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短編 彩音ちゃんと僕のやばい関係3 ★

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「だから酒饅頭、知らない?」
「お酒のお饅頭ですか?」
「違う違う、麹を使ったお饅頭だよ。風味があって美味しいんだ」
「たしかにそれはそそられますねぇ」

 久しぶりにフィアットを走らせるのでどうしても運転に集中してしまうのだがさっきっからなんとなく彩音ちゃんと話すと話が続いてしまう。
 ここ数年は主に駐車場にエンジンをかけに行くだけで大した遠出もしていなかったので運転自体が錆びついてる。
 今日が雨じゃなくて良かった。
 そんな事も考えながら彩音ちゃんと話を続けていたら気付けば江ノ島に到着してしまっていた。

 ……何をやってんだ僕は。

 ぼーっと諦念の思いで海を見ていると彩音ちゃんの髪が海風に吹き上げられて逆巻く。
 ぐちゃぐちゃになったと騒ぐが、それがやけに神秘的で一瞬見とれてしまった。
 カップルだらけの江ノ島でデートをしたいわけでもなく結局車に戻り、引き返す途中のファミレスによって昼を済ます。
 何でも好きな物頼んでいいよ、と一応年上の余裕で言ったのだが、嬉しそうに笑ったくせに一品だけ注文してもういっぱいだという。
 変によく躾けられたこのお嬢さんが僕の腕の中でさっき身体を震わせながらいってしまったのだと思うと、ブルリと痺れが身体を走った。

 家に帰り着くなり抜いた。
 いや、彩音ちゃんでというわけではなくちょっとマズいと思ったのだ。
 本来絶対に自分が他所のお嬢さんに手を出すなんて考えられないのだが、今回に限りやたらイレギュラーが多い。
 せめて後少しネタをもらうまでは何としても逃したくない訳だがこのままだと変な誤解を招く行為になってしまう事もあり得る。
 さっさと済ませて見れば何も変わらない。二次元はいつも通り僕の期待を裏切らなかった。


   --- ・ ---


「この山口鬼紋って……?」

 部屋に入れてちょっと目を離した隙に彩音ちゃんは事もあろうに僕の原稿に飛びついた。

「うわわわわ、な、何ですかこの恥ずかしい物は!」

 今朝の彼女を元に書き始めていた一編はひどい言われようだった。
 つい意地になって自分の身体の反応を説明してしまった僕は、結局またも自分のプライドと引き換えに自分が二次元限定である事を彩音ちゃんに再認識させる羽目になる。
 しかしこれも考え物だ。そのせいでどうやら彼女は僕への警戒心をスッパリ完全に吹っ切ってしまったらしい。
 彩音ちゃんは僕の18禁コレクションを片手にとんでもない質問を繰り返す。
 それを適当にかわしながら手渡した緊縛物にはあまり興味が無いらしく、代わりに色々僕に質問を始めた。

「山口さん、縛るのって面白いんですかね」

 だからなぜ僕に振る!
 頼むからそんな純粋な目で見つめながらそんな質問をしないでくれ。
 何とか大人の対応をしながらも、結局自分の欲望を言葉で説明させられる。
 ……一体どんな羞恥プレーだこれは。
 しかも説明している間中さっき手錠に繋がれていた彩音ちゃんの表情がフラッシュバックしてくる。
 マ、マズイ、早く頭を仕事に切り替えねば。
 そんな僕を追い詰めるように彩音ちゃんが突っ込んだ質問をしてきた。

「山口さんはじゃあ二次元じゃない女の子の不安そうな顔にはそういう物を感じないって事なの?」
「……さっきの彩音ちゃんの顔はちょっとそそられたかな」

 ついに本音がポロリとこぼれた。

「へ?」
「いや、多分漫画で読んだ状況を再現したからそう感じたのかな」

 これは多分正しいはずだ。
 そうでなければ今まで女性全般に反応した事のない僕の身体が反応した理由が思いつかない。

「ああ。言われてみれば私も漫画の影響で山口さんが近づいて来るのにドキドキした気が」

 やはりそうなのか?
 お互い、二次元と混じっていればある程度いけるのかもしれない。

「……じゃあ次はちょっとこれ読んでみて」

 そう言って漫画を手に取りながら彩音ちゃんのすぐ横に座り今の状況にピッタリの漫画を手渡す。
 彩音ちゃんが読み進めるのに合わせてそっと彼女の太腿をすり上げながらスカートをたくし上げれば真っ白な下着が彩音ちゃんのぷくりと膨らんだ尻を隠しているのが見えた。
 彩音ちゃんが嫌がっていないのを確認してからゆっくりと盛り上がった二つの丘のその間を撫で降ろしていく。
 じっとりと湿り気を帯びた部分に僕の指が触れた途端、彩音ちゃんがビクリと身体を震わせた。
 嫌だったのだろうか、そう躊躇したのだが彼女はそのまま動こうとしない。僕はそれを勝手にいい様に解釈して行為を続ける事にした。
 僕が下着の上から指を滑らせても彩音ちゃんは漫画を手放さず、真っ赤になりながら僕にされるままになっている。
 その反応はどこか幼くそれでいて変に色っぽくて、煽られない様に心を落ち着かせるだけで精いっぱいだった。
 ゆっくりと下着の内側に指を忍び込ませればネットリと愛液が僕の指に絡んでくる。
 少し触れただけでクチュリと少し粘質の水音が走った。
 その音に彩音ちゃんが小さく息を呑むのが聞こえる。
 僕の指を濡らす彩音ちゃんのトロリとした愛液の感触と触る度に震える彼女の反応が僕の中に欲情の炎を灯した。

 彼女をもっと感じさせたい。
 恥じらう彼女を喘がせてみたい。

 いつの間にかそんな思いが頭いっぱいに広がっていた。
 ゆっくりと入り口を上下に撫でるだけで彩音ちゃんのそこは湿度を増す。
 いっそ壊してしまいたいほど繊細な作りを傷つけない様に慎重に撫でながら開いていくと、プックリと膨れ上がってきたクリトリスに指が触れた。
 途端彩音ちゃんが抑えきれず密やかな喘ぎを零す。
 ああ、今までここで自慰してたのか。
 暫くそこをもてあそんでやると徐々に彼女の息遣いが早くなる。
 そろそろ良いだろうかと膣の入り口にゆっくりと中指を沈めてみる。
 彩音ちゃんの中は狭い上にギュンっと締め付けられてつい指を止めてしまった。
 痛かったのか、とちょっと心配になって彩音ちゃんの顔を覗き込めば、枕に顔を押し付けて耳からうなじまでピンクに染めて声を殺していた。

 腰に……ガツンときた。
 それまでの淡い欲情とは全く違う、今すぐ奪いつくしたいという直接的な欲求が下半身を支配する。
 マズい。とうとうしっかりと勃起しちまった。
 頭では何とかこの場を収めようと考えているはずなのに、下半身が今すぐここに自分の物を押し付けてこの狭い肉壁の間を無理やりこじ開けたいとせっつく。
 ……いい大人なんだからこんな所で流されてたまるか。
 年上の矜持で無理やり自分の欲望を押さえつける。
 とにかく早く達してもらわないと非常にマズい。
 ひり付く下半身を無視して無心を保って一気に指の動きを速めて彼女を頂点まで最短距離で追い詰めた。
 絶頂に至った彼女の膣が僕の指を痛いほど何度も締め上げる。
 快感に細かく身体を震わせ枕を抱きしめている彼女を見ていると心の奥底から欲望以外の別の感情が湧き上がってくる。
 この気持ちは何なんだろう。
 確かめたくて。
 酷いとは思いつつ彼女をひっくり返して顔を覗き込んだ。
 目を強く瞑って真っ赤になりつつも唇がやけに蕩けている。
 イヤイヤと言うように僕の腕の下で顔を振るその素振りだけで滅茶苦茶に抱きしめてしまいたくなる。

 これは……いとしいのだろうか?

 少しでも彼女の心情が知りたくて、平常を装いながら質問を繰り返した。
 自分の今された行為を言葉にするのを恥ずかしがる彼女を見ていると身体の奥から変な独占欲が広がってくる。

 自分の事で彼女の頭を一杯にしてみたい。
 彼女を自分の腕の中で転がしたい。
 彼女をもっと味わいたい。
 彼女を見て小説を書き続けたせいだろうか?
 彼女の恥ずかしがる言葉を簡単に選ぶことが出来る。

「あれで中に入ってたのが僕のだったら……」
「え!?」
「奥まで突き上げて拡げまくってもっともっと揺らして擦り上げて」
「!!!」
「声なんて我慢出来なくして、抱き崩して腰掴んで何処にも逃げられなくして」

 隠していたはずの欲望がズルズルと引き出された。
 頭の中を渦巻いている情景は言葉にしたものとは比べ物にならないくらい生々しい。
 それを彼女に知られないのがせめてもの慰めだ。
 頭の中に留まっているうちはいいが、これ以上は絶対にマズい。
 にも拘わらず。

「……山口さん、私で欲情したの?」
「……ポリシーに反するがした」

 彩音ちゃんの真っすぐな質問に本音が隠せなくなっていた。

「彩音ちゃんを抱き締めてみたい」
「それはネタとして? それとも……」
「……純粋に僕の欲望みたいだ」

 彩音ちゃんとの会話は……ジェットコースターの様だ。
 期待と不安がひっきりなしに襲ってくる。
 彼女は変に冷めた事を言うかと思えばポロっと期待させるような言葉をこぼす。
 僕の内心は既にかなりグズグズなのだが、それを知ったらこの子は間違いなく逃げ出す気がする。
 何とか自制心をかき集めて会話を続けていた僕は一体全体なぜどこでお付き合いを始める事になったのか全く分からない。

「お付き合いの中に恋愛感情を要求されるんでしたら無理ですよ」
「……それは今の所お互い様だな。僕も彩音ちゃんを好きかと言われればニュートラル? としか言えない」

 彼女の結構ひどい言葉に、これは僕の精いっぱいの強がりだった。
 素直に僕と向き合おうとしてくれている彼女に真摯でありたいとは思うのだが、だからと言ってこんなグズグズな胸の内を明かすのは絶対にごめんだ。
 しかもどうやら彼女の中で僕はかなりジジイ設定になっている。まあ、会社でも年齢以上に見られることはざらだが、彼女の設定は格段に上だ。

「なんで二次元だったの?」

 お付き合いが決まって一つ気になっていた話をする。
 ああ、そうか。
 なぜ彼女と最初から波長が合っていたのか合点がいった。
 彼女にも恐怖症の気があったらしい。
 僕は結構早くに自分の症状を理解していたので対処も出来たが、どうも彼女にはそれを恐怖症として自覚する機会が無かったようだ。僕たちの出会いは本当にラッキーだったとしか言いようがない。
 そう思えば心の中に不思議な感謝とピュアな情愛、そして激しい独占欲が溢れかえった。
 この娘をしまい込んで他の誰にも見せたくない。
 そんな思いを何とか言い換えて、抱きしめたいのだと伝えれば、彼女も僕を抱きしめたいと言ってくれる。

 こんなに幸せな気持ちになったのはいつ以来だろう?

 腕の中に彼女を囲い込む。
 髪が顔に触れるとブワリと性欲が沸き立った。
 すぐに自分の欲望が恥ずかしくなる。
 こんな気持ちになったのも初めてだった。
 抱きしめると。
 ふわりと彼女の匂いがした。
 嫌悪ではなく欲情が溢れた。
 彼女の柔らかい胸が自分の胸に押し付けられて背中を引き寄せた僕の腕の下でその柔らかい身体がしなる様に吸い付いてくる。
 想像していた以上のその破壊力に下半身が痛いほど立ち上がってしまい仕方なく腰を引く。
 自分の心臓の音が耳の中に響いてくる。
 馬鹿みたいに興奮してしまっているのが隠せない。
 お互いの為にもなるべく顔が見えない体勢で抱き合ったがもうそれでいっぱいっぱいだった。

 なのに。

 このむすめ、何を思ったのか唐突に僕の襟元を舐め上げて来た。
 彩音ちゃんの生暖かい舌の感触に一瞬でグラリと頭が煮えた。

「あ、彩音ちゃん? 何考えてるの?」

 自分の声が震えてるのが分かって情けない。

「あ、いいえ、何も。ほんとついちょっと美味しそうとか思っちゃって」

 気まずそうにそう答えた彩音ちゃんにガックリとくる。
 本当に彼女は何も考えていなかった。
 突然嗜虐心が湧き上がる。
 このポケッとした#娘__むすめ__に自分の今行った行為の結果を突き付けてやりたい。

「……舐めてもいいけどその後は保証できないよ」
「え?」
「それ相応のお返しをされると思って欲しい」
「山口さん、ちょっと落ち着きましょう。私達今お付き合いが始まったばかりで……」
「……始まる前に彩音ちゃんのイキ顔なら二回見たけどな」
「う。それとこれとは別、って言う前に、私だけ山口さんのイキ顔見てないのズルくありませんか?」

 ……どこをどうしたらそう言う発想に行きつくんだこのは。

「……彩音ちゃん、人の顔を近くで見るのが怖いんだろ? 僕のイク時の歪んだ顔を見て怖くない自信あるの?」
「で、でもなんかこのままではズルい気が。そうだ、今度は山口さんが漫画見ながら自分でしてくださいよ、私横に居ますから」
「それ一体誰得? って彩音ちゃんは僕がいかせてあげただろう。今度は彩音ちゃんが僕をいかせてくれるのかい?」

 余りにも無体な彼女の言い様にとうとう我慢が切れて彼女を引き寄せ自分の硬く立ち上がってしまっていた物を服越しに彼女の柔らかい腹部に押し当てた。

「……これトラウマになるか?」
「これ……もしかしなくても……山口さんの……?」
「……ああ」

 やっちまったか、と思わない訳でもなかったが、それ以上に彼女の体温と緩い圧迫感に腰が蕩けそうで欲望が僕の頭を支配する。
 ここまで来たら早いところこの状況から逃げ出して自分で処理してきたい。正直それが一番ありがたい。
 さてどうやって逃げ出そうか、と算段を付け始めたその時。
 突然彼女の少し熱を持った華奢な手が僕の物を優しく包み込んだ。

「んっ!」

 真面目にそのままやらかしちまうかと思った。
 自分で処理する事を考えていた所への突然の刺激に声が漏れて身体が素直に反応してそのまま腰がズクンと疼く。
 歯を食いしばって何とか耐えた僕を能天気な彼女が更に追い詰める。
 彼女は今の僕の反応がよっぽど気に入った様で、躊躇いもなくそれを握りしめて来た。

 こ、この、爆走娘! 何をする気だ!

 マズい。このままではネタ元にするどころかこっちが話のタネにされてしまう。
 しかし逃げだそうにも正に急所をしっかり掴まれててどうにもならない。
 その間も顔は紅潮してくるわ額に汗が浮かんでくるわ。目尻に気のせいではなく涙が滲んでくる。
 ……何があっても今の顔を見られるのだけは勘弁だ。
 彩音ちゃんの頭を抱え込んでその上から顎で押さえつける。
 そんな僕の事などお構いなしに、彼女は着実にその魔手を先に進める。
 まさか、っと思う間もなく勝手に僕のスラックスの前を緩めて今度は下着の上から握りしめてくる。

 待て待て待て!
 どうやったらここまで一人で暴走していっちまえるんだこの娘は。
 頭の中の混乱を快感が押しのけて勝手に声が漏れた。

「あぁっ」

 うわ、なんて声が出てるんだ。
 慌てて彼女の腰を抱いていた腕を引き上げて自分の口をふさぐ。
 彩音ちゃんの細い指が先走りを擦り付ける様に亀頭の先を撫で始めると頭の後ろを焼けつくような快感がビリビリと走り始める。
 どうあがいても僕は逃げられないらしい。
 もう身体が勝手に反応するのを抑えられない。

「そ、それじゃ駄目だっ、彩音ちゃん、ちょっと手を貸して」

 上ずってる自分の声が情けなくて涙が零れそうだ。

 彩音ちゃんの手が繰り出す地獄の様に甘やかな、それでいて絶対的に物足りない刺激の連続に下半身が余りに感じすぎて全身に冷や汗が滲んでどうにもならなくなっていた。
 彼女の手ごと自分の手で押さえつけて握り上げ一気に陰茎をしごき始めると、あっという間に快感が加速して射精感が後ろから突き上げて来た。

 マズい、どこにだしゃいいんだ?

 ものはまだ半分下着の中だが、亀頭は外に出ている。このままいってしまったらそこら中に飛び散ってしまう。焦る気持ちとは裏腹に身体の反応が抑えられないところまで来てしまった。

「うっ、もう駄目だ。出る」

 達する時の抑えきれない絶頂感に震えながら彼女の手を引き上げてそこに押し付ける様にして射精した。
 すまないとは思ったが彼女の身体にかけてしまうよりはましだろう。
 生まれて初めて射精の快感が脳幹を焼き切るかと思った。
 射精後の虚脱感が脳を占有して他の事がまだ考えられない。
 やっと事後の波が少し引いて薄っすらと目を開けば。
 そこには真っ赤になりながらも目をランランと輝かせて僕を見下ろす彩音ちゃんの顔があった。

「!」

 おい、近距離は駄目だったんじゃなかったのか!
 突っ込んでやりたくてもまだ言葉も出てこない。

「こ、これでおあいこだな。充分楽しめたか?」
「ごちです」
「……良ければどいてくれ。ちょっと後始末してくる」

 何とか、いや、何としてでもここで走って逃げだすのだけは我慢して絞り出した言葉だったのだが。
 ふと目をやると……彩音ちゃんは僕の精液で汚れた自分の手を鼻に近づけて匂いを嗅いでやがった!

 一瞬で脳が沸騰した。

 何とか止めさせようと焦って手を伸ばしたのは確かに僕だ。
 だけどそれでその白い液体が彼女の上気した顔を汚すとどうやったら想像できる?
 しかも糸引いて……

 ああ……。この年でも鼻血はでるんだな。
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