宵の月

古紫汐桜

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オマケ~赤い月~

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胸を弄られ、前の昂りを扱かれながら、恭弥がゆっくり腰を動かす。
「やだぁ……っ!もっと動いてぇ!」
自分で腰を揺らしながら呟くと、恭弥が僕の腰を掴んで態勢を変えると、バックでガンガン腰を打ち付けて来た。
「あああぁ!快い……恭弥……もっと、激しく突いてぇ…」
1年振りの恭弥とのSEXに溺れた。
腰だけを上げられ、シーツに顔を埋め身体を揺さぶられる。
あまりの激しさに、一瞬意識が吹っ飛んだ。
「あぁぁぁっ!」
身体を震わせて失神すると、恭弥の動きが止まる。
「月夜?大丈夫か?」
心配する声が聞こえて、ゆっくりと意識が覚醒していく。
身体に力が入らないのに、僕の身体は恭弥を求めて恭弥のまだ萎えていない昂りを締め付けている。
1度僕から引き抜こうとする恭弥に
「あっ……待って!抜かないで……」
甘えるような声が出て、自分の声に恥ずかしくなる。
そんな僕に、恭弥が頭にキスを落とす。
「無理しなくても、これからずっと一緒なんだから……」
と、労る声を掛けてくれる。
「違う……。やだ……、まだ恭弥を感じたい」
バックの体勢で繋がったままの僕から、恭弥が1度昂りを引き抜く。
「いやぁ!」
駄々をこねるように叫ぶ僕の身体を優しく反転させて
「大丈夫だよ。次はお前の顔を見て、抱きたいから……」
そう囁き、正常位で僕の身体を強く抱き締めてから、ゆっくりと再び僕の中に恭弥の昂りを挿入した。
「あぁ…………っ」
待っていた昂りを受け入れ、歓喜の声が上がる。
恭弥は僕を抱き締めてキスを落とすと
「月夜が喜んでるのが分かるよ」
って、小さく笑う。
「バカ……、そんな事言うな……ぁ……」
ゆっくりと恭弥の腰が動き、僕の首筋に舌が這う。
僕は恭弥の頭を抱き締めて、与えられる快楽に身を投じる。
2年振りの恭弥の身体は、大分、筋肉が戻ってはいるものの、あの事件の前ほどは復活していない。
目覚めてからは、元の生活に戻る為のリハビリを必死になってこなしていた。
「恭弥……」
硬い恭弥の黒髪に指を差し込み、その感触と恭弥の与えてくれる愛撫や昂りの熱が、恭弥が生きて傍に居るんだと実感する。
「恭弥……恭弥……」
熱にうなされているかのように、恭弥の名前を呼ぶ。
恭弥の唇が乳輪を舐め、「ジュッ」と音を立てて吸い上げた。
(恭弥が……僕の胸から溢れるミルクを吸っている)
涙が滲んだ目で恭弥を見下ろすと、舌先で刺激しながら、チュウチュウと音を立てて母乳を吸い上げている。
「恭弥ぁ……そんなに吸ったら……」
反対側の乳首からも、指で触れられた刺激でミルクが滴り流れている。
恭弥は羞恥で真っ赤になる僕を見上げながら、反対側の流れる母乳を、流れ落ちた一番下からなぞるように舐めて乳首を口に含んだ。
腰を打ち付けられながら母乳を吸われる行為に、何故か背徳感を感じてしまう。
喉を鳴らして母乳を貪る恭弥に
「ダメぇ……、そんなに飲んだら……恭介の分がぁ……」
と、呟いてはみたけれど……。
母乳の出が良すぎる僕にとって、母乳が溜まって張る痛みを考えたら願ったり叶ったりだったりはするけど……。
食事を与える為では無く、母乳を吸われるのは恥ずかしかった。
「いつも張って痛いって言ってただろう?ほら、大丈夫だよ。後から後から吹き出してくる」
胸を指で刺激して、僕の乳首からトロリと溢れるミルクを見せると、わざと舌先で乳輪をなぞってからペロリとミルクが溢れる乳首を舐めた。
「あぁっ……!」
見せつけるように舐められ、目が離せない。
「分かるか?突き上げる度に、甘いミルクが溢れて来る」
恭弥はそう言って強く腰を叩き付けなが、乳首を甘噛みしながら吸い上げる。
「あぁ……!恭弥ぁ……それ、ダメぇ……」
言葉とは裏腹に、恭弥の頭を抱き寄せて僕も恭弥の動きに合わせて腰を振る。
すると恭弥が僕の腰と背中に手を入れて、一気に対面座位になるように抱き上げた。
「アァ!……深い……ぃ……」
仰け反って呟く僕に
「月夜……ミルクがさっきより溢れてるぞ」
って、双丘を掴み左右に開きながら腰を打ち付けミルクを吸いながら恭弥が呟く。
「ダメぇ……吸いながら、しゃべらないでぇ……」
恭弥の頭を、もっと……もっと……吸い上げてと強請るように抱き寄せた。
恭弥の腰に足を絡め、恭弥の与えてくれる熱を貪る。
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