8 / 77
第一章 旅立ちの日に母親を寝取られるとは、情けない!
8
しおりを挟む※
「ふあーぁ」
僕は大きなあくびをしてしまう。日も沈んで、辺りは完全に暗くなってきた。食事も済ませたし、そろそろ眠る準備をしよう。
今日は僕の人生の中で大事な1日だろう。だからって感傷的になってはいけない。ちゃんと早く寝て早く起きる。勇者の基本だ。そうやって僕は、ちゃんと強くなるんだ!
※
ハロルド様は大きく膨らんでいる亀頭を私のヴァギナに押し当てている。正常位の体勢だ。そして、そのままゆっくりと挿入を開始する。
ずちゅうううぅぅっ、ヌプ、ヌプゥ…
「んんぅっ!おぉぅっ、んおっ」
ハロルド様のそれが、私の肉壁を掻き分け、奥へと侵入していく。
ちょっと、どこまで入ってくるの。私は驚きと恐怖を感じていた。ハロルド様のそれが、あの人のでは届かなかった奥地までをも、どんどんこじ開けていくからだ。そして遂にそれは、私の子宮口を優しく小突いた。
その瞬間、爪先から脳にまで電流が駆け上がった。すぐに下半身が無くなったような感覚に襲われた。
「んおほおおおぉぉぉぉっ!?」
「はは、アンナさんは奥が弱いようですね」
まだ挿れられただけなのに、自分でも驚くほどの悶絶声をあげてしまった。動物みたいで、はしたない。でも、勝手にそんな声が出てしまうのだ。
腰はいつのまにか反っていて、足の指にはぎゅうと力が入ってしまっていた。
ああ、これ、ダメ…絶対ダメなやつだ。早く止めないと、本当にどうなるか分かったものではない。
「はっ、はっ…ハロルド、さまあぁ…やはり…」
「もう遅いです」
ハロルド様はもう止まらない。ハロルド様はそのままゆっくりと腰を引いていく。
ずりゅうううぅぅ、ヌポォ…
「ああああああああぁぁぁっっ!!はぁんっ!」
「どうやら浅いところも弱いようですね」
キノコみたいな段差が、膣肉に引っかかっている。膣肉をまるで裏返されているみたいだ。
そのままハロルド様は再び奥へと挿入をする。そして、私の子宮口を再び優しく小突いた。
ごりゅっ…
「んおおおぉおおぉぉぉぉっ!!」
「感じていらっしゃるようで何よりです」
何よこれ。こんなの知らない。あの人とのまぐわいでは、こんなの一度もなかった。ああ、もうだめ…
その瞬間に私は悟った。こうなってしまったら、もう逆らえない。ハロルド様の腰の動きが徐々に滑らかになっていく。彼の腰が前後に動くたびに、私は絶叫を繰り返していた。
0
お気に入りに追加
196
あなたにおすすめの小説
彼女の浮気相手からNTRビデオレターが送られてきたから全力で反撃しますが、今さら許してくれと言われてももう遅い
うぱー
恋愛
彼女の浮気相手からハメ撮りを送られてきたことにより、浮気されていた事実を知る。
浮気相手はサークルの女性にモテまくりの先輩だった。
裏切られていた悲しみと憎しみを糧に社会的制裁を徹底的に加えて復讐することを誓う。
■一行あらすじ
浮気相手と彼女を地獄に落とすために頑張る話です(●´艸`)ィヒヒ
悲しいことがあった。そんなときに3年間続いていた彼女を寝取られた。僕はもう何を信じたらいいのか分からなくなってしまいそうだ。
ねんごろ
恋愛
大学生の主人公の両親と兄弟が交通事故で亡くなった。電話で死を知らされても、主人公には実感がわかない。3日が過ぎ、やっと現実を受け入れ始める。家族の追悼や手続きに追われる中で、日常生活にも少しずつ戻っていく。大切な家族を失った主人公は、今までの大学生活を後悔し、人生の有限性と無常性を自覚するようになる。そんな折、久しぶりに連絡をとった恋人の部屋を心配して訪ねてみると、そこには予期せぬ光景が待っていた。家族の死に直面し、人生の意味を問い直す青年の姿が描かれる。
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
明日なき妊娠
家紋武範
恋愛
同棲相手の美鈴からの妊娠の報告。
もともと彼女しかいないと思っていたから、その勢いで結婚を決める秀司。
先方の親へも挨拶をし、両家併せて会食の日。
その時、知りたくない過去を知ることとなる。
美鈴は自分の──。
【完結】鏡の中の君へ ~彼女が死んだら他の男の子供を妊娠していた~
むれい南極
恋愛
恋人の加賀美朱里が交通事故で死亡した。通夜にて朱里の父親から、娘が妊娠していたと告げられる。その妊娠に覚えのなかった主人公の市原梓馬は、自分の恋人を妊娠させた男を探し始めた。
勇者に大切な人達を寝取られた結果、邪神が目覚めて人類が滅亡しました。
レオナール D
ファンタジー
大切な姉と妹、幼なじみが勇者の従者に選ばれた。その時から悪い予感はしていたのだ。
田舎の村に生まれ育った主人公には大切な女性達がいた。いつまでも一緒に暮らしていくのだと思っていた彼女らは、神託によって勇者の従者に選ばれて魔王討伐のために旅立っていった。
旅立っていった彼女達の無事を祈り続ける主人公だったが……魔王を倒して帰ってきた彼女達はすっかり変わっており、勇者に抱きついて媚びた笑みを浮かべていた。
青年が大切な人を勇者に奪われたとき、世界の破滅が幕を開く。
恐怖と狂気の怪物は絶望の底から生まれ落ちたのだった……!?
※カクヨムにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる