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番外編
クリスマス2日前の楽しい家族デート 4
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個室に案内され、4人で向かい合わせに座る。
もちろん私の前には理央。
美味しそうに食べているのをじっくりと見られる特等席。
まぁ、本当は私も凌也のように理央に料理を食べさせてやりたいけれど、それは凌也が許してくれないだろうし、私も久嗣さんとゆっくり食べたいから、それは諦めておこう。
理央と一緒に食べられるだけで幸せだものね。
成人したとはいえ、まだお酒を飲める年齢ではない理央とお酒に弱い私は、最高級のマスカットを使ったジュースをワイングラスでいただくことにした。
グラスだけでも凌也と同じにすると、理央がとっても喜ぶのよね。
今日の料理は創作フレンチ。
箸でもいただけるお店だから、理央も緊張せずに料理を楽しめるという久嗣さんの気遣い。
とはいえ、理央の料理は箸だろうがナイフとフォークだろうが、凌也が食べさせるのだから関係ないのだけど、目の前にナイフとフォークが置いてあったら理央が緊張しちゃうものね。
だからそれでいいの。
「かんぱーいっ!」
楽しそうにグラスをあげる理央を微笑ましく見つめる私たち3人。
やっぱり理央が来てくれて、うちの家族の雰囲気はかなり柔らかくなった。
元々仲が悪いなんてこと全くないけれど、凌也は中学生の頃から大人びた雰囲気で、勉強や運動なんかはともかく、人間関係……特に恋愛に関しては一線を引いてのめり込むなんてことは絶対になかった。
だからだろうか、私と久嗣さんが仲良くしているのを邪魔しないようにさりげなく距離を取ったりしていると感じるところもあった。
――あいつが、本当に好きになれる相手を見つけるまで、我々は見守っていてあげよう。
久嗣さんはよくそう言ってたっけ。
自分も同じだったから気持ちがわかるんだって。
――麗花に会ってから、私は好きという感情を知ったんだ。
だから、いつか凌也にも……と思っていた相手がまだ18になったばかりでしかも不幸な境遇で人生を過ごしてきた男の子だと知った時には驚きもしたけれど、今までと明らかに違う様子に、絶対に反対してはダメだと悟ったの。
実際に会ってみて、すぐに理央を好きになった。
こんなに可愛い子が私の息子になるというその事実がたまらなく嬉しくて、私の人生にさらなる潤いが増えた。
「理央、あ~ん」
美味しそうに凌也から食べさせてもらう姿を見つめながら、家族水入らずの至福のひととき。
ああ、もう最高っ!!
「それで、明後日からのフランス旅行の準備はもう万全なのか?」
「ああ、ロレーヌ総帥が何から何まで手配してくれているから、俺たちは空港に行くだけだよ」
「あっ、今日買ったお洋服はちゃんとキャリーに詰めてね」
「わかってるって。今日のセーター、理央も気に入っていたみたいだったからな」
「はい。すっごく柔らかくて着心地もよかったです」
「ふふっ。よかったわ。またフランスから帰ってきたらお出かけしましょうね。フランスのお土産話もたっぷりと聞かせて頂戴」
「はいっ!! ぜひっ!!」
嬉しそうに声を上げる理央を、私も久嗣さんも、そしてもちろん凌也も微笑ましく見つめていた。
食事もあっという間に終わり、後は理央とデザートを食べる予定。
もうすぐクリスマスだから、少し早めのクリスマスケーキを頼んでいるの。
ああ、理央の喜ぶ顔が楽しみだわ。
「お待たせいたしました」
「わぁっ!! すごいっ!!」
理央は運ばれてきたクリスマスケーキに目を輝かせている。
そうっ!
この顔が見たかったの。
昼間もイチゴを食べたけれど、やっぱりクリスマスケーキには生クリームとイチゴじゃないとね。
それに、サンタクロースとチョコレートの木のお家も。
「お母さんっ、お父さん。僕……こんなすごいケーキ、初めて見ました!」
理央が夢見てた王道ケーキだと思ってお願いしたけれど、理央はこのケーキの存在すらも知らない状況にいたんだと改めて感じさせられる。
「このサンタとお家は理央のだからね」
「いいんですかっ??」
「もちろんっ!!」
「わぁーっ、でもこんなに可愛いのに、食べちゃうの勿体無いな」
お皿に乗ったケーキの上に凌也が綺麗に飾ったけれど、理央は嬉しそうに見つめるだけ。
でも、理央の気持ちもわかるのよね。
そんな理央の姿を微笑ましく思いながら、久嗣さんとコーヒーを楽しんでいると、凌也が理央に耳打ちを始めた。
んっ? どうしたのかしら?
そう思っていると、理央は急に緊張した表情で凌也からバッグを受け取った。
久嗣さんも理央の行動がわからないみたい。
何も言葉を発さずにただ見ていると、理央はバッグから綺麗にラッピングされた袋を2つ取り出した。
えっ……これ、まさか……
「あの、お父さんとお母さんに……僕からの、クリスマスプレゼントです……気に入ってもらえるかわからないですけど、使ってもらえたら嬉しいです」
理央、からの……クリスマス、プレゼント……。
そんなこと、思っても見なかった。
あまりの嬉しさにプレゼントをもらう手が震える。
「あり、がと……」
そう言うのが精一杯で、久嗣さんに抱きしめられながら包みを開けると、中から淡い桜のような綺麗なピンク色の手袋が出てきた。
「えっ――、これ……まさかっ……」
「そう、理央の手編みなんだよ。父さんと母さんのために一生懸命編んでたんだ」
「ほおっ、これが手編みとは思えんな。いや、実に上手に編めてる。素晴らしいな」
これを、理央が……。
わっ、どうしましょう……。
嬉しすぎて、なんだか……おかしくなってきちゃった。
何か、お礼の言葉を言わないといけないのに……嬉しすぎて言葉が出てこない。
どうしようと思っているとスッと久嗣さんが私の顔にハンカチを当ててくれた。
「あっ……」
「いいよ、理央の贈り物が嬉しかったんだな」
気づけば、私は涙を流してしまっていた。
「お母さん……」
「麗花は嬉しすぎて言葉が出なかったようだよ」
久嗣さんのその言葉に、理央が私のそばに駆け寄ってきてくれる。
「お母さん……」
「理央っ、ありがとう。本当に嬉しいわ。一生大切にするから」
そう言って理央を抱きしめたけれど、その時だけは凌也も理央を奪いにはこなかった。
「すごくあったかくて綺麗な色ね。この色は誰が選んだの?」
「もちろん、理央だよ。母さんのイメージなんだろう?」
凌也が理央に尋ねると、理央は嬉しそうに笑顔を浮かべながら、
「お母さんの名前、綺麗な花って書いて、麗花さんですよね。僕にとって、一番綺麗な花は桜なので……それしか思いつかなくて……」
と少し恥ずかしそうに答えてくれた。
「ふふっ。嬉しいわ。私の父も、そう言って私の名前をつけてくれたそうよ」
「えっ……本当ですか?」
「ええ。だから、私も桜が大好き」
「お母さん……」
父の名前の由来を聞いた時から、私は桜が好きになった。
そして、今、改めて桜が大好きになった。
今度の春は、理央を連れてお花見にでも行きたいわ。
満開の桜の下で、可愛い息子と手を繋いで歩きたい。
凌也が許してくれれば……だけど。
ああ、今年はクリスマス前から幸せをもらったわ。
* * *
次回クリスマスの朝のお話で一旦終了です。
どうぞお楽しみに♡
もちろん私の前には理央。
美味しそうに食べているのをじっくりと見られる特等席。
まぁ、本当は私も凌也のように理央に料理を食べさせてやりたいけれど、それは凌也が許してくれないだろうし、私も久嗣さんとゆっくり食べたいから、それは諦めておこう。
理央と一緒に食べられるだけで幸せだものね。
成人したとはいえ、まだお酒を飲める年齢ではない理央とお酒に弱い私は、最高級のマスカットを使ったジュースをワイングラスでいただくことにした。
グラスだけでも凌也と同じにすると、理央がとっても喜ぶのよね。
今日の料理は創作フレンチ。
箸でもいただけるお店だから、理央も緊張せずに料理を楽しめるという久嗣さんの気遣い。
とはいえ、理央の料理は箸だろうがナイフとフォークだろうが、凌也が食べさせるのだから関係ないのだけど、目の前にナイフとフォークが置いてあったら理央が緊張しちゃうものね。
だからそれでいいの。
「かんぱーいっ!」
楽しそうにグラスをあげる理央を微笑ましく見つめる私たち3人。
やっぱり理央が来てくれて、うちの家族の雰囲気はかなり柔らかくなった。
元々仲が悪いなんてこと全くないけれど、凌也は中学生の頃から大人びた雰囲気で、勉強や運動なんかはともかく、人間関係……特に恋愛に関しては一線を引いてのめり込むなんてことは絶対になかった。
だからだろうか、私と久嗣さんが仲良くしているのを邪魔しないようにさりげなく距離を取ったりしていると感じるところもあった。
――あいつが、本当に好きになれる相手を見つけるまで、我々は見守っていてあげよう。
久嗣さんはよくそう言ってたっけ。
自分も同じだったから気持ちがわかるんだって。
――麗花に会ってから、私は好きという感情を知ったんだ。
だから、いつか凌也にも……と思っていた相手がまだ18になったばかりでしかも不幸な境遇で人生を過ごしてきた男の子だと知った時には驚きもしたけれど、今までと明らかに違う様子に、絶対に反対してはダメだと悟ったの。
実際に会ってみて、すぐに理央を好きになった。
こんなに可愛い子が私の息子になるというその事実がたまらなく嬉しくて、私の人生にさらなる潤いが増えた。
「理央、あ~ん」
美味しそうに凌也から食べさせてもらう姿を見つめながら、家族水入らずの至福のひととき。
ああ、もう最高っ!!
「それで、明後日からのフランス旅行の準備はもう万全なのか?」
「ああ、ロレーヌ総帥が何から何まで手配してくれているから、俺たちは空港に行くだけだよ」
「あっ、今日買ったお洋服はちゃんとキャリーに詰めてね」
「わかってるって。今日のセーター、理央も気に入っていたみたいだったからな」
「はい。すっごく柔らかくて着心地もよかったです」
「ふふっ。よかったわ。またフランスから帰ってきたらお出かけしましょうね。フランスのお土産話もたっぷりと聞かせて頂戴」
「はいっ!! ぜひっ!!」
嬉しそうに声を上げる理央を、私も久嗣さんも、そしてもちろん凌也も微笑ましく見つめていた。
食事もあっという間に終わり、後は理央とデザートを食べる予定。
もうすぐクリスマスだから、少し早めのクリスマスケーキを頼んでいるの。
ああ、理央の喜ぶ顔が楽しみだわ。
「お待たせいたしました」
「わぁっ!! すごいっ!!」
理央は運ばれてきたクリスマスケーキに目を輝かせている。
そうっ!
この顔が見たかったの。
昼間もイチゴを食べたけれど、やっぱりクリスマスケーキには生クリームとイチゴじゃないとね。
それに、サンタクロースとチョコレートの木のお家も。
「お母さんっ、お父さん。僕……こんなすごいケーキ、初めて見ました!」
理央が夢見てた王道ケーキだと思ってお願いしたけれど、理央はこのケーキの存在すらも知らない状況にいたんだと改めて感じさせられる。
「このサンタとお家は理央のだからね」
「いいんですかっ??」
「もちろんっ!!」
「わぁーっ、でもこんなに可愛いのに、食べちゃうの勿体無いな」
お皿に乗ったケーキの上に凌也が綺麗に飾ったけれど、理央は嬉しそうに見つめるだけ。
でも、理央の気持ちもわかるのよね。
そんな理央の姿を微笑ましく思いながら、久嗣さんとコーヒーを楽しんでいると、凌也が理央に耳打ちを始めた。
んっ? どうしたのかしら?
そう思っていると、理央は急に緊張した表情で凌也からバッグを受け取った。
久嗣さんも理央の行動がわからないみたい。
何も言葉を発さずにただ見ていると、理央はバッグから綺麗にラッピングされた袋を2つ取り出した。
えっ……これ、まさか……
「あの、お父さんとお母さんに……僕からの、クリスマスプレゼントです……気に入ってもらえるかわからないですけど、使ってもらえたら嬉しいです」
理央、からの……クリスマス、プレゼント……。
そんなこと、思っても見なかった。
あまりの嬉しさにプレゼントをもらう手が震える。
「あり、がと……」
そう言うのが精一杯で、久嗣さんに抱きしめられながら包みを開けると、中から淡い桜のような綺麗なピンク色の手袋が出てきた。
「えっ――、これ……まさかっ……」
「そう、理央の手編みなんだよ。父さんと母さんのために一生懸命編んでたんだ」
「ほおっ、これが手編みとは思えんな。いや、実に上手に編めてる。素晴らしいな」
これを、理央が……。
わっ、どうしましょう……。
嬉しすぎて、なんだか……おかしくなってきちゃった。
何か、お礼の言葉を言わないといけないのに……嬉しすぎて言葉が出てこない。
どうしようと思っているとスッと久嗣さんが私の顔にハンカチを当ててくれた。
「あっ……」
「いいよ、理央の贈り物が嬉しかったんだな」
気づけば、私は涙を流してしまっていた。
「お母さん……」
「麗花は嬉しすぎて言葉が出なかったようだよ」
久嗣さんのその言葉に、理央が私のそばに駆け寄ってきてくれる。
「お母さん……」
「理央っ、ありがとう。本当に嬉しいわ。一生大切にするから」
そう言って理央を抱きしめたけれど、その時だけは凌也も理央を奪いにはこなかった。
「すごくあったかくて綺麗な色ね。この色は誰が選んだの?」
「もちろん、理央だよ。母さんのイメージなんだろう?」
凌也が理央に尋ねると、理央は嬉しそうに笑顔を浮かべながら、
「お母さんの名前、綺麗な花って書いて、麗花さんですよね。僕にとって、一番綺麗な花は桜なので……それしか思いつかなくて……」
と少し恥ずかしそうに答えてくれた。
「ふふっ。嬉しいわ。私の父も、そう言って私の名前をつけてくれたそうよ」
「えっ……本当ですか?」
「ええ。だから、私も桜が大好き」
「お母さん……」
父の名前の由来を聞いた時から、私は桜が好きになった。
そして、今、改めて桜が大好きになった。
今度の春は、理央を連れてお花見にでも行きたいわ。
満開の桜の下で、可愛い息子と手を繋いで歩きたい。
凌也が許してくれれば……だけど。
ああ、今年はクリスマス前から幸せをもらったわ。
* * *
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