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大物Vtuber襲来!?
14:感想回★
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優希こと白姫ゆかが配信を終了した直後、確実に死にかけている人が二人いた。
どう隠そうとも隠し切れない存在感を配信では放つ二人。
柿崎ゆると浮雲ふわりの二人である。
------遊佐薫視点------
「はぁ・・・はぁ・・・」
私は今大変な状況になっている。
密かに想いを寄せているかわいい少年、その名前は姫村優希くん。
今私の最推しである白姫ゆかちゃんの中の人をやっているその子は男の子とは思えない容姿、声をしており、私はその魅力に魅了されてしまった。
そんな子がまさかのバイノーラルマイクを使って私と浮雲ふわりの二人に向けて
『おねぇちゃん、ボクと今日は遊んでくれてありがと♪大好き♪』
なんて言ってくるからだ。
何が大好きだよ、こっちのセリフだよ!
なんて厄介なオタクみたいな事を思わずにはいられなかった。
そして今の私が陥ってる大変な状況と言うのは・・・
「鼻血が止まらない・・・」
そう、鼻血が止まらないのだった。
今は下を向きつつ鼻の付け根を抑えている
そんな状況で気付けば配信は終わっていた。
「こんかいも、やばかった・・・」
物凄い鼻声で私は呟いていた。
そして5分ほどすると鼻血も治ってきたので少し話したい事も出来たので由良の元に向かった。
「由良、おきて・・・!?」
由良がデスクの上で丸まってぷるぷるしていた。
「ど、どうしたの由良!?」
「ぁ、おねーちゃん・・・」
まるで生まれたての小鹿のように震えながら由良はこちらを向いた。
「優希くん、やばいね・・・想像以上だったよ・・・」
「あっ」
私は全てを察した。
由良もおそらく私と同じ、いや5分前の私だったんだろう。
「あの声でバイノーラルでおねぇちゃんは反則だと思うよ、あれに耐えられるお姉ちゃんは世の中に存在しないんじゃないかな。」
ゆかちゃんのお姉ちゃん呼びはぶりっこを感じさせない、本当の家族のように呼んでくれるという特徴がある。
そのせいで余計に心臓に多大なる負荷がかかるんだけど・・・
「私もそう思う。」
同意せずにはいられなかった。
「あっ、それでお姉ちゃん何の用だった?」
「あっいけない忘れるところだった。」
優希くんの事で頭がいっぱいになるとポンコツ化してしまうのはどうにかしないといけないかもしれない。
「前のコスプレ衣装の件なんだけど、相手の方から連絡って来たかなって思ってその確認だったんだけど。」
「あーそういえばお昼にメール来てた気がする、ちょっと確認するから待っててお姉ちゃん。」
私は大丈夫、と返事をしてその場で待っていた。
「あっ来てた来てた、あーやっぱりかぁ」
「どうかしたの?」
「やっぱり服は採寸をしたいから出来れば早めに採寸に来て欲しいんだって。」
「うーん、流石に厳しいか・・・」
私達がデザインをした優希くんに着せるコスプレを製作してくれる会社からの返答で
2週間ちょっとあれば完成させられるけど、せめて来週末には来てくれないと厳しいとの事だった。
デザインの締め切りは今週末でお願いしたいとも。
「でも諦められないよね・・・」
「何とか出来ない?お姉ちゃん。」
「メールダメ元で送ってみるよ。
優希くん、来週空いてたりしないかな。」
私は優希くんにメールを送信した。
------空木華視点------
「なんなのよあの子・・・」
私は思わず呟いていた。
「今まで同期や同じ事務所の人とコラボ何回もやってきたけど、あの子の声、心をぎゅっと掴む何かがある・・・」
人の持つ声というのには何か力がある、私はそう思っている。
そして、あの子の声は心を掴む不思議な力を持っていると思わざるを得ない。
「お姉ちゃんって言われるのがあそこまで心がきゅんきゅんするものだったなんて、思わなかったわぁ・・・」
事務所で先輩後輩の間でそういった呼び方をする事は今までに何回もあった。
よくそんな会話が起きる度にてぇてぇとか尊いとか、言われていたけど
だけどこんなきゅんとするような事は今まで一度もなかった。
「これがあの子の力、って事なのかな。」
私は世の中は広いな、と実感した。
「でもなんであの子の前だと素が出ちゃうんだろう、今までこんなことなかった筈なのに。」
謎は深まっていくばかりだった。
------ネット民達の反応------
428:名前:名無しのお兄ちゃん
このスレのお姉ちゃん達、生きてるか?
429:名前:名無しのお兄ちゃん
俺は兄でよかった無事だぜ
430:名前:名無しのお兄ちゃん
あれ?マジでいなくないか?
431:名前:名無しのお兄ちゃん
いや流石にネタだろ
432:名前:名無しのお姉ちゃん
今の今まで悶絶してたわ・・・
433:名前:名無しのお姉ちゃん
しぬかとおもった!!!
434:名前:名無しのお兄ちゃん
まだ精神退行起こしてる奴いるけど大丈夫か?
435:名前:名無しのお兄ちゃん
まぁそのうち復活するでしょゆるママだって生きてたんだし
436:名前:名無しのお姉ちゃん
とりあえず言っておくわ、次はアンタ達よ
あのバイノーラルでお姉ちゃんって言われたら誰だって死ねるってものよ
437:名前:名無しのお兄ちゃん
>>436
ひえっ
438:名前:名無しのお兄ちゃん
>>436
ヒエッ
439:名前:名無しのお姉ちゃん
とりあえず気合で切り抜いてピヨッターに投稿したわ
バズってくれたらゆかちゃんも有名になると思うんだけど。
440:名前:名無しのお兄ちゃん
ぶっちゃけ現状でも個人勢としてはかなりの勢いだよな。
>>439
乙!
まじでありがたい
441:名前:名無しのお兄ちゃん
流石にふわちゃんとのコラボが実現するとは思わなかったけどな
442:名前:名無しのお兄ちゃん
>>441
俺もビビった。
やっぱふわちゃん小さい子が好きなんだなって思ったわ。
443:名前:名無しのお姉ちゃん
>>442
でも同じ事務所のロリ系Vtuberの子よりテンション高くなかったかしら?
444:名前:名無しのお兄ちゃん
>>443
あー確かに
445:名前:名無しのお兄ちゃん
>>443
俺も思った
446:名前:名無しのお姉ちゃん
リアルでバッタリ出会ったって言ってたし
見た目が好みだったのかもしれないわね。
447:名前:名無しのお姉ちゃん
私も会ってみたいなぁ
448:名前:名無しのお姉ちゃん
>>447
コミケ来るらしいわよ?
449:名前:名無しのお姉ちゃん
>>448
えっ?
死んでも行く!
450:名前:名無しのお兄ちゃん
俺も行かないとなぁ
451:名前:名無しのお兄ちゃん
もうすぐ収益化いけそうらしいしそっちの配信も楽しみだよな
452:名前:名無しのお兄ちゃん
今の俺人生を一番楽しんでるかも
453:名前:名無しのお姉ちゃん
>>452
わかるわ
454:名前:名無しのお兄ちゃん
>>452
わかる
455:名前:名無しのお兄ちゃん
>>452
ほんまそれな
どう隠そうとも隠し切れない存在感を配信では放つ二人。
柿崎ゆると浮雲ふわりの二人である。
------遊佐薫視点------
「はぁ・・・はぁ・・・」
私は今大変な状況になっている。
密かに想いを寄せているかわいい少年、その名前は姫村優希くん。
今私の最推しである白姫ゆかちゃんの中の人をやっているその子は男の子とは思えない容姿、声をしており、私はその魅力に魅了されてしまった。
そんな子がまさかのバイノーラルマイクを使って私と浮雲ふわりの二人に向けて
『おねぇちゃん、ボクと今日は遊んでくれてありがと♪大好き♪』
なんて言ってくるからだ。
何が大好きだよ、こっちのセリフだよ!
なんて厄介なオタクみたいな事を思わずにはいられなかった。
そして今の私が陥ってる大変な状況と言うのは・・・
「鼻血が止まらない・・・」
そう、鼻血が止まらないのだった。
今は下を向きつつ鼻の付け根を抑えている
そんな状況で気付けば配信は終わっていた。
「こんかいも、やばかった・・・」
物凄い鼻声で私は呟いていた。
そして5分ほどすると鼻血も治ってきたので少し話したい事も出来たので由良の元に向かった。
「由良、おきて・・・!?」
由良がデスクの上で丸まってぷるぷるしていた。
「ど、どうしたの由良!?」
「ぁ、おねーちゃん・・・」
まるで生まれたての小鹿のように震えながら由良はこちらを向いた。
「優希くん、やばいね・・・想像以上だったよ・・・」
「あっ」
私は全てを察した。
由良もおそらく私と同じ、いや5分前の私だったんだろう。
「あの声でバイノーラルでおねぇちゃんは反則だと思うよ、あれに耐えられるお姉ちゃんは世の中に存在しないんじゃないかな。」
ゆかちゃんのお姉ちゃん呼びはぶりっこを感じさせない、本当の家族のように呼んでくれるという特徴がある。
そのせいで余計に心臓に多大なる負荷がかかるんだけど・・・
「私もそう思う。」
同意せずにはいられなかった。
「あっ、それでお姉ちゃん何の用だった?」
「あっいけない忘れるところだった。」
優希くんの事で頭がいっぱいになるとポンコツ化してしまうのはどうにかしないといけないかもしれない。
「前のコスプレ衣装の件なんだけど、相手の方から連絡って来たかなって思ってその確認だったんだけど。」
「あーそういえばお昼にメール来てた気がする、ちょっと確認するから待っててお姉ちゃん。」
私は大丈夫、と返事をしてその場で待っていた。
「あっ来てた来てた、あーやっぱりかぁ」
「どうかしたの?」
「やっぱり服は採寸をしたいから出来れば早めに採寸に来て欲しいんだって。」
「うーん、流石に厳しいか・・・」
私達がデザインをした優希くんに着せるコスプレを製作してくれる会社からの返答で
2週間ちょっとあれば完成させられるけど、せめて来週末には来てくれないと厳しいとの事だった。
デザインの締め切りは今週末でお願いしたいとも。
「でも諦められないよね・・・」
「何とか出来ない?お姉ちゃん。」
「メールダメ元で送ってみるよ。
優希くん、来週空いてたりしないかな。」
私は優希くんにメールを送信した。
------空木華視点------
「なんなのよあの子・・・」
私は思わず呟いていた。
「今まで同期や同じ事務所の人とコラボ何回もやってきたけど、あの子の声、心をぎゅっと掴む何かがある・・・」
人の持つ声というのには何か力がある、私はそう思っている。
そして、あの子の声は心を掴む不思議な力を持っていると思わざるを得ない。
「お姉ちゃんって言われるのがあそこまで心がきゅんきゅんするものだったなんて、思わなかったわぁ・・・」
事務所で先輩後輩の間でそういった呼び方をする事は今までに何回もあった。
よくそんな会話が起きる度にてぇてぇとか尊いとか、言われていたけど
だけどこんなきゅんとするような事は今まで一度もなかった。
「これがあの子の力、って事なのかな。」
私は世の中は広いな、と実感した。
「でもなんであの子の前だと素が出ちゃうんだろう、今までこんなことなかった筈なのに。」
謎は深まっていくばかりだった。
------ネット民達の反応------
428:名前:名無しのお兄ちゃん
このスレのお姉ちゃん達、生きてるか?
429:名前:名無しのお兄ちゃん
俺は兄でよかった無事だぜ
430:名前:名無しのお兄ちゃん
あれ?マジでいなくないか?
431:名前:名無しのお兄ちゃん
いや流石にネタだろ
432:名前:名無しのお姉ちゃん
今の今まで悶絶してたわ・・・
433:名前:名無しのお姉ちゃん
しぬかとおもった!!!
434:名前:名無しのお兄ちゃん
まだ精神退行起こしてる奴いるけど大丈夫か?
435:名前:名無しのお兄ちゃん
まぁそのうち復活するでしょゆるママだって生きてたんだし
436:名前:名無しのお姉ちゃん
とりあえず言っておくわ、次はアンタ達よ
あのバイノーラルでお姉ちゃんって言われたら誰だって死ねるってものよ
437:名前:名無しのお兄ちゃん
>>436
ひえっ
438:名前:名無しのお兄ちゃん
>>436
ヒエッ
439:名前:名無しのお姉ちゃん
とりあえず気合で切り抜いてピヨッターに投稿したわ
バズってくれたらゆかちゃんも有名になると思うんだけど。
440:名前:名無しのお兄ちゃん
ぶっちゃけ現状でも個人勢としてはかなりの勢いだよな。
>>439
乙!
まじでありがたい
441:名前:名無しのお兄ちゃん
流石にふわちゃんとのコラボが実現するとは思わなかったけどな
442:名前:名無しのお兄ちゃん
>>441
俺もビビった。
やっぱふわちゃん小さい子が好きなんだなって思ったわ。
443:名前:名無しのお姉ちゃん
>>442
でも同じ事務所のロリ系Vtuberの子よりテンション高くなかったかしら?
444:名前:名無しのお兄ちゃん
>>443
あー確かに
445:名前:名無しのお兄ちゃん
>>443
俺も思った
446:名前:名無しのお姉ちゃん
リアルでバッタリ出会ったって言ってたし
見た目が好みだったのかもしれないわね。
447:名前:名無しのお姉ちゃん
私も会ってみたいなぁ
448:名前:名無しのお姉ちゃん
>>447
コミケ来るらしいわよ?
449:名前:名無しのお姉ちゃん
>>448
えっ?
死んでも行く!
450:名前:名無しのお兄ちゃん
俺も行かないとなぁ
451:名前:名無しのお兄ちゃん
もうすぐ収益化いけそうらしいしそっちの配信も楽しみだよな
452:名前:名無しのお兄ちゃん
今の俺人生を一番楽しんでるかも
453:名前:名無しのお姉ちゃん
>>452
わかるわ
454:名前:名無しのお兄ちゃん
>>452
わかる
455:名前:名無しのお兄ちゃん
>>452
ほんまそれな
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