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さらなる驚異
アリア
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意識が"起きた"
今までのまどろみは何処かに消え去り起きている、しかし体の方の覚醒はまだのようだ。
ふと、自分は誰なのかどういった今までを送ってきたのかという記憶が曖昧なのに対して、戦い方が妙に鮮明であるということに気づく。
人、ではなく化け物の戦い方…
わたくしは、、、
現実から逃げるように醒めない夢の中、終わらない悪夢の中で目を覚ます。
目を開けると、何か狭いところにいた。
上下左右はわからない
カプセルのようなものの中にいるようだ。
取り敢えずペタペタとあたりを探ると一面だけ動くことに気がついた。
そっと力を加えるとカプセルは難なく空いた。
そこに見えたのはあまり綺麗とは言い難い天井
「ここ…どこですの?」
ぺたぺた
どこからか音が聞こえる。
飛び起きて身構えるとそこには猫のような少女がいた。
黒い髪に猫耳というありきたりな物ではあるが可愛い、
ふとその少女が口を開いた
「あなたは?」
精一杯の優しさを込めたような声だが、警戒が滲んでいた。
「安心してくださいな。わたくしはアリア…あなたと同じ愛玩人形(ドール)ですわ」
そう、わたくしたちはネクロマンシーの愛玩人形。
ネクロマンサーの記憶こそなけれど、確かにこの身にはその悪意をひしひしと感じている。
「ごめんね?何か考えこんでるみたいだけど……まず服をさがさない?」
「そっ…そうですわね!」
今までのまどろみは何処かに消え去り起きている、しかし体の方の覚醒はまだのようだ。
ふと、自分は誰なのかどういった今までを送ってきたのかという記憶が曖昧なのに対して、戦い方が妙に鮮明であるということに気づく。
人、ではなく化け物の戦い方…
わたくしは、、、
現実から逃げるように醒めない夢の中、終わらない悪夢の中で目を覚ます。
目を開けると、何か狭いところにいた。
上下左右はわからない
カプセルのようなものの中にいるようだ。
取り敢えずペタペタとあたりを探ると一面だけ動くことに気がついた。
そっと力を加えるとカプセルは難なく空いた。
そこに見えたのはあまり綺麗とは言い難い天井
「ここ…どこですの?」
ぺたぺた
どこからか音が聞こえる。
飛び起きて身構えるとそこには猫のような少女がいた。
黒い髪に猫耳というありきたりな物ではあるが可愛い、
ふとその少女が口を開いた
「あなたは?」
精一杯の優しさを込めたような声だが、警戒が滲んでいた。
「安心してくださいな。わたくしはアリア…あなたと同じ愛玩人形(ドール)ですわ」
そう、わたくしたちはネクロマンシーの愛玩人形。
ネクロマンサーの記憶こそなけれど、確かにこの身にはその悪意をひしひしと感じている。
「ごめんね?何か考えこんでるみたいだけど……まず服をさがさない?」
「そっ…そうですわね!」
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