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可愛い子猫に煽られて※

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「ひゃあっ!!」

ほんの少し触れただけなのに、ピクピクと身体を震わせて甘やかな声をあげる。
想像以上に感度がいいのは、魂の相手だからだろうか。

気持ちよさそうに震えているのに、気持ちいいかと尋ねれば

「わかんなぃ……っ」

と言いながら身を捩る。

その反応があまりにも可愛くて意地悪したくなるのは仕方ないだろう。

「こんなにぷっくりと美味しそうに膨らんでるのに?」

そう問いかけると、顔を真っ赤にしながら恥ずかしいと返してくる。
きっとこんなふうになったことがないのだろう。

目の前の可愛い膨らみをこれ以上我慢できず、

「もっとたっぷり味わわせて」

と言いながら、パクリと口に含んだ。
ぷっくりと膨らんだ赤い実を舌先でコロコロと転がしながら、もう片方の赤い実を指で摘んだり、弾いてやると

「ああっ、だめぇ……っ、りょ、ほぅ、きもち、いぃ……っ!」

と友貴也の本音が漏れる。

ああ、可愛い。
その可愛い姿をもっと見たくて、友貴也の可愛い乳首を弄っていると、友貴也がモジモジと足を擦り始めた。
弄りながらもそっと視線を向けると、友貴也のズボンの中心が押し上げられているのがわかる。

もうこんなにしているのか。可愛いな。

そっと手を伸ばし、熱の籠もったそこを服越しに触れてみるとしっかりと硬くなっているのがわかる。

「ああっ――! だめっ!」

恥ずかしそうに身を捩って隠そうとするが、感じすぎて力の抜けた身体はいうことを聞かないらしい。

可愛すぎる友貴也に恥ずかしがらなくていいと言ったのだが、

「だってぇ……っ、俺ばっかり、こんな……っ」

と自分だけが反応してしまっているのがどうしようもなく恥ずかしいらしい。

それなら、友貴也だけでないことを教えてやろう。

「ふふっ。心配しなくていい。私のももうこんなになってるよ」

友貴也の手を取って、服を押し上げている自分の昂りに触れさせると、

「わぁっ!! すごっ……お、っきぃっ!! なんで、こんな……っ」

と目を丸くしながらも、触れた私の昂りから離そうとしない。

「可愛い友貴也を見てるんだ、当然だろう?」

そういうと恍惚とした表情を見せてくれる。

「ほら、私に全てを曝け出して見せてくれ」

「じゃあ、崇史さんも……」

そんな可愛いおねだりをされては聞かないわけがない。

友貴也に見せつけるように服を脱いでいる最中も、友貴也は恍惚とした表情のまま私の昂りから手を離そうとしない
そんなに気に入ってくれていることに喜びつつも、

「このまま下も脱ぎたいけど?」

と意地悪く尋ねてみると、驚きの声を上げながら手を離してしまった。

「今度は直に触ってくれていいよ」

ベルトを外しながらいうと、友貴也はゴクリと息を呑みながら私がズボンを脱ぐのを待ち望んでくれている。
ああ、もう本当に可愛い。

さっとズボンを脱ぎ捨てると、黒のボクサーパンツを押し上げる昂りの大きさに自分でも驚きを隠せない。

友貴也に見られているだけでこんなになっているのか。

友貴也と出会ってから興奮するたびに己の限界を超えるほど大きくなっていた気がするが、今日の大きさはそれを遥かに凌ぐ。

「さっきより、おっきくなったみたい……」

その声に恐怖を感じなくてホッとする。

「ふふっ。当たり前だよ。友貴也にみられながら服を脱いで興奮しないわけがない。どうする? これ、私が脱ぐ? それとも……友貴也が脱がせてくれる?」

友貴也が脱がせたいなんていうわけがない。
わかっていて、尋ねたのだが、

「俺が、脱がせます! 俺に、任せてください!」

とやる気に満ちた声が聞こえた。

ベッドから下りて立っていた私の前に膝立ちになる友貴也を見て、止めようとしたが私を見上げて、

「大丈夫です、脱がせますね」

と笑顔を見せてくれる、この友貴也のアングルがどう見たって、私の昂りを舐めているのを想像してしまって、あまりの興奮に声が出そうになるのを必死に堪えた。

だが、下着に引っかからないように優しく外に出してくれた昂りを見て、

「すごいっ!!」

と嬉しそうにいいながら触ってくれるのを見ていると、興奮が止められなかった。

友貴也は私のそんな状況を知ってか知らずか、煽るように片手で私の昂りを握ってくる。
その力が心地良すぎてそれだけでイってしまいそうになる。

それだけはどうしても避けたい。

「崇史さんの、すっごくおっきいから、片手じゃ全部握れないですね。俺のと全然違います」

私が戦っていることも知らずに嬉しそうな友貴也と攻守交代したくて、

「じゃ、じゃあ。今度は友貴也のを見せてくれ!」

と言って友貴也を抱きかかえ、一気にベッドの中央に寝かせた。

驚く友貴也が拒めないうちにさっと友貴也のズボンと下着を取り去ると、私の目の前に映像で何度も繰り返し見続けた可愛い果実が現れた。
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