話すのに夢中になって……」
「ま、どうせ精神世界じゃ道なんて合ってないようなもんだしな。ドンマイドンマイ!」
幸喜に励まされる方が余計くるな。と項垂れていたとき、「それに」と幸喜は笑いながら側の壁に触れる。
「この世界じゃ簡単にあれが使えるだろ」
「あれ?」
「準一さん、その凛太郎って人のこと呼んでみてよ」
呼ぶ、という言葉に引っかかった。
……なるほど、以心伝心ということか。
最初から凛太郎の中でもあるこの世界では凛太郎自身と繋がることも容易である、そう幸喜は言ってるのだろう。小さく頷き返し、俺は幸喜の言うとおりに目を瞑った。
そして、念じる。
聞こえてるかどうかも分からない。それでもこの場にいない凛太郎に呼びかけたときだった。幸喜が触れていたその壁がぐにゃりと変形した。なにもなかったその土の壁に、一枚の襖が現れる。
「あ」と思わず声をあげたとき、俺の視線に気付いたようだ。幸喜は「ん?」と壁だったそこを振り返る。
「……なんだ、出たのか?」
「幸喜、お前には見えてないのか。……その襖が」
「残念ながら俺はお呼びじゃないらしいな」
「……」
「せっかく呼んだんだし、会いに行ったらいいんじゃない?」
こいつをこのまま一人にしていいのかという気持ちもあったが、確かに自分から呼んでおいてこのまま放置するのもなんだ。
「なにか、凛太郎に聞きたいことあるか?」
「なに? 準一が聞いてくれんの? ……騙されそうだなあ」
「……余計なお世話だ」
くすくすと笑い、それから小さく手を上げた幸喜は「じゃあ俺に会いたくない理由でも聞いといてよ」と続けた。
そんなこと俺に聞けると思ってるのか。てか、日頃の行いじゃないのか。なんて思いつつ、「聞けたらな」とだけ幸喜に返すことにした。
「それでまた、私に会いに来てくださったと」
「……まあ、そういうことだな」
襖を開いた先、座敷牢の中で正座をしていた凛太郎は「なにはともあれ、貴方に呼んでいただけるのは光栄ですね」とはんなりと微笑む。
幸喜を外に待たせたまま凛太郎に会いに来たはいいけども、やはり花鶏と同じ顔しているあって妙な圧を感じるのだ。恐らく心の中で「さっさと探しにいけ」と思ってるだろう。
「けど、俺の声は届くんだな」
「ええ、ここは精神世界、それも複数人の意識が複合した世界ですから不可能ではありません」
「じゃあ、その世界に俺の意識も関わってきているということなのか?」
「さあどうでしょう。ですが少なからず、貴方によって私は影響を受けています」
「貴方のここから出ることは叶わずとも、貴方の側へと行くことはできるみたいですね」そう凛太郎は笑った。「これは新発見ですよ、準一さん」と子供のようににこにこと微笑む凛太郎。
相変わらずこの精神世界のことを理解しきれていないが、一先ず俺が凛太郎を呼べば凛太郎に繋がることが分かっただけでも確かに大きい。
「じゃあ、あんたは俺が何してるのか、どこにいるかもかもわかるのか」
「いえ、そこまで万能ではありませんので、私」
「え……」
「貴方が私を呼べば聞こえますが、私の方からアクションを起こすことは“拒まれている”ようですね」
誰に、と聞かずとも分かる。脳裏に花鶏の顔が浮かんだ。
「じゃあ、幸喜と会いたくなくて会わないってわけじゃないのか」
「はてさて幸喜……ああ、先程の少年ですね。そうですか、彼に私の話をしたのですか?」
「あ……しない方が良かったか?」
「いえ、そういうわけではないのですが、ほら私って皆様方からしてみれば存在しない者ではありませんか。直接対面していないのに信じてもらえるのかもわかりませんし……」
ごにょ、と唇を尖らせながらも両手の人差しをくるくると回す凛太郎。強引でマイペースかと思いきや、自分がイレギュラーだという自覚はあるようだ。
確かに、俺ももしかしたら凛太郎は俺が作り上げた妄想の一部なのではないかとも考えた。
けど実際にこの世界で俺を助けて、そして幸喜も助けてくれた言わば恩人のようなものだ。
……というか、花鶏の顔でもじもじされるとなんだか違和感は……あんまりないか。
「幸喜は信じてたぞ。……寧ろ、なんで会えないのかって」
「そうですか。……それは悪いことをしましたね」
「けど、さっきのアンタの話からするとこれはあれか。やっぱり相性ってことなのか?」
「ええ、そういうことです」
やっぱり、と一人納得する俺の横で「それと、私は人見知りですので」と凛太郎は続ける。
それは嘘だろ。
「しかし、私もいつでと貴方に応えられるわけではありません。お互いの余力があるときでなければ歯車が噛み合うことはありませんし、或いはあの子のちからが弱まればここから抜け出すことも可能になるかもしれません。……他にも条件はあるかもしれません」
「そう考えると、本当まだわからないことだらけってことだよな」
「そういえばまだ聞いていませんでしたね。探索の進捗は如何ですか」
尋ねられ、俺は無言で首を横に振った。
「歩いても歩いてもずっと同じような光景が続いているし、おまけに明かりも蝋燭くらいしかないわで目新しいものもない。……正直、手が折れそうだな」
「なるほど。それで私が恋しくなった、というわけですか」
言い方にやや語弊があるが、あながち間違いではないのだから悔しい。
「まあそういうことだな」と頷い返せば、「いいでしょう」と凛太郎は和服の袖を捲くるのだ。
そして。
「なにかの手がかりになるかわかりませんが、
あの子も私も同じ精神体であることに間違いありません。そして、この世界の一部です」
何を言い出すのか。そう顔を上げれば、凛太郎はぱっと笑みを浮かべた。
「貴方の声ならば、あの子に届くかもしれませんね。その結果この世界にどのような影響が及ぶのかは図り兼ねますが、試す価値はあるのではありませんか?」
なるほど。どこかの花鶏と同じように人を試す言い方をする男だ。
「無責任だな」と返せば、「ええ、なのでオススメはしませんが」と凛太郎は悪びれもなく答えるのだ。
一人だったら一口で呑まれてしまいそうなほどの異様な空間の中、ひたりひたりと俺たちは冷たい通路を歩いていく。
風もないのに手元の蝋燭に灯った炎は揺らぎ、その度に蠢く影に俺は一人で驚いていた。
「それにしても、どういうつもりなんだろ。花鶏さん」
先程から、幸喜のお陰で会話は途切れることはなかった。
「なにがだよ」と聞き返せば、「俺だよ俺!」といきなり立ち止まった幸喜が振り返ってくる。
「い、いきなり振り返るなって……!」
「俺のこと食う気だっていうなら、わざわざこんな美味しいところ残すか?」
「……」
確かに、それもごもっともな疑問である。
「……お前がなんかしたってわけじゃないのか? 前みたいにめちゃくちゃ暴れまわったとか」
幸喜を食ったやつはもう一人知っている。そして、そいつがどうなったのかも。
内側から幸喜に乗っ取られ、自刃する結果になったあの学生服の亡霊のことを思い出した。
「さっきも言ったけど、俺あんま記憶ハッキリしてないんだよね。顔のでけーバケモンに襲われたのは覚えてるけど、そっからすごい眠くなってさ」
「眠く……?」
「意識が遠退く感じ?」
「……」
なるほど、と小さく頷く。顔がでけーバケモンとはあの肉塊のメイドと執事のことか。
……顔なのか?あれ。
「それで、気付いたら準一に握られてたってわけ」
「いきなり飛んだな」
「だっていきなり飛んだんだもん」
しかしその感覚には身に覚えがあった。
本当に今の今まで無の状態になってたのか。このまま俺が幸喜と再会できなかったと思うとぞっとしない。
このことばかりは凛太郎に感謝しなければならない。
「そういえば、その花鶏さんの本体? 凛太郎って人はどこにいんの?」
「俺、会いたいんだけど」と幸喜に尋ねられ、ハッとする。そして足を止めたまま、俺は背後、今まで通ってきた通路を振り返った。
一寸先も見えないほどの闇の中、手に持った蝋燭で照らそうとしてもその終わりまで見えない。
「……」
「まさか準一、今まで歩いてきた道覚えてないとか言わないよな」
「…………」
そのまさかだった。
それを幸喜に指摘され、冷や汗がだらだらと流れ出す。押し黙れば、幸喜は「まじかよ」と笑った。
「準一、そりゃ俺でもやんねーって流石に!」
「わ、悪い……話すのに夢中になって……」
「ま、どうせ精神世界じゃ道なんて合ってないようなもんだしな。ドンマイドンマイ!」
幸喜に励まされる方が余計くるな。と項垂れていたとき、「それに」と幸喜は笑いながら側の壁に触れる。
「この世界じゃ簡単にあれが使えるだろ」
「あれ?」
「準一さん、その凛太郎って人のこと呼んでみてよ」
呼ぶ、という言葉に引っかかった。
……なるほど、以心伝心ということか。
最初から凛太郎の中でもあるこの世界では凛太郎自身と繋がることも容易である、そう幸喜は言ってるのだろう。小さく頷き返し、俺は幸喜の言うとおりに目を瞑った。
そして、念じる。
聞こえてるかどうかも分からない。それでもこの場にいない凛太郎に呼びかけたときだった。幸喜が触れていたその壁がぐにゃりと変形した。なにもなかったその土の壁に、一枚の襖が現れる。
「あ」と思わず声をあげたとき、俺の視線に気付いたようだ。幸喜は「ん?」と壁だったそこを振り返る。
「……なんだ、出たのか?」
「幸喜、お前には見えてないのか。……その襖が」
「残念ながら俺はお呼びじゃないらしいな」
「……」
「せっかく呼んだんだし、会いに行ったらいいんじゃない?」
こいつをこのまま一人にしていいのかという気持ちもあったが、確かに自分から呼んでおいてこのまま放置するのもなんだ。
「なにか、凛太郎に聞きたいことあるか?」
「なに? 準一が聞いてくれんの? ……騙されそうだなあ」
「……余計なお世話だ」
くすくすと笑い、それから小さく手を上げた幸喜は「じゃあ俺に会いたくない理由でも聞いといてよ」と続けた。
そんなこと俺に聞けると思ってるのか。てか、日頃の行いじゃないのか。なんて思いつつ、「聞けたらな」とだけ幸喜に返すことにした。
「それでまた、私に会いに来てくださったと」
「……まあ、そういうことだな」
襖を開いた先、座敷牢の中で正座をしていた凛太郎は「なにはともあれ、貴方に呼んでいただけるのは光栄ですね」とはんなりと微笑む。
幸喜を外に待たせたまま凛太郎に会いに来たはいいけども、やはり花鶏と同じ顔しているあって妙な圧を感じるのだ。恐らく心の中で「さっさと探しにいけ」と思ってるだろう。
「けど、俺の声は届くんだな」
「ええ、ここは精神世界、それも複数人の意識が複合した世界ですから不可能ではありません」
「じゃあ、その世界に俺の意識も関わってきているということなのか?」
「さあどうでしょう。ですが少なからず、貴方によって私は影響を受けています」
「貴方のここから出ることは叶わずとも、貴方の側へと行くことはできるみたいですね」そう凛太郎は笑った。「これは新発見ですよ、準一さん」と子供のようににこにこと微笑む凛太郎。
相変わらずこの精神世界のことを理解しきれていないが、一先ず俺が凛太郎を呼べば凛太郎に繋がることが分かっただけでも確かに大きい。
「じゃあ、あんたは俺が何してるのか、どこにいるかもかもわかるのか」
「いえ、そこまで万能ではありませんので、私」
「え……」
「貴方が私を呼べば聞こえますが、私の方からアクションを起こすことは“拒まれている”ようですね」
誰に、と聞かずとも分かる。脳裏に花鶏の顔が浮かんだ。
「じゃあ、幸喜と会いたくなくて会わないってわけじゃないのか」
「はてさて幸喜……ああ、先程の少年ですね。そうですか、彼に私の話をしたのですか?」
「あ……しない方が良かったか?」
「いえ、そういうわけではないのですが、ほら私って皆様方からしてみれば存在しない者ではありませんか。直接対面していないのに信じてもらえるのかもわかりませんし……」
ごにょ、と唇を尖らせながらも両手の人差しをくるくると回す凛太郎。強引でマイペースかと思いきや、自分がイレギュラーだという自覚はあるようだ。
確かに、俺ももしかしたら凛太郎は俺が作り上げた妄想の一部なのではないかとも考えた。
けど実際にこの世界で俺を助けて、そして幸喜も助けてくれた言わば恩人のようなものだ。
……というか、花鶏の顔でもじもじされるとなんだか違和感は……あんまりないか。
「幸喜は信じてたぞ。……寧ろ、なんで会えないのかって」
「そうですか。……それは悪いことをしましたね」
「けど、さっきのアンタの話からするとこれはあれか。やっぱり相性ってことなのか?」
「ええ、そういうことです」
やっぱり、と一人納得する俺の横で「それと、私は人見知りですので」と凛太郎は続ける。
それは嘘だろ。
「しかし、私もいつでと貴方に応えられるわけではありません。お互いの余力があるときでなければ歯車が噛み合うことはありませんし、或いはあの子のちからが弱まればここから抜け出すことも可能になるかもしれません。……他にも条件はあるかもしれません」
「そう考えると、本当まだわからないことだらけってことだよな」
「そういえばまだ聞いていませんでしたね。探索の進捗は如何ですか」
尋ねられ、俺は無言で首を横に振った。
「歩いても歩いてもずっと同じような光景が続いているし、おまけに明かりも蝋燭くらいしかないわで目新しいものもない。……正直、手が折れそうだな」
「なるほど。それで私が恋しくなった、というわけですか」
言い方にやや語弊があるが、あながち間違いではないのだから悔しい。
「まあそういうことだな」と頷い返せば、「いいでしょう」と凛太郎は和服の袖を捲くるのだ。
そして。
「なにかの手がかりになるかわかりませんが、
あの子も私も同じ精神体であることに間違いありません。そして、この世界の一部です」
何を言い出すのか。そう顔を上げれば、凛太郎はぱっと笑みを浮かべた。
「貴方の声ならば、あの子に届くかもしれませんね。その結果この世界にどのような影響が及ぶのかは図り兼ねますが、試す価値はあるのではありませんか?」
なるほど。どこかの花鶏と同じように人を試す言い方をする男だ。
「無責任だな」と返せば、「ええ、なのでオススメはしませんが」と凛太郎は悪びれもなく答えるのだ。
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