10 / 76
第10話 夜襲
しおりを挟む
その晩、おれはなかなか寝つけなかった。
明日はどんな花を持って行こうとか、あの子の名前はなんていうんだろーなー、なんて考え、ついでに仲よくなったあとのことなんか妄想したらもう目が冴えてギンギンだった。
あーいけねえ! 寝なきゃ! 寝なきゃなのによう!
おれは努めて寝ようとした。
しかし、その眠りを妨げるのはおれの妄想ばかりじゃなかった。
——ずどん!
「なんだ……?」
遠くででけえ音がした。
地面が揺れ、建物が上下に揺れた。
——ずん! ずずん!
音が続いた。地響きも。
おいおい、なんだ? この揺れ方、ただごとじゃねえぞ。
おれはベッドから起き上がり、外へ飛び出した。
ほかにも何人か出てきてざわざわ騒いでやがった。
そこに居合わせた顔馴染みの勇者が寝ぼけ眼で、
「よお、ベンデル。おまえのクソ漏らしの音がすごくて起きちまったよ」
「バカ、笑えねえぞ」
おれは軽口を返せる気分じゃなかった。
不穏な空気がビンビンしていた。
だって、異常じゃねえか。夜中にずんずん地鳴りがして、こんなのなにかあったに決まってる。
それも最悪のなにかがよ。
おれたちは音のする北の空を遠く眺めた。
北っつったら魔王のいる方向だ。
悪い予感しかしねえ。
ほとんど一階立ての平家、たまに二階、三階の建物が続く屋根の向こう、暗い空になにかが動いた。
「あれなんだろう?」
「鳥……じゃねえよな」
なにかが飛んでいた。
暗くてよく見えねえが、鳥にしちゃでけえなにかの影がいくつか横切っていた。
——ずしん! ずん、ずん!
また地響きが起きた。
そして、影のあたりから土煙がもわっと上がった。
……ちょっと待て、なにが起きてる!?
その疑問に応えるように、遠くから悲鳴が聞こえた。
そして、炎が上がった。
「お、おい! あれドラゴンじゃないか!」
そう、ドラゴンだった。
三階立ての建物よりでけえ竜のシルエットは火を吹き、一直線に街を焼いた。
空が赤く染まるほどの広範囲が炎に包まれ、空中のバケモノどもをあらわにした。
「で、でかい! あんなの見たことないぞ!」
そいつらは五匹いた。
うろこの色がそれぞれ赤、青、黄、緑、土色の巨大な竜だ。
それが、街を焼き、建物を崩し、ゆうゆうと飛び回っている。
佇むおれたちの正面から、多くのひとびとが着のみ着のまま駆けてきた。
みんなケツに火のついたニワトリみてえに目ェ剥いて、一目散に南へと走っていく。
その流れに流されるようにおれたちの周りも駆け出し、顔馴染みのこいつも、
「ベンデル! 早く逃げよう!」
と騒ぎ立てやがった。
「バカやろう! おれたちゃ勇者だぞ!」
「けどあんなでかいの勝てるわけないよ!」
「ならせめてみんなを逃さにゃいけねえだろ!」
おれは剣を取りに部屋へ戻った。
あんなでけえのどう斬ればいいかわかんねえが、とにかく武器だけは持った。
そして外に出ると、あいつはもういなくなっていた。
けっ、なにが勇者だ。ただの小銭稼ぎめ。
ドラゴンが怖くて魔王を倒せるかっつーの。
……まあ、気持ちはわかるけどよ。
おれだって本音を言や逃げ出してえ。つうかマジでどう戦えばいいかわかんねえ。
けど、おれたち勇者が……おれたち男が戦わないでいったいだれが戦うっつーんだよ。
女子供は抵抗できねえんだぞ。
おれは向かってくる人波を押し退けてバケモノどもの方へと向かった。
何人かは本物の勇者がいるらしい。剣やら槍やら持って向かっていく勇ましい男が数人、道をおなじくしていた。
そう、数人だ。あとはみーんな、筋骨隆々の男さえ逃げていく。
ま、無理もねえけどよ。
そんな中、ひとりの勇ましい男が言った。
「おい、みんな! ここは住民を逃すことに専念するぞ!」
野太い声で叫ぶのは、街一番の勇者、オンジー・カネヒトツだった。
三十代後半で、がたいがよく、勇者歴二十年以上のつわものだ。
こいつもトリガー・スキルの持ち主で、音痴な歌を聞かせると衝撃波を放つことができるという、これまたバカげたヤツだ。
おれは訊いた。
「どーゆう考えだ!」
「あれだけでかいとスキルでも吹き飛ばせるかわからない! だから勝てない前提で戦い、とにかく人的被害を抑えるんだ!」
「そんな消極的なことでいいのかよ!」
「ひとが生きてさえいればいくらでもやりようがある! 大事なのはひとりでも多く生かすことだ! それとも君は勝算があるのか!」
……ねえっす。あんたの言う通りにしましょ。
それにまあ、たしかにひとを生かすことが大事だしな。
今回みてえに突然巨体が来りゃ困っちまうが、「こういうのもいる」とわかれば後続が作戦を立ててくれらあ。
「行くぞ! 勇敢な戦士たちよ!」
「おおー!」
おれたちは走った。
ずん、ずん、と地響きが鳴り、人波を縫って、崩壊の真っ只中へと向かった。
そんな中、おれの頭にはひとつ気がかりがあった。
いま襲撃されているあたりにゃギルドがある。
ギルドの職員はギルドに併設された寮に住んでいる。
つーことは、あの子もそこで寝泊まりしてるってわけだ。
(頼む! 生きていてくれよ!)
おれは不安だった。
道ゆくひとびとの中にあの子がいねえかと見て走った。
ほかのヤツは全員どうなってもいいから、あの子だけは逃してくれと強く願った。
……けどよ、いなかったんだよ。どこにも走ってなかったんだよ。
おれはギルドの前で立ち止まった。
燃え盛っていやがった。
辺りにゃいくつか丸こげの死体が転がっていて、背の高いのもいりゃ、低いのもいる。
あの子が生きているのかどうかもわかりゃしねえ。
「どうした、ベンデル!」
オンジーがつられて立ち止まり、言った。
「敵は向こうを攻めはじめた! これ以上被害を増やさないために早く行くぞ!」
おれは応えなかった。
それよりも、死体のひとつひとつを見つめ、そこにあの子がいないか確かめる方が大事だった。
「ベンデル……まさかその中に大事なひとが……」
「……いや、いねえよ。きっといねえ」
そう、いねえ。きっと一番に逃げ出して、とっくにすれ違ったに決まってる。
あの子はだいぶ臆病そうだったし、でかい音がした時点でやばいと察して、たとえパンツ一丁でも飛び出して行ったに違えねえ。
そうだ、あの子は生きている。
臆病モンは長生きするってむかしから決まってんだ。
おれは自分にそう言い聞かせ、再び駆け出そうと前を向いた。
そこに、あの子がいた。
「あ……」
おれは声を漏らしたきり頭が真っ白になった。
顔は見えなかった。
うつ伏せに倒れる焼死体は、それだけじゃだれのものか区別はつかなかった。
けど、花びんが転がっていた。
水が挿してあったから燃えなかったんだろう。
前に伸ばした手の先に、ひび割れた花びんと一輪の花が落ちていた。
それはおれがあの子にあげた花だった。
「なにやってんだよ……」
おれは震える声で言った。涙が流れるのを感じた。
「花なんかどうだっていいだろ……」
そうだ、花なんてどうだっていい。
ましてや、きらっていた男がくれたクソくだらねえ花だ。
そんなもんわざわざ持ち出す必要がどこにある。
たとえすべてを捨てても逃げなきゃならねえってときによ。
パニックになって冷静な判断ができなくなっていたか?
その花がそんな貴重に見えたか?
たった……たった一輪の名も知らねえ花だぜ……?
「まだ名前も聞いてねえってのによお!」
おれは叫んだ。
胸の底から慟哭を上げた。怒りが、悲しみが、絶望が全身を駆け巡った。
「許さねえ! ぜってえ許さねえ!」
明日はどんな花を持って行こうとか、あの子の名前はなんていうんだろーなー、なんて考え、ついでに仲よくなったあとのことなんか妄想したらもう目が冴えてギンギンだった。
あーいけねえ! 寝なきゃ! 寝なきゃなのによう!
おれは努めて寝ようとした。
しかし、その眠りを妨げるのはおれの妄想ばかりじゃなかった。
——ずどん!
「なんだ……?」
遠くででけえ音がした。
地面が揺れ、建物が上下に揺れた。
——ずん! ずずん!
音が続いた。地響きも。
おいおい、なんだ? この揺れ方、ただごとじゃねえぞ。
おれはベッドから起き上がり、外へ飛び出した。
ほかにも何人か出てきてざわざわ騒いでやがった。
そこに居合わせた顔馴染みの勇者が寝ぼけ眼で、
「よお、ベンデル。おまえのクソ漏らしの音がすごくて起きちまったよ」
「バカ、笑えねえぞ」
おれは軽口を返せる気分じゃなかった。
不穏な空気がビンビンしていた。
だって、異常じゃねえか。夜中にずんずん地鳴りがして、こんなのなにかあったに決まってる。
それも最悪のなにかがよ。
おれたちは音のする北の空を遠く眺めた。
北っつったら魔王のいる方向だ。
悪い予感しかしねえ。
ほとんど一階立ての平家、たまに二階、三階の建物が続く屋根の向こう、暗い空になにかが動いた。
「あれなんだろう?」
「鳥……じゃねえよな」
なにかが飛んでいた。
暗くてよく見えねえが、鳥にしちゃでけえなにかの影がいくつか横切っていた。
——ずしん! ずん、ずん!
また地響きが起きた。
そして、影のあたりから土煙がもわっと上がった。
……ちょっと待て、なにが起きてる!?
その疑問に応えるように、遠くから悲鳴が聞こえた。
そして、炎が上がった。
「お、おい! あれドラゴンじゃないか!」
そう、ドラゴンだった。
三階立ての建物よりでけえ竜のシルエットは火を吹き、一直線に街を焼いた。
空が赤く染まるほどの広範囲が炎に包まれ、空中のバケモノどもをあらわにした。
「で、でかい! あんなの見たことないぞ!」
そいつらは五匹いた。
うろこの色がそれぞれ赤、青、黄、緑、土色の巨大な竜だ。
それが、街を焼き、建物を崩し、ゆうゆうと飛び回っている。
佇むおれたちの正面から、多くのひとびとが着のみ着のまま駆けてきた。
みんなケツに火のついたニワトリみてえに目ェ剥いて、一目散に南へと走っていく。
その流れに流されるようにおれたちの周りも駆け出し、顔馴染みのこいつも、
「ベンデル! 早く逃げよう!」
と騒ぎ立てやがった。
「バカやろう! おれたちゃ勇者だぞ!」
「けどあんなでかいの勝てるわけないよ!」
「ならせめてみんなを逃さにゃいけねえだろ!」
おれは剣を取りに部屋へ戻った。
あんなでけえのどう斬ればいいかわかんねえが、とにかく武器だけは持った。
そして外に出ると、あいつはもういなくなっていた。
けっ、なにが勇者だ。ただの小銭稼ぎめ。
ドラゴンが怖くて魔王を倒せるかっつーの。
……まあ、気持ちはわかるけどよ。
おれだって本音を言や逃げ出してえ。つうかマジでどう戦えばいいかわかんねえ。
けど、おれたち勇者が……おれたち男が戦わないでいったいだれが戦うっつーんだよ。
女子供は抵抗できねえんだぞ。
おれは向かってくる人波を押し退けてバケモノどもの方へと向かった。
何人かは本物の勇者がいるらしい。剣やら槍やら持って向かっていく勇ましい男が数人、道をおなじくしていた。
そう、数人だ。あとはみーんな、筋骨隆々の男さえ逃げていく。
ま、無理もねえけどよ。
そんな中、ひとりの勇ましい男が言った。
「おい、みんな! ここは住民を逃すことに専念するぞ!」
野太い声で叫ぶのは、街一番の勇者、オンジー・カネヒトツだった。
三十代後半で、がたいがよく、勇者歴二十年以上のつわものだ。
こいつもトリガー・スキルの持ち主で、音痴な歌を聞かせると衝撃波を放つことができるという、これまたバカげたヤツだ。
おれは訊いた。
「どーゆう考えだ!」
「あれだけでかいとスキルでも吹き飛ばせるかわからない! だから勝てない前提で戦い、とにかく人的被害を抑えるんだ!」
「そんな消極的なことでいいのかよ!」
「ひとが生きてさえいればいくらでもやりようがある! 大事なのはひとりでも多く生かすことだ! それとも君は勝算があるのか!」
……ねえっす。あんたの言う通りにしましょ。
それにまあ、たしかにひとを生かすことが大事だしな。
今回みてえに突然巨体が来りゃ困っちまうが、「こういうのもいる」とわかれば後続が作戦を立ててくれらあ。
「行くぞ! 勇敢な戦士たちよ!」
「おおー!」
おれたちは走った。
ずん、ずん、と地響きが鳴り、人波を縫って、崩壊の真っ只中へと向かった。
そんな中、おれの頭にはひとつ気がかりがあった。
いま襲撃されているあたりにゃギルドがある。
ギルドの職員はギルドに併設された寮に住んでいる。
つーことは、あの子もそこで寝泊まりしてるってわけだ。
(頼む! 生きていてくれよ!)
おれは不安だった。
道ゆくひとびとの中にあの子がいねえかと見て走った。
ほかのヤツは全員どうなってもいいから、あの子だけは逃してくれと強く願った。
……けどよ、いなかったんだよ。どこにも走ってなかったんだよ。
おれはギルドの前で立ち止まった。
燃え盛っていやがった。
辺りにゃいくつか丸こげの死体が転がっていて、背の高いのもいりゃ、低いのもいる。
あの子が生きているのかどうかもわかりゃしねえ。
「どうした、ベンデル!」
オンジーがつられて立ち止まり、言った。
「敵は向こうを攻めはじめた! これ以上被害を増やさないために早く行くぞ!」
おれは応えなかった。
それよりも、死体のひとつひとつを見つめ、そこにあの子がいないか確かめる方が大事だった。
「ベンデル……まさかその中に大事なひとが……」
「……いや、いねえよ。きっといねえ」
そう、いねえ。きっと一番に逃げ出して、とっくにすれ違ったに決まってる。
あの子はだいぶ臆病そうだったし、でかい音がした時点でやばいと察して、たとえパンツ一丁でも飛び出して行ったに違えねえ。
そうだ、あの子は生きている。
臆病モンは長生きするってむかしから決まってんだ。
おれは自分にそう言い聞かせ、再び駆け出そうと前を向いた。
そこに、あの子がいた。
「あ……」
おれは声を漏らしたきり頭が真っ白になった。
顔は見えなかった。
うつ伏せに倒れる焼死体は、それだけじゃだれのものか区別はつかなかった。
けど、花びんが転がっていた。
水が挿してあったから燃えなかったんだろう。
前に伸ばした手の先に、ひび割れた花びんと一輪の花が落ちていた。
それはおれがあの子にあげた花だった。
「なにやってんだよ……」
おれは震える声で言った。涙が流れるのを感じた。
「花なんかどうだっていいだろ……」
そうだ、花なんてどうだっていい。
ましてや、きらっていた男がくれたクソくだらねえ花だ。
そんなもんわざわざ持ち出す必要がどこにある。
たとえすべてを捨てても逃げなきゃならねえってときによ。
パニックになって冷静な判断ができなくなっていたか?
その花がそんな貴重に見えたか?
たった……たった一輪の名も知らねえ花だぜ……?
「まだ名前も聞いてねえってのによお!」
おれは叫んだ。
胸の底から慟哭を上げた。怒りが、悲しみが、絶望が全身を駆け巡った。
「許さねえ! ぜってえ許さねえ!」
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第二章シャーカ王国編
『殺す』スキルを授かったけど使えなかったので追放されました。お願いなので静かに暮らさせてください。
晴行
ファンタジー
ぼっち高校生、冷泉刹華(れいぜい=せつか)は突然クラスごと異世界への召喚に巻き込まれる。スキル付与の儀式で物騒な名前のスキルを授かるも、試したところ大した能力ではないと判明。いじめをするようなクラスメイトに「ビビらせんな」と邪険にされ、そして聖女に「スキル使えないならいらないからどっか行け」と拷問されわずかな金やアイテムすら与えられずに放り出され、着の身着のままで異世界をさまよう羽目になる。しかし路頭に迷う彼はまだ気がついていなかった。自らのスキルのあまりのチートさゆえ、世界のすべてを『殺す』権利を手に入れてしまったことを。不思議なことに自然と集まってくる可愛い女の子たちを襲う、残酷な運命を『殺し』、理不尽に偉ぶった奴らや強大な敵、クラスメイト達を蚊を払うようにあしらう。おかしいな、俺は独りで静かに暮らしたいだけなんだがと思いながら――。
自衛官?異世界転生して、現代兵器の軍団率いて大国相手に勝利します。
naosi
ファンタジー
国際援助のためとあるアフリカの国にやってきた主人公が所属する部隊、空港からベース基地向かう途中民兵から攻撃を受け、その時、近くにいた民間人を助けようとして盾になり敵の銃弾をくらい死亡、目が覚めると赤ん坊になっていた?
現代知識と特殊スキルによって、帝国と呼ばれる大国に立ち向かう小国の軍団の話しである
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
月が導く異世界道中extra
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
こちらは月が導く異世界道中番外編になります。
【R18 】必ずイカせる! 異世界性活
飼猫タマ
ファンタジー
ネットサーフィン中に新しいオンラインゲームを見つけた俺ゴトウ・サイトが、ゲーム設定の途中寝落すると、目が覚めたら廃墟の中の魔方陣の中心に寝ていた。
偶然、奴隷商人が襲われている所に居合わせ、助けた奴隷の元漆黒の森の姫であるダークエルフの幼女ガブリエルと、その近衛騎士だった猫耳族のブリトニーを、助ける代わりに俺の性奴隷なる契約をする。
ダークエルフの美幼女と、エロい猫耳少女とSEXしたり、魔王を倒したり、ダンジョンを攻略したりするエロエロファンタジー。
外れスキル?だが最強だ ~不人気な土属性でも地球の知識で無双する~
海道一人
ファンタジー
俺は地球という異世界に転移し、六年後に元の世界へと戻ってきた。
地球は魔法が使えないかわりに科学という知識が発展していた。
俺が元の世界に戻ってきた時に身につけた特殊スキルはよりにもよって一番不人気の土属性だった。
だけど悔しくはない。
何故なら地球にいた六年間の間に身につけた知識がある。
そしてあらゆる物質を操れる土属性こそが最強だと知っているからだ。
ひょんなことから小さな村を襲ってきた山賊を土属性の力と地球の知識で討伐した俺はフィルド王国の調査隊長をしているアマーリアという女騎士と知り合うことになった。
アマーリアの協力もあってフィルド王国の首都ゴルドで暮らせるようになった俺は王国の陰で蠢く陰謀に巻き込まれていく。
フィルド王国を守るための俺の戦いが始まろうとしていた。
※この小説は小説家になろうとカクヨムにも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる