腐敗系男子

田原摩耶

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俺とあいつとロッカーと

01※

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 なぜこんなことになってるのか。
 男二人ロッカーの中にぎゅうぎゅう詰めになんて、おまけにあの凶暴な鹿波と、まるで使い古されたベタなエロ漫画みたいな導入のようなシチュエーションに。

「おい、も、もっと向こういけよ……っ」
「うるせえ、できんならそうやってるっての!……っくそ、お前こそもっとそっち行けよ、重すぎて潰れるんだよっ!」
「んだとこの……」

『あれ?なんか今声したか?』

「「っ!!」」

『いや?気のせいじゃね。つか、誰もいねーだろ、ビビらせんなよ』

 ……いや、居るんだなぁ、これが。
 俺と鹿波はお互いに口を塞いだまま、ロッカーの外にいる連中の動きを確認していた。
 そしてやがて本格的に気のせいということになったようだ、関係のない話を再開させる連中に内心ほっとする。

「あっぶねえ……」
「元はと言えばテメェが余計なことするからだろうがっ、こんな……」
「お、俺のせいかよ……!」
「お前のせい以外のなにがあんだよ、このクソ野郎……ッ!」

 狭っ苦しい箱の中、俺と鹿波は向かい合うような形で言い合った。無論、バレないように小声でだ。
 何故こんなことになってるのかといえば、数十分ほど遡ることになる。
 男子更衣室。本来ならば体操着に着替えたりする場所なのだが、体育の授業でやってきていた俺は急に腹痛に見舞われクラスメートたちに「悪い腹痛くなったから少し休むわ、先生に言っといて」とだけ言ってベンチで蹲っていたのだ。
 本当は俺の嫌いなサッカーだったので仮病したつもりだったのだが、あっさり上手く行った。
 っつーわけでそのまま携帯弄って時間潰そうとしてたとき、更衣室の扉が開いた。

「なんでテメェがここに居るんだよ!」

 何ということだろうか、そこにいたのはあの赤髪の暴力野郎、もとい鹿波だった。
 人を観るなりまるで害虫かなにかのようにクソでけー声で初手ブチ切れかましてくる鹿波。以前あんなに俺のこと好き好き言ってたのが嘘のような代わり身だ。

「……授業で仕方なくいるんだよ。お前の方こそなにしにきたんだよ、真面目に体育するつもりか?」
「ちげえよ、忘れ物取りに来ただけだっての。サボってるお前と一緒にすんじゃねえ!」
「サボってねえよ、腹痛えって理由があんだよこっちには!」
「へえ、そりゃいいな。そのまま一生腹痛で便所に篭ってろ」
「こンのやろ……」

 こっちが元気になればいつもと変わんねえどころか、いつも以上にイキり散らかす鹿波である。
 ムカついたが、ここはこいつよりも大人であり寛容な俺が折れるしかない。煮えくり返りそうになる腸を必死に抑えながら、俺はロッカーを漁り出す鹿波に声をかける。

「忘れ物ってなんだよ」
「お前には関係ねえだろ、つか話しかけんな変態が感染る」

 こ、こいつ……人がせっかくお困りならば手伝ってやろうかと思ってやったのをこいつ……。

「くそ、どこに行ったんだよ……」

 言いながら、ぷいっと人に背中を向けたやつは未使用のロッカーを次々開けていく。よほど大切なものらしい、俺を無視するくらいなのだから。
 ソレが余計ムカついて、俺は咄嗟にやつが開こうとしたロッカーの扉を閉めた。ばん、と音を立てて閉じるそれに、背後の俺に気付いたようだ。
 こちらを振り返るやつの額には深い眉間の皺と、そして青筋が浮かんでいる。

「っ、おい、テメェ……」

 とどめにドスの効いた声。この前まで俺のこと心配してお見舞いしに来てくれた鹿波と本当に同一人物か?と思うほどの豹変っぷりに思わず怖気づきそうになるがここで引き下がっては男が廃る。

「……お前、変態相手に無防備に背中向けてんじゃねえよ。それとも、わざとか?」
「はあっ?!頭、湧いてんのかテメェ……っ!!盛ってんじゃねえぞこの……ッ!」

 この野郎だか、このクソ野郎だか、多分そのあたりを言いかけたのだろう。やつの肩を抱き寄せ、むき出しになった首筋に舌を這わせた瞬間、やつの肩が跳ねた。
 そして。

「……っ!!」
「っ……あっぶねえ……!」

 思いっきり肘鉄食らわされそうになり、咄嗟に避ける。そのまま手首を背後で捻り上げれば、鹿波は「おい」と声を荒げた。
 チャンス。ほんの一瞬、無防備になったやつの耳に舌を這わせれば、面白いくらい鹿波の肩が跳ね上がる。

「テメ、どこ、舐め」
「っは、すげえ心臓の音。……久し振りだから興奮してんのか」
「っそれは、お前だろうがクソ眼鏡ッ!!退けッ!!」

 あぶねえ。まじでこいつ俺のこと殺す気かよってレベルで暴れるが、幸い、俺はこいつの弱点がどこなのか既に知っていた。
 腕を大きく引っぱり、その筋肉に覆われた胸を突き出させる。なにを、と目を見張る鹿波を無視して、衣類越しから膨らんだ乳を鷲掴みにすれば鹿波の言葉が詰まった。

「お前、また胸デカくなってねえか」
「っ、胸筋っ、て言えこのクソ野郎……ッ!!」
「オッパイだろ、こんなもん。野郎のくせに揺らしてんじゃねえよ……っ!」
「さわんじゃ、ねえ、クソ、ぶっ殺すぞ……ッ!!」

 まじで油断したら振り払われそうになるが、生憎体勢で優位なのは俺の方だ。やつが胸が弱いことは知ってる。というか、俺のせいで多分、わりとガチめに乳首の色とか形が成長してきてる気は薄々してた。そう、俺が育てたのである。この鹿波の胸を。

「っ、く、ひッ」

 ヤンキー丸出しの悪趣味なTシャツの下、盛り上がった胸元の更に先っぽ、つんと尖ったそこをぎゅっと指で柔らかく摘めばそれだけで鹿波の口からは甘い声が漏れる。
 青褪めた鹿波は咄嗟に口を抑えるが、もう遅い。

「っ、く、や、め、さわ……んじゃ……ねえ……ッ!」
「捜し物、してるんだろ?手が止まってるぞ」
「っ、お、まえが、邪魔して……ッ!ぅ、ひッ……!」
「なんだ?鹿波君は女の子みたいに乳首イジメられるだけで何もできなくなんのか~?そりゃ難儀なこった」
「っ、て、めぇ……ッ!」

 赤くなった顔で睨まれても逆効果だ。つうか、まじで乳首弱いんだな。布越しで感じるものなのか。それとも、こいつが敏感なのか。……やべえ、縦長に勃起した乳首が浮き出てんのクソエロい。先っぽ、固くなった側面を布ごと指で擦ってやれば、それだけで鹿波の息が乱れる。

「っ、は、なせ……っ、やめろ、気持ち悪いんだよ下手くそ……ッ!!」

 それは最早怒声に近い。俺の手から逃げようとしてるのだろうが逆に腰を突き出して背筋仰け反らせる格好がエロいし、つーか、わりと下手くそは傷付く。なるだけお前を傷つけないようにと爪短く切るようにしてんのに。
 カチンときて、「ああそうデスカ」と大きくTシャツを捲りあげれば、シャツの下から予想通りツンと突き出したピンク色の勃起乳首が顕になる。
 ぎょっとした鹿波は咄嗟にシャツの裾を下ろそうとして、それが、仇となった。確かに俺から手が離れた瞬間だった。
 そのままやつの顎を掴み、無理矢理顔を上げさせれば、視線が絡み合う。僅かに赤くなった目。赤く色付いた頬。まあ、普通に、キスをしてしまうわけで。

「っ、ふ、ぅ、んん゛ーーッ!!」

 暴れようとする鹿波の顎を掴み、その硬く閉ざされた唇に舌を這わせれば、目をぎゅっと瞑った鹿波はそれでも拒むように顔を動かそうとしてきて。ずれる舌に、そのまま頬から唇へと舌を這わせれば、やつの腰が震える。
 空いてる手で剥き出しになった胸を撫でれば、身じろぐ鹿波の口が僅かに開いた。その隙間を抉じ開けるように舌をねじ込む。鹿波の唇は熱く、触れただけでも溶けそうなほど甘い。キスをする度にあまりにも嫌そうな顔をする鹿波の表情にゾクゾクするのだ。

「ぅ、っ、ん、むぅ」

 舌を口の中、馬鹿みてーに熱くなった咥内、その粘膜を舐め回せば喉奥で萎縮した舌から大量の唾液が溢れる。犬みたいだ。わかりやすい。
 今度は胸の突起物には直接触れてやらずに乳輪を揉むように指の腹で擽れば、苦しげに細められるやつの目に、漏れる吐息に、こちらまでキた。

「ぅ、や、め……ろ、さ、わん……な……っ、テメェ……っ!」
「こんなに勃起させて何言ってんだよ。……真っ赤に腫れちゃって、触ってくださいって言わんばかりじゃねえの」
「……っ、おまえ、が、変な触り方するから……っ」
「変な触り方?」
「そ、……やって、揉んだり……気持ち悪ィ……っ、ハッキリしねえ触り方ばかり……っ」

 もぞもぞと体を動かす鹿波に、聡明な俺はピンときた。

「はっ、なんだお前……ああ、そーいうことか。……お前、最初から素直に直接乳首コリコリしてくださいって言えよ」
「な――ッ」
「そこまで言われたら、答えてやんねえと……なあっ?」

 限界まで尖り、充血した両胸の突起、その先端を指先で押し潰した瞬間だった。
 ぶるりと鹿波の背中は震え、それと同時に、目を見開いたやつは声にならない声を上げながら目の前のロッカーに手を着いた。前のめりになり逃げようとするやつの上半身を抱き抱え、そのまま乳首を捏ねくり回す。
 最初は豆粒みてーなサイズだったのに、弄りすぎたお陰が勃起しすぎて皮膚が伸び、肥大したそこは指で弄るのに最適な、寧ろどうぞお好きに弄り倒してくださいと言わんばかりの弄り安さだった。

「やっ、や、めろ、やめろっ、さわんな、ゆび、やめろ……っ!っ、ひ、う……ッ!」
「……っ、ああ?聞こえねえな、もっといじってくださいって?」
「ぶっ、ころすッ」

 やべ、目がマジだ。涙でじんわり濡れたやつの目には殺気がありありと溢れてる。が、しかし、ここで引く俺ではない。両胸をぐに、と摘んだまま先っぽを指で執拗にこすこすと擦り上げれば、面白いくらい鹿波が乱れた。
 こいつは特に皮膚の薄い先端を弱い力で擽られるのに弱いらしい。ビクビクと腰を揺らし、声を必死に堪えようと目の前のロッカーにしがみつくその背中が可愛くて、覆い被さるように項に舌を這わせれば、「やめろ」とやつの口から今にも泣きそうな声が漏れた。
 そんなんでやめれたら警察はいらない。

「鹿波……っ、腰揺れてるぞ、なあ、そんなに先っぽ擦られんの好きなのか……っ?本当にお前はそうやってるとすげーかわいいな……ッ」
「っ、だ、まれ……っ、死ね、死ねっ、ぶっ殺して、やる……っんんぅ!ひ、や、ぁ、揉む、なッ、やめ、ろ……ッ!!」

 野郎の胸なんて興味ねえ、ショタのすべすべで真っ平らな胸ならやぶさかではない寧ろ大歓迎だと思っていたのに。
 大胸筋ごと乳首を揉みしごけば、指が埋まる程よい弾力に思わず息が漏れる。硬いどころかぷにぷにして指が吸い付くみてーに離れねえし、おまけに、感度は最高。あと、すげー嫌そうに首を横に振る鹿波の反応も最高。つまり、ちょっと嫌がらせするつもりだったのにいつの間にかフル勃起してる己になんだかバツが悪くなる。が、止まらねえものは止まんねえ。

「っ、ぅ、んん、や、っ、め、……ッぇ……ッ!」

 ロッカーに押し付けるようにカクカクと揺れる腰に、それでも無視して乳首を捏ねくり回し続ければ次第にその声の感覚は短くなっていき、やがて、大きく息を飲んだ鹿波はロッカーにしがみついたままビクビクと痙攣した。思わず手を止めれば、くたりとした鹿波がもたれ掛かってくる。
 重い。つか、

「っ、ぜ……ってえ……許さねえ……っ」

 濡れた瞳で睨んでくる鹿波にごくりと固唾を飲んだ時。
 更衣室の外から声、そして複数人の足音が確かにこちらに向かって近付いていることに気付いた。
 やべえ、このままでは見つかる!と焦った俺は鹿波を目の前のロッカーに無理矢理押し込み、俺も入ったというわけだ。

 そして、現在に至る。
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