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第3章 宮星兄弟からの相談

あやかしと黒田屋やってます!3ー1~宮星兄妹からの相談編①~

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店に飛び込んで来たのは、商店街の中にある店の兄妹だった。
「りゅうお兄ちゃん!うわぁ~ん!!」
「ちょ、どうした!?りくととさくら!ん?みなとはどうした?いつも一緒だろ?」
「うぅ…。みなとお姉ちゃ~ん!」
「ちょ!さくら、大丈夫か!?」
「さくら、落ち着け…。りゅう兄ちゃんのところに来ただろ?俺もいるから大丈夫だ…。きっと、みなとも大丈夫だから…。」
さくらにこう言いながらも、りくとは不安な顔をしていた。
「りゅうよ。この2人は誰なんじゃ?」
「あぁ、古蛇は、知らなかったな…。この2人は事故で両親を亡くしていて、今はこの商店街に住んでいる、2人の親戚のところにいるんだ。で、この2人の間にもう1人みなとって言う子がいるんだ。あ、で、名前だな。この子達の名字は宮星《みやぼし》。年齢は、りくとが中2〈14歳〉みなとが小6〈12歳〉さくらが小1〈7歳〉だ。今日は、みなとに何かあったからうちに来たんだろうな。」
「そうか。ならば、早く話を聞いてやろう。」
「おう。りくと。今日、みなとに何があったかのか、ゆっくりでもいいから話してくれ。」
「分かった…。」
りくとは、そう言うとゆっくりと話を始めた。
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