16 / 16
愉快な飲み会デー
しおりを挟む
という事があった食事会から半月後
私ライアとカノンは飲み会に来ております。
と、いうより、ほぼ毎日飲み会をしております。いつもと唯一違うのは…
「ライアちゃんー。メイから何にも連絡無いんだけどどうしよ~。浮気かなぁ。」
「カノンさん何だかんだ手紙は毎日来てるじゃないですか。」
「そうだよ。クリスさんの言う通り、別に気にしなくていいんじゃない?」
「最近は毎日来ないんですー!うわーん!」
クリスさんとマーロンさんが参加している事かしら。この4人で飲むのは久しぶりだから少し緊張してたけど、カノンちゃんがいつも通りでそこは助かったかもね。
「いや、でも1ヶ月位忙しくて会えないっていってたんでしょ?なのに手紙くれるのはすごいよ。」
「そうかな…そうだよね。寂しいって言ってもしょうがないよね。ちょっとトイレ行ってくる……うぉえ」
「ぎゃー!カノンちゃん!」
見事にマーロンに被害が及んでしまったので、2人でトイレと洋服を洗いに行ってしまった。
カノンは普段お酒が弱いことを自覚しているために、飲みすぎる事はほぼ無い。相当参っていたのだろう。
クリスは流石の切り替えの早さで、既にゆったりとした雰囲気でビールを煽っている。
「カノンさん、後はお母さんに認められれば無事に結婚だね。」
「そうだね、これで暫くしたら落ち着くかしらね。」
「………あと一波乱来たら面白いのにね。」
「そんな修羅場のおかわり自由制度いらないわよ。」
ウォッカのつもりで飲んだコップが、クリスの物だったらしく、予想外に口の中に刺激が加わった。もう酔ってしまったのかもしれない。
「最悪。炭酸…」
「こっちウォッカだった。ウォッカ好きだからいっか。」
「よくないそっち私の!私炭酸苦手なんだから返して。」
「しかし2人とも遅いね、キスでもしてる?」
「それはクリスさんの希望でしょうが。」
「心配だから見に行こ~♪」
「ワクワク感が隠しきれてないわよ。一人残ってもしょうがないから私も行くわ。」
「うーん。気持ち悪い」
「あらら。カノンちゃん大丈夫?」
「いつも30分位したらすっと平気になるから…あと10分位~うー…」
水を渡して少し落ち着かせる。マーロンの方は、幸い服は上半身を洗うだけで大丈夫だったようだ。
カノンは暫く席で落ち着かせようと肩を貸した。が、カノンがゆっくりと顔を上げた。
「メイの声がする…匂いも。」
そう一言言って、辺りを見回し始めた。
「考え方によっては軽くホラーな気もしなくもないけれど…」
「そこは、ほら。十人十色って事で。」
「カノンちゃんはメイ君の事が本当に好きなんだねぇ。」
その間にも、カノンは一点に向かって歩き始めた。先程のトイレの裏側のようだ。隣の飲食店の壁にたどり着き、隙間から覗くと、本当にメイがいた。
「わぁお。流石だね!」
「クリスさん何事も楽しそうでいいわね。」
「ここって確か…やっぱり!」
マーロンがそう言いながら壁板を1つずらした。
「前にちょっとよろけたらズレちゃってね。ここの亭主、面倒くさがり屋だから直さずに板はめてそのままにしてるんだよね。」
この隙間から、全員でメイを覗いてみると、どうやら同じギルド仲間の男性陣と飲んでいるようだ。
「今日は誘ってくれてありがとうな!」
「俺らは飲めて楽しいけどよ。メイは大丈夫か?」
「たまには息抜きも必要だよ。」
「息抜きって言ったら、もうすぐ嫁さん貰うんだよな?そっちで飲んだ方が息抜きになるんじゃねえの?」
「あー……それなんだけど、毎日朝昼晩の三通手紙が来て、流石にちょっと…」
ぎょっとして聞いている全員がカノンに目を向けた。当の本人はメイの言葉が余程驚いたのか、目を見開いで蒼白だ。
「え…だって全然会えないから心配だし不安だし…」
かすかに呟いただけで、メイにはカノンの言葉は聞こえておらず、会話は続いていく。
「最初は甘えてきて可愛いなーって思ってたけどなー。」
「けど?甘えんじゃ良いじゃねえか。」
「お前の元カノ会うのも月一手紙も一切なかったしなー。」
「1日三通の手紙と一日おきに飯が家の前に置かれてるんだよ。会うと構って欲しいみたいでひたすら話しかけてくるし、好きかどうかも聞いてくる…正直面倒になってきたなぁ。」
「あー。俺の兄貴はそういうのやるのが好きなタイプだけど、メイはどちらかと言うといつもお互い浮気が普通って感じだったもんなぁ」
「いやいや、浮気が普通じゃなくて、お互い並行して別の人も好きってだけだよ!」
「その中に体の相性が良いってだけの彼女もいただろー?」
「まあ…確かに?」
ずっと聞いていたカノンだが、耐えられなくなったのかすっと壁板から体を離して、その場から歩き出した。3人も顔を見合わせてカノンの後を追い、店を後にした。
このまま帰るのかと思うと、カノンは真っ直ぐ隣の店に入って行き、メイ達のテーブルに向かう。メイは気づかず、仲間達と未だに談笑しており、笑い声が店全体に響いていた。
「メイ…」
その一言でメイはバッと振り向き
「カノン!?」
少し気まずそうな顔をした。
「ねぇ、私って面倒だった?言ってくれれば直したのに。」
「……聞いてたんだ。」
「…うん。ごめんね。これからは気をつけるから、何が負担になってるか言って?話そう。」
「……ごめん。そういうんじゃないんだ。」
「何が?だって私メイの事好きだもん。好きな人のためなら自分の嫌なところも直せるよ。」
「いや…多分、根本的に相手に向ける矢印が違うんだよ。」
「?…どういう事?私はメイが1番だよ。ずっとメイの事考えてるもん。」
「カノンはね。それは悪くないと思うよ。でも、俺は彼女の他にも趣味はあるし、友達も大事。その友達も1人じゃないから、彼女1人だけに集中する事はないんだ。しかもこれから店も持つし…」
「あ、じゃあ、メイはそれでいいよ。私が好きなだけだから。待ってるだけだし。フラっといってたまに来てくれればいいよ。」
「それだと、お互い幸せになれないよ。カノンは不安になるし、俺は心が安らがないし。」
「そしたら、これから結婚はどうするの?少し延期って事?」
「多分、俺らは合わないと思う。……別れた方が良いと思うんだ。」
「え……?」
「ごめん、既に疲れたんだ。付き合い方が合わないなら、結婚も上手くいかないと思う。俺の家も無くなるから、今度予定合わせてお互い片付けよう。」
メイの表情は真剣そのもので、言葉が嘘でない事が分かる。カノンにも伝わったのか、黙ったまま一筋涙が零れた。
暫くその場で呆然と立ちつくしたカノンに、メイは居心地の悪そうに目線を泳がせた。
「…わ、かっ…た…休みの日、手紙に書く。」
「あ、うん。その日に合わせるよ…」
そう言って、カノンはそのまま踵を返した。メイは水を一杯飲んで、仲間の方に振り返った。
後日
特に大きな喧嘩をすること無く、お互いを尊重して別れたようだ。メイはそのまま隣街に移り、その後は特に何も聞いていない。料理長がギルドに少し聞いたようだが、ギルドにも顔を出していないようで、本当に消息が掴めない。もしかしたら、ギルドに世話にならずに店が軌道に乗っているのかもしれない。
ライアがふと隣街の事を聞いてみたが、女性達の情報網もそこまでピンポイントでは発揮されず、唯一聞いたのが、
「そういえば、あそこって魔物が大量に出たんだってね」
「え、じゃあお肉とかすごい安いってこと?いいなぁー!」
「だから、色々なお店がすごい建ったらしいよ。いま賑わってるって!」
「いいなー!行きたい!でも馬車で5日はなぁ。」
「確かに…しかも、結構長期滞在する人が増えてるから、あっちのお店も多いみたい。」
「あっちって?」
「ほら…男性って溜まるじゃない?」
「いやーだー!何いきなり!え、でもさ、それって規制とかないの?」
「規制してもねぇ…でも、男性用の男性っていうのも結構あるまたいよ。女性だと子供の問題があるから、一定数男性が良い人がいるみたい。女性も買うみたいだしね。」
「へぇー。すごい世界ね。私はここでお掃除してる方がいいかなー。」
「そりゃそうよ!ここの待遇本当いいもの!」
「私も~」
「確かに~」
「私もここがいいわー。」
「お嬢様可愛らしいしね。」
「そしてゆくゆくはかっこいいお金持ちと結婚!」
「「「憧れるわ~」」」
と、流石女性は話が飛ぶが、色々な情報を持っている…。メイが今の話に関わっているのかは、この屋敷の人間は誰も知らない。
「私暫く誰も好きになりたくない~」
「はいはい。じゃあ、暫くこのメンバーは固定で飲み会が出来そうね。」
「何だかんだ固定になってるよねー。」
「ほぼ同期だから終業も同じだしね。」
私たち4人は何だかんだ週一のペースで飲み会をしている。
実際結婚はどうしても結婚か子供に目的があって妥協しないと出来ないものよね。あれもこれも揃ってる人をみると、多分それはそれで何か裏があるのでは無いかって考える人がほとんどだし。
ごめんなさいね、こんな取り留めのない日常で。
これが今の私たちのリアル。
私はそこそこ楽しいし、今日も働いてお酒のもうかしらねー。覗き見していたあなた達にも、小さな幸せが積み重なりますように。ばいばい♪
❦ℯꫛᎴ❧
#######################
桜梅花 空木です。
ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!5話位で終わりにしようと思っていたのですが、伸びてしまいました…( ˊᵕˋ ;)
実は最後の5話位はそろそろ終わりーっと言うことで、アドレナリンが出ていたのか連日夜眠れなくなってしまって…寝不足の中完成させたと言うのもあり、誤字脱字ありましたらすみません○| ̄|_
いいなーと思ったら感想を寄せていただいたら、多分泣いて喜びます⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
もし次なにかの作品が出来たら、その時お会いいたしましょう♪それまで、お元気で!
私ライアとカノンは飲み会に来ております。
と、いうより、ほぼ毎日飲み会をしております。いつもと唯一違うのは…
「ライアちゃんー。メイから何にも連絡無いんだけどどうしよ~。浮気かなぁ。」
「カノンさん何だかんだ手紙は毎日来てるじゃないですか。」
「そうだよ。クリスさんの言う通り、別に気にしなくていいんじゃない?」
「最近は毎日来ないんですー!うわーん!」
クリスさんとマーロンさんが参加している事かしら。この4人で飲むのは久しぶりだから少し緊張してたけど、カノンちゃんがいつも通りでそこは助かったかもね。
「いや、でも1ヶ月位忙しくて会えないっていってたんでしょ?なのに手紙くれるのはすごいよ。」
「そうかな…そうだよね。寂しいって言ってもしょうがないよね。ちょっとトイレ行ってくる……うぉえ」
「ぎゃー!カノンちゃん!」
見事にマーロンに被害が及んでしまったので、2人でトイレと洋服を洗いに行ってしまった。
カノンは普段お酒が弱いことを自覚しているために、飲みすぎる事はほぼ無い。相当参っていたのだろう。
クリスは流石の切り替えの早さで、既にゆったりとした雰囲気でビールを煽っている。
「カノンさん、後はお母さんに認められれば無事に結婚だね。」
「そうだね、これで暫くしたら落ち着くかしらね。」
「………あと一波乱来たら面白いのにね。」
「そんな修羅場のおかわり自由制度いらないわよ。」
ウォッカのつもりで飲んだコップが、クリスの物だったらしく、予想外に口の中に刺激が加わった。もう酔ってしまったのかもしれない。
「最悪。炭酸…」
「こっちウォッカだった。ウォッカ好きだからいっか。」
「よくないそっち私の!私炭酸苦手なんだから返して。」
「しかし2人とも遅いね、キスでもしてる?」
「それはクリスさんの希望でしょうが。」
「心配だから見に行こ~♪」
「ワクワク感が隠しきれてないわよ。一人残ってもしょうがないから私も行くわ。」
「うーん。気持ち悪い」
「あらら。カノンちゃん大丈夫?」
「いつも30分位したらすっと平気になるから…あと10分位~うー…」
水を渡して少し落ち着かせる。マーロンの方は、幸い服は上半身を洗うだけで大丈夫だったようだ。
カノンは暫く席で落ち着かせようと肩を貸した。が、カノンがゆっくりと顔を上げた。
「メイの声がする…匂いも。」
そう一言言って、辺りを見回し始めた。
「考え方によっては軽くホラーな気もしなくもないけれど…」
「そこは、ほら。十人十色って事で。」
「カノンちゃんはメイ君の事が本当に好きなんだねぇ。」
その間にも、カノンは一点に向かって歩き始めた。先程のトイレの裏側のようだ。隣の飲食店の壁にたどり着き、隙間から覗くと、本当にメイがいた。
「わぁお。流石だね!」
「クリスさん何事も楽しそうでいいわね。」
「ここって確か…やっぱり!」
マーロンがそう言いながら壁板を1つずらした。
「前にちょっとよろけたらズレちゃってね。ここの亭主、面倒くさがり屋だから直さずに板はめてそのままにしてるんだよね。」
この隙間から、全員でメイを覗いてみると、どうやら同じギルド仲間の男性陣と飲んでいるようだ。
「今日は誘ってくれてありがとうな!」
「俺らは飲めて楽しいけどよ。メイは大丈夫か?」
「たまには息抜きも必要だよ。」
「息抜きって言ったら、もうすぐ嫁さん貰うんだよな?そっちで飲んだ方が息抜きになるんじゃねえの?」
「あー……それなんだけど、毎日朝昼晩の三通手紙が来て、流石にちょっと…」
ぎょっとして聞いている全員がカノンに目を向けた。当の本人はメイの言葉が余程驚いたのか、目を見開いで蒼白だ。
「え…だって全然会えないから心配だし不安だし…」
かすかに呟いただけで、メイにはカノンの言葉は聞こえておらず、会話は続いていく。
「最初は甘えてきて可愛いなーって思ってたけどなー。」
「けど?甘えんじゃ良いじゃねえか。」
「お前の元カノ会うのも月一手紙も一切なかったしなー。」
「1日三通の手紙と一日おきに飯が家の前に置かれてるんだよ。会うと構って欲しいみたいでひたすら話しかけてくるし、好きかどうかも聞いてくる…正直面倒になってきたなぁ。」
「あー。俺の兄貴はそういうのやるのが好きなタイプだけど、メイはどちらかと言うといつもお互い浮気が普通って感じだったもんなぁ」
「いやいや、浮気が普通じゃなくて、お互い並行して別の人も好きってだけだよ!」
「その中に体の相性が良いってだけの彼女もいただろー?」
「まあ…確かに?」
ずっと聞いていたカノンだが、耐えられなくなったのかすっと壁板から体を離して、その場から歩き出した。3人も顔を見合わせてカノンの後を追い、店を後にした。
このまま帰るのかと思うと、カノンは真っ直ぐ隣の店に入って行き、メイ達のテーブルに向かう。メイは気づかず、仲間達と未だに談笑しており、笑い声が店全体に響いていた。
「メイ…」
その一言でメイはバッと振り向き
「カノン!?」
少し気まずそうな顔をした。
「ねぇ、私って面倒だった?言ってくれれば直したのに。」
「……聞いてたんだ。」
「…うん。ごめんね。これからは気をつけるから、何が負担になってるか言って?話そう。」
「……ごめん。そういうんじゃないんだ。」
「何が?だって私メイの事好きだもん。好きな人のためなら自分の嫌なところも直せるよ。」
「いや…多分、根本的に相手に向ける矢印が違うんだよ。」
「?…どういう事?私はメイが1番だよ。ずっとメイの事考えてるもん。」
「カノンはね。それは悪くないと思うよ。でも、俺は彼女の他にも趣味はあるし、友達も大事。その友達も1人じゃないから、彼女1人だけに集中する事はないんだ。しかもこれから店も持つし…」
「あ、じゃあ、メイはそれでいいよ。私が好きなだけだから。待ってるだけだし。フラっといってたまに来てくれればいいよ。」
「それだと、お互い幸せになれないよ。カノンは不安になるし、俺は心が安らがないし。」
「そしたら、これから結婚はどうするの?少し延期って事?」
「多分、俺らは合わないと思う。……別れた方が良いと思うんだ。」
「え……?」
「ごめん、既に疲れたんだ。付き合い方が合わないなら、結婚も上手くいかないと思う。俺の家も無くなるから、今度予定合わせてお互い片付けよう。」
メイの表情は真剣そのもので、言葉が嘘でない事が分かる。カノンにも伝わったのか、黙ったまま一筋涙が零れた。
暫くその場で呆然と立ちつくしたカノンに、メイは居心地の悪そうに目線を泳がせた。
「…わ、かっ…た…休みの日、手紙に書く。」
「あ、うん。その日に合わせるよ…」
そう言って、カノンはそのまま踵を返した。メイは水を一杯飲んで、仲間の方に振り返った。
後日
特に大きな喧嘩をすること無く、お互いを尊重して別れたようだ。メイはそのまま隣街に移り、その後は特に何も聞いていない。料理長がギルドに少し聞いたようだが、ギルドにも顔を出していないようで、本当に消息が掴めない。もしかしたら、ギルドに世話にならずに店が軌道に乗っているのかもしれない。
ライアがふと隣街の事を聞いてみたが、女性達の情報網もそこまでピンポイントでは発揮されず、唯一聞いたのが、
「そういえば、あそこって魔物が大量に出たんだってね」
「え、じゃあお肉とかすごい安いってこと?いいなぁー!」
「だから、色々なお店がすごい建ったらしいよ。いま賑わってるって!」
「いいなー!行きたい!でも馬車で5日はなぁ。」
「確かに…しかも、結構長期滞在する人が増えてるから、あっちのお店も多いみたい。」
「あっちって?」
「ほら…男性って溜まるじゃない?」
「いやーだー!何いきなり!え、でもさ、それって規制とかないの?」
「規制してもねぇ…でも、男性用の男性っていうのも結構あるまたいよ。女性だと子供の問題があるから、一定数男性が良い人がいるみたい。女性も買うみたいだしね。」
「へぇー。すごい世界ね。私はここでお掃除してる方がいいかなー。」
「そりゃそうよ!ここの待遇本当いいもの!」
「私も~」
「確かに~」
「私もここがいいわー。」
「お嬢様可愛らしいしね。」
「そしてゆくゆくはかっこいいお金持ちと結婚!」
「「「憧れるわ~」」」
と、流石女性は話が飛ぶが、色々な情報を持っている…。メイが今の話に関わっているのかは、この屋敷の人間は誰も知らない。
「私暫く誰も好きになりたくない~」
「はいはい。じゃあ、暫くこのメンバーは固定で飲み会が出来そうね。」
「何だかんだ固定になってるよねー。」
「ほぼ同期だから終業も同じだしね。」
私たち4人は何だかんだ週一のペースで飲み会をしている。
実際結婚はどうしても結婚か子供に目的があって妥協しないと出来ないものよね。あれもこれも揃ってる人をみると、多分それはそれで何か裏があるのでは無いかって考える人がほとんどだし。
ごめんなさいね、こんな取り留めのない日常で。
これが今の私たちのリアル。
私はそこそこ楽しいし、今日も働いてお酒のもうかしらねー。覗き見していたあなた達にも、小さな幸せが積み重なりますように。ばいばい♪
❦ℯꫛᎴ❧
#######################
桜梅花 空木です。
ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!5話位で終わりにしようと思っていたのですが、伸びてしまいました…( ˊᵕˋ ;)
実は最後の5話位はそろそろ終わりーっと言うことで、アドレナリンが出ていたのか連日夜眠れなくなってしまって…寝不足の中完成させたと言うのもあり、誤字脱字ありましたらすみません○| ̄|_
いいなーと思ったら感想を寄せていただいたら、多分泣いて喜びます⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
もし次なにかの作品が出来たら、その時お会いいたしましょう♪それまで、お元気で!
0
お気に入りに追加
8
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる