107 / 134
甘く優しい呼び声
しおりを挟む
平日の昼時間を過ぎたオフィス街にある飲食店はどこもこの時間は空いている。
アルの店『シュパース』も例に洩れず、外から見える店内は静けさを見せていた。
あと数時間も経てば、また夜からの客でごったがえすのだから、アルとゆっくり話すには今ぐらいの時間でちょうどよかったのかもしれない。
理玖は晴に言われてからシュパースに着くまでの道すがら、ずっと考えこんでいる様子だった。
きっとアルにどうやって話を切り出そうか悩んでいるのだろう。
恋人としての立場で言わせて貰えば、俺がアルの立場ならそんな大事なことを相談してもらえなかったのは悲しく思うだろうし、それにCMに出て世間の知るところになるのも心配で仕方がない。
なんせ理玖のことをあれだけ溺愛しているのだ。
あれほどの素晴らしい一軒家を手放して、セキュリティ万全のマンションに引っ越しを決めたのも理玖の安心と安全を求めるがゆえだ。
自分がいない時間の理玖の安全を求めてうちのマンションを選んだというのに、CMに出ることで理玖に危険が及ぶことがあるかもしれない。
また、一方的に理玖に恋心を持つ輩も現れ、何かしでかさないとも限らない。
いずれにしてもアルには心配事が尽きないのはまず間違い無いだろう。
とはいえ、理玖がCMに出演することはきちんとした契約が交わされたことだからアルがいくら反対したとしても今更反故にすることはできない。
したいと言われても俺も立場上困るが、それはアルもわかってくれるだろう。
とにかく理玖がどういうふうにアルに話をするかが重要になってくる。
理玖は緊張した面持ちでシュパースの扉を開けた。
カランカランと軽やかなドアベルの音が響くと、奥から駆け寄ってくる足音が聞こえた。
「Hi! いらっしゃいませ」
昼の忙しい時間が終わり、どうやらスタッフたちは休憩に入っているようで、奥からやってきたのはオーナーであるアルだった。
「リク! それにハルとユキまで。どうした? 昼食を食べにきてくれたのかい?」
「ああ。まだ食べられるかな?」
とりあえず、食事をといえばアルは嬉しそうに奥の個室へと案内してくれた。
「適当に作って持ってくるから待っていてくれ」
アルはそういうとすぐに部屋を出て厨房へと向かったようだった、
「理玖、考えはまとまったかい?」
「はい。俺、正直に話します。自分がちゃんと考えて決めたことだから、アルには気持ちを知っててもらいたいし」
「そうか、そうだな。ちゃんと話せばきっとアルもわかってくれるよ」
「だといいんですけど……」
そう言って俯く理玖はやはり少し緊張しているようだった。
悪いことをしたわけではない。
そう、自分のやりたいと思ったことを決めただけ。
ただ、それが全国放送のCMだったのが少し厄介だっただけだ。
アルは理玖から話を聞いてどんな反応をするだろうか……。
なんだか俺までドキドキしてきたな。
とりあえず話よりも先に腹ごなしということで俺たちはアルが用意してくれた料理を食べ始めた。
理玖はこれから話すことに緊張して最初は箸が進んでいないようだったが、それでもやはり理玖の大好きなアルの店の料理だ。
食べ進めるうちにいつもの食欲が出てきたようだ。
晴も久しぶりのシュパースの料理を美味しそうに食べている。
うん。やっぱりここの料理は最高だな。
食事を終えた頃には店はアイドルタイムになっていて、アルもちょうど休憩時間になっていた。
これなら時間を気にせずゆっくり話せそうだなと思っていると、アルが徐に口を開いた。
「それでリクは私になんの話があるんだ?」
「えっ? な、なんで?」
アルから出てきた言葉に俺も晴も驚いたが、何よりも理玖が驚いているようだ。
「ふふっ。私が何もわからないとでも思ったのかい? ここにきた時のリクの顔を見ただけで何か悩みがあるようだとすぐにわかったよ。言い出しにくいとすれば私のことだろう?」
「アル……」
「大丈夫だ。私はリクの話に怒ったりはしないよ。言いにくいことがあっても正直に話してくれた方が嬉しいのだが」
「うん。ごめん。ちゃんと話すよ」
ここは二人っきりにさせた方がいいのかもしれないな。
俺たちも一緒だとどうしても理玖の方だけに肩を持ってしまうからな。
「アル、理玖。俺たち、外に出ているよ。二人でゆっくり話すといい」
「ユキ……ありがとう。ハルもリクのためにここまでついてきてくれたんだろう? ありがとう」
「オーナー、僕は何も。でも……いや、なんでもないです。理玖、オーナーに素直にね」
「ああ。ありがとう」
晴はきっと理玖のために何か援護になるようなことを言ってやろうとしたんだろうが、自分が言うべきじゃないと思ったんだろうな。
そうやって相手のことを考えられる晴が俺は好きなんだ。
俺たちはふたりを部屋に残し、外に出た。
「あれ? 晴くん?」
「あっ、鷹斗さん。今日出勤だったんですね」
「ああ。今日はディナータイムだけだったんだけど、ちょっと倉庫の整理をしときたくてオーナーに頼んで少し早めのシフトに変えてもらったんだ」
「ふふっ、相変わらずここの仕事好きなんですね」
「ああ。ここ以外で働く気にはならないな。晴くんが急に辞めたから忙しかったけど、最近はようやく新しく入ってきた子も慣れてくれてだいぶ楽になったしね」
そうだ。
晴はあの事件でここを急に辞めることになったんだよな。
本当は続けたかっただろうに。
もう事件は解決したけれど、うちの仕事手伝ってもらってるから流石にここの仕事までは無理だろうし。
ここの仕事を気に入っていた晴にはかわいそうなことをしたな。
「鷹斗さんがいたらこの店は安泰ですよね。オーナーも鷹斗さんのことすごく頼りにしてましたから」
「ふふっ。そうか? なら、嬉しいんだけど」
優しげな表情を見せる彼はサービス業に向いてるな。
声も穏やかだしくつろぎを求めてくる客には彼の柔らかな表情は落ち着くだろう。
アルの店の店員が晴や理玖も含めて良い子が揃っているのはやはりアルの人徳なのだろうな。
「ここの仕事が大好きなのに、今度の週末は店を休ませることになって悪かったな」
「いいえ、友達は週末休みの仕事やってる子が多いんで、久しぶりに一緒に遊べるって喜ばれてるんですよ。オーナーが早めに休みの日を教えてくれてたんで助かりました。急な休みになるのが一番困るんで」
いつもなら仕事のはずの週末が休みになって申し訳なかったなと思っていたが、確かにそうだ。
こういう機会でもないとアルの店のような人気店で週末がまるまる休みになることなどないだろうからな。
前もって俺たちの旅行計画を立てていたのが功を奏したようだ。
「良かったよ。本当はアルが休みやすい平日にしようと思ってたんだが、どうしても週末にしか休みが取れなくて君たちのことが気になってたんだ」
「ふふっ。優しいですね、早瀬さん。でもほんと気にしないで大丈夫ですよ。俺も久しぶりに友達と旅行に行けるんですごく楽しみにしてるんですよ」
「そうか。君も旅行に行くのか。この時期はどこも過ごしやすいから楽しんでくるといい」
「ユキ、ハル。待たせてしまって悪かったな」
鷹斗くんと話していると、後ろから突然アルの声が聞こえた。
「もう話し終わったのか?」
「ああ。ちょっと一緒に話を聞いて欲しいんだが……」
「わかった。じゃあ、鷹斗くんまたね」
「はい。オーナー、俺と直樹とで開店準備できるんでゆっくりしてていいですよ」
「ああ、ありがとう。タカト、ナオにもよろしく言っておいてくれ」
アルは安心したように俺たちと一緒にさっきまでいた個室まで戻った。
こういう時信頼できるスタッフがいると助かるよな。
カチャリと扉を開け中に入ると、理玖が少し俯いているように見えた。
やはり言い争いにでもなったんだろうか?
「……理玖? 大丈夫?」
晴もやっぱり心配だったようですぐに理玖の隣に駆け寄っていたが、理玖はフルフルと頭を横に振るばかりで言葉が出ない様子だった。
隣に立っていたアルに目を向けると、アルはゆっくりと理玖の元へと向かった。
「リク」
その蕩けるように甘く優しい呼び声で『ああ、なんだ。うまくいったんだな』とわかった。
まぁ考えれてみればそうか。
この上なく溺愛している理玖を泣かせるようなことをアルがするわけがないんだ。
「ユキもハルも心配かけて悪かったな。だが、こうやってすぐにリクを連れてきてくれたおかげでちゃんと二人で話し合えて解決もできたよ。本当に二人がいてくれて助かったよ。ありがとう」
にこやかなアルの表情に本当にお互いが納得いくように話ができたんだと思うと理玖を連れてくることができてよかった。
晴が昼食の誘いを断ってくれたおかげで二人の仲がこじれずに済んだな。
「二人で解決できたなら良かったよ。テオドールさんの思いつきで理玖をCMにって話がこんなにもとんとん拍子で進むとは思わなくて……アルへの確認が後回しになってしまって申し訳ないと思ってたんだ」
「正直なところを言えば、リクがCMに出るのは心配だし、リスクは少しでも減らしたいところだが、リク自身がやりたいことを制限させる気はないんだ。リクに何か危険が及ぶようなら私が守ってみせるよ」
そうはっきりと言い切るアルが素直に格好良いと思った。
さすがだな。
俺ももう少しアルみたいに大人にならないとな。
アルの店『シュパース』も例に洩れず、外から見える店内は静けさを見せていた。
あと数時間も経てば、また夜からの客でごったがえすのだから、アルとゆっくり話すには今ぐらいの時間でちょうどよかったのかもしれない。
理玖は晴に言われてからシュパースに着くまでの道すがら、ずっと考えこんでいる様子だった。
きっとアルにどうやって話を切り出そうか悩んでいるのだろう。
恋人としての立場で言わせて貰えば、俺がアルの立場ならそんな大事なことを相談してもらえなかったのは悲しく思うだろうし、それにCMに出て世間の知るところになるのも心配で仕方がない。
なんせ理玖のことをあれだけ溺愛しているのだ。
あれほどの素晴らしい一軒家を手放して、セキュリティ万全のマンションに引っ越しを決めたのも理玖の安心と安全を求めるがゆえだ。
自分がいない時間の理玖の安全を求めてうちのマンションを選んだというのに、CMに出ることで理玖に危険が及ぶことがあるかもしれない。
また、一方的に理玖に恋心を持つ輩も現れ、何かしでかさないとも限らない。
いずれにしてもアルには心配事が尽きないのはまず間違い無いだろう。
とはいえ、理玖がCMに出演することはきちんとした契約が交わされたことだからアルがいくら反対したとしても今更反故にすることはできない。
したいと言われても俺も立場上困るが、それはアルもわかってくれるだろう。
とにかく理玖がどういうふうにアルに話をするかが重要になってくる。
理玖は緊張した面持ちでシュパースの扉を開けた。
カランカランと軽やかなドアベルの音が響くと、奥から駆け寄ってくる足音が聞こえた。
「Hi! いらっしゃいませ」
昼の忙しい時間が終わり、どうやらスタッフたちは休憩に入っているようで、奥からやってきたのはオーナーであるアルだった。
「リク! それにハルとユキまで。どうした? 昼食を食べにきてくれたのかい?」
「ああ。まだ食べられるかな?」
とりあえず、食事をといえばアルは嬉しそうに奥の個室へと案内してくれた。
「適当に作って持ってくるから待っていてくれ」
アルはそういうとすぐに部屋を出て厨房へと向かったようだった、
「理玖、考えはまとまったかい?」
「はい。俺、正直に話します。自分がちゃんと考えて決めたことだから、アルには気持ちを知っててもらいたいし」
「そうか、そうだな。ちゃんと話せばきっとアルもわかってくれるよ」
「だといいんですけど……」
そう言って俯く理玖はやはり少し緊張しているようだった。
悪いことをしたわけではない。
そう、自分のやりたいと思ったことを決めただけ。
ただ、それが全国放送のCMだったのが少し厄介だっただけだ。
アルは理玖から話を聞いてどんな反応をするだろうか……。
なんだか俺までドキドキしてきたな。
とりあえず話よりも先に腹ごなしということで俺たちはアルが用意してくれた料理を食べ始めた。
理玖はこれから話すことに緊張して最初は箸が進んでいないようだったが、それでもやはり理玖の大好きなアルの店の料理だ。
食べ進めるうちにいつもの食欲が出てきたようだ。
晴も久しぶりのシュパースの料理を美味しそうに食べている。
うん。やっぱりここの料理は最高だな。
食事を終えた頃には店はアイドルタイムになっていて、アルもちょうど休憩時間になっていた。
これなら時間を気にせずゆっくり話せそうだなと思っていると、アルが徐に口を開いた。
「それでリクは私になんの話があるんだ?」
「えっ? な、なんで?」
アルから出てきた言葉に俺も晴も驚いたが、何よりも理玖が驚いているようだ。
「ふふっ。私が何もわからないとでも思ったのかい? ここにきた時のリクの顔を見ただけで何か悩みがあるようだとすぐにわかったよ。言い出しにくいとすれば私のことだろう?」
「アル……」
「大丈夫だ。私はリクの話に怒ったりはしないよ。言いにくいことがあっても正直に話してくれた方が嬉しいのだが」
「うん。ごめん。ちゃんと話すよ」
ここは二人っきりにさせた方がいいのかもしれないな。
俺たちも一緒だとどうしても理玖の方だけに肩を持ってしまうからな。
「アル、理玖。俺たち、外に出ているよ。二人でゆっくり話すといい」
「ユキ……ありがとう。ハルもリクのためにここまでついてきてくれたんだろう? ありがとう」
「オーナー、僕は何も。でも……いや、なんでもないです。理玖、オーナーに素直にね」
「ああ。ありがとう」
晴はきっと理玖のために何か援護になるようなことを言ってやろうとしたんだろうが、自分が言うべきじゃないと思ったんだろうな。
そうやって相手のことを考えられる晴が俺は好きなんだ。
俺たちはふたりを部屋に残し、外に出た。
「あれ? 晴くん?」
「あっ、鷹斗さん。今日出勤だったんですね」
「ああ。今日はディナータイムだけだったんだけど、ちょっと倉庫の整理をしときたくてオーナーに頼んで少し早めのシフトに変えてもらったんだ」
「ふふっ、相変わらずここの仕事好きなんですね」
「ああ。ここ以外で働く気にはならないな。晴くんが急に辞めたから忙しかったけど、最近はようやく新しく入ってきた子も慣れてくれてだいぶ楽になったしね」
そうだ。
晴はあの事件でここを急に辞めることになったんだよな。
本当は続けたかっただろうに。
もう事件は解決したけれど、うちの仕事手伝ってもらってるから流石にここの仕事までは無理だろうし。
ここの仕事を気に入っていた晴にはかわいそうなことをしたな。
「鷹斗さんがいたらこの店は安泰ですよね。オーナーも鷹斗さんのことすごく頼りにしてましたから」
「ふふっ。そうか? なら、嬉しいんだけど」
優しげな表情を見せる彼はサービス業に向いてるな。
声も穏やかだしくつろぎを求めてくる客には彼の柔らかな表情は落ち着くだろう。
アルの店の店員が晴や理玖も含めて良い子が揃っているのはやはりアルの人徳なのだろうな。
「ここの仕事が大好きなのに、今度の週末は店を休ませることになって悪かったな」
「いいえ、友達は週末休みの仕事やってる子が多いんで、久しぶりに一緒に遊べるって喜ばれてるんですよ。オーナーが早めに休みの日を教えてくれてたんで助かりました。急な休みになるのが一番困るんで」
いつもなら仕事のはずの週末が休みになって申し訳なかったなと思っていたが、確かにそうだ。
こういう機会でもないとアルの店のような人気店で週末がまるまる休みになることなどないだろうからな。
前もって俺たちの旅行計画を立てていたのが功を奏したようだ。
「良かったよ。本当はアルが休みやすい平日にしようと思ってたんだが、どうしても週末にしか休みが取れなくて君たちのことが気になってたんだ」
「ふふっ。優しいですね、早瀬さん。でもほんと気にしないで大丈夫ですよ。俺も久しぶりに友達と旅行に行けるんですごく楽しみにしてるんですよ」
「そうか。君も旅行に行くのか。この時期はどこも過ごしやすいから楽しんでくるといい」
「ユキ、ハル。待たせてしまって悪かったな」
鷹斗くんと話していると、後ろから突然アルの声が聞こえた。
「もう話し終わったのか?」
「ああ。ちょっと一緒に話を聞いて欲しいんだが……」
「わかった。じゃあ、鷹斗くんまたね」
「はい。オーナー、俺と直樹とで開店準備できるんでゆっくりしてていいですよ」
「ああ、ありがとう。タカト、ナオにもよろしく言っておいてくれ」
アルは安心したように俺たちと一緒にさっきまでいた個室まで戻った。
こういう時信頼できるスタッフがいると助かるよな。
カチャリと扉を開け中に入ると、理玖が少し俯いているように見えた。
やはり言い争いにでもなったんだろうか?
「……理玖? 大丈夫?」
晴もやっぱり心配だったようですぐに理玖の隣に駆け寄っていたが、理玖はフルフルと頭を横に振るばかりで言葉が出ない様子だった。
隣に立っていたアルに目を向けると、アルはゆっくりと理玖の元へと向かった。
「リク」
その蕩けるように甘く優しい呼び声で『ああ、なんだ。うまくいったんだな』とわかった。
まぁ考えれてみればそうか。
この上なく溺愛している理玖を泣かせるようなことをアルがするわけがないんだ。
「ユキもハルも心配かけて悪かったな。だが、こうやってすぐにリクを連れてきてくれたおかげでちゃんと二人で話し合えて解決もできたよ。本当に二人がいてくれて助かったよ。ありがとう」
にこやかなアルの表情に本当にお互いが納得いくように話ができたんだと思うと理玖を連れてくることができてよかった。
晴が昼食の誘いを断ってくれたおかげで二人の仲がこじれずに済んだな。
「二人で解決できたなら良かったよ。テオドールさんの思いつきで理玖をCMにって話がこんなにもとんとん拍子で進むとは思わなくて……アルへの確認が後回しになってしまって申し訳ないと思ってたんだ」
「正直なところを言えば、リクがCMに出るのは心配だし、リスクは少しでも減らしたいところだが、リク自身がやりたいことを制限させる気はないんだ。リクに何か危険が及ぶようなら私が守ってみせるよ」
そうはっきりと言い切るアルが素直に格好良いと思った。
さすがだな。
俺ももう少しアルみたいに大人にならないとな。
99
お気に入りに追加
1,116
あなたにおすすめの小説
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
くまさんのマッサージ♡
はやしかわともえ
BL
ほのぼの日常。ちょっとえっちめ。
2024.03.06
閲覧、お気に入りありがとうございます。
m(_ _)m
もう一本書く予定です。時間が掛かりそうなのでお気に入りして頂けると便利かと思います。よろしくお願い致します。
2024.03.10
完結しました!読んで頂きありがとうございます。m(_ _)m
今月25日(3/25)のピクトスクエア様のwebイベントにてこの作品のスピンオフを頒布致します。詳細はまたお知らせ致します。
2024.03.19
https://pictsquare.net/skaojqhx7lcbwqxp8i5ul7eqkorx4foy
イベントページになります。
25日0時より開始です!
※補足
サークルスペースが確定いたしました。
一次創作2: え5
にて出展させていただいてます!
2024.10.28
11/1から開催されるwebイベントにて、新作スピンオフを書いています。改めてお知らせいたします。
2024.11.01
https://pictsquare.net/4g1gw20b5ptpi85w5fmm3rsw729ifyn2
本日22時より、イベントが開催されます。
よろしければ遊びに来てください。
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
貧乏大学生がエリート商社マンに叶わぬ恋をしていたら、玉砕どころか溺愛された話
タタミ
BL
貧乏苦学生の巡は、同じシェアハウスに住むエリート商社マンの千明に片想いをしている。
叶わぬ恋だと思っていたが、千明にデートに誘われたことで、関係性が一変して……?
エリート商社マンに溺愛される初心な大学生の物語。
【BL】男なのになぜかNo.1ホストに懐かれて困ってます
猫足
BL
「俺としとく? えれちゅー」
「いや、するわけないだろ!」
相川優也(25)
主人公。平凡なサラリーマンだったはずが、女友達に連れていかれた【デビルジャム】というホストクラブでスバルと出会ったのが運の尽き。
碧スバル(21)
指名ナンバーワンの美形ホスト。博愛主義者。優也に懐いてつきまとう。その真意は今のところ……不明。
「僕の方がぜってー綺麗なのに、僕以下の女に金払ってどーすんだよ」
「スバル、お前なにいってんの……?」
冗談? 本気? 二人の結末は?
美形病みホスと平凡サラリーマンの、友情か愛情かよくわからない日常。
初心者オメガは執着アルファの腕のなか
深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。
オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。
オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。
穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。
その溺愛は伝わりづらい!気弱なスパダリ御曹司にノンケの僕は落とされました
海野幻創
BL
人好きのする端正な顔立ちを持ち、文武両道でなんでも無難にこなせることのできた生田雅紀(いくたまさき)は、小さい頃から多くの友人に囲まれていた。
しかし他人との付き合いは広く浅くの最小限に留めるタイプで、女性とも身体だけの付き合いしかしてこなかった。
偶然出会った久世透(くぜとおる)は、嫉妬を覚えるほどのスタイルと美貌をもち、引け目を感じるほどの高学歴で、議員の孫であり大企業役員の息子だった。
御曹司であることにふさわしく、スマートに大金を使ってみせるところがありながら、生田の前では捨てられた子犬のようにおどおどして気弱な様子を見せ、そのギャップを生田は面白がっていたのだが……。
これまで他人と深くは関わってこなかったはずなのに、会うたびに違う一面を見せる久世は、いつしか生田にとって離れがたい存在となっていく。
【7/27完結しました。読んでいただいてありがとうございました。】
【続編も8/17完結しました。】
「その溺愛は行き場を彷徨う……気弱なスパダリ御曹司は政略結婚を回避したい」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/962473946/911896785
↑この続編は、R18の過激描写がありますので、苦手な方はご注意ください。
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる