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186話「シモーネの来訪」(視点・リズ→シモーネ)
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(さて……)
新ダンジョンが解放された時のチーム分けを考えなきゃいけない。とはいえ……
(今夜はカズミ達と約束してんだよな)
アタイ、カズミ、マルティナ、ドロシー、アルダ、レナでヒロヤに抱かれようって。
(ギーゼ達四人に誰を加えるか……なんだよな)
理想はゴージュなんだ。なんやかんやで他のメンバーをよく見て動けるやつだ。意外にリーダーとしての資質があるのかもしれない。
そうなると、アスカもつけてやりたい。が、アスカの戦力は深階層でこそ必要なのだ。二人を別チームにするのは酷だろうか?
(本人達に聞いてみないとな……)
後は『運搬者』の問題だ。恐らくは新ダンジョン発見が発表されてから、それが各地に伝わるのが5日~1週間。ラツィア村に新ダンジョン目当ての冒険者や『運搬者』が集まるのは、早くても10日~2週間といったところか。
アタイらのクランメンバーとして迎え入れるに値する『運搬者』がいれば良いが、とにかく雇わないといけない。
(それまではウルフメイド達に頑張ってもらわないとだね)
低階層組と深階層組の二人必要なので、しばらくはハンナさんと一緒に留守を預かるウルフメイドが一人になってしまうのが心配なのだが。
(そこら辺も含めて、明日の夜にでもみんなで相談すっか)
椅子の上で大きく伸びをする。既に着替えは済ませてある。白を基調にした紫レースの上下に薄紫のナイトビスチェ。
(今夜も浩哉の力を使って抱いて貰えるんだよね♡)
六人相手だから、そりゃヒロヤじゃキツいだろう。
なら、やっと使える『淫紋シール』。期待に胸を膨らませながらアタイは自分の部屋を出て『大寝室』へと向かった。
「リズ様、お客様がいらっしゃってますの」
ちょうど大寝室に向かう途中のオープンスペースで、階下から上がってきたノーちゃんに声を掛けられた。
「こんな時間に? アタイにかい?」
「クラン『薔薇の果実』のシモーネさんって言ってたの」
もう……今からヒロヤに抱いてもらうって時に……
「ノーちゃん、カズミに『客が来たから遅れる』って言っといてくれるかな」
「わかったの」
アスカとゴージュ、ロッタとノリスはとっくに三階の寝室に上がってるし、ギーゼとカリナは自宅に帰った。エルダとメルダも帰って、朝から鉱石の精製すると言ってたので、一階にはウルフメイド達とハンナさんしかいない。
アタイは着替えるのも面倒なので、そのままの格好で階段を降りていった。
◆
「……なんちゅう格好や……」
食堂の隅にある応接コーナーのソファーに座るシモーネが、アタイのナイトウェア姿を見て呆れた表情を浮かべる。
「これから良いところだってのに、こんな時間にくるアンタが悪いんだよ」
「確かに。そりゃすまんかったわ」
流石にプレートメール姿ではなく、白のブラウスに革ベスト、革コルセット、革のボトムスといったラフな格好のシモーネ。いつもは後ろで束ねている赤い長髪を解いているので、女っぷりが上がっている。
「ほほぉ……アンタも見れる格好できんじゃん」
「ぬかせ」
もともと整った顔立ちなんだから、普段からもっと女っぽい格好すりゃいいんだよなコイツも。
「良いところって、あんた……えぇ男おるんか?」
「まぁな」
そんなに驚くこともないだろう。
「クランメンバーで?」
「なんか問題あるかい?」
「……ウチには理解できんわ」
そりゃ女だらけのクランのリーダーやってるようなやつだ。男嫌いでも拗らせてるのかね。
「で、誰なん? あんたンところのクランって男三人だけやろ? ──あれか、シュッとしたおとこまえの野郎か?」
「ゴージュか? アレはアスカって女剣士の恋人だよ。じきに旦那になるらしいが」
「ふむ。でもあとはガキンチョしかおらんかったはずやけど……」
「ヒロヤはガキンチョじゃねぇぞ?」
「!」
口元に持っていったティーカップを寸前で止めて、そのまま固まるシモーネ。
「ヒロヤって──『神速』のヒロヤか?」
「あぁ。イイ男だぜ?」
「お前……確かにかなりの使い手らしいけど……九歳の少年とちゃうかったか?」
何も知らないやつの反応だ。
「そんな少年にメロメロんなっちまってるんだよ。アタイも他の連中もさ」
「まさか……『輝く絆』ってのは、ヒロヤのハーレムクランとちゃうよな?」
「は? ちげぇよ」
応接コーナー備え付けのキャビネットから、ウイスキーとグラスを取り出してテーブルに置く。
「取り敢えず、酒でも飲んでアタイの話を聞け」
アタイは怪訝そうな顔をするシモーネに、如何にヒロヤがイイ男かって事をじっくりと説明してやった。
◆
「……なるほどな。まぁ、その女らがヒロヤに惚れる理由はわかったわ。そんな助けられ方したら惚れてまうわな。ただリズ──」
何杯目かのグラスを飲み干すシモーネ。
「──アンタは色欲だけやん」
「違うぞ!」
◆
「まぁええわ。そんな話しにきたんとちゃうねん」
「わかってるよ。──新ダンジョンだね?」
シモーネに誤解されたままってのが気に入らないけど、アタイも早くヒロヤのところに行きたいので話を進めなきゃな。
「第三階層のかかりまでは行けた」
「……で、どうやった?」
「第一階層はそこそこ広かったな。第二階層はその倍ってところだな」
シモーネが空のグラスを差し出したので、ウイスキーを注いでやる。
「一つの階層の規模で言うと、ウェルニア大迷宮の方が大きいらしい。が……」
「が……?」
グラスに口をつけたシモーネが強い視線を向ける。
「多分、階層数が多い。あそこからラツィア山脈地下まで伸びてると考えると……な」
「いいなぁ。期待通りやで」
ニヤッと笑うシモーネ。良い顔だ。未知なるものに対して好奇心剥き出しの笑顔。
「盗賊はもちろんの事、運搬者も必須だ。って、アンタのクランは人数多いから問題ないか」
「あぁ。新ダンジョンについて賢者ミリア様から聞いたその日に、ムンドに残ったクランメンバーを呼び寄せる文を送ってんねん。──あと一週間もすればウチに所属してるメンバー全員がここに到着する。もちろん運搬者も居るから大丈夫や」
「何人だい?」
「ウチのクランメンバーは運搬者(ポーター)三人含めて、総勢25人。全員合流したら三組に分けてアタックするつもりや」
楽しそうに話すシモーネ。……ほんとに夢なんだな。
「それと……あんたに謝らなあかんってのもあって、今夜は訪ねてきたんや」
「?」
「S級ダンジョン。ウチらが攻略したる! みたいに啖呵切っといて……ほんまスマン……」
シモーネが両膝に手をついて頭を下げる。
「気にする事ないよ。もともとアタイらの任務だ。新ダンジョンで経験積んで、強くなって、確実にアズラデリウスを斃すからさ」
「アズラデリウス。確か魔王の側近やったエンシェントデーモンやったか……」
「あぁ。だからしばらくはアンタらと一緒で、新ダンジョンに注力するつもり」
「よっしゃ! お互い頑張ろな!」
かなり酔ったのか、シモーネが赤い顔をして右手を差し出す。
「頑張ろう。アタイらもアンタらに負けないからな」
アタイもその手を握り返す。
「……遅くまでスマンかったな。そろそろ帰るわ」
「大丈夫か? 送らせようか?」
「ええ感じに酔うたけどちゃんと帰れるわ」
シモーネは立ち上がって、掛けたコートを手にした。
「で、これからヤるんか?」
「ヤるって?」
「お○こするんか? って事や」
聞き慣れない隠語に、途端に顔が熱くなる。
「あ……あぁ! おめ○するぞ」
「そか。程々にな」
ニッと笑ったシモーネは、手を挙げて玄関ロビーへと姿を消した。
■□■□■□■□
(やっぱりえぇ女やなリズは)
さっぱりした性格。クランのリーダーを務める胆力。そしてあの色気。
リズのあの格好にムラッときてしまい、ちょっとヤバかった。
これ以上酔うとリズに襲い掛かってしまいそうなのもあって、なんとか話を切り上げて屋敷を後にした。
細かな雪が降っているが、アルコールと軽い色欲で火照った身体にはちょうど良い。
(明日から一週間は訓練と準備や。けど……)
今夜のこの身体の火照りはどうやって鎮めようか。
(久しぶりにヘレーネかフリーダに……)
サブリーダー二人の肉感的な肢体を思い浮かべた時、後ろから口元を布で覆われた。
「ふぐっ! んがっ!」
振り解こうにも、何人かに力強く抑え込まれ身動きが取れない。
鼻孔に甘い香りが拡がり……ウチの意識は薄れていった……
新ダンジョンが解放された時のチーム分けを考えなきゃいけない。とはいえ……
(今夜はカズミ達と約束してんだよな)
アタイ、カズミ、マルティナ、ドロシー、アルダ、レナでヒロヤに抱かれようって。
(ギーゼ達四人に誰を加えるか……なんだよな)
理想はゴージュなんだ。なんやかんやで他のメンバーをよく見て動けるやつだ。意外にリーダーとしての資質があるのかもしれない。
そうなると、アスカもつけてやりたい。が、アスカの戦力は深階層でこそ必要なのだ。二人を別チームにするのは酷だろうか?
(本人達に聞いてみないとな……)
後は『運搬者』の問題だ。恐らくは新ダンジョン発見が発表されてから、それが各地に伝わるのが5日~1週間。ラツィア村に新ダンジョン目当ての冒険者や『運搬者』が集まるのは、早くても10日~2週間といったところか。
アタイらのクランメンバーとして迎え入れるに値する『運搬者』がいれば良いが、とにかく雇わないといけない。
(それまではウルフメイド達に頑張ってもらわないとだね)
低階層組と深階層組の二人必要なので、しばらくはハンナさんと一緒に留守を預かるウルフメイドが一人になってしまうのが心配なのだが。
(そこら辺も含めて、明日の夜にでもみんなで相談すっか)
椅子の上で大きく伸びをする。既に着替えは済ませてある。白を基調にした紫レースの上下に薄紫のナイトビスチェ。
(今夜も浩哉の力を使って抱いて貰えるんだよね♡)
六人相手だから、そりゃヒロヤじゃキツいだろう。
なら、やっと使える『淫紋シール』。期待に胸を膨らませながらアタイは自分の部屋を出て『大寝室』へと向かった。
「リズ様、お客様がいらっしゃってますの」
ちょうど大寝室に向かう途中のオープンスペースで、階下から上がってきたノーちゃんに声を掛けられた。
「こんな時間に? アタイにかい?」
「クラン『薔薇の果実』のシモーネさんって言ってたの」
もう……今からヒロヤに抱いてもらうって時に……
「ノーちゃん、カズミに『客が来たから遅れる』って言っといてくれるかな」
「わかったの」
アスカとゴージュ、ロッタとノリスはとっくに三階の寝室に上がってるし、ギーゼとカリナは自宅に帰った。エルダとメルダも帰って、朝から鉱石の精製すると言ってたので、一階にはウルフメイド達とハンナさんしかいない。
アタイは着替えるのも面倒なので、そのままの格好で階段を降りていった。
◆
「……なんちゅう格好や……」
食堂の隅にある応接コーナーのソファーに座るシモーネが、アタイのナイトウェア姿を見て呆れた表情を浮かべる。
「これから良いところだってのに、こんな時間にくるアンタが悪いんだよ」
「確かに。そりゃすまんかったわ」
流石にプレートメール姿ではなく、白のブラウスに革ベスト、革コルセット、革のボトムスといったラフな格好のシモーネ。いつもは後ろで束ねている赤い長髪を解いているので、女っぷりが上がっている。
「ほほぉ……アンタも見れる格好できんじゃん」
「ぬかせ」
もともと整った顔立ちなんだから、普段からもっと女っぽい格好すりゃいいんだよなコイツも。
「良いところって、あんた……えぇ男おるんか?」
「まぁな」
そんなに驚くこともないだろう。
「クランメンバーで?」
「なんか問題あるかい?」
「……ウチには理解できんわ」
そりゃ女だらけのクランのリーダーやってるようなやつだ。男嫌いでも拗らせてるのかね。
「で、誰なん? あんたンところのクランって男三人だけやろ? ──あれか、シュッとしたおとこまえの野郎か?」
「ゴージュか? アレはアスカって女剣士の恋人だよ。じきに旦那になるらしいが」
「ふむ。でもあとはガキンチョしかおらんかったはずやけど……」
「ヒロヤはガキンチョじゃねぇぞ?」
「!」
口元に持っていったティーカップを寸前で止めて、そのまま固まるシモーネ。
「ヒロヤって──『神速』のヒロヤか?」
「あぁ。イイ男だぜ?」
「お前……確かにかなりの使い手らしいけど……九歳の少年とちゃうかったか?」
何も知らないやつの反応だ。
「そんな少年にメロメロんなっちまってるんだよ。アタイも他の連中もさ」
「まさか……『輝く絆』ってのは、ヒロヤのハーレムクランとちゃうよな?」
「は? ちげぇよ」
応接コーナー備え付けのキャビネットから、ウイスキーとグラスを取り出してテーブルに置く。
「取り敢えず、酒でも飲んでアタイの話を聞け」
アタイは怪訝そうな顔をするシモーネに、如何にヒロヤがイイ男かって事をじっくりと説明してやった。
◆
「……なるほどな。まぁ、その女らがヒロヤに惚れる理由はわかったわ。そんな助けられ方したら惚れてまうわな。ただリズ──」
何杯目かのグラスを飲み干すシモーネ。
「──アンタは色欲だけやん」
「違うぞ!」
◆
「まぁええわ。そんな話しにきたんとちゃうねん」
「わかってるよ。──新ダンジョンだね?」
シモーネに誤解されたままってのが気に入らないけど、アタイも早くヒロヤのところに行きたいので話を進めなきゃな。
「第三階層のかかりまでは行けた」
「……で、どうやった?」
「第一階層はそこそこ広かったな。第二階層はその倍ってところだな」
シモーネが空のグラスを差し出したので、ウイスキーを注いでやる。
「一つの階層の規模で言うと、ウェルニア大迷宮の方が大きいらしい。が……」
「が……?」
グラスに口をつけたシモーネが強い視線を向ける。
「多分、階層数が多い。あそこからラツィア山脈地下まで伸びてると考えると……な」
「いいなぁ。期待通りやで」
ニヤッと笑うシモーネ。良い顔だ。未知なるものに対して好奇心剥き出しの笑顔。
「盗賊はもちろんの事、運搬者も必須だ。って、アンタのクランは人数多いから問題ないか」
「あぁ。新ダンジョンについて賢者ミリア様から聞いたその日に、ムンドに残ったクランメンバーを呼び寄せる文を送ってんねん。──あと一週間もすればウチに所属してるメンバー全員がここに到着する。もちろん運搬者も居るから大丈夫や」
「何人だい?」
「ウチのクランメンバーは運搬者(ポーター)三人含めて、総勢25人。全員合流したら三組に分けてアタックするつもりや」
楽しそうに話すシモーネ。……ほんとに夢なんだな。
「それと……あんたに謝らなあかんってのもあって、今夜は訪ねてきたんや」
「?」
「S級ダンジョン。ウチらが攻略したる! みたいに啖呵切っといて……ほんまスマン……」
シモーネが両膝に手をついて頭を下げる。
「気にする事ないよ。もともとアタイらの任務だ。新ダンジョンで経験積んで、強くなって、確実にアズラデリウスを斃すからさ」
「アズラデリウス。確か魔王の側近やったエンシェントデーモンやったか……」
「あぁ。だからしばらくはアンタらと一緒で、新ダンジョンに注力するつもり」
「よっしゃ! お互い頑張ろな!」
かなり酔ったのか、シモーネが赤い顔をして右手を差し出す。
「頑張ろう。アタイらもアンタらに負けないからな」
アタイもその手を握り返す。
「……遅くまでスマンかったな。そろそろ帰るわ」
「大丈夫か? 送らせようか?」
「ええ感じに酔うたけどちゃんと帰れるわ」
シモーネは立ち上がって、掛けたコートを手にした。
「で、これからヤるんか?」
「ヤるって?」
「お○こするんか? って事や」
聞き慣れない隠語に、途端に顔が熱くなる。
「あ……あぁ! おめ○するぞ」
「そか。程々にな」
ニッと笑ったシモーネは、手を挙げて玄関ロビーへと姿を消した。
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(やっぱりえぇ女やなリズは)
さっぱりした性格。クランのリーダーを務める胆力。そしてあの色気。
リズのあの格好にムラッときてしまい、ちょっとヤバかった。
これ以上酔うとリズに襲い掛かってしまいそうなのもあって、なんとか話を切り上げて屋敷を後にした。
細かな雪が降っているが、アルコールと軽い色欲で火照った身体にはちょうど良い。
(明日から一週間は訓練と準備や。けど……)
今夜のこの身体の火照りはどうやって鎮めようか。
(久しぶりにヘレーネかフリーダに……)
サブリーダー二人の肉感的な肢体を思い浮かべた時、後ろから口元を布で覆われた。
「ふぐっ! んがっ!」
振り解こうにも、何人かに力強く抑え込まれ身動きが取れない。
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