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蜜月
仕切り直し
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「無理すると怪我に繋がるから、焦らずゆっくりな」
先輩の手がケツに触れる時、叩かれるかもと一瞬だけ身構えてしまったが、もちろんそんな訳なく普通に撫でられた。
先輩がやりやすいよう、位置を微調整する。ケツを突き出してやると、ただ触れていただけの先輩の手が、ケツを本格的に揉み出した。
「焦るなって言ってもさ……こんなの見せられたら、焦るって」
冷静な言葉とは裏腹な先輩のちんこに手を伸ばす。見上げなくても分かる、熱い視線を感じながら、オレの体にも興奮が戻る。
「手はこっちだ。俺は手伝うだけ、なんだろ?」
先輩の手がオレの手を掴み、ゆっくりケツへと導いた。また自分のケツかぁと、萎えそうになるが、重ねられたままの先輩の手が熱くて、期待の方が膨らんだ。
「一緒にやってくれんの?」
オレの言葉に先輩は小さく頷くと、ローションで濡れた肛門に指を這わせた。ケツ穴で先輩の存在を感じると、ちんこだけでなくケツまで興奮し始める。ビクビクと即行で反応するケツ穴が情けない。
「少し緊張を取ってやると、指も入りやすくなるから……セイシュンも触ってみろ」
先輩が指先を重ねてくる。ローションのヌルッとした感触のせいか、情けないはずのケツ穴の反応が、エロいと思えてしまう。
「指、入れるぞ」
声と同時に先輩の指がオレの中に入ってきた。いつもは、キスとか他の所もいっぱい触られて快感が意識を朦朧とさせているのだが、今日はケツだけに意識が集中しているので、割と冷静にケツの状況が分かった。
「うわっすげぇ入っている。あ、ヤバ、先輩、そこ気持ちいい」
無理なく的確に、先輩の指がオレの中で前後する。意図的だろうか、稀にヤバイくらいダイレクトで気持ちいい場所を攻められ、萎えていたちんこは完全に復活させられた。
「セイシュンの指も、一緒に、な」
ちゅぷっと音を立て、先輩は指を抜くと、今度はオレの指をオレのケツに滑り込ませた。一人でやった時は、先っぽ以上がどうしても入らなかったのに、面白いくらいスルッと入りやがった。
「なんか変な感じ」
素直な感想を口にすると、先輩は熱っぽい息を吐き出しながら少し笑った。
「こうしたら、もっと変な感じになるか?」
オレのぎこちない指の動きを指導する為か、先輩の指もケツ穴に潜り込んでくる。圧迫感が少し増し、それ以上に微妙な感覚が快感に塗り潰されていく。
先輩に合わせて自分の指も滑らかに動くようになった。気持ちよさを求めて、ヤバイ場所を刺激しようとするが、どうにもオレの指では上手く触れず、もどかしい。
「せんぱい、もっと……」
気持ちいい所を触って、そう言おうとしたが、思い止まる。すっかり、いつものペースだ。このままでは、先輩にいいようにされて、オレばかりが気持ちよくなってしまう。
「もう入るかな?」
溶けそうになった意識に活を入れ、先輩に聞いてみる。
「ん、どうだろうな。焦らずゆっくり慣らさないか?」
先輩の指がヤバイ部分を焦らすように擦る。堪らず体が反応し、ケツにも力が入ってしまう。
「あぁっ、ちょ、うぁ……だめ、だって」
オレの反応を楽しんでいるのか、先輩は小さく笑いながら少し強めに刺激してくるので、思わず声が漏れてしまった。
オレの制止に応えたのか、一度するりと指を抜いてくれたが、続けて今度は二本の指が同じ所を攻めてきた。そうなると、もう自分の指の存在なんてなくて、先輩の思うがままにオレの快感値は上昇していく。
早く、もっとスゴイの欲しい。頭の中がそれ一色になって、体も意識も全部、先輩に委ねてしまいそうになる直前、オレは我に返る。
「ストップッ! 先輩、やめろ!」
「っ悪い、痛かったか?」
突然オレが大声を出したので、先輩は驚いて動きを止めてくれる。痛みを警戒してか、ゆっくり慎重に指を抜き、ついでにほったらかしだったオレの指まで引っぱり出してくれる。
「手伝うのは準備だけだって言ったじゃん。これ以上はオレがヤル! 先輩に任せてたら、いつも通りになっちゃうだろ。だから、もう動くな。ちんこだけ出して待ってろ」
気圧された先輩の上に乗り、とっととヤルべく今度はオレが手伝ってやる。見るからに窮屈そうな服と下着を引き下ろし、先輩の欲求を露わにしてやった。
舐めてくれと言わんばかりにいやらしく揺れる亀頭に、またかぶりつきそうになるが、せっかく緩んだケツが締まったら困る。オレは容赦なく先輩のちんこに冷たいローションを垂らす。
「んっ。セイシュン、あんまり無茶はするなよ。痛かったり、苦しかったら、ちゃんと止めるんだぞ」
ローションの冷たさに一瞬だけ顔を顰めたが、先輩は冷静に注意してくる。表情を見るに本気で不安そうだ。
オレとしては期待に満ちた目をキラキラさせて、今か今かと急かすくらいに前のめりな方がテンション上がるのだが……泣いて詫びを入れてしまった過去があるので文句は言えまい。
「心配しすぎだろ。先輩に鍛えられたオレのケツを信じろよ」
先輩のちんこを二三度しごいて、ローションをなじませてやると、気持ちよかったのか更に固くなった。こう素直に反応してくれると、オレのテンションも『やってやるか』とエンジンがかかる。
先輩の手がケツに触れる時、叩かれるかもと一瞬だけ身構えてしまったが、もちろんそんな訳なく普通に撫でられた。
先輩がやりやすいよう、位置を微調整する。ケツを突き出してやると、ただ触れていただけの先輩の手が、ケツを本格的に揉み出した。
「焦るなって言ってもさ……こんなの見せられたら、焦るって」
冷静な言葉とは裏腹な先輩のちんこに手を伸ばす。見上げなくても分かる、熱い視線を感じながら、オレの体にも興奮が戻る。
「手はこっちだ。俺は手伝うだけ、なんだろ?」
先輩の手がオレの手を掴み、ゆっくりケツへと導いた。また自分のケツかぁと、萎えそうになるが、重ねられたままの先輩の手が熱くて、期待の方が膨らんだ。
「一緒にやってくれんの?」
オレの言葉に先輩は小さく頷くと、ローションで濡れた肛門に指を這わせた。ケツ穴で先輩の存在を感じると、ちんこだけでなくケツまで興奮し始める。ビクビクと即行で反応するケツ穴が情けない。
「少し緊張を取ってやると、指も入りやすくなるから……セイシュンも触ってみろ」
先輩が指先を重ねてくる。ローションのヌルッとした感触のせいか、情けないはずのケツ穴の反応が、エロいと思えてしまう。
「指、入れるぞ」
声と同時に先輩の指がオレの中に入ってきた。いつもは、キスとか他の所もいっぱい触られて快感が意識を朦朧とさせているのだが、今日はケツだけに意識が集中しているので、割と冷静にケツの状況が分かった。
「うわっすげぇ入っている。あ、ヤバ、先輩、そこ気持ちいい」
無理なく的確に、先輩の指がオレの中で前後する。意図的だろうか、稀にヤバイくらいダイレクトで気持ちいい場所を攻められ、萎えていたちんこは完全に復活させられた。
「セイシュンの指も、一緒に、な」
ちゅぷっと音を立て、先輩は指を抜くと、今度はオレの指をオレのケツに滑り込ませた。一人でやった時は、先っぽ以上がどうしても入らなかったのに、面白いくらいスルッと入りやがった。
「なんか変な感じ」
素直な感想を口にすると、先輩は熱っぽい息を吐き出しながら少し笑った。
「こうしたら、もっと変な感じになるか?」
オレのぎこちない指の動きを指導する為か、先輩の指もケツ穴に潜り込んでくる。圧迫感が少し増し、それ以上に微妙な感覚が快感に塗り潰されていく。
先輩に合わせて自分の指も滑らかに動くようになった。気持ちよさを求めて、ヤバイ場所を刺激しようとするが、どうにもオレの指では上手く触れず、もどかしい。
「せんぱい、もっと……」
気持ちいい所を触って、そう言おうとしたが、思い止まる。すっかり、いつものペースだ。このままでは、先輩にいいようにされて、オレばかりが気持ちよくなってしまう。
「もう入るかな?」
溶けそうになった意識に活を入れ、先輩に聞いてみる。
「ん、どうだろうな。焦らずゆっくり慣らさないか?」
先輩の指がヤバイ部分を焦らすように擦る。堪らず体が反応し、ケツにも力が入ってしまう。
「あぁっ、ちょ、うぁ……だめ、だって」
オレの反応を楽しんでいるのか、先輩は小さく笑いながら少し強めに刺激してくるので、思わず声が漏れてしまった。
オレの制止に応えたのか、一度するりと指を抜いてくれたが、続けて今度は二本の指が同じ所を攻めてきた。そうなると、もう自分の指の存在なんてなくて、先輩の思うがままにオレの快感値は上昇していく。
早く、もっとスゴイの欲しい。頭の中がそれ一色になって、体も意識も全部、先輩に委ねてしまいそうになる直前、オレは我に返る。
「ストップッ! 先輩、やめろ!」
「っ悪い、痛かったか?」
突然オレが大声を出したので、先輩は驚いて動きを止めてくれる。痛みを警戒してか、ゆっくり慎重に指を抜き、ついでにほったらかしだったオレの指まで引っぱり出してくれる。
「手伝うのは準備だけだって言ったじゃん。これ以上はオレがヤル! 先輩に任せてたら、いつも通りになっちゃうだろ。だから、もう動くな。ちんこだけ出して待ってろ」
気圧された先輩の上に乗り、とっととヤルべく今度はオレが手伝ってやる。見るからに窮屈そうな服と下着を引き下ろし、先輩の欲求を露わにしてやった。
舐めてくれと言わんばかりにいやらしく揺れる亀頭に、またかぶりつきそうになるが、せっかく緩んだケツが締まったら困る。オレは容赦なく先輩のちんこに冷たいローションを垂らす。
「んっ。セイシュン、あんまり無茶はするなよ。痛かったり、苦しかったら、ちゃんと止めるんだぞ」
ローションの冷たさに一瞬だけ顔を顰めたが、先輩は冷静に注意してくる。表情を見るに本気で不安そうだ。
オレとしては期待に満ちた目をキラキラさせて、今か今かと急かすくらいに前のめりな方がテンション上がるのだが……泣いて詫びを入れてしまった過去があるので文句は言えまい。
「心配しすぎだろ。先輩に鍛えられたオレのケツを信じろよ」
先輩のちんこを二三度しごいて、ローションをなじませてやると、気持ちよかったのか更に固くなった。こう素直に反応してくれると、オレのテンションも『やってやるか』とエンジンがかかる。
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