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片目の右眼だけが赤く輝いていた。
いや待て。今こんなことを考えたってわかるはずがない。
そろそろ夜も遅くなってきたから落ち葉や枝を用意して焚き火を
しなくちゃ。
アルは川を少し離れた森林に向かった。
え~と、出来るだけ水分が少ない枝の方がいいよな?
どこにあるかな? ガサッガサ
アルはとっさに木の後ろに隠れた。
なんだ?なんの音だ。動物ならいいけど、確認してみなくっちゃ。
あれはゴブリンやっぱりいたんだ。
そこには3体のゴブリンがいた。ゴブリンの背は低く、耳はとがっていて
全身緑色をしている。
防具無しの棍棒を持ったゴブリンが2体と防具無しの錆びた鉄の剣を持っているゴブリン1体、今の装備のない状態じゃ倒せそうにないな。
ゴブリンが居なくなるのを待つしかないな。
アルはゴブリンが居なくなるのをグッと息を潜めて待った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゴブリン程度に?と思うかもしれないがこの世界では人とは呆気無く
死んでしまう。熟練の冒険者だって気を抜いていたり武器がない状態だと、ゴブリンにだってやられてしまうことがある。
しかし例外はどこにでも存在する。例えば武器が無くともかつ場合がある。それはスキルやステータスの違い。ステータスやスキルが余りにも質が違いすぎると、武器が無くたって勝てることがある。魔法使いだってそうだ。
魔法というスキルを使っている。
逆に言ってしまえばステータスが大幅に違ってはダメージを
与えるだけでも難しいといえるのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
少し経ってゴブリンが完全に周りからいなくなったことを
確認した。
はぁ~びっくりした。無駄に時間を使っちゃったよ。
そろそろ暗くなるから焚き火が出来そうで、魔物が居なさそうな
所に行かないと。
そう思いアルは歩き出した。
おっ。あそこなんかいいんじゃないかな。
うん。ここでいいや。最初は焚き火って、、、、
そう思えば火打ち石ないじゃん。
どうやって火をつければいいんだ。
魔法はまだ調べてないから、適性がわからないし。
でも体を冷やしてはダメだし。どうしれば、、、
その時アルは前の自分の時、親が目を離した時に来た。
冒険者から聞いた話を思い出した。
そう思えば前に夜に火を起こせないような場面に出くわした
場合は身体の周りに魔力を薄っすら貼れば
その中の体温を保つことが出来るって聞いたことがあるような。
それをして後は魔物に見つからなさそうなところを探せばいいって。
ものは試しだ。えっと魔力を薄っすら身体の周りに。
難しいな。この魔力を薄く皮膚に貼り付ける感じで。
うぅ~ん、、できた!!一回出来るとなんか簡単だな。
疲れたせいか眠くなってきた。今いる場所は魔物に見つかりそうに
ないからもう寝ます。おやすみなさぃぃ。、、、
《 魔装(弱) と 魔力操作level1 を獲得しました。 》
いや待て。今こんなことを考えたってわかるはずがない。
そろそろ夜も遅くなってきたから落ち葉や枝を用意して焚き火を
しなくちゃ。
アルは川を少し離れた森林に向かった。
え~と、出来るだけ水分が少ない枝の方がいいよな?
どこにあるかな? ガサッガサ
アルはとっさに木の後ろに隠れた。
なんだ?なんの音だ。動物ならいいけど、確認してみなくっちゃ。
あれはゴブリンやっぱりいたんだ。
そこには3体のゴブリンがいた。ゴブリンの背は低く、耳はとがっていて
全身緑色をしている。
防具無しの棍棒を持ったゴブリンが2体と防具無しの錆びた鉄の剣を持っているゴブリン1体、今の装備のない状態じゃ倒せそうにないな。
ゴブリンが居なくなるのを待つしかないな。
アルはゴブリンが居なくなるのをグッと息を潜めて待った。
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ゴブリン程度に?と思うかもしれないがこの世界では人とは呆気無く
死んでしまう。熟練の冒険者だって気を抜いていたり武器がない状態だと、ゴブリンにだってやられてしまうことがある。
しかし例外はどこにでも存在する。例えば武器が無くともかつ場合がある。それはスキルやステータスの違い。ステータスやスキルが余りにも質が違いすぎると、武器が無くたって勝てることがある。魔法使いだってそうだ。
魔法というスキルを使っている。
逆に言ってしまえばステータスが大幅に違ってはダメージを
与えるだけでも難しいといえるのだ。
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少し経ってゴブリンが完全に周りからいなくなったことを
確認した。
はぁ~びっくりした。無駄に時間を使っちゃったよ。
そろそろ暗くなるから焚き火が出来そうで、魔物が居なさそうな
所に行かないと。
そう思いアルは歩き出した。
おっ。あそこなんかいいんじゃないかな。
うん。ここでいいや。最初は焚き火って、、、、
そう思えば火打ち石ないじゃん。
どうやって火をつければいいんだ。
魔法はまだ調べてないから、適性がわからないし。
でも体を冷やしてはダメだし。どうしれば、、、
その時アルは前の自分の時、親が目を離した時に来た。
冒険者から聞いた話を思い出した。
そう思えば前に夜に火を起こせないような場面に出くわした
場合は身体の周りに魔力を薄っすら貼れば
その中の体温を保つことが出来るって聞いたことがあるような。
それをして後は魔物に見つからなさそうなところを探せばいいって。
ものは試しだ。えっと魔力を薄っすら身体の周りに。
難しいな。この魔力を薄く皮膚に貼り付ける感じで。
うぅ~ん、、できた!!一回出来るとなんか簡単だな。
疲れたせいか眠くなってきた。今いる場所は魔物に見つかりそうに
ないからもう寝ます。おやすみなさぃぃ。、、、
《 魔装(弱) と 魔力操作level1 を獲得しました。 》
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