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一章
第一話 つまらない世界からインフェレンスへ
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「はぁ」
ため息が出てしまう。帰り道だった。毎日がルーティン。つまらない。むしろ辛い。何にも囚われず。ただ自由に生きたい。そんな願いも到底叶わない。自分のしたいことだけやっていても食っていけない。特に俺は、少しズレているらしく上手くいかないことばかり。人に馬鹿にされ、だが言い返すことなどできない。
「はぁ」
もう一度ため息をついた時だった。突然男が現れ、殺伐とした様子で俺に向かってきた。そいつの手がキラリと光った。その瞬間俺の腹には、ナイフが刺さっていた。はぁ?死に方までこんなんなのかよ。おかしいだろ。何もしないまま。あーあ災厄だ。次生まれ変わったら平和に幸せな生き方をしたいな…
起きたらそこは、雪国だった。なんてこともない銀世界からは、程遠い広大な野原だった。あれ?俺死んでなかった?病院って訳でもなかろうし…もしかして異世界とか?転生しちゃった?立派な青年の体。俺にここまでの筋肉量は無い。ほほう、異世界転生したみたいだ。その瞬間機械のような音声が流れた。
『 こんにちは、ここはインフェレンス。魔法とか…そういうファンタジックな物が存在する世界です。私は、この世界の神が初めて転生者来たというのに設定を自らするのがめんどいので機械に話させようとして作られたあなたのパートナー、ナーレです』
この世界の神ガサツだな。このナーレとか言うやつも説明省いてきやがった。子は、親に似るんだなー。
『 この世界では、レベルやステータス、ジョブなどの物が存在します。そこでひとつ謝らして欲しいのですが、神様がドラゴ○ボールを見ていた時、あなたが転生したので幸せな生活を過ごすというあなたの願いを叶えるために田舎の幸せな領主Bに転生させようとしました』
俺は、幸せな一生を送れるのか!領主だったら、お金にも困らんだろうし最高だ!って「ようと」ってなんだよ。
『 失敗して貴方は、準男爵の息子ジョブは夜闇、レベルは1、一人暮らしということになりました。神様は「ごめんなちゃいまあ頑張って」との事です。なお、あなたは準男爵の息子となっておりますので学校に通わなければ行けません。まあ一人暮らしなのは新しい設定を作るのがめんどいから…いえなんでもありません 』
おい!どんだけめんどくさがり屋なんだよ!大体ジョブの夜闇って一体なんだよ!
『 夜闇は、この世界に存在するジョブの中で最も最強とされるものです。なんとイメージしたものを自由に作ることができ、作れるものの量は、無制限!自分の陰の中に物を無限収納!相手の影を自由に動かすことが出来て、相手の動きを止められる!まさにサイキョョョョョウ!』
あれ?キャラ変わってね?それにしても凄いことになってしまった。大体今の口に出してないのになんで分かったの?
『 それは私の能力です。全力でサポートしてあげますよ』
平穏な暮らしも捨て難いがなかなか面白くなりそうじゃないか!むしろ平穏よりも無双の方が面白そうだ!
ため息が出てしまう。帰り道だった。毎日がルーティン。つまらない。むしろ辛い。何にも囚われず。ただ自由に生きたい。そんな願いも到底叶わない。自分のしたいことだけやっていても食っていけない。特に俺は、少しズレているらしく上手くいかないことばかり。人に馬鹿にされ、だが言い返すことなどできない。
「はぁ」
もう一度ため息をついた時だった。突然男が現れ、殺伐とした様子で俺に向かってきた。そいつの手がキラリと光った。その瞬間俺の腹には、ナイフが刺さっていた。はぁ?死に方までこんなんなのかよ。おかしいだろ。何もしないまま。あーあ災厄だ。次生まれ変わったら平和に幸せな生き方をしたいな…
起きたらそこは、雪国だった。なんてこともない銀世界からは、程遠い広大な野原だった。あれ?俺死んでなかった?病院って訳でもなかろうし…もしかして異世界とか?転生しちゃった?立派な青年の体。俺にここまでの筋肉量は無い。ほほう、異世界転生したみたいだ。その瞬間機械のような音声が流れた。
『 こんにちは、ここはインフェレンス。魔法とか…そういうファンタジックな物が存在する世界です。私は、この世界の神が初めて転生者来たというのに設定を自らするのがめんどいので機械に話させようとして作られたあなたのパートナー、ナーレです』
この世界の神ガサツだな。このナーレとか言うやつも説明省いてきやがった。子は、親に似るんだなー。
『 この世界では、レベルやステータス、ジョブなどの物が存在します。そこでひとつ謝らして欲しいのですが、神様がドラゴ○ボールを見ていた時、あなたが転生したので幸せな生活を過ごすというあなたの願いを叶えるために田舎の幸せな領主Bに転生させようとしました』
俺は、幸せな一生を送れるのか!領主だったら、お金にも困らんだろうし最高だ!って「ようと」ってなんだよ。
『 失敗して貴方は、準男爵の息子ジョブは夜闇、レベルは1、一人暮らしということになりました。神様は「ごめんなちゃいまあ頑張って」との事です。なお、あなたは準男爵の息子となっておりますので学校に通わなければ行けません。まあ一人暮らしなのは新しい設定を作るのがめんどいから…いえなんでもありません 』
おい!どんだけめんどくさがり屋なんだよ!大体ジョブの夜闇って一体なんだよ!
『 夜闇は、この世界に存在するジョブの中で最も最強とされるものです。なんとイメージしたものを自由に作ることができ、作れるものの量は、無制限!自分の陰の中に物を無限収納!相手の影を自由に動かすことが出来て、相手の動きを止められる!まさにサイキョョョョョウ!』
あれ?キャラ変わってね?それにしても凄いことになってしまった。大体今の口に出してないのになんで分かったの?
『 それは私の能力です。全力でサポートしてあげますよ』
平穏な暮らしも捨て難いがなかなか面白くなりそうじゃないか!むしろ平穏よりも無双の方が面白そうだ!
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