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Vtuberはじめました
05:料理動画を撮ろう!★
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お昼の眠気をなんとか乗り越えた僕は放課後になったので家に帰ることにした。
「それじゃ裕翔、僕動画撮影したいから今日は帰るねー」
僕は鞄に荷物をしまいながら裕翔に話しかけた。
「おう頑張ってな!帰りは気をつけて帰れよー?」
「お母さんじゃないんだから・・・」
「まぁ優希の見た目が見た目だしなぁ・・・」
僕の身体をちらりと見ながら裕翔は呟いた。
「まぁありがと、一応気を付けて帰るよ。」
「おう、俺も部活行ってくるよ。」
そう言って裕翔は歩き出した。
「裕翔も頑張ってねー。」
「せんきゅー。」
歩きながら手を振って裕翔は部室へ向かっていった。
ちなみに裕翔は陸上部で、部内でも屈指の実力の持ち主で、女子の人気も結構高かったりする。
ちょっと羨ましい・・・
裕翔と別れた僕はバスに乗り家の近くのバス停で降りた僕は家へ帰り、一度荷物を置いてから買い物に出かけた。
お弁当と夜ご飯の材料を買いに行かないといけないからね。
自転車でスーパーへと向かい材料を購入。
特に問題も無く帰宅した僕は汗を流すためにシャワーを浴び、服を着替えてからご飯を作ることにした。
「まずご飯を作るところを撮影して後で音声と動画を付ければいいかな?」
今日僕が作るのは唐揚げ。
鶏肉をまずは一口大に切ってその切った鶏肉を醤油とお酒とみりん、にんにくのすりおろし、ナツメグ、うま味調味料を混ぜた調味液に鶏肉を30分程度漬け込んでいく。
漬け込んでいる間にお米を炊き、他のおかずを調理していく。
まずお弁当に入っていると嬉しい卵焼き。
卵に出汁を入れて少しだけ砂糖を加えて混ぜる。
そして卵焼き機で弱火でじっくりと焼き巻いていく。
あまり上手に巻ける訳じゃないから少し動画にするのは恥ずかしい。
もう一つのおかずはきんぴらごぼう。
ごぼうをささがきにして、にんじんを細切りにする。
それを甘辛く炒めて完成。
量を多めに作っておいたので小分けにして冷凍しておく。
そうすればお弁当を作る時に簡単に一品追加出来るのでおすすめだよ。
2つが出来上がる頃には漬け込みもいい感じになってきたのでそのまま揚げに入ろうと思う。
片栗粉に漬け込んだ鶏肉につけて油で揚げていくよ。
漬け込んだ鶏肉は水分をしっかりと切ることが重要だけど、ペーパーで拭くことはしなくて大丈夫。
二度揚げも必要なく揚がったものから取り出していく。
3分程度余熱で火を通したら完成。
サクサクとした食感の美味しい唐揚げの完成。
あとはお弁当箱に詰めたらお弁当も完成。
この撮影した動画にはご飯を食べた後に編集で音声と3Dモデルのテロップを入れていく。
動画の編集をしていたら気付けば夜の22時になっていた。
丁度動画も出来上がったので投稿もしておいた。
------------
『お兄ちゃん、お姉ちゃんこんばんは!今日はボクがお弁当を作っていこうと思うよ!』
白姫ゆかがいえーい!とグーで腕を真上に上げながら話し始めた。
『まず今日のおかずを紹介するね!唐揚げと卵焼き、きんぴらごぼうだよ!』
『まず鶏肉を一口大に切って、このテロップの材料を混ぜた調味液に30分漬け込んでいくよー!』
『漬け込んでる間に卵焼きを作るんだけど、ボクは甘い卵焼きが好きだからお砂糖を少し入れていくよ!もし参考にするならここは好みだから注意してね!』
『卵を焼く時は強火にすると初心者の人は焦げちゃうから中火くらいにすると焼きやすいと思うよ!』
『こうやって気泡が出来たら潰してさっと巻いて卵液をまた入れるよ、だいたい3回に分けてもらえると大丈夫だね。』
『巻けたらこうやって切って盛り付けたら完成だね!』
『次はきんぴらごぼう!ごぼうをささがきにするんだけどこれが面倒なんだよね・・・大好きなんだけど何回も作るのは面倒だから一回に大量に作って冷凍保存しておくよ!』
『ごぼうをささがきに出来たら一度お水に浸しておいてその間ににんじんを細切りにしていくよ!出来たら炒めていくんだけど味付けは醤油砂糖みりんだよ!あとは好みで鷹の爪を入れて完成!』
『これがご飯との相性が最高なんだよね・・・えへへ・・・』
『最後に大本命の唐揚げ!調味液をしっかり切った鶏肉を片栗粉につけて油で揚げるよ!熱いから調理の際は気をつけようね!』
『こんな感じでいい色になってきたら3分程度余熱で温めたら完成!』
『次はお弁当!』
『こうやってお弁当箱にご飯とおかずを詰めて・・・完成!』
『お兄ちゃん、お姉ちゃん、味わって食べてね♪』
『この動画が好評だったらシリーズ化するかもしれないからよかったら高評価、チャンネル登録よろしくね♪』
------柿崎ゆる視点------
「あっ、動画上がってる。」
私は白姫ゆかのチャンネルからの通知を受け取り一度休憩がてら動画を見ることにした。
「今回は料理動画なのね、って料理!?」
Vtuberは基本的にバーチャルな存在で、企業勢なんかはまず実写の動画を撮影することは無い。
個人Vtuberだから出来ること、なのかな?
「ふふっ、好きなおかずはちゃんと男の子なんだ・・・」
動画では唐揚げを楽しそうに作る白姫ゆかが映っている。
あの可愛い男の子が美味しそうに食べてるシーンを想像するだけでご飯が3杯は食べられそうな気がしてくる不思議。
実際そんなに食べられないけどね。
『お姉ちゃん、味わって食べてね♪』
これはやばい。
「はぅぅぅ!」
胸がきゅんきゅんとした。
普段の私はクールな女性のイメージを作り上げているのだけど、この子を見ている間の私はまるで一人の乙女のようだった。
------掲示板の反応------
[最カワボクっ娘]白姫ゆかについて語るスレ[まさかの個人勢?]
1:名前:名無しのお兄ちゃん
ここは白姫ゆかについて語るスレです。
今後コラボなどで交流が出た場合などはいいですが現状は他Vtuberについての話題を出さないようにお願いします。
2:名前:名無しのお兄ちゃん
>>1
スレ立て乙
3:名前:名無しのお兄ちゃん
>>1
スレ立て乙
とうとう個人スレまで出来たか。
4:名前:名無しのお兄ちゃん
>>1乙
今回の動画見たやつおるか?
5:名前:名無しのお兄ちゃん
>>4
見たぞ、お腹減った。
6:名前:名無しのお兄ちゃん
>>4
見た見た、腕細くて可愛かった。
7:名前:名無しのお兄ちゃん
>>6
見たのそこかよ
普通にいいレシピだったぞ、多分有名な料理系Yotuberのレシピだと思う。
8:名前:名無しのお兄ちゃん
>>7
まじで?ゆかたんのご飯食べたいなぁ俺もなぁ・・・
9:名前:名無しのお姉ちゃん
腕細い、可愛い、抱きしめたい。
頭撫でたい、甘えさせてあげたい。
10:名前:名無しのお兄ちゃん
とうとうお姉ちゃんまで現れたか
11:名前:名無しのお姉ちゃん
私もいるわよ
お弁当作ってくれないかなぁ
あわよくばお姉ちゃんおつかれさまって言われたいし
お姉ちゃん大好きって言って欲しい。
12:名前:名無しのお兄ちゃん
>>8
>>9
>>11
欲望に素直で草
13:名前:名無しのお兄ちゃん
配信まで待ちきれないぜ、俺は寝て待つぜ!
14:名前:名無しのお兄ちゃん
>>13
お前何日寝続ける気だ、起きろ。
「それじゃ裕翔、僕動画撮影したいから今日は帰るねー」
僕は鞄に荷物をしまいながら裕翔に話しかけた。
「おう頑張ってな!帰りは気をつけて帰れよー?」
「お母さんじゃないんだから・・・」
「まぁ優希の見た目が見た目だしなぁ・・・」
僕の身体をちらりと見ながら裕翔は呟いた。
「まぁありがと、一応気を付けて帰るよ。」
「おう、俺も部活行ってくるよ。」
そう言って裕翔は歩き出した。
「裕翔も頑張ってねー。」
「せんきゅー。」
歩きながら手を振って裕翔は部室へ向かっていった。
ちなみに裕翔は陸上部で、部内でも屈指の実力の持ち主で、女子の人気も結構高かったりする。
ちょっと羨ましい・・・
裕翔と別れた僕はバスに乗り家の近くのバス停で降りた僕は家へ帰り、一度荷物を置いてから買い物に出かけた。
お弁当と夜ご飯の材料を買いに行かないといけないからね。
自転車でスーパーへと向かい材料を購入。
特に問題も無く帰宅した僕は汗を流すためにシャワーを浴び、服を着替えてからご飯を作ることにした。
「まずご飯を作るところを撮影して後で音声と動画を付ければいいかな?」
今日僕が作るのは唐揚げ。
鶏肉をまずは一口大に切ってその切った鶏肉を醤油とお酒とみりん、にんにくのすりおろし、ナツメグ、うま味調味料を混ぜた調味液に鶏肉を30分程度漬け込んでいく。
漬け込んでいる間にお米を炊き、他のおかずを調理していく。
まずお弁当に入っていると嬉しい卵焼き。
卵に出汁を入れて少しだけ砂糖を加えて混ぜる。
そして卵焼き機で弱火でじっくりと焼き巻いていく。
あまり上手に巻ける訳じゃないから少し動画にするのは恥ずかしい。
もう一つのおかずはきんぴらごぼう。
ごぼうをささがきにして、にんじんを細切りにする。
それを甘辛く炒めて完成。
量を多めに作っておいたので小分けにして冷凍しておく。
そうすればお弁当を作る時に簡単に一品追加出来るのでおすすめだよ。
2つが出来上がる頃には漬け込みもいい感じになってきたのでそのまま揚げに入ろうと思う。
片栗粉に漬け込んだ鶏肉につけて油で揚げていくよ。
漬け込んだ鶏肉は水分をしっかりと切ることが重要だけど、ペーパーで拭くことはしなくて大丈夫。
二度揚げも必要なく揚がったものから取り出していく。
3分程度余熱で火を通したら完成。
サクサクとした食感の美味しい唐揚げの完成。
あとはお弁当箱に詰めたらお弁当も完成。
この撮影した動画にはご飯を食べた後に編集で音声と3Dモデルのテロップを入れていく。
動画の編集をしていたら気付けば夜の22時になっていた。
丁度動画も出来上がったので投稿もしておいた。
------------
『お兄ちゃん、お姉ちゃんこんばんは!今日はボクがお弁当を作っていこうと思うよ!』
白姫ゆかがいえーい!とグーで腕を真上に上げながら話し始めた。
『まず今日のおかずを紹介するね!唐揚げと卵焼き、きんぴらごぼうだよ!』
『まず鶏肉を一口大に切って、このテロップの材料を混ぜた調味液に30分漬け込んでいくよー!』
『漬け込んでる間に卵焼きを作るんだけど、ボクは甘い卵焼きが好きだからお砂糖を少し入れていくよ!もし参考にするならここは好みだから注意してね!』
『卵を焼く時は強火にすると初心者の人は焦げちゃうから中火くらいにすると焼きやすいと思うよ!』
『こうやって気泡が出来たら潰してさっと巻いて卵液をまた入れるよ、だいたい3回に分けてもらえると大丈夫だね。』
『巻けたらこうやって切って盛り付けたら完成だね!』
『次はきんぴらごぼう!ごぼうをささがきにするんだけどこれが面倒なんだよね・・・大好きなんだけど何回も作るのは面倒だから一回に大量に作って冷凍保存しておくよ!』
『ごぼうをささがきに出来たら一度お水に浸しておいてその間ににんじんを細切りにしていくよ!出来たら炒めていくんだけど味付けは醤油砂糖みりんだよ!あとは好みで鷹の爪を入れて完成!』
『これがご飯との相性が最高なんだよね・・・えへへ・・・』
『最後に大本命の唐揚げ!調味液をしっかり切った鶏肉を片栗粉につけて油で揚げるよ!熱いから調理の際は気をつけようね!』
『こんな感じでいい色になってきたら3分程度余熱で温めたら完成!』
『次はお弁当!』
『こうやってお弁当箱にご飯とおかずを詰めて・・・完成!』
『お兄ちゃん、お姉ちゃん、味わって食べてね♪』
『この動画が好評だったらシリーズ化するかもしれないからよかったら高評価、チャンネル登録よろしくね♪』
------柿崎ゆる視点------
「あっ、動画上がってる。」
私は白姫ゆかのチャンネルからの通知を受け取り一度休憩がてら動画を見ることにした。
「今回は料理動画なのね、って料理!?」
Vtuberは基本的にバーチャルな存在で、企業勢なんかはまず実写の動画を撮影することは無い。
個人Vtuberだから出来ること、なのかな?
「ふふっ、好きなおかずはちゃんと男の子なんだ・・・」
動画では唐揚げを楽しそうに作る白姫ゆかが映っている。
あの可愛い男の子が美味しそうに食べてるシーンを想像するだけでご飯が3杯は食べられそうな気がしてくる不思議。
実際そんなに食べられないけどね。
『お姉ちゃん、味わって食べてね♪』
これはやばい。
「はぅぅぅ!」
胸がきゅんきゅんとした。
普段の私はクールな女性のイメージを作り上げているのだけど、この子を見ている間の私はまるで一人の乙女のようだった。
------掲示板の反応------
[最カワボクっ娘]白姫ゆかについて語るスレ[まさかの個人勢?]
1:名前:名無しのお兄ちゃん
ここは白姫ゆかについて語るスレです。
今後コラボなどで交流が出た場合などはいいですが現状は他Vtuberについての話題を出さないようにお願いします。
2:名前:名無しのお兄ちゃん
>>1
スレ立て乙
3:名前:名無しのお兄ちゃん
>>1
スレ立て乙
とうとう個人スレまで出来たか。
4:名前:名無しのお兄ちゃん
>>1乙
今回の動画見たやつおるか?
5:名前:名無しのお兄ちゃん
>>4
見たぞ、お腹減った。
6:名前:名無しのお兄ちゃん
>>4
見た見た、腕細くて可愛かった。
7:名前:名無しのお兄ちゃん
>>6
見たのそこかよ
普通にいいレシピだったぞ、多分有名な料理系Yotuberのレシピだと思う。
8:名前:名無しのお兄ちゃん
>>7
まじで?ゆかたんのご飯食べたいなぁ俺もなぁ・・・
9:名前:名無しのお姉ちゃん
腕細い、可愛い、抱きしめたい。
頭撫でたい、甘えさせてあげたい。
10:名前:名無しのお兄ちゃん
とうとうお姉ちゃんまで現れたか
11:名前:名無しのお姉ちゃん
私もいるわよ
お弁当作ってくれないかなぁ
あわよくばお姉ちゃんおつかれさまって言われたいし
お姉ちゃん大好きって言って欲しい。
12:名前:名無しのお兄ちゃん
>>8
>>9
>>11
欲望に素直で草
13:名前:名無しのお兄ちゃん
配信まで待ちきれないぜ、俺は寝て待つぜ!
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