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Lesson5 恋の愛印《メジルシ》
STEP⑧ 刻まれた印を確かめ合うように
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「なんで、いるの?」
「それはこっちセリフよ。何しに来たのよ?」
なんかあっけらかんとしている。思いつめた感じがない。
しかも俺の前に自分から現れ、声をかけてくる。俺が聞いている館花さんの状態とは違う。
「……俺達から姿をくらまして、会わないようにしてたんだよね?」
「はぁ? 何言ってんのよ」
あれ? おかしい。
「その大きなキャリーケースは何?」
「アメリカまで旅行してたから」
りょ、旅行!?
「部屋の荷物が少なくなってるのは!?」
「ん? もうすぐここを引っ越すからよ。もうすぐ更新日だったから気分転換に引っ越そうと思ったの。っていうか、なんで部屋の中の状態をあんたが知ってるのよ」
館花さんは疑いの目を向ける。恐らくこれは不法侵入か覗きの疑いだろう。
「いや! 縣さんに聞いたんだよ!」
俺は必死になって誤解を解こうとする。
「ふーん……まあ、いいけど」
館花さんはとりあえず納得してくれたみたいだ。
ふう。危うく社会的に抹殺されるところだった……。
しかし、引っ越しなんて初耳だ。そんな話は誰からも聞いていない。
「携帯が繋がらなかったって、宮本さんや縣さんが言ってたんだけど」
「ああ、充電器を持っていくの忘れちゃったのよ。アメリカに売ってる充電器じゃ充電できないし」
俺がこれまで抱いていた状況とは大きくかけ離れた数々の返答に思わず唖然とした。
な……要は、勘違いって、ことですか……。
俺は地面に手を着きうなだれた。
「どうしたのよ? 私が姿をくらますって何?」
「いや、いいんだ……。こっちの早とちりだから」
「……心配、してくれたの?」
「みんな心配してたよ。でも、勘違いなら良かったよ」
俺は地面に座り込み、安堵の表情を浮かべる。
すると、館花さんは体の向きをマンションの入り口に変えた。
「そう……。心配してくれてありがとう。それじゃ」
館花さんはキャリーケースの小さなタイヤをコロコロ鳴らして、マンションの入り口に歩いていく。
それだけかよ。素っ気ないな……。
いつもつっかかって来ていた館花さんの対応に、物足りなさを感じる。俺はひとしきり疲れ切った体を起こし、立ち上がる。去っていく館花さんの背中を見定めた。伝えることはもう決まっている。今、言うしかない。
俺はマンションに入っていこうとする館花さんの手を取った。
「佳織」
館花さんはビクッと体を強張らせ、立ち止まった。
「何……?」
館花さんは俺に顔を向けない。いざとなったらやっぱり言葉にするのが怖い。こんなに恥ずかしいことを自分の口から言うと思うと、尻込みしたくなる。
「あの、さ……」
高鳴る鼓動は全身に伝わっていた。額に汗が滲む。
言おう。変わるんだ!
「も、もう一度、俺と恋してくれませんか?」
館花さんはゆっくり振り向いた。顔は驚きを携え、静かに目を見開いている。
館花さんに向けた言葉は、俺の伝えたい想いをシンプルに凝縮させた言葉だった。俺なりにせいいっぱいの告白をした。あとは、館花さんの答えを待つだけだ。思い残すことはない……。
館花さんは言葉を返してくれない。瞳は揺らいで、動揺がうかがえる。冷えた空気はより一層無言の間を強調させた。すると、館花さんの表情はみるみる泣き顔になり、そして、俺を睨みつけた。
「何よ……それっ……」
か細い声は喉の奥深くから怒りを匂わせた語気を纏う。
やっぱり怒ってる!?
俺は館花さんの表情に気圧され、手を離して後ずさってしまう。館花さんはキャリーケースを離し、俺に体の正面に向けた。
「ふざけんじゃないわよ!!!」
怒りに任せた涙声が早朝の街の一角に響く。館花さんが今まで怒った姿は何度も見てきた。だが、今目の前にいる館花さんの怒り方は真剣味を帯びている。少しじゃれた感じの怒りをぶつけてくるのが俺の中での館花さんだった。それを一切感じさせないほど、怒り狂った怒声が俺に浴びせられた。
「なんなのよあんたは!! 一ヵ月またあんたと恋人ごっこしろっての!? 私の告白は断ったくせに! 今更ふざけた告白をしてきてんじゃないわよ!! 自分勝手だと思わないわけ!!?」
館花さんは俺を睨みながら、殴ってきそうな勢いで詰め寄ってくる。
「あ、いやその……!」
俺の体は正直だった。俺は怖くて無意識に館花さんからどんどん後ずさる。
「私のことを心配してる姿を見せれば、私の心をもう一度振り向かせられるとでも思ったの!?」
「違うよ! 俺は……」
「人の心を弄んでんじゃないわよ!!」
「そんなことするはずないだろ!?」
「じゃあなんなのよ!? 今まで私がこき使ってきた仕返しなの!? そんな男と恋人ごっこなんて、うんざりよ!!!」
弾ける怒声は俺の耳から脳へと入り込み、心を締めつける。俺は後ろに下がりすぎて、花壇に植えられた背丈の高い植木の壁に背中をぶつけてしまう。俺の後ろで植木の葉の上に乗っていた小雪が、パラパラと地面に落ちる。泣き顔で怒った館花さんの形相に圧倒され、俺は逃げ場を失った。館花さんに伝えたかったことは伝えられたが、こんなにも激しく怒り狂うとは思ってもみなかった。
館花さんは拳をぎゅっと握りしめ、全力で俺を殴ってきた。
「ちょっ!? 館花さん!」
それは本当に死ぬんじゃないかと思うくらいの拳のスピードで。俺はせめて顔面だけは守ろうと、顔の前に掌を出して防御した。
「痛いって! 本当に痛いから!」
敵をノックダウンさせようとしているボクサーのような館花さんの拳が乱れ飛ぶ。館花さんの拳は俺の腕や手をじわじわと痛めつける。
「何がイチコイの同志よ!! あんたとそんな同盟を組んだ覚えなんかないわよ!!」
「本当にごめん!! 何度でも謝るし、なんでもするから勘……」
突然拳の乱れ打ちが止んだ。
ん?
俺は目を細めながら開き、様子をうかがう。その時、館花さんは俺の肩を掴んだ。
ヤバいと思った。俺は再び目を固く閉ざして、顔をガードする。だが、何も飛んでこない。目をうっすら開けようとした時、温もりのある圧迫感が、肩に強く伝わってきた。
俺は瞑っていた目を開けた。館花さんの髪が、優しく俺の頬に触れていた。顔をガードするために上げていた手は、館花さんが俺にぴったりくっついたために動かせなかった。そして、俺は館花さんが自分にぴったりくっついているという状況に戸惑っていた。温かい圧迫感と甘い香りがゆっくり押し寄せる。眠気と疲れがあるせいで余計に思考が追いつかない。心臓の脈打つ音の速さも尋常じゃない。
「っ……うっ……」
館花さんは泣くのを堪えるように声を詰まらせる。館花さんの表情は俺の肩に隠されていたが、その声は俺の耳によく聞こえた。
「私が、どれだけ傷ついたと思ってるのよ……」
館花さんに掴まれた俺の肩が悲しいほど痛かった。
「忘れようとしてたのに……。私の前に現れて、なんでそんなこと言うのよっ……」
館花さんはすすり泣いていたが、俺は不思議と嬉しかった。
この声を、俺はもう一度聞きたかった。強がっていた館花さんではなく、弱さを曝けだした、あの時の館花さんの声を、聞きたかった。俺は動かせる片方の手を館花さんの背中に回した。
「ごめん。もう、そばにいなくていいなんて言わないから。佳織が傷ついた分、楽しい思い出にして返すよ……」
「……三倍で返さないと、許さないから……」
「分かった」
冷えていた体が熱い。今までの人生で、こんなに幸せを感じたことがあっただろうか。それくらい、俺の胸はぬくもりを感じていた。
「佳織」
「……何?」
館花さんは俺の肩に、顔を埋めたまま訊いてくる。
「愛してる」
「……あんたが言うと、全然似合わない」
「うん。俺もそう思う」
館花さんは両手を俺の脇に腕を通して、背中に手を回してきた。とても力強く、抱きしめてきた。
「私も愛してる。……亨二」
館花さんは相変わらず涙声だった。それは俺の体の中に沁み渡り、心の奥へ刻まれていくようだった。
俺は空を見上げた。空から降り注ぐ光の斜光が、俺達の周りを色濃く輝かせる。
きっと、俺と館花さんは一ヵ月という時間を繰り返し刻んでいくだろう。この先のことなんて、俺には分からない。だけど、それがどんな未来であろうと、俺は館花さんと一緒にいたいと思った。本音を隠すために愛想のいい振る舞いをする館花さんと、横暴でわがままで、素直じゃない館花さんと、一緒にいたいと思ったんだ。
都合のいい解釈かもしれないが、俺達に降り注ぐ斜光が、俺達の未来を祝福してくれている気がした。
最高のクリスマスプレゼントだよ。まったく……。
これから俺はこの気持ちを愛印にして、館花さんとの一ヵ月一ヵ月の思い出を、鮮やかな色彩で描いていくんだ。聖なる朝を告げる斜光に、誓いにも似た願いを捧げて。
了
「それはこっちセリフよ。何しに来たのよ?」
なんかあっけらかんとしている。思いつめた感じがない。
しかも俺の前に自分から現れ、声をかけてくる。俺が聞いている館花さんの状態とは違う。
「……俺達から姿をくらまして、会わないようにしてたんだよね?」
「はぁ? 何言ってんのよ」
あれ? おかしい。
「その大きなキャリーケースは何?」
「アメリカまで旅行してたから」
りょ、旅行!?
「部屋の荷物が少なくなってるのは!?」
「ん? もうすぐここを引っ越すからよ。もうすぐ更新日だったから気分転換に引っ越そうと思ったの。っていうか、なんで部屋の中の状態をあんたが知ってるのよ」
館花さんは疑いの目を向ける。恐らくこれは不法侵入か覗きの疑いだろう。
「いや! 縣さんに聞いたんだよ!」
俺は必死になって誤解を解こうとする。
「ふーん……まあ、いいけど」
館花さんはとりあえず納得してくれたみたいだ。
ふう。危うく社会的に抹殺されるところだった……。
しかし、引っ越しなんて初耳だ。そんな話は誰からも聞いていない。
「携帯が繋がらなかったって、宮本さんや縣さんが言ってたんだけど」
「ああ、充電器を持っていくの忘れちゃったのよ。アメリカに売ってる充電器じゃ充電できないし」
俺がこれまで抱いていた状況とは大きくかけ離れた数々の返答に思わず唖然とした。
な……要は、勘違いって、ことですか……。
俺は地面に手を着きうなだれた。
「どうしたのよ? 私が姿をくらますって何?」
「いや、いいんだ……。こっちの早とちりだから」
「……心配、してくれたの?」
「みんな心配してたよ。でも、勘違いなら良かったよ」
俺は地面に座り込み、安堵の表情を浮かべる。
すると、館花さんは体の向きをマンションの入り口に変えた。
「そう……。心配してくれてありがとう。それじゃ」
館花さんはキャリーケースの小さなタイヤをコロコロ鳴らして、マンションの入り口に歩いていく。
それだけかよ。素っ気ないな……。
いつもつっかかって来ていた館花さんの対応に、物足りなさを感じる。俺はひとしきり疲れ切った体を起こし、立ち上がる。去っていく館花さんの背中を見定めた。伝えることはもう決まっている。今、言うしかない。
俺はマンションに入っていこうとする館花さんの手を取った。
「佳織」
館花さんはビクッと体を強張らせ、立ち止まった。
「何……?」
館花さんは俺に顔を向けない。いざとなったらやっぱり言葉にするのが怖い。こんなに恥ずかしいことを自分の口から言うと思うと、尻込みしたくなる。
「あの、さ……」
高鳴る鼓動は全身に伝わっていた。額に汗が滲む。
言おう。変わるんだ!
「も、もう一度、俺と恋してくれませんか?」
館花さんはゆっくり振り向いた。顔は驚きを携え、静かに目を見開いている。
館花さんに向けた言葉は、俺の伝えたい想いをシンプルに凝縮させた言葉だった。俺なりにせいいっぱいの告白をした。あとは、館花さんの答えを待つだけだ。思い残すことはない……。
館花さんは言葉を返してくれない。瞳は揺らいで、動揺がうかがえる。冷えた空気はより一層無言の間を強調させた。すると、館花さんの表情はみるみる泣き顔になり、そして、俺を睨みつけた。
「何よ……それっ……」
か細い声は喉の奥深くから怒りを匂わせた語気を纏う。
やっぱり怒ってる!?
俺は館花さんの表情に気圧され、手を離して後ずさってしまう。館花さんはキャリーケースを離し、俺に体の正面に向けた。
「ふざけんじゃないわよ!!!」
怒りに任せた涙声が早朝の街の一角に響く。館花さんが今まで怒った姿は何度も見てきた。だが、今目の前にいる館花さんの怒り方は真剣味を帯びている。少しじゃれた感じの怒りをぶつけてくるのが俺の中での館花さんだった。それを一切感じさせないほど、怒り狂った怒声が俺に浴びせられた。
「なんなのよあんたは!! 一ヵ月またあんたと恋人ごっこしろっての!? 私の告白は断ったくせに! 今更ふざけた告白をしてきてんじゃないわよ!! 自分勝手だと思わないわけ!!?」
館花さんは俺を睨みながら、殴ってきそうな勢いで詰め寄ってくる。
「あ、いやその……!」
俺の体は正直だった。俺は怖くて無意識に館花さんからどんどん後ずさる。
「私のことを心配してる姿を見せれば、私の心をもう一度振り向かせられるとでも思ったの!?」
「違うよ! 俺は……」
「人の心を弄んでんじゃないわよ!!」
「そんなことするはずないだろ!?」
「じゃあなんなのよ!? 今まで私がこき使ってきた仕返しなの!? そんな男と恋人ごっこなんて、うんざりよ!!!」
弾ける怒声は俺の耳から脳へと入り込み、心を締めつける。俺は後ろに下がりすぎて、花壇に植えられた背丈の高い植木の壁に背中をぶつけてしまう。俺の後ろで植木の葉の上に乗っていた小雪が、パラパラと地面に落ちる。泣き顔で怒った館花さんの形相に圧倒され、俺は逃げ場を失った。館花さんに伝えたかったことは伝えられたが、こんなにも激しく怒り狂うとは思ってもみなかった。
館花さんは拳をぎゅっと握りしめ、全力で俺を殴ってきた。
「ちょっ!? 館花さん!」
それは本当に死ぬんじゃないかと思うくらいの拳のスピードで。俺はせめて顔面だけは守ろうと、顔の前に掌を出して防御した。
「痛いって! 本当に痛いから!」
敵をノックダウンさせようとしているボクサーのような館花さんの拳が乱れ飛ぶ。館花さんの拳は俺の腕や手をじわじわと痛めつける。
「何がイチコイの同志よ!! あんたとそんな同盟を組んだ覚えなんかないわよ!!」
「本当にごめん!! 何度でも謝るし、なんでもするから勘……」
突然拳の乱れ打ちが止んだ。
ん?
俺は目を細めながら開き、様子をうかがう。その時、館花さんは俺の肩を掴んだ。
ヤバいと思った。俺は再び目を固く閉ざして、顔をガードする。だが、何も飛んでこない。目をうっすら開けようとした時、温もりのある圧迫感が、肩に強く伝わってきた。
俺は瞑っていた目を開けた。館花さんの髪が、優しく俺の頬に触れていた。顔をガードするために上げていた手は、館花さんが俺にぴったりくっついたために動かせなかった。そして、俺は館花さんが自分にぴったりくっついているという状況に戸惑っていた。温かい圧迫感と甘い香りがゆっくり押し寄せる。眠気と疲れがあるせいで余計に思考が追いつかない。心臓の脈打つ音の速さも尋常じゃない。
「っ……うっ……」
館花さんは泣くのを堪えるように声を詰まらせる。館花さんの表情は俺の肩に隠されていたが、その声は俺の耳によく聞こえた。
「私が、どれだけ傷ついたと思ってるのよ……」
館花さんに掴まれた俺の肩が悲しいほど痛かった。
「忘れようとしてたのに……。私の前に現れて、なんでそんなこと言うのよっ……」
館花さんはすすり泣いていたが、俺は不思議と嬉しかった。
この声を、俺はもう一度聞きたかった。強がっていた館花さんではなく、弱さを曝けだした、あの時の館花さんの声を、聞きたかった。俺は動かせる片方の手を館花さんの背中に回した。
「ごめん。もう、そばにいなくていいなんて言わないから。佳織が傷ついた分、楽しい思い出にして返すよ……」
「……三倍で返さないと、許さないから……」
「分かった」
冷えていた体が熱い。今までの人生で、こんなに幸せを感じたことがあっただろうか。それくらい、俺の胸はぬくもりを感じていた。
「佳織」
「……何?」
館花さんは俺の肩に、顔を埋めたまま訊いてくる。
「愛してる」
「……あんたが言うと、全然似合わない」
「うん。俺もそう思う」
館花さんは両手を俺の脇に腕を通して、背中に手を回してきた。とても力強く、抱きしめてきた。
「私も愛してる。……亨二」
館花さんは相変わらず涙声だった。それは俺の体の中に沁み渡り、心の奥へ刻まれていくようだった。
俺は空を見上げた。空から降り注ぐ光の斜光が、俺達の周りを色濃く輝かせる。
きっと、俺と館花さんは一ヵ月という時間を繰り返し刻んでいくだろう。この先のことなんて、俺には分からない。だけど、それがどんな未来であろうと、俺は館花さんと一緒にいたいと思った。本音を隠すために愛想のいい振る舞いをする館花さんと、横暴でわがままで、素直じゃない館花さんと、一緒にいたいと思ったんだ。
都合のいい解釈かもしれないが、俺達に降り注ぐ斜光が、俺達の未来を祝福してくれている気がした。
最高のクリスマスプレゼントだよ。まったく……。
これから俺はこの気持ちを愛印にして、館花さんとの一ヵ月一ヵ月の思い出を、鮮やかな色彩で描いていくんだ。聖なる朝を告げる斜光に、誓いにも似た願いを捧げて。
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