43 / 114
身体の奥でつながる※
しおりを挟む
「できるだけ善処します」
そういうと、ぬるぬるになった指で何度かお尻の割れ目を滑らせると、そのまま後孔にプツリと指を挿し入れた。
「ああっ!」
「痛いですか?」
「い、たくはない、けど……へ、んな、かんじ……」
「なら、よかったです。そのまま力を抜いていてください。どんどん気持ち良くなりますから」
男でもお尻の穴で繋がることができて、そこはかなり気持ちいい場所らしい。
うまく感じられれば、女性のそこよりもずっとずっと快感を得られる。
そういう情報を知ったのは確か大学に入ってからだった。
友人でもない誰かが講義室で、休憩時間に友人相手に面白おかしく話していたのが耳に入ってきて一瞬で記憶してしまった。
話していたのがどんな人だったかは覚えてないけれど、彼の声が興味津々だったのは覚えている。
野郎のを挿入るなんて想像もつかないけど、そんなに気持ちいいなら一度くらい試してみてもいいかもななんて笑っていた。
きっと彼はノーマルだ。
だから絶対に試してはいないはずだけど、俺は違う。
そんな不確かな情報でも、俺だって健康な男子。
やってみたくてたまらなかった。
その後、自分なりに調べて本当に気持ち良くなる場所があると知ってから、ローションを用意して自分の指を突っ込んでみた。
とんでもない圧迫感に吐いてしまうかと思ったくらい気持ちが悪かった。
大して長くも太くもない俺の指でこんなにも圧迫感を感じるのかと怖くなったんだ。
勉強しながら何度か頑張ってみたけど、結局自分で快感を感じることはできなかった。
それ以来、挿入までするエッチはやらなくてもいいかなって思うようになった。
だから、宏樹が挿入に拘らず、お互いに手でしあったりするだけで満足そうにしてくれてホッとしたんだ。
でも、透也とは不思議としたいと思えた。
あんなに嫌だと思ったのに、自分から抱いてと言えるようになるなんて……。
昔の自分が知ったら驚くだろうな。
透也の指が俺の中に挿入ってきているのに、自分で挿入た時のようなあの気持ち悪さが何もない。
もちろん挿入っている感覚はものすごいし圧迫感は半端ないのに、透也の指だと思うと嫌だなんて一ミリも思わなかった。
クチュクチュと中をかき混ぜながら指が中で激しく動かされるたびに、とんでもない刺激が俺を襲う。
「指、増やしますね」
「えっ……な、に……? ひゃあーっん!!」
透也の言葉もわからないほど快感に襲われて、中に挿入っている指のどれかが俺のどこかを掠めた時、今までにないほどのビリビリとした快感を感じた。
「い、まの……な、に?」
「ふふっ。大智のいいところを見つけたんですよ」
「ああっ! だ、めぇ――っ、な、んか……へ、ん……」
ある一点ばかり重点的に攻められるたび、途轍もない刺激に襲われておかしくなりそうだ。
もう止めて欲しいのに、もっと攻めて欲しい。
しかも、なぜか身体のもっとずっと奥が疼いてしまっている。
もうこの身体が自分のじゃないみたいだ。
「そろそろ良さそうですね」
嬉しそうにそう呟くと、透也はゆっくりと俺の後孔から指を引き抜いた。
「あ――っ!」
いきなり快感がなくなってポッカリと何かが抜け落ちたみたいに寂しくなる。
と同時に、身体の奥が何かを待っているように疼いて仕方がない。
「大丈夫ですよ。すぐにもっと気持ちいいものを挿入てあげますから」
そういうと俺に見せつけるように手早く服を脱ぎ捨てた。
「――っ、そ、れ……っ」
「大智の可愛い姿をずっとみてるんです。当然でしょう?」
目の前に現れたのはおどろくほどおっきく昂った透也のモノ。
今朝見た時よりも何倍もおっきな気がする。
「こ、んな、おっきぃの……はい、らない……っ」
「大丈夫。ちゃんとほぐしましたから」
「でも……」
「俺を信じてください」
そう言われたら、信じないわけがない。
だって、透也のいうことだから。
俺が小さく頷くと透也は嬉しそうに笑って、ぬるぬるの手で自分のおっきなモノを数回扱いた。
あまりの大きさに思わずゴクリと息を呑んだ。
「ふふっ。挿入ますよ。力を抜いていてくださいね」
熱くて硬いものが俺のお尻の割れ目を滑っていく。
そして後孔にあてがわれた時、俺は透也に言われた通り大きく深呼吸をした。
ふぅ……と息を吐いた瞬間。ググッと押し込まれそのまま中に挿入ってきた。
「ひゃあーーっ!! あっ、んんっ! あん……ああっ!」
じわじわと押し広げられながら、透也のおっきなモノが俺の中に挿入ってくる。
「おっき、すぎるぅ……っ、ああっ! あつい……っ!」
「ああっ、大智っ! そんなに煽らないで……。もう気持ち良すぎてイってしまいそうになる」
「ああっん、とう、やぁ……っ、おれ、も……きもち、いぃ……っ、もっとぉ……っ、お、くまで……きてぇ……っ
「ああっ、もうっ!!」
「ひゃあーーっん!!!!」
ゆっくりと挿入ってきていたものが一気に押し込まれ、目の前がチカチカする。
なぜか身体中の痙攣が治まらない。
一体俺の身体はどうしてしまったんだろう?
「大智……挿入だけでイったんですか?」
「えっ、な、に?」
「ああ、もうっ、どこまで可愛いんですかっ!!」
「やぁ……っん、ああっ……はげ、しっ……んんっ」
一気に中まで押し込まれたばかりなのに、身体ごと激しく揺り動かされてとてつもなく気持ちいい。
「ああっ、と、うや……っ、き、もち、いぃ……っ、ああ、すごい……っ、ああっ!!!」
「大智、大智っ! 愛してますっ! ああ、もう絶対に離しませんから!! ゔぅーーっ!!」
腰をしっかりと掴まれて、身体の奥をゴリゴリと擦られながら、俺は何度目かの精を放った。
と同時に、身体の奥に温かいものが広がっていくのを感じた。
ああ、透也がイったんだ……。
その事実が俺を幸せにしてくれたんだ。
そういうと、ぬるぬるになった指で何度かお尻の割れ目を滑らせると、そのまま後孔にプツリと指を挿し入れた。
「ああっ!」
「痛いですか?」
「い、たくはない、けど……へ、んな、かんじ……」
「なら、よかったです。そのまま力を抜いていてください。どんどん気持ち良くなりますから」
男でもお尻の穴で繋がることができて、そこはかなり気持ちいい場所らしい。
うまく感じられれば、女性のそこよりもずっとずっと快感を得られる。
そういう情報を知ったのは確か大学に入ってからだった。
友人でもない誰かが講義室で、休憩時間に友人相手に面白おかしく話していたのが耳に入ってきて一瞬で記憶してしまった。
話していたのがどんな人だったかは覚えてないけれど、彼の声が興味津々だったのは覚えている。
野郎のを挿入るなんて想像もつかないけど、そんなに気持ちいいなら一度くらい試してみてもいいかもななんて笑っていた。
きっと彼はノーマルだ。
だから絶対に試してはいないはずだけど、俺は違う。
そんな不確かな情報でも、俺だって健康な男子。
やってみたくてたまらなかった。
その後、自分なりに調べて本当に気持ち良くなる場所があると知ってから、ローションを用意して自分の指を突っ込んでみた。
とんでもない圧迫感に吐いてしまうかと思ったくらい気持ちが悪かった。
大して長くも太くもない俺の指でこんなにも圧迫感を感じるのかと怖くなったんだ。
勉強しながら何度か頑張ってみたけど、結局自分で快感を感じることはできなかった。
それ以来、挿入までするエッチはやらなくてもいいかなって思うようになった。
だから、宏樹が挿入に拘らず、お互いに手でしあったりするだけで満足そうにしてくれてホッとしたんだ。
でも、透也とは不思議としたいと思えた。
あんなに嫌だと思ったのに、自分から抱いてと言えるようになるなんて……。
昔の自分が知ったら驚くだろうな。
透也の指が俺の中に挿入ってきているのに、自分で挿入た時のようなあの気持ち悪さが何もない。
もちろん挿入っている感覚はものすごいし圧迫感は半端ないのに、透也の指だと思うと嫌だなんて一ミリも思わなかった。
クチュクチュと中をかき混ぜながら指が中で激しく動かされるたびに、とんでもない刺激が俺を襲う。
「指、増やしますね」
「えっ……な、に……? ひゃあーっん!!」
透也の言葉もわからないほど快感に襲われて、中に挿入っている指のどれかが俺のどこかを掠めた時、今までにないほどのビリビリとした快感を感じた。
「い、まの……な、に?」
「ふふっ。大智のいいところを見つけたんですよ」
「ああっ! だ、めぇ――っ、な、んか……へ、ん……」
ある一点ばかり重点的に攻められるたび、途轍もない刺激に襲われておかしくなりそうだ。
もう止めて欲しいのに、もっと攻めて欲しい。
しかも、なぜか身体のもっとずっと奥が疼いてしまっている。
もうこの身体が自分のじゃないみたいだ。
「そろそろ良さそうですね」
嬉しそうにそう呟くと、透也はゆっくりと俺の後孔から指を引き抜いた。
「あ――っ!」
いきなり快感がなくなってポッカリと何かが抜け落ちたみたいに寂しくなる。
と同時に、身体の奥が何かを待っているように疼いて仕方がない。
「大丈夫ですよ。すぐにもっと気持ちいいものを挿入てあげますから」
そういうと俺に見せつけるように手早く服を脱ぎ捨てた。
「――っ、そ、れ……っ」
「大智の可愛い姿をずっとみてるんです。当然でしょう?」
目の前に現れたのはおどろくほどおっきく昂った透也のモノ。
今朝見た時よりも何倍もおっきな気がする。
「こ、んな、おっきぃの……はい、らない……っ」
「大丈夫。ちゃんとほぐしましたから」
「でも……」
「俺を信じてください」
そう言われたら、信じないわけがない。
だって、透也のいうことだから。
俺が小さく頷くと透也は嬉しそうに笑って、ぬるぬるの手で自分のおっきなモノを数回扱いた。
あまりの大きさに思わずゴクリと息を呑んだ。
「ふふっ。挿入ますよ。力を抜いていてくださいね」
熱くて硬いものが俺のお尻の割れ目を滑っていく。
そして後孔にあてがわれた時、俺は透也に言われた通り大きく深呼吸をした。
ふぅ……と息を吐いた瞬間。ググッと押し込まれそのまま中に挿入ってきた。
「ひゃあーーっ!! あっ、んんっ! あん……ああっ!」
じわじわと押し広げられながら、透也のおっきなモノが俺の中に挿入ってくる。
「おっき、すぎるぅ……っ、ああっ! あつい……っ!」
「ああっ、大智っ! そんなに煽らないで……。もう気持ち良すぎてイってしまいそうになる」
「ああっん、とう、やぁ……っ、おれ、も……きもち、いぃ……っ、もっとぉ……っ、お、くまで……きてぇ……っ
「ああっ、もうっ!!」
「ひゃあーーっん!!!!」
ゆっくりと挿入ってきていたものが一気に押し込まれ、目の前がチカチカする。
なぜか身体中の痙攣が治まらない。
一体俺の身体はどうしてしまったんだろう?
「大智……挿入だけでイったんですか?」
「えっ、な、に?」
「ああ、もうっ、どこまで可愛いんですかっ!!」
「やぁ……っん、ああっ……はげ、しっ……んんっ」
一気に中まで押し込まれたばかりなのに、身体ごと激しく揺り動かされてとてつもなく気持ちいい。
「ああっ、と、うや……っ、き、もち、いぃ……っ、ああ、すごい……っ、ああっ!!!」
「大智、大智っ! 愛してますっ! ああ、もう絶対に離しませんから!! ゔぅーーっ!!」
腰をしっかりと掴まれて、身体の奥をゴリゴリと擦られながら、俺は何度目かの精を放った。
と同時に、身体の奥に温かいものが広がっていくのを感じた。
ああ、透也がイったんだ……。
その事実が俺を幸せにしてくれたんだ。
299
お気に入りに追加
1,808
あなたにおすすめの小説
離したくない、離して欲しくない
mahiro
BL
自宅と家の往復を繰り返していた所に飲み会の誘いが入った。
久しぶりに友達や学生の頃の先輩方とも会いたかったが、その日も仕事が夜中まで入っていたため断った。
そんなある日、社内で女性社員が芸能人が来ると話しているのを耳にした。
テレビなんて観ていないからどうせ名前を聞いたところで誰か分からないだろ、と思いあまり気にしなかった。
翌日の夜、外での仕事を終えて社内に戻って来るといつものように誰もいなかった。
そんな所に『すみません』と言う声が聞こえた。
俺のこと、冷遇してるんだから離婚してくれますよね?〜王妃は国王の隠れた溺愛に気付いてない〜
明太子
BL
伯爵令息のエスメラルダは幼い頃から恋心を抱いていたレオンスタリア王国の国王であるキースと結婚し、王妃となった。
しかし、当のキースからは冷遇され、1人寂しく別居生活を送っている。
それでもキースへの想いを捨てきれないエスメラルダ。
だが、その思いも虚しく、エスメラルダはキースが別の令嬢を新しい妃を迎えようとしている場面に遭遇してしまう。
流石に心が折れてしまったエスメラルダは離婚を決意するが…?
エスメラルダの一途な初恋はキースに届くのか?
そして、キースの本当の気持ちは?
分かりづらい伏線とそこそこのどんでん返しありな喜怒哀楽激しめ王妃のシリアス?コメディ?こじらせ初恋BLです!
※R指定は保険です。
貧乏大学生がエリート商社マンに叶わぬ恋をしていたら、玉砕どころか溺愛された話
タタミ
BL
貧乏苦学生の巡は、同じシェアハウスに住むエリート商社マンの千明に片想いをしている。
叶わぬ恋だと思っていたが、千明にデートに誘われたことで、関係性が一変して……?
エリート商社マンに溺愛される初心な大学生の物語。
侯爵令息セドリックの憂鬱な日
めちゅう
BL
第二王子の婚約者候補侯爵令息セドリック・グランツはある日王子の婚約者が決定した事を聞いてしまう。しかし先に王子からお呼びがかかったのはもう一人の候補だった。候補落ちを確信し泣き腫らした次の日は憂鬱な気分で幕を開ける———
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初投稿で拙い文章ですが楽しんでいただけますと幸いです。
幼い精霊を預けられたので、俺と主様が育ての父母になった件
雪玉 円記
BL
ハイマー辺境領主のグルシエス家に仕える、ディラン・サヘンドラ。
主である辺境伯グルシエス家三男、クリストファーと共に王立学園を卒業し、ハイマー領へと戻る。
その数日後、魔獣討伐のために騎士団と共に出撃したところ、幼い見た目の言葉を話せない子供を拾う。
リアンと名付けたその子供は、クリストファーの思惑でディランと彼を父母と認識してしまった。
個性豊かなグルシエス家、仕える面々、不思議な生き物たちに囲まれ、リアンはのびのびと暮らす。
ある日、世界的宗教であるマナ・ユリエ教の教団騎士であるエイギルがリアンを訪ねてきた。
リアンは次代の世界樹の精霊である。そのため、次のシンボルとして教団に居を移してほしい、と告げるエイギル。
だがリアンはそれを拒否する。リアンが嫌なら、と二人も支持する。
その判断が教皇アーシスの怒髪天をついてしまった。
数週間後、教団騎士団がハイマー辺境領邸を襲撃した。
ディランはリアンとクリストファーを守るため、リアンを迎えにきたエイギルと対峙する。
だが実力の差は大きく、ディランは斬り伏せられ、死の淵を彷徨う。
次に目が覚めた時、ディランはユグドラシルの元にいた。
ユグドラシルが用意したアフタヌーンティーを前に、意識が途絶えたあとのこと、自分とクリストファーの状態、リアンの決断、そして、何故自分とクリストファーがリアンの養親に選ばれたのかを聞かされる。
ユグドラシルに送り出され、意識が戻ったのは襲撃から数日後だった。
後日、リアンが拾ってきた不思議な生き物たちが実は四大元素の精霊たちであると知らされる。
彼らとグルシエス家中の協力を得て、ディランとクリストファーは鍛錬に励む。
一ヶ月後、ディランとクリスは四大精霊を伴い、教団本部がある隣国にいた。
ユグドラシルとリアンの意思を叶えるために。
そして、自分達を圧倒的戦闘力でねじ伏せたエイギルへのリベンジを果たすために──……。
※一部に流血を含む戦闘シーン、R-15程度のイチャイチャが含まれます。
※現在、改稿したものを順次投稿中です。
詳しくは最新の近況ボードをご覧ください。
食事届いたけど配達員のほうを食べました
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
なぜ自転車に乗る人はピチピチのエロい服を着ているのか?
そう思っていたところに、食事を届けにきたデリバリー配達員の男子大学生がピチピチのサイクルウェアを着ていた。イケメンな上に筋肉質でエロかったので、追加料金を払って、メシではなく彼を食べることにした。
婚約者に会いに行ったらば
龍の御寮さん
BL
王都で暮らす婚約者レオンのもとへと会いに行ったミシェル。
そこで見たのは、レオンをお父さんと呼ぶ子供と仲良さそうに並ぶ女性の姿。
ショックでその場を逃げ出したミシェルは――
何とか弁解しようするレオンとなぜか記憶を失ったミシェル。
そこには何やら事件も絡んできて?
傷つけられたミシェルが幸せになるまでのお話です。
美人に告白されたがまたいつもの嫌がらせかと思ったので適当にOKした
亜桜黄身
BL
俺の学校では俺に付き合ってほしいと言う罰ゲームが流行ってる。
カースト底辺の卑屈くんがカースト頂点の強気ド美人敬語攻めと付き合う話。
(悪役モブ♀が出てきます)
(他サイトに2021年〜掲載済)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる