74 / 75
オマケ~夏休み~
しおりを挟む
「創さん……」
「ん?何だ?はじめ」
「一緒に……とは言いました。言ったけど!!」
爺ちゃん特性の露天風呂で、俺はプルプル震えながら叫ぶ。
時刻は午前4時30分
うっすらと明るくなる朝日に似つかわしく無い、俺の全身に着けられた昨夜の名残の跡。
あれから明け方まで抱かれて、今、露天風呂で身体を洗い流している……筈だ。
「創さん、もう……いい加減抜いて下さい!」
「えー?はじめが食い付いて離れないんだよ」
「嘘ばっか……あっ……又、そんなに……」
バシャバシャと水音が響き、俺の喘ぎ声が響く。
「ここではじめを抱くの、夢だったんだよね」
濡れた髪の毛をかきあげながら、創さんがバックの体勢で腰を動かす。
露天風呂で身体を綺麗に洗い流し、ゆっくりと温泉に浸かってのんびり……と思っていたのに!
散々あれだけしといて、創さんがまだ俺の身体を触って来たから逃げようとしたら捕まった挙句、そのまま抱かれて今に至る。
俺は冷たい滑らかな石に身体を預け、創さんの与える快楽に喘ぎ声しか出せない。
「創さん……もう、出ないからぁ……」
泣きながら訴えると、創さんが俺の中の創さんを引き抜いてくれた。
(分かってくれたんだ!)
って思って上半身を起こして創さんを見ると、創さんはにっこり微笑んで
「これで最後ね」
と言って、俺の身体を反転させて座る創さんの上に俺の身体を引き寄せた。
深く挿入されて
「あぁ!」
っと、山間の緑豊かな自然の中には不似合いな俺の喘ぎ声が響く。
バシャバシャと水音が響き、浮力で浮いた身体を引き戻される度に温泉が中に入り込む。
「創さん……お湯がぁ……」
「はじめ、ぎゅうぎゅう締め付けて気持ち良いよ」
頬にキスを落とされ、俺は必死に創さんにしがみついた。
唇を重ね、創さんの動きが激しくなる。
「はじめ……もうっ……」
そう言われて、俺は創さんを抱き締めて
「出して……創さん、全部……俺の中にぃ……」
そう叫んで、創さんの動きに合わせるように腰を揺らす。
水面が俺達の動きに合わせて激しく波打つ。
「はじめ……、出るっ!」
「創さん……あっ……アァっ!」
腹の奥に何度目かの創さんの欲望を受け止め、喜びに身体が痙攣して仰け反る。
ぐったりしていると、創さんの手が俺の頬に触れてキスを落とされた。
「ん?何だ?はじめ」
「一緒に……とは言いました。言ったけど!!」
爺ちゃん特性の露天風呂で、俺はプルプル震えながら叫ぶ。
時刻は午前4時30分
うっすらと明るくなる朝日に似つかわしく無い、俺の全身に着けられた昨夜の名残の跡。
あれから明け方まで抱かれて、今、露天風呂で身体を洗い流している……筈だ。
「創さん、もう……いい加減抜いて下さい!」
「えー?はじめが食い付いて離れないんだよ」
「嘘ばっか……あっ……又、そんなに……」
バシャバシャと水音が響き、俺の喘ぎ声が響く。
「ここではじめを抱くの、夢だったんだよね」
濡れた髪の毛をかきあげながら、創さんがバックの体勢で腰を動かす。
露天風呂で身体を綺麗に洗い流し、ゆっくりと温泉に浸かってのんびり……と思っていたのに!
散々あれだけしといて、創さんがまだ俺の身体を触って来たから逃げようとしたら捕まった挙句、そのまま抱かれて今に至る。
俺は冷たい滑らかな石に身体を預け、創さんの与える快楽に喘ぎ声しか出せない。
「創さん……もう、出ないからぁ……」
泣きながら訴えると、創さんが俺の中の創さんを引き抜いてくれた。
(分かってくれたんだ!)
って思って上半身を起こして創さんを見ると、創さんはにっこり微笑んで
「これで最後ね」
と言って、俺の身体を反転させて座る創さんの上に俺の身体を引き寄せた。
深く挿入されて
「あぁ!」
っと、山間の緑豊かな自然の中には不似合いな俺の喘ぎ声が響く。
バシャバシャと水音が響き、浮力で浮いた身体を引き戻される度に温泉が中に入り込む。
「創さん……お湯がぁ……」
「はじめ、ぎゅうぎゅう締め付けて気持ち良いよ」
頬にキスを落とされ、俺は必死に創さんにしがみついた。
唇を重ね、創さんの動きが激しくなる。
「はじめ……もうっ……」
そう言われて、俺は創さんを抱き締めて
「出して……創さん、全部……俺の中にぃ……」
そう叫んで、創さんの動きに合わせるように腰を揺らす。
水面が俺達の動きに合わせて激しく波打つ。
「はじめ……、出るっ!」
「創さん……あっ……アァっ!」
腹の奥に何度目かの創さんの欲望を受け止め、喜びに身体が痙攣して仰け反る。
ぐったりしていると、創さんの手が俺の頬に触れてキスを落とされた。
0
お気に入りに追加
126
あなたにおすすめの小説
虐げられた落ちこぼれ令嬢は、若き天才王子様に溺愛される~才能ある姉と比べられ無能扱いされていた私ですが、前世の記憶を思い出して覚醒しました~
日之影ソラ
恋愛
異能の強さで人間としての価値が決まる世界。国内でも有数の貴族に生まれた双子は、姉は才能あふれる天才で、妹は無能力者の役立たずだった。幼いころから比べられ、虐げられてきた妹リアリスは、いつしか何にも期待しないようになった。
十五歳の誕生日に突然強大な力に目覚めたリアリスだったが、前世の記憶とこれまでの経験を経て、力を隠して平穏に生きることにする。
さらに時がたち、十七歳になったリアリスは、変わらず両親や姉からは罵倒され惨めな扱いを受けていた。それでも平穏に暮らせるならと、気にしないでいた彼女だったが、とあるパーティーで運命の出会いを果たす。
異能の大天才、第六王子に力がばれてしまったリアリス。彼女の人生はどうなってしまうのか。
完結 お飾り正妃も都合よい側妃もお断りします!
音爽(ネソウ)
恋愛
正妃サハンナと側妃アルメス、互いに支え合い国の為に働く……なんて言うのは幻想だ。
頭の緩い正妃は遊び惚け、側妃にばかりしわ寄せがくる。
都合良く働くだけの側妃は疑問をもちはじめた、だがやがて心労が重なり不慮の事故で儚くなった。
「ああどうして私は幸せになれなかったのだろう」
断末魔に涙した彼女は……
お祭 ~エロが常識な世界の人気の祭~
そうな
BL
ある人気のお祭に行った「俺」がとことん「楽しみ」つくす。
備品/見世物扱いされる男性たちと、それを楽しむ客たちの話。
(乳首責め/異物挿入/失禁etc.)
※常識が通じないです
別に要りませんけど?
ユウキ
恋愛
「お前を愛することは無い!」
そう言ったのは、今日結婚して私の夫となったネイサンだ。夫婦の寝室、これから初夜をという時に投げつけられた言葉に、私は素直に返事をした。
「……別に要りませんけど?」
※Rに触れる様な部分は有りませんが、情事を指す言葉が出ますので念のため。
※なろうでも掲載中
鍵っ子少年のはじめて
Ruon
BL
5時45分頃、塾帰りのナツキは見知らぬ男の人に後をつけられていると知らずに帰宅した瞬間、家に押し入られてしまう。
両親の帰ってくるまで二時間、欲塗れの男にナツキは身体をいやらしく開発されてしまう。
何も知らない少年は、玩具で肉棒で、いやらしく堕ちていく─────。
※本作品は同人誌『鍵っ子少年のはじめて』のサンプル部分となります。
【完結】愛してないなら触れないで
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
恋愛
「嫌よ、触れないで!!」
大金で買われた花嫁ローザリンデは、初夜の花婿レオナルドを拒んだ。
彼女には前世の記憶があり、その人生で夫レオナルドにより殺されている。生まれた我が子を抱くことも許されず、離れで一人寂しく死んだ。その過去を覚えたまま、私は結婚式の最中に戻っていた。
愛していないなら、私に触れないで。あなたは私を殺したのよ。この世に神様なんていなかったのだわ。こんな過酷な過去に私を戻したんだもの。嘆く私は知らなかった。記憶を持って戻ったのは、私だけではなかったのだと――。
【同時掲載】アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、小説家になろう
※2022/05/13 第10回ネット小説大賞、一次選考通過
※2022/01/20 小説家になろう、恋愛日間22位
※2022/01/21 カクヨム、恋愛週間18位
※2022/01/20 アルファポリス、HOT10位
※2022/01/16 エブリスタ、恋愛トレンド43位
ヒーローは洗脳されました
桜羽根ねね
BL
悪の組織ブレイウォーシュと戦う、ヒーロー戦隊インクリネイト。
殺生を好まないヒーローは、これまで数々のヴィランを撃退してきた。だが、とある戦いの中でヒーロー全員が連れ去られてしまう。果たして彼等の行く末は──。
洗脳という名前を借りた、らぶざまエロコメです♡悲壮感ゼロ、モブレゼロなハッピーストーリー。
何でも美味しく食べる方向けです!
主人公受けな催眠もの【短編集】
霧乃ふー
BL
抹茶くず湯名義で書いたBL小説の短編をまとめたものです。
タイトルの通り、主人公受けで催眠ものを集めた短編集になっています。
催眠×近親ものが多めです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる