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異世界構築 その16
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宗教の話をもう少し続けます。
政治との関わり合いについてなのですが、国王は祭王でもあり神官のトップに位置しているとして、これが国を治めるにあたって特に関連する事は何もありません。
要は政教分離も何も、くっついてはいるが離す理由が全く無いという状態です。
後は先の異世界構築でも述べたのですが、神官は社会インフラを整備する立場にあるので、宗教指導者というよりは企業の経営者といった方がしっくりくるかもしれません。
宗教法人が企業の側面も持つというのはイメージしにくいかもしれませんが、ここら辺の説明を上手く本編に落とし込んで行きたい所です。
因みに「聖獣はどうなるん?」と思っている人も多いかもしれませんが、こちらは実を言うと死生観に関わってきます。
この世界では輪廻転生が信じられており、善行を積んだ者はまた人間に生まれ変わるとされており、悪い事をすれば人外に転生してしまいます。
故に人々は良い行いを心がけるのですが、神秘的で不可思議、神聖なる存在である聖獣を傷つけてしまうとその輪を外れて暗渠(あんきょ)と呼ばれる地下深い迷路を彷徨うとされており、殺しでもしようものなら虚無の中に意識を保ったまま永遠に閉じ込められてしまうと考えられております。
何とも恐ろしい話なのですが、本編で主人公を攫おうとした首謀者の「聖獣を傷つけてでも連れて行く」というのは完全にブラフでして、そう言えば主人公が付いてくると踏んでの発言でした。
主人公も聖獣を守るというよりは、これまでの経験上から聖獣を傷つけたり殺してしまうのは大罪なので、この人達に罪を犯させまいとしての判断だったのです。
諜報部隊の人達も冷静を装っているようでしたが、内心気が気では無かったでしょう。
宗教の話はこんな所ですかね。 次は人々の暮しについて語ります。
また次回、お会いしましょう。
政治との関わり合いについてなのですが、国王は祭王でもあり神官のトップに位置しているとして、これが国を治めるにあたって特に関連する事は何もありません。
要は政教分離も何も、くっついてはいるが離す理由が全く無いという状態です。
後は先の異世界構築でも述べたのですが、神官は社会インフラを整備する立場にあるので、宗教指導者というよりは企業の経営者といった方がしっくりくるかもしれません。
宗教法人が企業の側面も持つというのはイメージしにくいかもしれませんが、ここら辺の説明を上手く本編に落とし込んで行きたい所です。
因みに「聖獣はどうなるん?」と思っている人も多いかもしれませんが、こちらは実を言うと死生観に関わってきます。
この世界では輪廻転生が信じられており、善行を積んだ者はまた人間に生まれ変わるとされており、悪い事をすれば人外に転生してしまいます。
故に人々は良い行いを心がけるのですが、神秘的で不可思議、神聖なる存在である聖獣を傷つけてしまうとその輪を外れて暗渠(あんきょ)と呼ばれる地下深い迷路を彷徨うとされており、殺しでもしようものなら虚無の中に意識を保ったまま永遠に閉じ込められてしまうと考えられております。
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諜報部隊の人達も冷静を装っているようでしたが、内心気が気では無かったでしょう。
宗教の話はこんな所ですかね。 次は人々の暮しについて語ります。
また次回、お会いしましょう。
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