【完結】エブリン、君を愛してる
俺とエブリンの婚約は、昔から折り合いが悪い王都派と辺境派が良好な関係なのだと周囲に印象付け、婚姻する事でその印象付けをより決定的なものにする完全な政略だった。
だけど俺はひと目見た時からエブリンを愛してる、それは昔も今も変わらない。
幼い頃から仲睦まじく過ごしてきた俺たちだが、王都派の令息達からの侮蔑や蔑みの視線に日々心がすり減っていくのを感じた。
父からはこの婚約は政略だと何度も釘を刺され、次第にエブリンにも政略相手だと思われているように感じて心が憔悴していった。
王都派と辺境派のために仲良くしろと言われ、俺はエブリンを愛しているのに誰にも思いを分かってもらえない不安と苦しみから解放されたくて、他の女で気を紛らわせた。
その結果が何をもたらすかも考えずに……
※婚約者がいるのに他の女性に手を出す節操のない男が登場します。
※不快に思われる方は読むのを控えてください。
※ハッピーエンドではないので読む際、十分にお気をつけ下さい!
※救いのないお話になってます、ご注意ください。
だけど俺はひと目見た時からエブリンを愛してる、それは昔も今も変わらない。
幼い頃から仲睦まじく過ごしてきた俺たちだが、王都派の令息達からの侮蔑や蔑みの視線に日々心がすり減っていくのを感じた。
父からはこの婚約は政略だと何度も釘を刺され、次第にエブリンにも政略相手だと思われているように感じて心が憔悴していった。
王都派と辺境派のために仲良くしろと言われ、俺はエブリンを愛しているのに誰にも思いを分かってもらえない不安と苦しみから解放されたくて、他の女で気を紛らわせた。
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せち様。
番外編を更新する際は近況ボードでお知らせ致しますので、ぜひ楽しみにしていて下さい(*´ー`*)
koron様、感想ありがとうございます。
この先エブリンにはエブリンにしかない幸せを掴んでくれると私は思っています(。-_-。)
対するスティーブンですが。彼はどこまでも自分中心なままでした( ;∀;)
きっと心の中で“自分も被害者”という意識が強くあるんだと思います……
そしてスティーブン父に関しては『エブリンは政略相手だから大事にしろ』この言葉で息子は全てを理解してくれると思ったんでしょうね((((;゚Д゚)))))))
息子の苦しみやこの後起こる事を想像出来なかったのは父侯爵自身なので、親として罪深いですね。
この度はお読みいただき本当にありがとうございました(。-_-。)
sagadai様、感想ありがとうございます。
本当に仰る通りな男スティーブンでして( ;∀;)
彼の行動には『自業自得』以外の言葉はかけられません……(・・;)
ただ、もっとエブリンを信じてあげて欲しかった。
でもそれが出来なかった事が、彼自身の弱さであり今作の結末に結びついたのだとも思っています。
この度はお読みいただき本当にありがとうございました(。-_-。)
どら様、こちらにも感想ありがとうございます(๑>◡<๑)
ひゃー(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾そんな風に言っていただけるなんて、嬉しくて舞い上がりそうです(。-_-。)♪
この作品は、エブリンに救いが全くないので好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思うのですが、そんなに読んでいただけているなんて……(´;Д;`)
スティーブンも周りから色々言われて、視点を変えたら彼も可哀想ではあるのですが汗
それでもスティーブン自身が、超えてはいけない一線を超えてしまったので容赦ない結末を迎える事になりました。
エブリンにはこの先いい人と出会った時、今度こそ思っている事感じている事をきちんと話し合って後悔のない関係を作っていって欲しいなと思います!
kunoenokou様感想ありがとうございます。
このお話は屑な男がどこまでも身勝手な思いを貫く様を書いているので、ざまぁと思っていただけたのなら幸いです(・・;)!
最後の願いについては、スティーブンの願望そのものです。彼女にしてあげたかった事を、願いとして託しているんですが、何か……本当に自分勝手ですね( ; ; )
彼のこの先の人生は知ったこっちゃない!って感じですが、エブリンには幸せになってほしいと私も思っています!
この度はお読みいただきありがとうございましたm(__)m
エブリンがその後幸せになったのか気になるー✨
感想ありがとうございます。
エブリンには、私も幸せになってもらいたいです( ; ; )
初恋に心を壊されて、今はゆっくり休む時だと思うので、彼女の心が愛してくれる家族の元で少しでも癒えてくれればと思っています!
機会があれば番外編も書いてみたいなと思います★
この度はお読みいただきありがとうございました。
感想ありがとうございます。
もう少し内容を盛り込めば良かったと私も思います。( ; ; )
次回作はもっと楽しんでいただける作品を公開出来る様に頑張ります!
この度はお読みいただきありがとうございました。
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