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第7話 目に見える効果が抜群の、食費の削減

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 食費の削減は、簡単なようで難しいのだ。
 食費の範囲が以外に広いからだ。

 三度の食事だけを差すのか、おつまみや酒代を入れるのか、外での飲み代まで入れるのか、タバコやお茶、コーヒー代は入れるのかなど、以外に分類が難しい。

 ワシは、分かりやすくするため、次のように分類した。

 タバコと薬以外で、口の中に入れるものは、すべて食費に分類する。
 こうすれば、食べ物飲み物にかかったお金は、すべて食費にまとめられるぞ。

 なんだと、まとめるのはいいが記録するのは大変だから無理だと~。

 そんなだらしのない事をいう奴には、ワシもいうぞ。

 「無理というのはですね、嘘吐きの言葉なんです(キリッ」

 と、いうのは冗談だぞ。
 ワシは、あの外食チェーンの創業者ほど、成功してないからの。

 家計簿をつけるのは、とにかくめんどくさい。
 ワシもめんどくさかった。

 だが、今はスマートフォンという便利な道具がある。
 家計簿アプリをダウンロードして、使えば良い。

 使い方は簡単で、ワシのような機械音痴でも、簡単に扱えるアプリがたくさんあるぞ。

 使い方は簡単、買い物をした後、アプリを起動してレシートを写真に撮るだけで良い。後はアプリが全部まとめてくれる。
 電気代やスマホ代などは、手入力が必要なアプリが多いが、預金通帳に引き落とし額が書いてあるので、月に一回入力すれば、簡単に集計してくれる。

 この家計簿ソフトを使って、家計簿を作れば、ワシのような頭の悪い怠け者でも、簡単に1ヶ月の支出をまとめられたぞ。

 ワシより頭の良いあなたなら、簡単にできるはずだ。

 1ヶ月の集計を見ると、どの項目で無駄遣いしているか、よーく分かる。

 高いのは外食だ。タイムサービス中のランチでも、一食700円以上する。
 これをオリジンの海苔弁当にすれば、327円(税込)で済む。
 差額は約400円だ。細かく373円と計算しても良い。
 1ヶ月になると、400円×30日で12000円だ。または、373円×30日で11190円だ。
 1万円という金額が、お主にとって鼻で笑えるような小銭であれば、ワシは、なにも言わんし、ワシの話より起業本や資産形成本を読んだほうが良いぞ。

 だが、あなたにとって、1万円は結構大きな金額ではないか?

 ましてや飲み代は、一回数千円。毎週末に呑んでいれば、月3万円など簡単に無くなってしまうぞ。
 月一回外飲みをやめれば数千円が浮くぞ。

 こうして、食費は切り詰めれば、月数万円は浮く。それを貯金していけば、年間10万円以上の貯金ができるようになる。
 そして、貯金が貯まれば、上級国民様用の資産形成本に書いてある、投資とやらができるかもしれないぞ。

 さあ、家計簿アプリをダウンロードして、あなたの支出を見直してみよう。

 何だと、どのアプリがいいか、分からないだと?

 それは、ストアを開いて、良さそうなアプリを選んで、ダウンロードして、使ってみれば良い。
 使い勝手が悪ければ、別のアプリを試せば良い。
 
 要は、使ってみて、あなたが気に入ったアプリを使えば良い。

 だが、マネーフォーワードのような、銀行口座連動型は、無理をして使わなくとも良い。
 さらに、課金が必要な家計簿ソフトは、金が貯まって株式投資とか始めるようになってからで良い。

 家計簿を付けるのは、支出を把握するためだからの。
 高性能すぎるのは、返って使いにくいことがあることを、忘れるでないぞ。
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