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CASE.06『ヴィラン派遣会社営業部』

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 それから、安生と望眼とともに食事を済ませる。
 終始遠巻きに見られてることを感じたが、やはり安生と一緒だからだろうか。挨拶できればとも思ったが、望眼のように直接話しにくる人はいなかった。

 ――evil本社・営業部前通路。
 俺のイメージしていたオフィス像に比べるとやはり黒塗りの床と壁、そしてどこか近未来的なハイセキュリティな作りは悪の組織の本部を想起させられる。
 けれど社員寮同様どこも綺麗だ。清掃用のロボットがあちらこちらで働いているのも見かけた。
 望眼から予め聞いていたが、ロビーに比べると営業部のあるフロアは閑散としていた。

「ここが営業部です。地上のように朝礼などといった形式ばったものもありませんので、同じ部署の者へと挨拶はその都度するといいですよ。まあ、それも自由ですが」
「じ、自由ですか……」
「ええ、営業部に限ったことではありませんが、うちの社員は皆社長面接はあったものの『個性を育てる』というボスの方針に従っております。あまり人と接することも好まない者もいますのでね、そこは自己判断するといいですよ」

 その安生の言葉に、俺はナハトのことを思い出していた。確かに、あのナハトが兄を慕うのも分かる。
 兄らしいと思う反面、そこを委ねられるのかと頭を抱えそうになるのも本音だ。
 今更緊張してくる俺だったが、望眼はそんな俺の肩を叩いてくる。

「ま、先輩の俺がそういうのは教えてやるから心配すんなって」
「も、望眼さん……!」
「確かに望眼君のその対人スキルは営業部でも随一ですからね。安心してもいいですよ、良平君」
「ちょ、ちょ……専務まで乗っかってこないでくださいよ。プレッシャーやばいんで」
「おや? 自分で仰られたのでは?」

 笑う安生に釣られ、俺も幾分緊張が解れる。
 確かに望眼のような人がいる営業部だ、イメージよりももっと雰囲気がいい部署かも知れない。
 そうホッとしながらも安生たちに促され、カードキーを使って施錠を解除したときだった。

「お、おはようございます!」

 そう開く扉を踏み込み、元気に挨拶をしたときだった。
 あまりにも静まり返った営業部に自分の空元気な声だけが木霊した。

「……え?」

 照明すら付いていない暗い室内、人の姿は見当たらない。
 もしかして誰もいないのか、と戸惑っていると、俺の肩越しに中を覗いた望眼は「あちゃー」と声を漏らす。

「も、望眼さんこれって……」
「あんま朝が得意じゃない連ちゅ……人たちが多いからな。ま、その内来るんじゃないか?」
「な、なるほど」

 つまり未だ誰一人出勤していないということなのか?
 出張している人たちもいるということは聞いていたが、なんだか出鼻挫かれたような気分だった。

「まあ人がいないのなら丁度いいですね。君のオフィスと仕事内容について改めて私から説明させていただきましょう」
「あ、は、はい!」

 そう足を踏み入れる安生につられ、俺は中へ足を踏み入れた。すると照明が点灯し、室内は明るく照らされる。
 オフィスは社員の個人のデスクが用意されてるようだ。真新しいデスクの前まで案内され、「ここが君のデスクです」と紹介される。

「好きに使って貰って結構ですよ。それと、本来ならば営業部長があの席にいるので仕事を貰うときは営業部長に声を掛けてください。君のスキルにあった仕事を用意してくれるはずです」

「今はタイミングが悪く不在ですが、彼は大体常に出社してるので」と安生は続ける。
 常に出社ってなんだ、モルグのようにここで寝泊まりしてるということなのか。確かに言われてみれば安生が指した部長用のデスクは生活必需品もちらほら置かれてる。

「仕事は基本給に加え、歩合制となっております。そして営業部の基本となる仕事内容は大きく三つ。クライアント企業への提案やヒアリング、アフターフォローが主になる『営業』、登録スタッフへの支援やサポートが主になる『スタッフ支援』、それから『アドバイザー』……こちらは派遣スタッフに相談に乗ったり仕事の紹介をすることが主になります」

「君の仕事内容は主に派遣スタッフの支援とアドバイザーの中間になるでしょう」安生は「ここまでで質問などはありますか?」とこちらを見る。
 咄嗟に「はい」と手を挙げれば、安生は「どうぞ、良平君」と微笑んだ。

「あの、スタッフ支援とアドバイザーの中間というのはどういうことなんでしょうか……?」
「ああ、それですね。君にしてもらいたいのは主に『スタッフ支援』ですが、それに付随してアドバイザーの役目でもある『派遣スタッフの相談』も行ってもらいたいと思ってます」

「ですが、最初の内は仕事の紹介は難しいと思いますのであくまで『中間』という形を取らせていただきました」確かに昨夜も兄に言われていた。俺の仕事はコミニュケーションを図ることだと。

「そういうアドバイスが得意な者がいますので、最初の内はそこまでする必要はありません。あくまで君の役目は心的サポート。その辺りについてはそこの望眼君の方が私よりも詳しいでしょうね」
「望眼さんが……?」
「ええ、仕事の内容的には彼も同じですから」

 望眼はどうやら丁度飲み物を用意して自分のデスクに着いていたところだったようだ。「望眼君」と安生に呼ばれた望眼は「はい」と慌てて立ち上がる。

「なんすか、専務」
「いえ、良平君は望眼君と同じサポーターになるのでなにかアドバイス等あればと思いまして」
「ああ、そういうことでしたか」

「まあ、なんつーか……慣れれば楽だぞ」考えた末、そう望眼は答える。
 安生は「まあそういうことですね」と笑った。それでいいのか。相変わらずゆるい二人に安心するとともにそれはアドバイスなのかと思わず突っ込みそうになった。
 でも確かにそうだ、真意なのかもしれない……?

「部長も新人にやべーやつ回すとかはないと思うし、最初のうちはとにかく場数をこなせば勝手も分かってくるからな」
「は、はい……!」
「だから、そんなに緊張しなくてもいいぞ」

 そう苦笑する望眼。指摘され、自分の肩がいつの間にかに力入っていることに気付く。
 慌てて肩の力を抜く俺を見て、安生は頷いた。

「ここからは歩合制の内容になりますが、基本サポーターの営業成績は派遣スタッフの成績が大きく関わってきます。サポーターには担当の派遣スタッフがいて、その派遣スタッフの勤務態度がいい程担当スタッフの評価も上がります。余裕が出てきたら掛け持ちするのもいいでしょう」
「サポーターと担当スタッフの相性ってのもあって、サポーター変えた途端成績よくなる担当もいるからその辺はまじで話を聞くのが一番なんだよな」
「な、なるほど……」

 本当にコミニュケーションが主になる仕事なのか。
「俺も、先輩の顧客何人か取っちゃってまじで恨まれたことあったしな。ま、その先輩もういなくなったけど」なんて笑う望眼に冷や汗が滲む。

「だから、良平も遠慮なんてしなくていいからな」
「は、はい……」

 凄まじい世界だ……。
 望眼は笑い話のつもりだったらしいが全く上手く笑えなかった。そうだ、ここはヴィランの派遣会社なのだ。社員もヴィランなのだと思い出させられる。



 それから営業部署の施設や機材の説明などをそれとなく教えてもらう。殆どは地上にあるものと相違ないので困ることもなさそうだ。
 そして一頻り望眼の話を聞き終えたときだった。

「それじゃあ、私は一旦失礼します」
「え、」
「後のことは望眼君にお任せしますね」
「え、ちょ……専務?!」
「……ちょっとした急用が入ったみたいですね、まあ、きっと君たちなら大丈夫ですよ」

 なんて言って安生はそのまま踵を返し、営業部署を後にするのだ。
 ずっと一緒にいてくれるものだと思ったが、よく考えれば安生は専務だ。暇ではないのだろう。
 急用というのが気になったが、今は自分のことだ。
 ちらりと望眼を見上げれば、望眼は溜息をつくのだ。

「普通こういうのって下っ端の俺に任せるかなー」
「あはは……」
「ま、いいや。けどやっぱ正直、上の人らいない方が楽っちゃ楽だしな」

「良平、お前も緊張しなくていいからな」なんて望眼は笑うのだ。その軽い態度に親近感が沸く。
 もしかしたら望眼も望眼で安生の前だから緊張してたのかもしれない。

「そういや、少し気になることあんだけど聞いていいか?」

 なんて思ってると、不意に望眼に尋ねられる。
 こそこそと近づいてくる望眼に「なんですか?」と聞き返せば、望眼は俺の耳元に顔を寄せるのだ。
 そして誰もいないというのに小声で尋ねてくる。


「お前って……あのナハトさんと仲いいの?」
「……へ?」
「や、だってさっきの食堂で一緒にいたのってあれ、ナハトさんだろ?」
「……あーっ、えと……それは……」
「俺、初めて見たんだよな。オフのナハトさん!」

 なんのために声を潜めたのだろうか、興奮したみたいに声が大きくなる望眼に思わず気圧される。
 そういえば、と安生の話を思い出した。ナハトは有名人と聞いた。

「普段何してるかわかんねーだろ? それに、専務以外の社員とも会わないし……なに? どういう関係っ?」
「え、いや……その……」

 なんと答えてもボロが出てしまいそうだ。
 ナハトの不機嫌な顔を思い出す。ここはなるべく波風立てないようにしたい。

「その、俺もあまり知らないんだけど、たまたま安生さんと一緒になって……」

 これならどうだ!と考えた末、言葉を絞り出せば望眼は「なんだ、そういうことか」と納得したように頷いた。

「やっぱそうだよな、なんつったって高嶺の花だし。……でもお前、すげえツイてるじゃん。あの人まじですげーから! 仕事人って感じでかっけーよな!」
「あ、はは……」

 普段人のベッドを占領してはスナック菓子をぼりぼり食べてるナハトが浮かぶ。
 素のナハトを知ってる分、どう反応していいのか分からない。

「……でも、望眼さんって詳しいんですね」
「詳しいってか、ここで生きてりゃ嫌でも情報入ってくるだろ?」
「あーっ、えと、そうですね……確かに……」
「まあ、でも確かに他の人たちにも言われるんだよな。ヴィランマニアってさ」

 しまった、と後悔したが、どうやら上手い具合に話を逸らせたようだ。「ヴィランマニア?」と聞き返せば、望眼は少し恥ずかしそうに笑う。

「なあ、お前って特技とか能力とかってあるか?」
「……いえ、特には……」
「そうなのか? ……俺と同じだな」
「望眼さんも?」
「そ。他の奴らはなにかしら秀でてるものあんだけど、俺は特にそういうの無し。だからかな、余計憧れるってか、なんつーか……」

 言いながらもどんどん望眼の語気は弱まっていく。それから照れたように咳払いをし、「悪い、新人に向かって何言ってんだろ。俺」と慌てて言い直すのだ。

「なんか恥っず、聞かなかったことにしてくれね?」

 そう笑う望眼に、ついいつの日かの自分と重なった。そして俺は我慢できず、つい望眼の手を掴む。

「うおっ、なに?」
「は、恥ずかしいことなんてないです……っ!」
「……え?」
「お、俺も……すごい分かります、望眼さんの気持ち……っ!」

 モルグに弱音を吐いたときのことを思い出す。
 ヒーローになることに憧れていた。頭の片隅で無理だとわかってても夢諦めきれなかった。そんな自分を肯定してもらえたときの喜びを望眼にも知ってもらいたかった。
 けれど、俺はモルグのように言葉が上手いわけでも褒め上手なわけでもなく、ぎゅうっと手を握ることが精一杯だった。

「そ、その……だから、その……えーっと……」

 目を開いたまま、望眼はぱちぱちと瞬きをする。
 なにか、なにかもっと気の利いたことを言わなければ。そう必死に言葉を探すが、出てこない。
 そのまま勢いを失った俺に、今度は今更とんでもなく生意気なことをしてしまったという恥ずかしさと後悔が込み上げてきた。

「……っぶは!」

 そんなときだった。目を丸くしていた望眼が吹き出した。

「も、望眼さん……?」
「悪ぃ、笑って……お前なりに俺のこと元気づけようとしてくれたんだよな?」

 ありがとな、と望眼に頭を撫でられる。大きな手に思わず目を細めた。

「ご、ごめんなさい、何も知らないくせに生意気なことを言ってしまって」
「いいよいいよ、つかすげー嬉しいし。……反面、情けねえな俺」
「望眼さん……」
「大丈夫、心配すんなって。確かに俺はなんもねーけど今の仕事向いてるって思ってるし? ……おまけに、ようやっと可愛い後輩もできたんだしな」

 わしわしと犬みたいに頭を撫でられ、「わ、わ」となる俺に望眼はいたずらっ子のように笑った。そして手を離す。

「専務の眼は流石だな。……お前って、人を癒やす力でもあんのかもな」
「そ、それは流石に言いすぎです」
「はは、謙遜すんなって! けど、ありがとな」
「……」

 なんとなくだけど、望眼の手が離れていくほんの一瞬その視線が気になった。笑っているのに、まるで笑っていないようなそんな気がしたのだ。
 明るくて爽やかだけど、やっぱり何かしらあるのだろうか。何も知らない、知り合って間もない俺があまり口出しするのはよくないのかもしれない。
 そんなことを悶々と考えながら、俺は「いえ」とだけ応えた。


 それから望眼から仕事の手引を受けていたときだった、閉じていた扉が自動で開く。
 どうやら他の社員がやってきたようだ。挨拶しなければ、と咄嗟に振り返ったときだった。

「おお、望眼早えじゃねえか」
貴陸きりくさん、おはようございます」

 そこに現れたのは俺の父親と同じくらいの年齢の男の人だった。シャツがパツパツになるほどの見て分かるほどの分厚い胸板、そして顎髭を蓄えたその見るからに肉体派な男の人――貴陸は俺の顔を見ると「ああ」と思い出したように声を上げる。

「お前が安生が言ってた新入りだな。悪ぃな、下の子のおむつ換えてたら遅くなった」
「あ、いえ……」

 おむつ? ってことは、お子さんがいるのかとか、というかどちらかというと前線で戦ってそうな身体だな、とか。色々気になったが、取り敢えず挨拶をしなければ、と慌てて俺は頭を下げる。

「本日より配属されましたぜ……ッ、良平と言います。よろしくお願いします!」
「いい挨拶だな。俺は貴陸――一応営業部長ということになってるが、飾りみてえなもんだから気軽に呼んでくれや」
「え」

 この人が部長さんなのか。慌てて再び「よろしくお願いします」と頭を下げれば、貴陸は笑う。

「望眼からどこまで聞いた?」
「ああ、一応一通り流れは説明してますよ。まあ、あとはやってみるのが一番わかりやすいかなって」

 望眼の言葉に、デスクまで歩きながら貴陸は「まあ、違いねえな」と続ける。
 そして一台のタブレットを取り出した。

「ってなわけで、良平。お前にはまずこの仕事に慣れてもらいたいわけだが……優しいが遠回りと、厳しいが近道、どっちがいいか?」
「え?! え、き、厳しいのでお願いします……っ!」
「おわ、良平行くなあ」
「いい返事じゃねえか」

 咄嗟に答えてしまい、楽しげに笑う二人を見てやってしまったかもしれないと早速後悔し始めるのも束の間。
 タブレットを操作し、貴陸は俺の目の前にタブレットを置いた。

「安生から今回の話聞いて、新入り向けだなって取っておいた丁度いいやつがいたんだった。……こいつだ」

 その画面に表示されたのは簡易プロフィールのようだった。写真に写ったのは気の弱そうな青年だ。年齢は俺と同い年。
 名前欄にはサディークと表示されているが、所謂ヴィランネームというやつなのだろう。こんなヴィランもいるのか、見るからに気が弱そうだが……。

「こいつの部屋番号と連絡先は載ってる通りだ。良平は今日はまずこいつと連絡を取り合うこと。んで、まあ……仲良くなれって感じだな」
「な、仲良く……」
「もちろん仕事の話もしなきゃなんねえけど、この仕事はあんまマニュアルは関係ねえからな」

 なるほど、と思った。「説明が面倒なだけじゃないっすか」なんて望眼がからかって貴陸にぺしっと叩かれているのを見てびっくりしたが、どうやら仲がいいようだ。望眼の首が折れてなくてホッとした。

「取り敢えず、こいつと会って今後の面談予定を取り付けることを第一の目標にしろ。連絡手段も内容も時期もお前に任せるが、『最低週に一度』『ただし次の面談は三日以内』というのは守ってくれ。」

「それと、面談は週に何度でも構わないがそのときの状況を見ること。……なにか重大な悩みがあるようだったら頻度を増やす、逆も然りだ」貴陸は言い掛けて、「あー……まあ、その辺はそのうち分かるようになるか」と続けた。

「それから、担当から受けた話や内容は記録して提出するように。……ぐらいか? 些細なことでもなにかのきっかけになるからな、報告書は一日に一度仕事あがる前に提出するように」
「わ、わかりました」
「覚えれそうか? ま、無理そうでも最初はさっきの二つだけ覚えときゃいいからな」
「は、はい……」

 正直今更緊張で目が回り始めていたが、やるしかないのだ、と気合を入れ直す。
「あ、提出はこの機械からできるからな」と貴陸は太い指で差した。「機械って」と笑う望眼を睨み、咳払いをする貴陸。

「……とまあ、これくらいか。詳しいことは望眼に聞いてくれ。望眼、お前今日一日良平のこと任せていいか?」
「別にいっすよ」
「悪いな。……それと、その機械の使い方も教えてやってくれ」
「了解っす」

 ……そして、俺の長い一日が幕を開けるのだった。
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