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第3章 宮星兄弟からの相談
あやかしと黒田屋やってます!3ー11~ヴァンパイア姉弟との対決③【りゅうサイド編1】~
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一方その頃、りゅう、みなと、颯汰の方はというと、颯汰がりゅうのところへ小声で質問をしに行っていた。
「ねぇねぇ、りゅうくん。君、みなとちゃんを助けに来たんだよね?助けたいんだよね?」
「はぁ!?急になんだよお前!当たり前だろ!?」
その言葉を聞いた、颯汰はニコッと笑った。
「じゃあ、そこで少し待ってて、静かにね。」
颯汰はそう言うと、みなとの方へと歩いていった。
〈あいつ、みなとに何するつもりだ?だけど、静かにって言われたし…。俺が声を出して、姉の方に気付かれても困る…。ここは、黙っておくしかないのか…?〉
みなとがくくりつけられている椅子の前に着くと、颯汰はみなとにも小声で質問をした。
「ねぇ、みなとちゃん。ここから出たい?」
そう、颯汰が聞くと、みなとは頷き、こう答えた。
「うん…。ここから出たい…。お兄ちゃんやさくらに会いたいよ…。う、うぅ…。」
「そうだよね。ごめんね。こんなところに連れてきちゃって…。今ほどいてあげるから、静かにね?」
颯汰はそう言うとみなとの体に巻き付いている、縄をほどき、椅子から下ろすとこう行った。
「みなとちゃん。りゅうくんのところへ行って、一緒にこの屋敷を出て、山の麓まで下るんだ。出来るね?」
「うん!」
みなとは、元気に返事をすると、走ってりゅうのもとへ向かって行った。
「ねぇねぇ、りゅうくん。君、みなとちゃんを助けに来たんだよね?助けたいんだよね?」
「はぁ!?急になんだよお前!当たり前だろ!?」
その言葉を聞いた、颯汰はニコッと笑った。
「じゃあ、そこで少し待ってて、静かにね。」
颯汰はそう言うと、みなとの方へと歩いていった。
〈あいつ、みなとに何するつもりだ?だけど、静かにって言われたし…。俺が声を出して、姉の方に気付かれても困る…。ここは、黙っておくしかないのか…?〉
みなとがくくりつけられている椅子の前に着くと、颯汰はみなとにも小声で質問をした。
「ねぇ、みなとちゃん。ここから出たい?」
そう、颯汰が聞くと、みなとは頷き、こう答えた。
「うん…。ここから出たい…。お兄ちゃんやさくらに会いたいよ…。う、うぅ…。」
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