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第24話 伯爵当主
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俺はアルトバルト城内の国王の応接室へ呼ばれ、そこにはアルトバルト国王デイドルドと妃后マリアリアが待機してきた。
初めは娘フィリナを助けてくれたことを感謝され、恩人だと煽てられた。
だがしかしその恩は思わぬ形で返してもらう事になった。
というのもアルトバルト王侯貴族に子爵として末席に加わった俺に、実の娘が俺と年齢が近いからという理由で、フィリナ王女殿下を妻に差し出すと言うんだ。
国王デイドルドも妃后マリアリアは娘を売るとんだ親だと思ったが、フィリナ王女殿下がその気だと言う。
こんなのは拒める訳もないし、寧ろ僥倖だと思ってしまっている俺も大概だと思う。
だが『第3王女』を娶る訳で、それには色々と問題が生じてくるのだという。
俺も一度フィリナ王女殿下を娶ると決めた。
決めた以上これから降り掛かる問題というのは俺が乗り越えるべきものである。
その問題は子爵に王女殿下が降嫁させるなどは前代未聞だということで、その決定に不満を持つ王侯貴族が現れるということ。
他にもフィリナ王女を娶る上での諸々の問題を先程の調子とは打って変わって真剣な眼差しで語られた。
そして、暫く国王デイドルドと妃后マリアリアと談笑をした後、『翼竜の翼』のメンバーが待つ待合室へと戻った。
先程よりかはパーティメンバーも回復していた。
国王と対峙した甲斐があってか、伯爵令嬢シーリアとはかなり普通に話せていた。
俺が戻ってきたのに気づいたシーリアが不服そうに俺を睨む。
「ソウタ! 結構長かったけど王女殿下と何してたのよ! 何してたのか吐きなさい!」
高慢で高圧的な態度に、俺は2週間も一緒にいたせいか慣れてしまった。
だが侍女のルミナはお盆でシーリアの頭を叩く。
「お嬢様~! 先程までは確かにソウタさんはお嬢様が雇った冒険者でしたよ~! けど今はソウタ様はこの国の子爵に授爵されたんですよ~! だから失礼の言葉は控えないと行けないですよ~!」
ルミナの話を聞いたシーリアはハッとした表情を浮かべた。
そしてシーリアは悔しそうに目元を潤々とさせている。
ルミナによると伯爵の方が子爵よりも地位が高いのだが、それは当主の家格である。
つまり、伯爵の令嬢よりも今は子爵の当主である俺の方が偉いということになるらしい。
俺は良い事を聞いたなと思った。
シーリアは悔しそうな表情を浮かべて
「そ、ソウタ殿。さ、先程は長くお暇しておられましたが、何かありましたのでしょうか?」
俺は無理に敬称を使おうとするシーリアが可笑しくて思わず笑ってしまう。
シーリアにも意地悪ばかりしているのも気が引ける。
「そうだな。さっきは国王デイドルド様と妃后マリアリア様に呼ばれて、色々と話したな。あんまり詳しくは話せないんだけどな……」
フィリナ王女殿下を娶る事は、まだ不用意に口に出さない様にとの緘口令が敷かれた。
だから掻い摘んで、国王様達に感謝された旨を伝えた。
「詳しくは話せないって何よ! そう言われると気になっちゃうじゃない! ソウタ、殿は意地悪ですね!」
途中シーリアはルミナにお盆で叩かれていた。
最後の最後までしつこく聞いてきたが、侍女ルミナがそれを制してくれた。
シーリアとの話が一段落するとケインが緩くなった紅茶を口に入れる。
「それで、ソウタ殿? というか今更変えるのも変だしソウタでいいか? ソウタはこれからどうしていくんだ?」
ケインは真剣な眼差しで俺に問う。『翼竜の翼』は今回の褒賞によってAランク冒険者と至った。
さらに俺に関しては王侯貴族入りを果たすことになった。
「ソウタは今後、王国から何処かしらの領地を与えられて、そこの管理とか諸々をしていく事になるんだろ?」
「まぁそういう事になるな。さっき国王様から話を聞いてきたが、まだ場所の選定は済んでいないそうだ。だが今後は領地を与えられたら管理していく事になるのかな」
俺がそういうとパーティメンバーの表情が暗く、沈んでいくのがわかった。
ケインは溜息を「はぁ……」と吐く。
「となると領地へ行く時には『翼竜の翼』を抜ける事になるってことか……」
ケインは懸念を吐き出すようにそう呟いた。
「まぁ……必然的にもそうなってしまうな。それなら魔物が沢山出てくる様な領地が有ればいいのにな……」
俺が冗談任せに言うとケインは笑う。
「そんな領地、誰が好んでいくんだよ! そんな領地があるとしたらアルトバルト王国も終わりかもな!」
俺としても『翼竜の翼』のメンバーとはこの異世界へと転移して来てから一番長く一緒に過ごしてきた。地龍の危機を乗り越える事が出来たし、一緒に冒険をし、一緒に飲み明かしたこともあった。
駄目元でも、どうせなら一緒に冒険者としても活動できる様な領地が貰えることを願う。
だが今すぐにという訳でもないので、辛気臭い話はするのはやめた。
そして、俺達は一応、まだ伯爵令嬢のシーリアを王都アルバのフィンブルド伯爵邸宅へと送るという任務が残っていたので、俺達は王城を出て、馬車でその邸宅へと移動することになった。
最後には態々、王女殿下であるフィリナが直々に俺達のお見送りをしてくれた。
去り際「早く迎えに来てくださいね」とコソッと耳元で呟いてくれたのには心臓が張り裂けるような高揚を感じた。
なるべく周りには気付かれないように、余所余所しくしていたが、侍女ルミナだけからは疑いの視線を感じたがそれも気のせいだろう。
王都のフィンブルド伯爵邸宅はフィンブルド領の屋敷程は大きくはないが、それでも立派な建物だった。
俺達『翼竜の翼』としては護衛任務は完了したのだが、俺が子爵に陞爵したのとまだ護衛依頼の報酬の手続きが完了していないという事で伯爵邸へとあげて貰えることになった。
俺だけではなく『翼竜の翼』のメンバーもフィンブルド伯爵邸の屋敷へと入ったが、国王様に面会したお陰で偉い人への免疫が付いたのか、前程の緊張感は兼ね備えていなかった。
俺はふとコイツらの事を意外と図太い奴らだなと思った。決して怯えて震えなくなったせいでつまらなくなったなとは思っていない。
屋敷には伯爵という家格に相応しい装飾品や魔物の剥製や絵画が飾られていた。
更には多くの侍女や従者と思しき人が屋敷内で働いているのを見かけた。
「やっぱり貴族になると色々と雇わないといけないのかな……」
俺もこれからは貴族となる身、フィンブルド伯爵邸を参考にして学ぼうとしていたところ、突如後ろから声が掛かる。
「やぁやぁ、そんなに私の屋敷に興味を持ってくれるなんて嬉しいねぇ! 君が今代の『龍殺しの英雄』龍殺しの英雄のソウタ殿だねぇ」
話しかけてきたのは上等な服に身を包んだが、装飾品によるギラギラ感はなく、紳士的で好印象で笑顔が似合う男だった。
「屋敷に興味を持ったのは正しいですけど、英雄だなんてのは買い被り過ぎですよ……」
だが俺の言葉で、男の笑顔が無くなる。
「君に一つ忠告をしといてあげよう。貴族社会においての先輩としてねぇ。君のように謙遜も過ぎれば嫌味になる。そして、従順過ぎれば、他の物に漬け込む隙を与える事になる。その結果、自分において大切な人を巻き込むことになる。貴族社会において大事なことは舐められないことだ。これは肝に銘じておくと良い」
突如、真顔で言われた事には驚いた。
だが、すぐ男は表情を戻して笑みを浮かべる。
この人は常に笑顔で振る舞っているが、俺は侮れない人と認定した。
「申し遅れたねぇ、ソウタ殿。私はフィンブルド伯爵当主のカールストン・フォン・フィンブルドだ。シーリアの父と言ったら今の君には分かりやすいかな?」
こうして俺はフィンブルド伯爵家当主、シーリアの実の父であるカールストン・フォン・フィンブルドと面会を果たした。
初めは娘フィリナを助けてくれたことを感謝され、恩人だと煽てられた。
だがしかしその恩は思わぬ形で返してもらう事になった。
というのもアルトバルト王侯貴族に子爵として末席に加わった俺に、実の娘が俺と年齢が近いからという理由で、フィリナ王女殿下を妻に差し出すと言うんだ。
国王デイドルドも妃后マリアリアは娘を売るとんだ親だと思ったが、フィリナ王女殿下がその気だと言う。
こんなのは拒める訳もないし、寧ろ僥倖だと思ってしまっている俺も大概だと思う。
だが『第3王女』を娶る訳で、それには色々と問題が生じてくるのだという。
俺も一度フィリナ王女殿下を娶ると決めた。
決めた以上これから降り掛かる問題というのは俺が乗り越えるべきものである。
その問題は子爵に王女殿下が降嫁させるなどは前代未聞だということで、その決定に不満を持つ王侯貴族が現れるということ。
他にもフィリナ王女を娶る上での諸々の問題を先程の調子とは打って変わって真剣な眼差しで語られた。
そして、暫く国王デイドルドと妃后マリアリアと談笑をした後、『翼竜の翼』のメンバーが待つ待合室へと戻った。
先程よりかはパーティメンバーも回復していた。
国王と対峙した甲斐があってか、伯爵令嬢シーリアとはかなり普通に話せていた。
俺が戻ってきたのに気づいたシーリアが不服そうに俺を睨む。
「ソウタ! 結構長かったけど王女殿下と何してたのよ! 何してたのか吐きなさい!」
高慢で高圧的な態度に、俺は2週間も一緒にいたせいか慣れてしまった。
だが侍女のルミナはお盆でシーリアの頭を叩く。
「お嬢様~! 先程までは確かにソウタさんはお嬢様が雇った冒険者でしたよ~! けど今はソウタ様はこの国の子爵に授爵されたんですよ~! だから失礼の言葉は控えないと行けないですよ~!」
ルミナの話を聞いたシーリアはハッとした表情を浮かべた。
そしてシーリアは悔しそうに目元を潤々とさせている。
ルミナによると伯爵の方が子爵よりも地位が高いのだが、それは当主の家格である。
つまり、伯爵の令嬢よりも今は子爵の当主である俺の方が偉いということになるらしい。
俺は良い事を聞いたなと思った。
シーリアは悔しそうな表情を浮かべて
「そ、ソウタ殿。さ、先程は長くお暇しておられましたが、何かありましたのでしょうか?」
俺は無理に敬称を使おうとするシーリアが可笑しくて思わず笑ってしまう。
シーリアにも意地悪ばかりしているのも気が引ける。
「そうだな。さっきは国王デイドルド様と妃后マリアリア様に呼ばれて、色々と話したな。あんまり詳しくは話せないんだけどな……」
フィリナ王女殿下を娶る事は、まだ不用意に口に出さない様にとの緘口令が敷かれた。
だから掻い摘んで、国王様達に感謝された旨を伝えた。
「詳しくは話せないって何よ! そう言われると気になっちゃうじゃない! ソウタ、殿は意地悪ですね!」
途中シーリアはルミナにお盆で叩かれていた。
最後の最後までしつこく聞いてきたが、侍女ルミナがそれを制してくれた。
シーリアとの話が一段落するとケインが緩くなった紅茶を口に入れる。
「それで、ソウタ殿? というか今更変えるのも変だしソウタでいいか? ソウタはこれからどうしていくんだ?」
ケインは真剣な眼差しで俺に問う。『翼竜の翼』は今回の褒賞によってAランク冒険者と至った。
さらに俺に関しては王侯貴族入りを果たすことになった。
「ソウタは今後、王国から何処かしらの領地を与えられて、そこの管理とか諸々をしていく事になるんだろ?」
「まぁそういう事になるな。さっき国王様から話を聞いてきたが、まだ場所の選定は済んでいないそうだ。だが今後は領地を与えられたら管理していく事になるのかな」
俺がそういうとパーティメンバーの表情が暗く、沈んでいくのがわかった。
ケインは溜息を「はぁ……」と吐く。
「となると領地へ行く時には『翼竜の翼』を抜ける事になるってことか……」
ケインは懸念を吐き出すようにそう呟いた。
「まぁ……必然的にもそうなってしまうな。それなら魔物が沢山出てくる様な領地が有ればいいのにな……」
俺が冗談任せに言うとケインは笑う。
「そんな領地、誰が好んでいくんだよ! そんな領地があるとしたらアルトバルト王国も終わりかもな!」
俺としても『翼竜の翼』のメンバーとはこの異世界へと転移して来てから一番長く一緒に過ごしてきた。地龍の危機を乗り越える事が出来たし、一緒に冒険をし、一緒に飲み明かしたこともあった。
駄目元でも、どうせなら一緒に冒険者としても活動できる様な領地が貰えることを願う。
だが今すぐにという訳でもないので、辛気臭い話はするのはやめた。
そして、俺達は一応、まだ伯爵令嬢のシーリアを王都アルバのフィンブルド伯爵邸宅へと送るという任務が残っていたので、俺達は王城を出て、馬車でその邸宅へと移動することになった。
最後には態々、王女殿下であるフィリナが直々に俺達のお見送りをしてくれた。
去り際「早く迎えに来てくださいね」とコソッと耳元で呟いてくれたのには心臓が張り裂けるような高揚を感じた。
なるべく周りには気付かれないように、余所余所しくしていたが、侍女ルミナだけからは疑いの視線を感じたがそれも気のせいだろう。
王都のフィンブルド伯爵邸宅はフィンブルド領の屋敷程は大きくはないが、それでも立派な建物だった。
俺達『翼竜の翼』としては護衛任務は完了したのだが、俺が子爵に陞爵したのとまだ護衛依頼の報酬の手続きが完了していないという事で伯爵邸へとあげて貰えることになった。
俺だけではなく『翼竜の翼』のメンバーもフィンブルド伯爵邸の屋敷へと入ったが、国王様に面会したお陰で偉い人への免疫が付いたのか、前程の緊張感は兼ね備えていなかった。
俺はふとコイツらの事を意外と図太い奴らだなと思った。決して怯えて震えなくなったせいでつまらなくなったなとは思っていない。
屋敷には伯爵という家格に相応しい装飾品や魔物の剥製や絵画が飾られていた。
更には多くの侍女や従者と思しき人が屋敷内で働いているのを見かけた。
「やっぱり貴族になると色々と雇わないといけないのかな……」
俺もこれからは貴族となる身、フィンブルド伯爵邸を参考にして学ぼうとしていたところ、突如後ろから声が掛かる。
「やぁやぁ、そんなに私の屋敷に興味を持ってくれるなんて嬉しいねぇ! 君が今代の『龍殺しの英雄』龍殺しの英雄のソウタ殿だねぇ」
話しかけてきたのは上等な服に身を包んだが、装飾品によるギラギラ感はなく、紳士的で好印象で笑顔が似合う男だった。
「屋敷に興味を持ったのは正しいですけど、英雄だなんてのは買い被り過ぎですよ……」
だが俺の言葉で、男の笑顔が無くなる。
「君に一つ忠告をしといてあげよう。貴族社会においての先輩としてねぇ。君のように謙遜も過ぎれば嫌味になる。そして、従順過ぎれば、他の物に漬け込む隙を与える事になる。その結果、自分において大切な人を巻き込むことになる。貴族社会において大事なことは舐められないことだ。これは肝に銘じておくと良い」
突如、真顔で言われた事には驚いた。
だが、すぐ男は表情を戻して笑みを浮かべる。
この人は常に笑顔で振る舞っているが、俺は侮れない人と認定した。
「申し遅れたねぇ、ソウタ殿。私はフィンブルド伯爵当主のカールストン・フォン・フィンブルドだ。シーリアの父と言ったら今の君には分かりやすいかな?」
こうして俺はフィンブルド伯爵家当主、シーリアの実の父であるカールストン・フォン・フィンブルドと面会を果たした。
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