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初めての夫婦喧嘩(?)で新妻爆発する~なぜそんなものを犬に食わせようとした?~
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私のことを好きだとか、なんだかんだ言ったって、結局尚史は体で覚えてしまった快楽には勝てなかったんだから、そんな言い訳は通用しない。
私は尚史の手を振り払い、床に手をついてなんとか自力で自分の体を支えた。
「そんなこと言ったって、尚史は水野さんのことを散々抱いたんでしょ?そんなにイヤならしなきゃ良かったのに……。結局は尚史も、気持ちいいことができれば誰でも良かったんじゃないの?それって私にトラウマを植え付けた男とか、八坂さんと同じってことだよね?」
「違う、そうじゃない!俺はホントに……!」
素直に認めればいいものを、大人の男がこの期に及んで言い訳なんてみっともない。
私は尚史の口を唇でふさいで、その言葉の先を遮った。
「もういいよ……。何言ったって、過ぎたことはどうしようもないんだから。私と結婚する前に尚史が誰と何してたって、私にはどうすることもできない。それでも私は尚史が好きだから、過去のことなんて気にしないでおこうと思ってたのに……」
無意識のうちにこぼれた涙が次々と溢れて私の頬を濡らし、いくつもの筋を作って滑り落ちた。
その滴はキッチンの床にいくつもの跡を残す。
尚史は床に両手をついてうなだれる私の体を抱きしめて、大きな手で何度も何度も私の頭を撫でた。
「ごめん……。こんな風にモモを泣かせたかったわけじゃないのに……。元々悪いのは俺だけど、俺はずっとモモのことが死ぬほど好きで、モモに知られて嫌われるのが怖かったし、モモを守るためにも水野の言う通りにするしかなくて……」
尚史の腕に抱かれながら、酔ってぼんやりする頭で、それはどういう意味なのかと考えた。
尚史は一体どんな悪いことをして、私に何を知られたくなかったんだろう?
私を守るためにって、どういうこと?
それはわからないけれど、尚史は昔から私のことが死ぬほど好きで、私に嫌われたくないと思っていたことだけはわかった。
水野さんの言っていた通り、少し前までは私が尚史を仲の良い幼馴染みだと思っていたことも、尚史の気持ちに気付かなかったことも事実だ。
でも今は私も尚史のことが好きだから、誰にも尚史を譲る気はないし、何人たりとも尚史の肌に指一本触れさせる気なんてない。
私と結婚する前に尚史が誰と何をしていようが、尚史はこのさき一生私だけのものだ。
結婚して何年経ったとしても浮気なんて絶対に許さないし、ましてや尚史が過去に抱いた女の記憶に苛まれているなんて、この私が許さない。
妻の私だけが尚史を独占できる権利を持っているんだから、尚史を好きにしていいのは私だけ。
そう、尚史は私のものだ。
「じゃあ……しようよ」
「……しようって、何を?」
「セックスしよう、今すぐ」
「えっ?!」
うろたえて目を泳がせる尚史の目の前で勢いよくシャツを脱ぎ捨て、尚史の頭を両手で鷲掴みにしてキスをした。
尚史の唇を食むように吸ってこじ開け、強引に舌を絡めながら、尚史のシャツの中に忍び込ませた手で素肌を撫でる。
「モモ、ちょっと待って!」
「待たないよ。尚史は私の夫で……私だけのものなんだからね。妻の私が何したっていいでしょ?」
「それはそうだけど……!」
「経験のない私には何もできないとでも思ってるの?バカにしないでよ」
酔いに任せて尚史のシャツをまくりあげて素肌の胸に唇を這わせた。
尚史は悶絶しそうな勢いで私を抱きしめる。
私は尚史の胸を舌の先で弄びながら、上目遣いでその表情を窺った。
私は尚史の手を振り払い、床に手をついてなんとか自力で自分の体を支えた。
「そんなこと言ったって、尚史は水野さんのことを散々抱いたんでしょ?そんなにイヤならしなきゃ良かったのに……。結局は尚史も、気持ちいいことができれば誰でも良かったんじゃないの?それって私にトラウマを植え付けた男とか、八坂さんと同じってことだよね?」
「違う、そうじゃない!俺はホントに……!」
素直に認めればいいものを、大人の男がこの期に及んで言い訳なんてみっともない。
私は尚史の口を唇でふさいで、その言葉の先を遮った。
「もういいよ……。何言ったって、過ぎたことはどうしようもないんだから。私と結婚する前に尚史が誰と何してたって、私にはどうすることもできない。それでも私は尚史が好きだから、過去のことなんて気にしないでおこうと思ってたのに……」
無意識のうちにこぼれた涙が次々と溢れて私の頬を濡らし、いくつもの筋を作って滑り落ちた。
その滴はキッチンの床にいくつもの跡を残す。
尚史は床に両手をついてうなだれる私の体を抱きしめて、大きな手で何度も何度も私の頭を撫でた。
「ごめん……。こんな風にモモを泣かせたかったわけじゃないのに……。元々悪いのは俺だけど、俺はずっとモモのことが死ぬほど好きで、モモに知られて嫌われるのが怖かったし、モモを守るためにも水野の言う通りにするしかなくて……」
尚史の腕に抱かれながら、酔ってぼんやりする頭で、それはどういう意味なのかと考えた。
尚史は一体どんな悪いことをして、私に何を知られたくなかったんだろう?
私を守るためにって、どういうこと?
それはわからないけれど、尚史は昔から私のことが死ぬほど好きで、私に嫌われたくないと思っていたことだけはわかった。
水野さんの言っていた通り、少し前までは私が尚史を仲の良い幼馴染みだと思っていたことも、尚史の気持ちに気付かなかったことも事実だ。
でも今は私も尚史のことが好きだから、誰にも尚史を譲る気はないし、何人たりとも尚史の肌に指一本触れさせる気なんてない。
私と結婚する前に尚史が誰と何をしていようが、尚史はこのさき一生私だけのものだ。
結婚して何年経ったとしても浮気なんて絶対に許さないし、ましてや尚史が過去に抱いた女の記憶に苛まれているなんて、この私が許さない。
妻の私だけが尚史を独占できる権利を持っているんだから、尚史を好きにしていいのは私だけ。
そう、尚史は私のものだ。
「じゃあ……しようよ」
「……しようって、何を?」
「セックスしよう、今すぐ」
「えっ?!」
うろたえて目を泳がせる尚史の目の前で勢いよくシャツを脱ぎ捨て、尚史の頭を両手で鷲掴みにしてキスをした。
尚史の唇を食むように吸ってこじ開け、強引に舌を絡めながら、尚史のシャツの中に忍び込ませた手で素肌を撫でる。
「モモ、ちょっと待って!」
「待たないよ。尚史は私の夫で……私だけのものなんだからね。妻の私が何したっていいでしょ?」
「それはそうだけど……!」
「経験のない私には何もできないとでも思ってるの?バカにしないでよ」
酔いに任せて尚史のシャツをまくりあげて素肌の胸に唇を這わせた。
尚史は悶絶しそうな勢いで私を抱きしめる。
私は尚史の胸を舌の先で弄びながら、上目遣いでその表情を窺った。
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