香しきファンタジー、汝の名はなろうなり

食べられません還るまでは

　トラック事故に巻き込まれて転移しました。
　神様からも色々特典を貰って、いざ異世界へ。
　チートを使って無双したり、ハーレム作ったりと夢が広がります。
　ですが……。

　食べ物が口に合わず、徐々に衰弱していき餓死してしまいました。
　異世界での生活は一週間もせずに終了です。
　水も硬水な上に煮沸せずに飲んだらおなかを壊してしまいましたとさ。

　と、まあ、こんな話は誰も読みたいとは思いませんが、私自身運は良い方では無いので、もし転移する事があったらこんな最期を迎えるような気がします。

　殆どの人が好き嫌いはあるでしょうし、世界中のどんな料理でも食べる事が出来ますか？　と聞かれれば自信は無いでしょう。
　所謂ゲテモノ料理と言うヤツですが、因みに筆者はハチの幼虫を食べた事があります。　幼少の頃だったので味も食感も忘れてしまったのですが、覚えていないという事は不味いとも上手いとも思った事が無いからだと思います。
　ただ、インパクトは絶大でした。

　チート使って料理を出せばいいじゃないかとも思いますが、そもそも他人と違うものを食べてる人ってちょっと近寄り難いと言うか、直ぐに信用するのは難しいです。
　色眼鏡で見られてしまいがちですね。

　転生しても前世の記憶が残っていたら、虫を使った料理とか無理でしょう。
　そうなると、前世の記憶など今世を生きる妨げにしかなりません。

　次回は生活習慣について話をします。

　短いのですが、今回はここまでです。