92 / 174
辺境大戦
娘との対面
しおりを挟む
ジュルディアとの話はまとまり、正式に、ジュルディアのリエナ皇女が、アースレイン王家に養女として迎えられることになった。
アースレインの主城の前に、高級な馬車が多数の護衛に守られてやってきた。馬車が止まると、馬車の扉が開かれ、そこから小さな女の子が降りてくる。
城からゼダーダンや執事長などが出てきて、その女の子を出迎えた。
「お待ちしておりました。リエナ王女、父上が奥でお待ちです」
ゼダーダンがそう声をかけるが、リエナは何の反応もしない。黙ってゼダーダンの案内で城の中へと入っていった。
リエナは、この養子縁組が、政治的な意味を含んでいるということを理解していた。皇帝であった父が死に、ジュルディアがアースレインの軍門に下ったと、子供の目にもはっきりとそれが見えていた。
リエナは、父の死を悲しんではいなかった。母と宮殿に引きこもっていたリエナに、年に一度ほどしか皇帝は会いに来なかった。それで父娘の絆を求める方が間違っている。リエナは、自分には母しかいないものと考えていた。
新しく父になる人にも何の期待もない。自分が何かの道具であると思っており、そういった感情をどこかに仕舞い込んでいた。
「こちらでございます」
初老の男に案内されたのはこじんまりとした部屋であった。それは宮殿に暮らしていた時の自分の部屋より貧素そうな扉で、とてもジュルディアを倒した王の部屋とは思えなかった。
それほど私を歓迎していないんだ・・・リエナは、自分を迎えるにはその程度の部屋で十分だと、新しい父は考えていると判断した。
初老の男が扉を開く。リエナが中に入ると、そこには、部屋を埋め尽くすように料理が並んでいた。部屋には何やら装飾がされて、壁に『ようこそリエナ王女』と書かれた垂れ幕が貼られている。
「いらっしゃい、リエナ。君をどう迎えればいいかわからなくてね、こんな感じになってしまったけど歓迎するよ」
若い男が親しげにそう話しかけてきた。おそらくこの国の貴族のボンボンか何かだろう。
「まあ、そんな固まってないで、飯でも食えよ」
私が反応に困っていると、黄色い髪の女性がそう話しかけてくる。男のようなシンプルな格好から、下賤の者だと思われる。なぜここにいるのか理解できなかったが、驚きで聞くこともできない。
「アズキが話しかけるから怖がっているじゃないですか、大丈夫、そんな格好ですけど、悪い人間じゃないですよ」
「褒めてんのか貶してんのかどっちだよ、アリューゼ」
優しく話しかけてきた青髪の女性は、貴族の女性といった感じで上品な気配を感じる。言葉が何も出なく黙っていると、二人の少女が両腕をつかみ、奥へと私を引っ張っていく。
「そんな緊張しなくてもいいんだよ。ケーキとかもたくさんあるから一緒に食べよう」
「そうね。一緒にたらふく食べればいいのよ」
勢いに押されて、料理を渋々食べ始める。妙な味付けだが、嫌な感じではない。特にケーキは、ジュルディアの宮殿でも食べたことがないもので、すごく美味しいと思ってしまった。
気に入ったケーキを少女たちと食べてると、先ほど声をかけてきた若い貴族が隣に座る。
「ケーキ、気に入ったようだね。いっぱいあるからたくさん食べるといいよ」
そう言われなくてももう止まらないくらいの勢いで食べてしまっている。若い貴族の言葉を無視するような感じになってしまっていたが、彼はそんなことを気にもしていないようで、笑顔で、私の食べている姿を見ている。
メイドの一人が、氷で冷やされた果実のジュースを持ってきた。それを飲んでみる。すごく冷たく美味しい。
「リエナ。これからのことだけど、君は何をしたいか希望はあるかな。もし何かを学びたいのだったら手助けするし、欲しいものがあれば用意する」
この若い貴族はなぜ、私をリエナと呼び捨てにするのだろうか、そしてなぜ私のことをそんなに気をかけるのか・・王女になった私に今のうちから媚を売ろうとしているのだろうか・・だけどそう聞かれて、本音で答えてしまった。
「・・・魔法を学びたい・・・」
私は魔法を学びたかった。ひ弱な私にも、魔法は力を与えてくれる。だから魔法を学びたかった。ジュルディアの宮殿で、それを侍女に伝えると、笑顔でこう言われた。魔法など、皇女が学ぶようなものじゃないと・・しかし、目の前の貴族は笑いもせずに、真剣な表情でこう返事した。
「わかった。魔法だね。それじゃ、最高の先生を用意するよ」
嬉しかった。魔法を学べるのが素直に嬉しく感じていた。でも・・この貴族の権限で、そんなことが決めれるのだろうか・・不思議に思い、意を決して、若い貴族の名を聞いた。
「あなたは・・・誰・・・」
そう問うと、周りの人間が派手に笑い出した。
「おい、エイメル。そういえばお前、まだ名乗ってねえじゃねえか」
アズキが笑いながらそう言う。フィルナも、微笑んで話し始める。
「そうだよ。エイメルが名乗りもしないで、ニコニコ父親らしく振舞っているので、僕もおかしくておかしくて・・」
裕太は、そんな周りの反応にあっけらかんとこう話す。
「え・・そうだけっけ。そういえば名乗ってないかもしれないな・・・」
もしかして・・・この若い貴族が・・・そう思っていると、その彼が私の肩に優しく手を置いて、綺麗な目で見つめながらこう名乗った。
「俺は君の父親になった、アースレイン王のエイメルだ。よろしく、リエナ」
まさか・・父となるくらいだから、父である皇帝と同じくらいの年齢を想像していた。だが、そこにいるのは兄と言えるくらいの若い青年で、まさかその彼が自分の父になるとは・・驚きで言葉が出なかった。
アースレインの主城の前に、高級な馬車が多数の護衛に守られてやってきた。馬車が止まると、馬車の扉が開かれ、そこから小さな女の子が降りてくる。
城からゼダーダンや執事長などが出てきて、その女の子を出迎えた。
「お待ちしておりました。リエナ王女、父上が奥でお待ちです」
ゼダーダンがそう声をかけるが、リエナは何の反応もしない。黙ってゼダーダンの案内で城の中へと入っていった。
リエナは、この養子縁組が、政治的な意味を含んでいるということを理解していた。皇帝であった父が死に、ジュルディアがアースレインの軍門に下ったと、子供の目にもはっきりとそれが見えていた。
リエナは、父の死を悲しんではいなかった。母と宮殿に引きこもっていたリエナに、年に一度ほどしか皇帝は会いに来なかった。それで父娘の絆を求める方が間違っている。リエナは、自分には母しかいないものと考えていた。
新しく父になる人にも何の期待もない。自分が何かの道具であると思っており、そういった感情をどこかに仕舞い込んでいた。
「こちらでございます」
初老の男に案内されたのはこじんまりとした部屋であった。それは宮殿に暮らしていた時の自分の部屋より貧素そうな扉で、とてもジュルディアを倒した王の部屋とは思えなかった。
それほど私を歓迎していないんだ・・・リエナは、自分を迎えるにはその程度の部屋で十分だと、新しい父は考えていると判断した。
初老の男が扉を開く。リエナが中に入ると、そこには、部屋を埋め尽くすように料理が並んでいた。部屋には何やら装飾がされて、壁に『ようこそリエナ王女』と書かれた垂れ幕が貼られている。
「いらっしゃい、リエナ。君をどう迎えればいいかわからなくてね、こんな感じになってしまったけど歓迎するよ」
若い男が親しげにそう話しかけてきた。おそらくこの国の貴族のボンボンか何かだろう。
「まあ、そんな固まってないで、飯でも食えよ」
私が反応に困っていると、黄色い髪の女性がそう話しかけてくる。男のようなシンプルな格好から、下賤の者だと思われる。なぜここにいるのか理解できなかったが、驚きで聞くこともできない。
「アズキが話しかけるから怖がっているじゃないですか、大丈夫、そんな格好ですけど、悪い人間じゃないですよ」
「褒めてんのか貶してんのかどっちだよ、アリューゼ」
優しく話しかけてきた青髪の女性は、貴族の女性といった感じで上品な気配を感じる。言葉が何も出なく黙っていると、二人の少女が両腕をつかみ、奥へと私を引っ張っていく。
「そんな緊張しなくてもいいんだよ。ケーキとかもたくさんあるから一緒に食べよう」
「そうね。一緒にたらふく食べればいいのよ」
勢いに押されて、料理を渋々食べ始める。妙な味付けだが、嫌な感じではない。特にケーキは、ジュルディアの宮殿でも食べたことがないもので、すごく美味しいと思ってしまった。
気に入ったケーキを少女たちと食べてると、先ほど声をかけてきた若い貴族が隣に座る。
「ケーキ、気に入ったようだね。いっぱいあるからたくさん食べるといいよ」
そう言われなくてももう止まらないくらいの勢いで食べてしまっている。若い貴族の言葉を無視するような感じになってしまっていたが、彼はそんなことを気にもしていないようで、笑顔で、私の食べている姿を見ている。
メイドの一人が、氷で冷やされた果実のジュースを持ってきた。それを飲んでみる。すごく冷たく美味しい。
「リエナ。これからのことだけど、君は何をしたいか希望はあるかな。もし何かを学びたいのだったら手助けするし、欲しいものがあれば用意する」
この若い貴族はなぜ、私をリエナと呼び捨てにするのだろうか、そしてなぜ私のことをそんなに気をかけるのか・・王女になった私に今のうちから媚を売ろうとしているのだろうか・・だけどそう聞かれて、本音で答えてしまった。
「・・・魔法を学びたい・・・」
私は魔法を学びたかった。ひ弱な私にも、魔法は力を与えてくれる。だから魔法を学びたかった。ジュルディアの宮殿で、それを侍女に伝えると、笑顔でこう言われた。魔法など、皇女が学ぶようなものじゃないと・・しかし、目の前の貴族は笑いもせずに、真剣な表情でこう返事した。
「わかった。魔法だね。それじゃ、最高の先生を用意するよ」
嬉しかった。魔法を学べるのが素直に嬉しく感じていた。でも・・この貴族の権限で、そんなことが決めれるのだろうか・・不思議に思い、意を決して、若い貴族の名を聞いた。
「あなたは・・・誰・・・」
そう問うと、周りの人間が派手に笑い出した。
「おい、エイメル。そういえばお前、まだ名乗ってねえじゃねえか」
アズキが笑いながらそう言う。フィルナも、微笑んで話し始める。
「そうだよ。エイメルが名乗りもしないで、ニコニコ父親らしく振舞っているので、僕もおかしくておかしくて・・」
裕太は、そんな周りの反応にあっけらかんとこう話す。
「え・・そうだけっけ。そういえば名乗ってないかもしれないな・・・」
もしかして・・・この若い貴族が・・・そう思っていると、その彼が私の肩に優しく手を置いて、綺麗な目で見つめながらこう名乗った。
「俺は君の父親になった、アースレイン王のエイメルだ。よろしく、リエナ」
まさか・・父となるくらいだから、父である皇帝と同じくらいの年齢を想像していた。だが、そこにいるのは兄と言えるくらいの若い青年で、まさかその彼が自分の父になるとは・・驚きで言葉が出なかった。
0
お気に入りに追加
589
あなたにおすすめの小説
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
オタクおばさん転生する
ゆるりこ
ファンタジー
マンガとゲームと小説を、ゆるーく愛するおばさんがいぬの散歩中に異世界召喚に巻き込まれて転生した。
天使(見習い)さんにいろいろいただいて犬と共に森の中でのんびり暮そうと思っていたけど、いただいたものが思ったより強大な力だったためいろいろ予定が狂ってしまい、勇者さん達を回収しつつ奔走するお話になりそうです。
投稿ものんびりです。(なろうでも投稿しています)
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
転生令息は攻略拒否!?~前世の記憶持ってます!~
深郷由希菜
ファンタジー
前世の記憶持ちの令息、ジョーン・マレットスは悩んでいた。
ここの世界は、前世で妹がやっていたR15のゲームで、自分が攻略対象の貴族であることを知っている。
それはまだいいが、攻略されることに抵抗のある『ある理由』があって・・・?!
(追記.2018.06.24)
物語を書く上で、特に知識不足なところはネットで調べて書いております。
もし違っていた場合は修正しますので、遠慮なくお伝えください。
(追記2018.07.02)
お気に入り400超え、驚きで声が出なくなっています。
どんどん上がる順位に不審者になりそうで怖いです。
(追記2018.07.24)
お気に入りが最高634まできましたが、600超えた今も嬉しく思います。
今更ですが1日1エピソードは書きたいと思ってますが、かなりマイペースで進行しています。
ちなみに不審者は通り越しました。
(追記2018.07.26)
完結しました。要らないとタイトルに書いておきながらかなり使っていたので、サブタイトルを要りませんから持ってます、に変更しました。
お気に入りしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました!
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる