誰が女王を殺した？

登場人物

ロゼッタ
受け。主人公。黒髪。10代後半。ハートの国の王子。小柄で幼さが残るために周囲の子供扱いが抜けないことが不満。気が強くプライドが高い。一人称は僕。品のない人間が嫌い。

エース
10代後半。元女王直属の近衛兵の青年。黒髪短髪。ロゼッタとは産まれたときからの幼馴染でもある。真面目。ロゼッタや女王に対する忠誠心が強く、血の気が多い。

白ウサギ
女王専属の医師。白髪の眼鏡の男。穏やかで真面目。幼い頃、体が弱かったロゼッタの面倒を見たりもしてたので懐かれている。気が弱く、ストレス体質。様々な薬品が入った鞄を持ち歩いてる。

アリス
異界人の謎の美青年。金髪碧眼。ロゼッタのことを気に入っており、全てはロゼッタを悪意から守るためだと豪語する。裁判で女王を死刑へと追い込んだ本人。ロゼッタにはべた甘。

ジャック
王直属の軍人。エースの師匠でもある。元々気さくな人間だったがある日を堺に落ちぶれて行った男。無造作金髪。女とギャンブルと酒が好き。女王とは不仲だったため、ロゼッタからは避けられるようになる。

帽子屋
シルクハットが特徴的な電波系紳士。何度も女王を怒らせ、何度も捕まったが本人は女王の友人だと思ってる。ロゼッタには協力的。電波だが優しく、行き場のない人間を所有の館に住まわせる。

三日月ウサギ
帽子屋の館に住む青年。ニヒルで好戦的。女王のことは気に入らず、処刑されることを喜ぶ反面ロゼッタに協力したりと気分屋。意外と義理堅い。

眠りネズミ
帽子屋の館に住む青年。いつもぽやぽやしてる。暇なときは寝てるか三日月ウサギたちとお茶会してる。薬を作ろうとして毒薬を作ったりと不器用な一面もある。

サイス
ジャックの部下の兵士の青年。エースの友人でありライバル。脳筋戦闘狂。頭を使うのは苦手。いい加減でルーズ。

チェシャ猫
神出鬼没の謎の紫髪の青年。いつもアリスの側にいる。よく不機嫌なアリスの機嫌取りをしてる。ジャックに対しては扱いは雑。

王
ロゼッタの実父。飾りの王だと周りに揶揄されることも屡々。穏やかで優しく、気の強い女王の言いなりになっていた。唯一ジャックに敬意を払われる男。ロゼッタのことは心配している。