東雲色のロマンス

海子

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4.レティシアの休日

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 レティシアは、ケイティの手書きの地図を片手に、デイヴの手を引いて、ミルフェアストリートを小走りになった。 
ローズの店で、つい話し込んだせいで、十二時半に、ミルフェアストリートのタヴァン、バッカスの料理人、アダムに手紙を届けてほしいという、ケイティの言いつけに、遅れそうになってしまっていた。
バッカスは、すぐに見つかった。 
バッカスは、大きなダヴァンだったし、駅馬車の発着場も兼ねていたため、その前には数台の馬車が止まっていて、人の出入りも多く、目につきやすかった。
レティシアは、バッカスの中に入った。 
玄関を入ってすぐに、随分、大きなホールがあった。 
そこは、今、駅馬車でブリストンに到着したばかりの人や、これから、各地へ出発しようとする人たちで、にぎわっており、駅馬車の待合のようになっていた。
その奥に、タヴァンの受付があったが、こちらは、朝、宿泊客が出立した後だったせいか、客の姿は見られなかった。
レティシアは、その受付へ行き、ケイティから預かった手紙を、アダムに直接手渡したい旨を伝えると、受付の男が、食堂の厨房にいると、教えてくれた。 
受付の男に言われた通り、奥へと進んでいくと、小さな中庭に出た。 
その中庭を囲むように、集会所があったり、酒場、賭博場があったりと、バッカスの中は、思った以上に、広かった。 
レティシアの目指す食堂、ダファディルは、その中庭を抜けた先にあった。 
ちょうど、昼食の時間で、十ある四人掛けのテーブルと、二つある六人掛けのテーブルは、ほとんど満席で、給仕の者たちが、慌ただしく動き回っていた。 
ダファディルの客は、いでたちからして、旅の途中で、昼食に立ち寄ったような中年の夫婦、バッカスに宿泊していると思しき男、あるいは、仕事の合間に、昼食を取りに来たと思われる、フロックコートの四人連れがいたりと、まちまちだった。
レティシアはデイヴの手を引いて、ダファディルへ足を踏み入れると、給仕の若い男に、アダムに会いたいのだが、と伝えた。
 給仕の若い男は、この忙しい時に、と言わんばかりに、あからさまに迷惑そうな顔をしながら、あっちだと、厨房を指さして、ぞんざいな口調で言った。
レティシアは、みなの仕事の邪魔をするようで、肩身の狭い思いをしながら、客席を抜けて、厨房へと入った。
厨房では、白いコックコートを着た三人の男が、食材と火加減に格闘し、白いエプロンを付けた、見習いと思しき皿洗いの若い男が、積みあがった皿に奮闘していた。「そっちの鶏肉は、もう火が通ったか」 
「もう少し、煮詰めろ。オーブンは?」
みな、隙の無い動きで、時間と戦っていることは、すぐにわかった。 
だから、レティシアは、声をかけるのをためらった。 
「あんた、何?」 
料理人の一人が、レティシアに気づいて、怪訝そうに声をかけた。 
他の二人も、レティシアに気づいて、顔を上げる。 
そのうちの、五十歳くらいの、太った、頭の禿げた男が、 
「デイヴじゃないか。一体、どうした?」 
濁声で、驚いたように言った。
三人の中で、一番年かさの、その濁声の男が、料理長のようだった。
「あの、アダムにケイティから、手紙」 
「アダムは、俺だ」 
「あの、これ、ケイティから」
と、レティシアは、おずおずと手紙を差し出した。 
「ケイティから?」 
「とても、大切な、手紙。すぐ読んで。私、帰る。お邪魔、ごめんなさい」
レティシアは、自分たちが、仕事の邪魔をしているのがわかるだけに、そう言うと、すぐにデイヴの手を引いた。
「待った!」 
そのレティシアを、ケイティからの手紙に目を通したアダムが、引き留めた。
「デイヴ、そのお姉ちゃんと、そっちの部屋で、待ってろ」 
と、アダムが、厨房の隣にある部屋を、指さした。
「いい子にしてるんだぞ。おとなしく待ってりゃ、きっといいことがある」
「僕、いい子にしてるよ」 
その時、アダムは、目の前にいたレティシアの顔を、初めてまともに見た。 
「あんた・・・」 
レティシアの顔を見た途端、アダムは、はっと息をのんだ。
けれどもすぐに、
「いや、いい。ともかく、向こうで待ってろ」 
と、告げ、湯気が上がる大きな鍋の元へと、戻った。 



 アダムに言われた部屋は、料理人たちの控室のようで、殺風景な、けれども、きちんと掃除の行き届いた、部屋だった。
窓は、あることにはあったが、隣の建物との狭い路地に面していて、陽当たりがいいとは言えず、十一月ともなれば、火の気のない部屋は、ずいぶんひんやりとしていた。 
部屋には、真ん中に四人掛けのテーブルと、料理人たちが、ここで着替えをするからなのか、ずいぶんと古いクローゼットがあった。 
レティシアは、デイヴと共に、その部屋で、しばらく指遊びや言葉遊びをして、時間を費やした。
三十分が過ぎ、デイヴが、そろそろレティシアとの遊びに飽き始めて、レティシアも、もう帰らなければと、時間を気にし始めた頃、待たせたと、アダムが、美しい木目のトレーをふたつ、運んできた。 
思わず、デイヴの口から、歓声が上がった。 
湯気を立てる、いんげん豆とベーコンのスープ、まだ温かいふわふわのパン、人参とジャガイモを傍らに添え、ブラウンソースのかかった、香ばしい匂いの漂う、ミートパイ、添えられた赤紫色のソースが色鮮やかな、純白のブラマンジェ。
アダムは、レティシアと、デイヴの目の前に、それらが乗ったトレーを、置いた。
「あの、これ、私」
レティシアは、事態が呑み込めずに、困惑した 。
「気を使うことはない、ケイティからだよ。手紙を届ける娘とデイヴに、うまいもの食わしてやってくれって。場所がいいとは言えないが、ここでゆっくり食べればいい。向こうは目立つだろう」 
確かに、使用人風の若い女が、小さな男の子を連れて、食堂で昼食をとっていたのでは、周囲の目につくに違いなかった。
「あの、でも、私」 
「あんた、名前は?」 
「名前は・・・、レティシア、レティシア・ダンビエ」 
「レティシア・・・。フォルティスの娘の名前じゃないな。ユースティティアの娘か?歳はいくつだ?」
「二十四歳・・・」 
多分、そのくらい、と言いかけてレティシアは、言葉を飲み込んだ。 
本当のところ、レティシアは、自分の年齢を知らなかった。 
レティシアが、聖ラファエラ女子修道院の修道院長から教えられたのは、レティシア・ダンビエという名前以外、何もなかった。 
修道院長も、レティシアの名前と、レティシアを修道院へ連れてこさせたのが、さる貴族の娘の意向だというより他は、何も知らされていないのだと、伝えられていた。
「二十四・・・」 
アダムは、レティシアの年齢を聞いて、驚いたような表情になった。 
「何か・・・?」
「・・・いや、いいんだ。さあ、早く食べな。冷めちまう。デイヴ、よく噛んで食べるんだぞ」 
アダムは、例の濁声でそう言うと、食堂の仕事が、まだまだ立て込んでいるせいか、急いで、戻って行った。 
アダムの作った料理は、どれも、本当に素晴らしかった。 
いんげん豆とベーコンのスープは、ベーコンの塩味をうまく利用した、優しい味わいで、子供でも口にしやすかった。 
そして、アダムの作るミートパイは、レティシアの知る、それひとつで十分食べごたえのある、ずっしりと重いミートパイとは、まったく異なっていた。
アダムのミートパイは、周りの生地がさくさくとしていて、ナイフとフォークでその生地を切ると、中には、肉汁たっぷりのフィリングが詰められていた。 
それを、ブラウンソースに付けて、一口、味わった時、 
「おいしい」 
レティシアは、思わず、そう声を上げていた。 
赤紫色のベリーのソースが添えられたブランマンジュは、見た目にも美しく、スプーンを入れるのが、もったいないと思うほどだった。
ベリーの爽やかな甘酸っぱさと、口の中で溶ける濃厚なミルクの味わいに、レティシアも、デイヴも、しばし無言になった。
朝からずっと街を散策して、お腹のすいていたふたりは、アダムの料理をきれいに平らげた。 
レティシアとデイヴのお腹がすっかり満腹になった頃、 
「お、食ったか」
と、コックコートのままのアダムが、瓶とグラスを手に、顔をのぞかせた。
昼食の時間が終わって、仕事が、一息ついたようだった。 
レティシアは、慌てて、椅子から立ち上がった。 
「あの、本当に、美味しい。本当に、本当に。ありがとう」 
「だろう?俺の作る料理は、ブリストン一だ」
「いえ、フォルティスの一番」 
レティシアの言葉に、アダムは、嬉しそうに頬を緩めた。
「なかなか、いいことを言うな」 
「本当のこと、嘘、違う」 
アダムは嬉しそうな笑顔のまま、椅子に座り、 
「飲むかい。自家製だ」 
と、レティシアに瓶を差し出して、尋ねた。 
レティシアは、てっきり、アルコールかと思って、いらない、と断りかけたが、アダムは、 
「酒じゃない」
と、グラスふたつに、黄色の液体を注いだ。 
レモネードだった。
デイヴを見ると、朝からずっと歩き通しで、今、お腹がいっぱいになって、眠気が押し寄せてきたのか、何度も目をこすっていた。
レティシアは、椅子ごとデイヴを自分の椅子へ引き寄せて、その頭を自分の膝の上に置くと、背中を優しく、とんとんとんと叩き続けた。 
そうするうちに、デイヴの瞼が閉じて、寝息を立て始めた。
「子供ってのは、本当にいいな」 
その様子を眺めながら、アダムが言った。
「本当、可愛い」 
レティシアも、その寝顔を覗き込んだ。
「あんた、結婚は」 
「結婚、私、しない。修道院、帰る」 
レティシアは、知っているフォルティスの言葉を並べて、リックに連れられ、聖ラファエラ女子修道院から、フォルティスにやってくることになった、これまでの経緯を、大まかに話した。 
ただ、四年より前の記憶がないとは言わず、あまり過去のことは覚えていない、とだけ 話した。 
そういう言い方をすると、大抵の人は、それを、文字通りには捉えず、辛いことがあって、過去は話したくないのだな、と察してくれるということを、近頃、学んだレティシアだった。 
アダムは、興味深そうに、レティシアの話を聞いていた。 
美味しい料理で、お腹も心も満たされて、知らない間に打ち解けたせいか、レティシアの方から、
「ケイティ、アダム、友達?」 
と、問いかけると、アダムは、レティシアの知らない話を、色々と教えてくれた。 
それで、レティシアの方も、これまで漠然としかわかっていなかったことが、はっきりとわかるようになった。
まず、このバッカスは、フランクの兄、ジェフリーが経営する、マクファーレン商会のタヴァンだということ。 
マクファーレン商会は、バッカスだけでなく、駅馬車、質屋、最近は、食料品店なども経営し、蒸気機関車の開発にも投資する、ブリストンでは有名な会社だということ。 
そして、早くに親を亡くしたリックは、フランクと親友だったせいで、マクファーレンの実家に引き取られて、養子にはならなかったものの、その家業を手伝い、四年前までは、駅馬車の御者を、そして四年前からは、蒸気機関車の設計に携わっているのだということ。 
そして、このバッカスの一室を、自分の住まいにしていること。
このバッカスの経営者が、ジェフリー・マクファーレンであることから、アダムは、自然と、その弟フランク一家と、交流があること。 
それらを、レティシアに、話して聞かせた。 
そんなことを話し込んでいるうちに、気が付けば、一時間近くが過ぎていた。 
レティシアは、まだ眠そうなデイヴを、起こすと、そろそろ、帰ると、立ち上がった。
「なあ・・・、レティシア」 
アダムは、帰り支度を始めた、レティシアを、真顔で呼び止めた。 
「なあ、レティシア、よかったらまた、ここへ来てくれないか。いや、変な意味じゃないんだ。その・・・、なんて言ったらいいか、あんた、亡くなった娘と、同じ年なんだ」 
「娘?」
「おかしな話だと思う。俺の娘は、もう二十年も前、四つの時に、死んだのに」
「死んだ?」
「俺は、ろくでもないことをいっぱいやってきた。本当に、ろくでもないことを」 
と、アダムは、苦い経験を、語りだした。 
「子供のころから、料理に興味のあった俺は、若いころから、いろんなところで・・・、時には外国でも、料理の修業をして、腕を磨いた。あんたと同じ、二十四歳の時には、フォルティスの首都タリスの有名なレストランで、料理人をやっていてね。自慢じゃないが、俺の料理は評判だった。俺の料理を食べに、わざわざ地方から、やってくる客もいた。俺は、自分の腕に自信があった。だけど・・・、調子に乗っていた。若い娘に、こんなこと言うとなんだが、酒に博打に女に、やりたい放題だった」
「まあ・・・」
「俺が、女房持ちじゃなかったら、それでも良かったのかもしれない。でも、俺には、女房がいたし、娘もいた。だけど、そういう生活を改めようとはしなかった。今思えば、ちやほやされて、いい気になっていたんだな」 
こくんと、アダムが唾をのむ音が聞こえた。
「ある日、仕事が終わって、飲んだくれて、女房以外の女の家で一晩泊まって、朝帰ったら・・・、娘が、死んでた」 
「どうして・・・」
レティシアは、思わず、傍らのデイヴを抱き寄せていた。
「わからないんだ。俺が、仕事に行くときは、元気だった。なのに・・・、なのに、一晩高熱でうなされて・・・、朝、俺が、帰った時にはもう、エミリーは・・・」 
アダムの声は、震えていた。 
「アダム・・・」
「何にも、してやれなかった。もし、あの時、俺が、ちゃんと家に帰っていれば・・・、医者に連れてやっていれば・・・」
アダムは、持っていた手拭きで、瞳をぬぐった。
レティシアも、指で涙を払った。 
「女房は出て行った。俺は、何もかも嫌になって、料理人を辞めた。酒も止めた。そして、タリスを離れて、ブリストンへ流れ着いた。だけど、やっぱり、俺はこの仕事でしか、食っていけない。結局、マクファーレンさんに、拾われて、こうやって働いている」 
アダムは、じっと、レティシアを見つめた後、
「娘も、ヘーゼルの瞳をしていた。あんたみたいな、きれいな、ヘーゼルの瞳を」 
 涙を含んだ眼でそう言って、瞳を拭うと、やがて、潤んだ瞳のまま、笑って、何事かを呟いた。 
リックも、これまでと違って、気立てのいい、可愛い娘を手に入れたじゃないか。
そう呟いたのだったが、レティシアの耳には、届いていなかった。 
アダムは、リックのこれまでの、ひどい女性遍歴を思い出して、悪いと思いながらも、笑いをかみ殺さずにはいられなかった。
レティシアは、リックのことを、レティシアがブリストンで、社会勉強するための、身元引受人だと語ったが、アダムには、わざわざ、リックがユースティティアの修道院まで迎えに行く娘に、何の下心もないとは思えなかった。
レティシアは、修道院に帰るつもりらしいが、さて、どうなることやら。
アダムは、目の前の、亡くなった娘と同じ瞳の色の、控えめで、美しい娘を見つめながら、胸の内で、リックの健闘を祈った。



 アダムは、レティシアとデイヴを、玄関まで見送りに出た。 
「今度は、もっと早くに連絡しておいで。そうしたら、もっとうまいもの、準備しておく。ああ・・・、そうか、今度は、おめかしして、夜、リックと一緒に来るといい」 
はいとも、いいえとも、レティシアは、答えようがなくて、曖昧に頷いた。 
そんな話をしながら、ちょうど、バッカスの中庭を三人が行き過ぎようとしたとき、まだ十代に見える、小柄な男が、バッカスの裏手の方から、足早に歩いてきた。 
その男は、アダムと目が合うと、いけね、という風に、目深に帽子を被りなおして、そのまま行き過ぎようとした。 
「また、仕事をさぼっていたな、ジミー」 
「おっとっと、こりゃ、料理長。気が付かなかった」
「とぼけるんじゃない。仕事をさぼって、どこへ行っていた、また博打か?」 
「ちょっとだけだよ、ほんの一瞬」 
「負けたんだろう、いくらだ」 
「何でも、お見通しだね」 
ジミーは、肩をすくめてみせた。 
「ジミー、いい加減にしておかないと、ジェフリーさんに知れたら、大変なことになるぞ」
「そんな、バレるはずないって。ジェフリーさんからしたら、俺みたいなのは、鼠さ。そっちの人は?」 
と、ジミーはレティシアに向かって、顎をしゃくった。 
「フランク・マクファーレン氏の家の、家政婦だ」
「フランク・マクファーレン・・・。ああ、そう」 
と、ジミーは、何事か考えたようで、 
「あんた、きれいな人だね。ところで、俺のことは、フランクさんには、黙っててよ」 
調子よさそうな笑みを浮かべながら、レティシアににじり寄ってきた。
「あの・・・」 
レティシアには、何の話か、よくわからなかった。
「俺が、さぼってるのが、ジェフリーさんの耳に入ったら、まずいわけ。俺、クビになっちゃうかも。そんなことになったら、あんたも目覚めが悪いだろ。よろしく頼むぜ。じゃな」
と、レティシアよりも、幾分小柄なジミーはそう言って、レティシアの肩をポンと叩くと、そのまま、足早に立ち去った。 
「全く・・・」
そのジミーの立ち去った方を見つめながら、アダムは、ため息を漏らした。
「ここの掃除夫だ。根は、悪い奴じゃないんだが、どうも、さぼり癖があって、ちょこちょこ、仕事を抜け出しては、悪い遊びをしている。困ったもんだ」
アダムは、やれやれと言わんばかりに、首を振った。 
バッカスの玄関まで、見送りに来たアダムは、例の濁声で、また、おいでと、繰り返しレティシアに言った。 
そして、レティシアとデイヴが、ミルフェアストリートを曲がって、その姿が見えなくなるまで、バッカスの前からふたりを、じっと見守り続けていた。
 
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